多面的な洗浄液の安全性
先日、都内某所で打ち合わせをしていましたが、ケミカルメーカーの営業であってもそのケミカルの危険性を正しく認識できていないということに驚きました。令和の時代になってもよく落ちるからという理由でそんな危険なものを危険性を理解していない人達に使わせるものだなと思ってしまいました。
すべてに優先されるのは安全です。
その安全はケミカル自体の安全性も去ることながら、それを使って作業した時の安全性にしかりです。
だからこそナノプラスのケミカルはあえて安全性の高いものばかりです。
その上で環境負荷を考えたり、メンテナンス性を考えたりしますが、汚れを落とせるかどうかはケミカル云々以前に落とす知識や技術でカバーできる部分です。
特に不特定多数の人に使わせる場合には、取り扱いを間違えて事故なんてことがあってはいけませんから、大きな仕事になればなるほど、それを考える必要がありますが、作業する人が増えれば増えるほど、管理する側が想像していない事故は起こるのです。
わたしの常識ではありえませんが、ロードサイドの店舗の駐車場の側溝近くでワックスモップを洗ったり、道具を洗ったり、洗剤を流したりなんていうのを見たことがあります。
これを読んで恐ろしいと感じない人は認識が足りていません。
そのワックスモップから出たワックスや洗剤はどこに流れていくでしょうか。
その先が下水道に流れていくことをわかっているならまだしも、知らないけど流している人はすぐに改めた方が良いです。
管理会社さんによっては汚水の持ち帰りまで仕様に入れられている会社もあるかもしれません。
それでも途中で捨てて帰るなんていうとんでもない業者さんを見たことがあります。
いくらちゃんとした指示を出していてもそんな会社もあって、結局建物のオーナーさんや管理会社さんの責任になるのです。
また汚水を持ち帰る場合はペール缶に蓋をして持ち帰りますが、倒れない対策であったり、バキュームや洗浄機に入れたまま持ち帰る場合はバキュームモーターの口をテープなどで塞いでいるかなど気にするべきことがたくさんありますね。
今回の打ち合わせではセラミックタイルの洗浄の話でしたが、一般的なアルカリのきつい物や界面活性剤を洗浄で使えばいくらリンスをしたところで転倒事故の原因になってしまいます。
またその汚水を外で流したりすると非常に危険です。
しかし多機能還元水とアルカリ電解水ph13.1をそれぞれ100倍希釈にして洗った場合(状況によりnano+クリーナー500倍添加)には転倒事故が発生する原因そのものがありませし、排水も一般的なセラミックタイル洗剤に比べ危険度は低いです。
油汚れがあった場合にはその油汚れが流れるのは良くありませんから、何しても下水道への排水を推奨です。
そして界面活性剤を使わないことで汚れにくいというポイントがあり、メンテナンスの手間を減らしたり、転倒事故も減らすことが可能になるのです。
洗浄液の安全性と一口にいっても、色んな視点から見ておかないと、汚れが落ちるか落ちないかだけでは本末転倒なのです。
床を洗ったその時にはわからなくても、1ヶ月、2ヶ月と経過して初めてわかることもあるのですから。
2023年11月27日 05:55