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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
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最初から欲張らない

ナノプラスをはじめられる際によくある話です。


最初から剥離してUAコーティングを入れてと…
ホームページにも書いてありますが、最初は既存の現場で洗ってUAフィニッシュLを塗るところからスタートされることをオススメしています。


きっちりとした作業でUAコーティングを扱えれば良いのですが、今の業界技術水準では難しいかもしれません。
自分はできるんだと言われる方もいらっしゃいますが、要求されるレベルが違いすぎて大した結果になりません。
剥離をし、きちんと道具を洗った上で2回リンスをし、きちんと乾燥させてUAコーティングを塗って、きちんと硬化するまで時間をとっているとおそらく作業が終わりません。
インスタやホームページで書いてあることを最初からできて、3年以上光沢復元洗浄だけで管理なんてのは不可能です。
最初はまず正しい理論と技術を身につけるところ、そして1番は慣れることです。
何よりいかに洗ってUAフィニッシュLを1層塗って終わることを確実にスピーディーに行えるかの方が大事だからです。
洗って塗るという基本的なことが早くできればこれは全ての現場でコストダウンにつながります。
まずはそこで利益改善を行った方が一つの現場で頑張ってなんとかするより身に見える効果が高いからです。


伸びている会社ほど継続して学びを続けられています。
もちろんナノプラスの進化スピードが速いからというのもありますが、それだけ学ぶものだったり経験すべきものがたくさんあるのです。
それぞれの経験をしなければわからないこともたくさんあるのです。
現場で失敗することもあります。
しかしその失敗も次にできるようになるための良い経験です。
その失敗を振り返り、どう対策するかしない人にはまた同じ失敗が起こります。
まさに人生そのまんまですね。
なので失敗することは悪いことではありません。
失敗を反省して改善しないことが悪いのです。


まずは今より良くなるところからで、最初から100点を目指すのではなく、今より良くなって次回以降の洗浄作業が楽になって時間短縮できるところからです。


先日このコラムでは失敗した経験も書いて欲しいという声をいただきました。
たしかにたくさん失敗をしてきたからこそ今があるのですが、ワックス床の管理で言えば、どんな状況であっても剥離できない被膜を作ってはいけないということ。
強制的にワックス被膜を硬化(強化)して耐薬品性をあげてはいけないということでしょうか。
それは短期的に見るとその方が良いことも多いですが、3年、5年、10年と見ていった時に悲惨なことになっていきます。
次回はそういった遠い視点について書いていきたいと思います。
2023年12月18日 05:55