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現場の組み立て 寒い時期の1階の床 2/3

前回からの続きです。


作業した日は1月下旬の寒い日でした。
半分ずつ作業しますから、2層塗るとなると19時から始めても最後残った部分の2層目を塗る時間は23時をすぎています。
結果4回塗らなければいけんませんから。
ここでのポイントは1階ということです。
つまりは床温の影響をもろに受けるという意味です。
2階だとずいぶんと状況も変わります。
また1月に作業を行うと、そこから半年に1回ですから7月/1月のスケジュールになります。
7月は良いにしても毎年1月に塗布しなければならない場合は乾燥が悪く、何より寒い時期に作業したくありません。
道具の積み下ろしが寒いですし、雪が降ったりすれば作業日程の再調整なども出てしまいますから。


床温が低いと何がいけないかというと、エアコンの高い温度と低い床温によって床の表面が結露しますから乾燥しないのです。
乾かないからとエアコンの温度を上げれば上げるほど温度差が大きくなります。
また何より被膜の硬化時間が長くかかってしまいます。
実際に今回の作業では1層しか塗っていませんが、後半の半分に塗ったUAコーティングは22時を過ぎていましたし、入り口側ということもあって床温が急激に下がっていて硬化に時間がかかりました。
薄く塗っても乾燥と硬化で1時間かかっています。
この硬化をちゃんとできていないと耐久性も出ませんし、焦って上に被せると密着しなくなってしまいます。


なので今回の作業はお客さんに対して請求せず無償作業とし、費用が発生するのは4月からとしました。
4月/10月が1番楽というのもあります。
初回作業は日常で使用する資材の説明を土砂取りマットの設置、洗ってUAコーティングを薄く1層入れるだけにしました。
そして4月からのスタートで作業に入った時にUAコーティングを1層しっかり塗ります。
4月なら暖かいのでしっかりと塗れ、しっかり硬化させることができて耐久性の高い被膜が作れます。
(雨の場合は延期します)


無償貸し出しの資材や無償作業で赤字のように見えますが、その時点では確かに赤字でも長期で見れば非常に高い利益率を出すことができるので、初期投資はすぐに回収できてしまいます。


また次回に続きます。
2024年02月26日 00:00