組織品質が企業の力①
品質は利益率にも繋がります。高い品質を出せるということはそれだけ耐久性の高いワックス管理ができるということであり、単価によっては抜くところは抜いて仕様や単価に合わせることができるからです。
ただワックスを光らせたいのであればワックスをたくさん塗ったりバフをかければ素人でもできますがそんなものは品質とは言いません。
すぐに光沢が落ちてしまうのならそれだけそれを復旧する手間がかかりますからコストはかかってしまうわけです。
長期的に安定した被膜を作ることができるからこそ高い利益率につながるのであり、それを高い品質を定義しています。
我々の現場の仕事は人に依存していると言っても過言ではありません。
しかし人に依存するからこそ不安定な訳で利益率も不安定とも言えます。
Aさんが管理する現場とBさんが管理する現場、同じチェーンの同じ面積の店舗だったとしたら同じ利益率にならなければいけませんが実際そうではないのがこの業界です。
例えば製造業で物を作るたびに利益率が異なっていたら大問題です。
自動車メーカーが車を作るたびに違う車ができていたら大問題です。
製造業であってもすべて機械ではなく人の手で作られていて一部のスポーツモデルのエンジンは機械ではなく職人さんが手で組んでいます。
そう考えると我々の業界は人による依存割合が大きいからなんていう言い訳は通用しません。
やるかやらないかの違いだけです。
次回に続きます。
2024年05月23日 00:00