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人件費9割の世界だからこそ④

前回からの続きです。



マシン業界はいつからか1時間あたりの面積を競うようになりました。
しかし前述した通り大切なのは仕上がった品質が担保されてこそです。
洗浄機の清水/汚水タンクは洗浄機1時間分の容量で設計され、稼働時間を2時間で設計されるのが一般的です。
つまりは1時間に1回給排水がベースになります。
しかし中には水の量を絞って2時間持たせようなんて人がいたりして、そんな現場は汚れに対する水の量が足りませんから汚れが溜まっていきます。
当社はテナントカンパニーの代理店を昔からしていて、過去にはFaSTやEch2Oなどの泡や電解水を洗浄機が作り出し使って少量の水で洗う仕組みがありました。
実際に某大手食品スーパーで電解水(水量は少量で一定しか出せません)を使ってメンテナンスしたら1週間で惣菜売り場の油汚れがビルドアップしていくのが目に見えてわかり、うちのナノバブルアダプターでナノバブル水を使って最大水量で洗ったところすぐに油汚れは取ることができました。
最大水量にするともちろん1時間持ちませんが、毎日洗っていれば半分でも十分でちょうど1時間でなくなるくらいです。


近年の自立制御型ロボット洗浄機の話に戻ります。
この手の機械は一度スタートしたら終わるまで放置が通常です。
1時間分しかない水を2時間で使うのですから汚れが落ちるはずがないのです。
ましてセラミックタイルのような立体性が高い床材は特に。
だから洗浄ムラができてしまうのです。
機械化をすることが悪いわけではありません。
品質を担保できないのに機械化しても本末転倒ということです。
ゴールはそこではなくそこはまだスタート地点です。
その機械化に何かアイデアを加えることで現場を成立させるということがかけていますね。
例えば水はしっかり出して1時間に1回給排水するように変えてしまうだけでもかなり変わると思います。
プログラミングの時点で場所によってスピードを変えたり、ダブルスクラブにしたり、曜日によってエリアを変更したり、まだまだ改善できることはいくらでもあると思います。
ゴールが人件費削減・人手不足解消っておかしいと思いませんか?


メーカーも使う側ももうすこし考える時期に来ていると思います。

 
2024年06月24日 00:00