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【注意喚起】アルカリ電解水使用の注意点①

近年では各社や比較的大きめな現場にはアルカリ電解水精製機がおかれることが増えてきました。
界面活性剤を使った管理から脱却するという点では良いかもしれません。
今回はアルカリ電解水でご注意いただきたい話ですが、アルカリ電解水自体がダメという意味ではありません。
あまり量を使わないのでダイソーでたまにアルカリ電解水を買うこともありますが、使い方によっては多機能還元水の弱いところを補ってくれる良いものだと思っています。


アルカリ電解水精製機導入された方の話を伺うとコストダウンになるからという話もよく聞きます。
はたして本当にそうでしょうか?
今はすこし変わっているかもしれませんが、18L100円程度で作れるという触れ込みからスタートしました。
しかし機械のリース代、半透膜の更新費用などを考慮するとさほど安いとは思えません。


アルカリ電解水と多機能還元水を混同されている方も多いので簡単に違いをまとめると、

◯アルカリ電解水:強アルカリで油汚れがよく落ちるが、水垢・尿石は落ちない。
還元力は強いが持続性がない。
希釈液を素手で触れない。

◯多機能還元水:弱アルカリで還元力の持続性が高く、汚れの種類を問わない。
希釈液を手で触れられる安全性。

といった違いがあります。
そして両方ともアルカリ性還元水ですから油汚れを落とすのに併用すると非常に効果的です。
またセラミックタイルの洗浄でもこの組み合わせは洗浄機1パスでかなりの洗浄力を出すことができ、日常清掃でも使い方によっては定期清掃レベルの洗浄を簡単にすることができるのです。


日常清掃の現場で多く導入されていますが、日常清掃の洗剤コストの多くはトイレ用洗剤です。
ガラス用や洗浄機用の洗剤は希釈が薄いので大したコストではありません。
アルカリ電解水だと水垢や尿石に対する効果は望めません。
多機能還元水の場合税込で22,000円/送料込みで、洗浄機では2000倍希釈、それ以外は500倍希釈で、油汚れから水垢、尿石にも対応できます。
1ヶ月で多機能還元水4Lを使い切る現場というのもなかなかありません。
機械のリース代と比較しても安いですね。
とはいえ、各社それぞれ考えもあるのでしょうからそのあたりはどうぞご自由にというレベルの話で、本当に問題になるのは次の2つです。


次回へ続きます。
2024年07月04日 00:00