ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

  • 名称未設定.001

基準現場

皆様は基準現場というものを決めていらっしゃいますでしょうか?
何かをテストするにしても基準になる現場を決めておくことからはじまります。
それは製品のテストだったり技術のテストだったり、機械のテストだったり、様々なものです。


当社でも基準となる現場はスーパーを1軒決めていて、どれだけ忙しくて現場に行けなくても基準現場だけは毎月いきます。
基準になるものがあるから色々試せて変化を確認できるのです。
基準現場に向いているのは
・それなりに痛みが激しい現場
・毎月作業に入る現場
・会社から気軽に見に行ける現場
などが当てはまるところが良いですね。


何かを試して普通は次回作業まで見ないことも多いですが、大切なのは1週間後、2週間後、1ヶ月とものによっては3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年と継続的な定点観測です。
最近では技術の進歩によって10年以上のスパンで見ることも多くあります。
作業したときに変化があるなんてこともほとんどありませんし、初期光沢が良いなんてのは何の価値もないからです。
ホームページにも書いてありますが、最初は上記の条件に当てはまるところからスタートするのがおすすめです。
ですがたまに「新規の現場で導入しようと思います!」というお便りをいただくことがあります。
新規の現場ですから、どんなことが起こるのかもわかりませんし、使ったものがないものを新規の現場で使うのはリスクが上がるだけです。(ナノプラスの場合はそれでもどうにでもなってしまいますが…)
まずは毎月作業に入る現場の一番痛みがひどい通路1本で試すのが良いと思います。


基準現場を意識してずっとやっているとだいたいどのくらいの期間でどこがどうなっているか、よほどの突発したことや環境の変化がない限りいつくらいにどうなっているというのがわかってきます。
また何年もやっていればこの時期はなぜか部分的に湿気が溜まってしまうところがあったり、いつワックスを塗っていつから塗らない方がよい季節なのかもわかるようになります。
うちの基準現場のスーパーはもう15年くらい管理していて、店舗前の歩道はわたしが毎月水で土砂を流し続けていますが、その土砂の量や色なんかも違い、それによって店内のワックスの痛みも明らかに変化がありますから、入り口周りの土砂の量や質にも情報量があると言えます。
そんな土砂のわずかな違いも毎月やっているからわかることもあるのです。


次回は基準現場でテストをしたからこそわかってきたコーティング剤の話です。
2024年07月18日 00:00