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コーティングを現場で研究してきた結果

前回は基準現場の話をしました。
今回は基準現場で検証したからこそわかるコーティングの話です。
一通りやったことがあるからわかるのです。


一般的に剥離のできないコーティング剤の類で例えると、傷が入って光沢が落ちたりというのは1年以上のスパンで見なければ分かりません。
1、2ヶ月見て全部これに変えよう!なんてやってしまったら3年後には酷い目に遭っているというのはこれまでのコーティングの歴史が語っています。
昨今では2液、3液タイプの保護剤なるものもあるようですが、呼び方が変わっただけで剥離できるか剥離できないかで分別されます。
ちなみにUAコーティングですが、剥離剤で剥離可能なラインで作ってあります。
UAコーティングは新品のSPPパッドで2度洗いすれば洗浄でもかなり減膜が可能です。(先日UAコーティングを3年前に2層塗った美容院を洗浄で剥離しました。)


わたし個人の考えでは剥離のできないものは床に塗ってはいけないという考え方です。
ブラシで削ってなんて話もありますが確かに減膜できますが完全には無理ですし、1㎡にかかる時間が長すぎて採算ベースに乗りません。
プロパンのトラッカーで重量をかけてやることも考えるとなかなか大変な作業です。
また床に凹凸がある以上当たりの悪い凹んだ部分の完全な剥離は不可能です。
土足禁止で物をひこずらないところでなら良いかもしれませんが、そんな現場ならワックスでも簡単に維持管理ができてしまいますから必要性も感じないといったところです。


そういった剥離できないコーティング剤・保護剤が台頭するのは業界の平均的な技術力のなさです。
そんなものはなくてもUAフィニッシュLのようにワックスでそれに近い管理は安くできるのに学ばない人が多い業界で技術が進歩しないからそういったところに安易に手を出してあとで痛い目に遭っているというのが20年以上前から続いていることです。
わたしも昔そういったコーティングは一通りやりました。
ガラスコーティング、UV照射タイプ、水性ウレタン、2液タイプ、3液タイプと…
結果5年以上の長期で見れば無理なのです。
それは基準現場で色々やったからこそわかるのです。
そしてそれだけやったから今度はその失敗したそれらを剥離するという研究も進みます。


昔コーティングを研究し尽くしてたどり着いた結論は、
ベースコート:コーティング  トップコート:ワックス
とあるGMSでこれをやりましたが品質も高く日常清掃も楽になって非常に良かったのです。
とはいえ普通のコーティングの上にワックスは完全密着しません。
その完成系が現在のUAコーティング+UAフィニッシュLになっています。
UAコーティングだけだと被膜が汚れた時に除去が面倒なので上にUAフィニッシュLが常にある状態を維持しておきます。


そうすることで次の洗浄作業が楽になります。
次回はUAフィニッシュLと洗浄時間の短縮の話です。
2024年07月22日 00:00