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ケミカルコストを削減しても…

以前のコラムで、人件費が9割なのだから残り1割のケミカルコストを削減しても意味がないという記事を書きました。
数年前はそれでもその1割を削減するだけでもないよりはマシというレベルだったのです。
しかし時代は大きく変わり、もはや小手先のことでどうにかなる時代は終わりました。
また物価高騰で人手不足は加速し、現場に人手をかけることも難しい状況です。
機械化で効率化を!なんて話はもう10年前にやりきっています。
これからは根本から変えないとどうにもならないところに来ていることを皆さん感じられているでしょうか?


そのためには、洗ってワックスを塗らなければいけないのであれば、いかに洗って早くワックスを塗って乾かすか、剥離費用を利益に変えるために剥離が発生しないメンテナンスというのも当然必要です。
しかしそんなレベルではなく、ワックスを塗らなくても綺麗が維持できてしまう管理へのシフトが業界として必要になっていて、この数年それを求めて業界はコーティングという手段を取り見事に失敗しました。
剥離ができないのですから当然のことでやる前から失敗することは確定していて、それは20年以上前からわかっているのです。
どんなもので削ろうが剥離は現実的に不可能で、できたとしても費用が合わないという問題が出てきます。


つまりはメンテナンスにおいてさらに大きな変革が求められていると言えるのです。
この話は大きな視点で見た話ですから、今ご自身の前の現場がそうであるかどうかは違うかもしれません。
当然地域性は規模、環境によっても異なります。
しかし大きな流れとしてそうなっているということは遅かれ早かれみんなそうなるということです。
それに対して対策していない会社はどんどん流れに耐えうる力もなく思わぬ方向へ流されていくでしょうし、この流れに上手く乗れる会社は大きな成長をすることでしょう。


いつも書きますが、物事を見る時は大きな視点で見てから次の目の前の一歩を決めないと、目の前だけを見て決めていると100km先の迂回できない崖だったということはよくある話です。
目の前のお金に目が眩んでケミカルコストを削減するという選択もまさにそうです。


finish+はまさにそれをどうにかしようという製品です。
UAコーティングを使いこなしている人は3倍の値段でもUAコーティングを買うと言われます。
小さなケミカルコストより継続的にかかる高い人件費がそれだけ削減できているから出てくる言葉ですね。
finish+にしてもUAコーティングにしてもUAフィニッシュLにしても高いと思うのはそれを活かせていないからということです。
UAコーティングは施工する技術や管理する技術に高いレベルが求められる製品です。
finish+はUAコーティングに比べると汎用性が高く扱いやすいので、割と簡単にこれまでのUAコーティングのような管理もできると思いますし、UAコーティングに比べればお値段もすこし使いやすい価格設定にしています。


最初からfinish+4本以上購入される方もいらっしゃり、それはそれで信用いただいて嬉しいことなのですが、まずは4L1本を塗って経過観察してみてくださいね。
次回の定期清掃の時の状態や表面を洗って汚れを除去した時の違いを見ることで違いがわかり、どう運用するのが良いのかUAフィニッシュLでは見えなかったものが見えてくると思います。

 
2024年07月29日 12:00