ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

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何のために学ぶのか1

哲学的なタイトルですが、現実的にはどうなのでしょうか?
根底にあるのは「自分の身を守るため」と言えるかもしれません。


我々の業界で例えると、ケミカルに関する知識がないから健康を守れず、危険な物を使い健康を害するということがひとつ挙げられます。
この業界のあるあるで、「手が荒れているのがすごいだろう」マウントがあります。
あのきつい剥離剤でもこの手は大丈夫なんだ!というのは聞かされたことがありますが、大丈夫ではないから手が荒れているんです。
そしてそれは手から体に吸収されていますし、揮発した剥離剤の溶剤を吸い込んで呼吸器系はダメージをすこしずつ受けています。
この業界で30年くらい現場を仕事をしている人はその影響と思われる喘息の人が多いですね。
剥離剤を作る側のメーカーの人間はそれを知っているので絶対に素手で剥離剤を触りません。


これは剥離剤だけでなく普通の洗剤も同じです。
この業界では安全データシートSDSを読む方は非常に少ないです。
どんなものか知らずに扱っているのは自分自身に対してもそうですが、お客さんに対しても無責任と言えます。
洗浄液を回収してリンスしても完全にゼロにできませんからそれは残留し、微量ながらその影響を受けます。
学ばないから危険であることすら知らず、知らないうちに健康被害を受けてしまうのです。
そう考えること、学ぶことがいかに大切なことかわかります。


長く仕事をしようとすると、どんな職業であれまずは健康な体があってこそです。
だからこそ安全なものだけでメンテナンスを組み立てていく必要があるのです。
finish+と多機能還元水は、素手で触っても安全な洗浄液でメンテナンスできるフロアコーティングという組み合わせでそれを実現しました。
何度言っても学ばない人もいますから、以前のコラムで書いたようにヒューマンエラーを防止するなら仕組みを変えてしまえということで、安全なものだけに限定してしまおうということです。
実際に会社で現場を管理する立場であっても、それだけしか選択肢がなければ品質のブレはかなり防ぐことが可能になります。


次回は品質のブレを具体的に防ぐ仕様の話からはじめます。
2024年08月01日 00:00