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何のために学ぶのか9

前回、利益率の高さは可処分時間を創造することに繋がると書きました。
そしてその利益率は学ぶことによって変わるということを8月は解説してきました。


ちょっとしたことでも良いのです。
何か行動を起こせばわずかながら明日は今日より変わります。
もしかしたら失敗することもあるでしょう。
失敗することは悪いことではありません。
その失敗から何を学ぶかが大切ですし、その失敗をお客さんに失敗と見せないよううまく処理するのがプロの仕事です。
料理関係の仕事をしている人にも同じことを言われたことがあります。
プロでは毎日料理をしていればミスはするけどそれをお客さんには絶対にわからないようにうまくリカバリーするのだそうです。


営業での失敗で例えるとクレームへの対処です。
人間ですから怒られるのは誰でも嫌です。
しかし本当に怒るのであれば無視して終わります。
わざわざ忙しいのに電話してきてくれるのですから期待の現れかもしれません。
(稀にいるどうでも良いようなクレーマーは別です)
つまりそれはチャンスです。
某企業でもそのように教育するらしいです。


クレームをいただいた時点では確かに信用が一時的に下がっているかもしれません。
しかし謝罪して誠心誠意適切に対応すればむしろこれまでより信用が上がります。
だからチャンスなのです。
現代では仕事はお金で成り立っているように誤解される方も多いですが、本質的には人と人との信用で成り立っています。


次回へ続きます。
2024年08月29日 00:00