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予備洗浄の重要性②

前回からの引き続きの予備洗浄の話です。


減膜する場合に一番効率的なのは
①新品のSPPパッドを洗浄機につけて1パス
②洗浄液をまいてポリッシャーもしくは洗浄機に使い古しのSPPパッドをつけて洗浄
③洗浄機で回収する時に黄パッド(もしくは3Mパープルダイヤモンド※finish+や量子フロアメンテナンスでnano+クリーナーなどの界面活性剤がない場合に限ります)をつけて回しながら回収
というようにパッドを変えることです。
単純に減膜するのであればすべて新品のSPPパッドをつけるところですが、それではワックス表面が荒れて表面積が増えてしまい、ワックスをたくさん塗ることになり、結果的にトータルではワックスが減っていないということになります。
①で物理的に表面の汚れたワックスを除去すると同時に表面が傷の入った状態になります。
②でポリッシャーや洗浄機と使って洗う時に傷が入った状態だと、それを慣らすように洗えて減膜量が増えます。
(HPのトップページにも記載している通りです)


取れないワックスや汚れを頑張って洗うより、一度予備洗浄をかけてしまった方が良いような汚れのひどい現場もあります。
例えば東京都内の山手線の内側エリアには土砂そのものが少量ですが、畑が近隣にある地方の店舗ではワックスに土砂が押し込まれるなんてことは日常茶飯事です。
またこれまでワックスは塗らず光沢復元洗浄でなんとかしたいと落ちない汚れに対して頑張ることもありましたが、finish+や量子フロアメンテナンスによって界面活性剤がゼロになったおかげで洗浄液の滑りがなく、3M パープルダイヤモンドで洗浄できたり、finish+によってワックス塗るにしてもすぐに乾燥するのでもはやバフをかけるより作業が早く終わるようになりました。 
(nano+クリーナーなどの界面活性剤が入る場合にはパープルダイヤモンドを使うと失敗します。)


また油汚れの多い現場では予備洗浄は必ず必要です。
油汚れがある場所とそうでない場所を同じように洗えば油汚れのある場所は汚れの量が多いですからワックスの減膜量が少なくなり、光沢復元洗浄をしても減膜量が少ない分復元幅は小さくなります。
まずは表面の汚れを除去する予備洗浄を行うか、汚れの多い部分は2度洗いするかということが必要です。
finish+はUAフィニッシュLに比べてアルカリに強くなりました。
汚れにも強くなっていますから多機能還元水だけでも簡単に汚れは取れますが、それでも落ちない場合はアルカリ電解水を併用して洗え、アルカリ電解水のfinish+へのダメージも少なく使えます。


ひと手間かかるから面倒だと思う人も多いでしょう。
しかしそのひと手間を一度やって比較してみるとその違いもよくわかるというものです。
2024年09月19日 00:00