ナノバブル水の効果2
前回から続きのナノバブル水の話です。ナノプラスでは剥離剤の使用を推奨はしませんが、
ナノバブル水+多機能還元水100倍+剥離剤の組み合わせは、剥離剤がべたつきにくくて作業性がよく、剥離する力も強力になります。
剥離剤を塗布する前に、ダスターをかけてワックスの量に応じて洗浄機にハイプロパッドや新品のSPPパッドをつけ、多機能還元水の250倍をタンクに入れて予備洗浄を行っておくとより効率よく剥離ができます。
剥離剤を撒いて頑張るより予備洗浄を頑張ってワックスの量を減らしておくことでより剥離作業を楽に早く行うことが可能になります。
水流でナノバブルを作る場合は、エアで吹き込むタイプと違って、量子的視点ではエネルギー値が上がるという効果があります。
また洗浄作業中には出ないおまけとして、安定した溶存酸素量が多いことから排水が環境にやさしく、浄化槽やグリストラップの悪臭低減にもなります。
排水設備には酸素量が多いところに存在する好気性バクテリアと酸素量が少ないところに存在する嫌気性バクテリアが存在します。
ナノバブル水は溶存酸素量が多いので好気性バクテリアが活発に働くことで嫌なにおいを出さずに汚泥の分解スピードが上がります。
一般的にはエアを吹き込むブロアが設置されている浄化槽やグリストラップもありますが、水に空気は非常に溶けにくく、安定もしないので効率が悪いです。
多機能還元水とfinish+の洗浄汚水は亜鉛も含まず環境負荷が低く、汚水タンクにクエン酸水を入れておけばポリマーなどは回収できますから、より環境負荷の低い汚水を浄化槽に排水できるようになります。
環境性能を求めるのは当たり前であり、実務面で必要な性能以前に最低限必要なものだと思っています。
しかし現場でのメンテナンス性や耐久性など、実務面で必要なことを無視するとなかなか使いにくいのも実情です。
現在はfinish+をお試しいただくのが始まった段階ですが、その耐久性や汚れにくさ、メンテナンス性については実務面においてこれまでのUAフィニッシュLやUAコーティングのはるかに上の性能になっている上に環境性能を実現しています。
速乾で剥離性が良いのにUAコーティング並みの耐久性が出せてしまいますから、早い段階でUAフィニッシュLやUAコーティングからfinish+への切り替えを行っていただき、より環境にやさしく、より楽なメンテナンスにシフトしていただければと存じます。
ナノバブル水はそのメンテナンスに必要なひとつとも言えるのです。
2024年11月07日 00:00