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ワックスの適正な乾燥時間のコントロール②

前回の続きです。


ワックスの塗布量は洗浄後のワックスの表面の状態で決まります。
HPにもありますが、ワックスやコーティングは洗浄後の下地の表面積によって最低塗布量が決まり、それ以下だとかすれてしまいます。
傷や表面の凹凸に沿って増膜していきますから、洗浄で表面の傷を無くし平滑にするような光沢復元洗浄を行うことで薄くてもかすれないワックス塗布が可能になります。


薄く塗れるようになっても薄くしか塗れない技術しかなければ意味がありません。
薄くても厚くても決めた塗布量でかつ全体を同じ量で塗ることができる訓練をしなければなかなかできません。
ある程度のレベルまではさほど気にしなくても良いですが、その両方ができなければ環境や条件に応じて塗布量を変化させ高いレベルの被膜を作ることはできません。
それができて中級レベルです。


一般的なワックス塗布量というのはワックス自体の粘度によって決まります。
粘度があるワックスだと1㎡あたりの塗布量が多くなり、粘度が低いワックスだと1㎡あたりの塗布量は少なくなります。
メーカーの意図的な設計がなければ概ね不揮発性分によって基準塗布量は変わります。
18Lあたりの塗布量の基準を不揮発性分ごとに分類すると、
不揮発性分   塗布量
20%    → 1800㎡→10cc/㎡
25%    →   1200㎡→15cc/㎡
30%以上  →     900㎡→20cc/㎡
というのがだいたいどのメーカーのワックス缶にも記載されていますね。
これは普通のビルメンさんが何も考えず普通に塗ったらこんな風になるという目安のような数値です。


次回へ続きます。
2024年12月19日 00:00