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個別効率と全体効率4

前回からの続きです。


これは我々の業界に置き換えると、目の前の売上が欲しいからとなんでもやる会社になりがちです。
わたしも以前はそうでした。
起業してすぐなんて仕事がさほどありませんからとにかくやれることからやるんです。
大きな工事物件から草刈りやショッピングセンターの新築時の養生などいろいろやってきました。
それはそれでノウハウもつきますし、大きな売上のチャンスにもなりますから悪いことではありませんが、非常に効率が悪いのです。
一つの業務の習熟度が上がりにくいですし、倉庫にはいったい何屋さんかわからない様々なものが置かれていて倉庫は狭くなっていき、広い倉庫へお引越し。
車もバンとトラックと稼働率の低い車が増えて、どんどん固定費が増えていくなんてことになりがちです。


本当に強いのは専門の会社です。
近くに市場がないのであれば実施業務を広げる必要がありますが、それはよほどの限定された地方で、その市場でビジネス展開をすること自体がなかなか大変なことだと思います。
そもそも自社ですべてまかなう必要もなく、外注すれば良いだけの話で、お互いの強みを活かした方が結果的に残る利益も増えていきます。
一つの業務に絞れれば資機材も絞れ、車や倉庫なども拡張の必要がなくなります。
わたしもガラス清掃やハウスクリーニングができない訳ではありませんが、基本的にやりません。
既存物件の追加の発注以外では
・定期の仕事しかしない
・一定金額未満の仕事は基本的にしない
というルールにしていて、直接やってくれる人を紹介して恩を売った方が良いと思ってしまいます。


一円でも利益になればと思うこともありますが、
現調→見積→取引先口座登録→作業→請求書作成→入金確認
と考えた際に、継続的に大きな金額の注文がなければ見えない経費がかかりすぎて赤字になってしまいます。
それを短縮するのにショッピングサイトや電子決済というのは非常に良い対策だと思います。
当社でも製品のご注文のほとんどはショッピングサイトのBASEで受けているので、多少の手数料をサイトや決済手数料として引かれてもその方が効率的という結論にいたりました。
BASEでの受注は当社から見るととてつもない全体最適です。
個別にみればシステム利用料は決済手数料を取られまったく効率化されていませんが、請求書発行や入金確認、会計ソフトへの計上などの業務がなくなり、未入金のリスクもなくなりますから全体で見ると大きな効率化です。
同業のメーカーさんからは今の時代に合わせて進んでいるねと驚かれますが、少ない人数で回せばそれだけ利益は出やすくなりますし、製品の価格も抑えられます。


次回へ続きます。
2025年01月16日 00:00