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全体効率を求めたfinish+でコストを下げる

長期的に美観を維持しようとするとコーティングとか水性ウレタンなどの選択肢もありますが、そもそもワックスを剥離ゼロで管理できる技術がない人がそんなものを使ったら、剥離が基本的にはできないものを塗るのですから失敗しか見えていません。
ケミカルで剥離できるものもありますが、ケミカルコストもとてつもなく高いですし、作業もかなり大変です。
つまりは個別効率にはなっていても全体効率になっていないのです。
今回は広い視点から誰でも簡単にできるfinish+と多機能還元水とダイヤモンドパープルパッドを例として挙げ説明をしていきます。


finish+は普通のワックスから比べると安くはありません。
そもそも普通のワックスとは構造が違いますから性能も比較になりません。
UAフィニッシュLより伸びが良いので㎡あたりの単価で比べると若干高いといったところです。
しかし耐久性が高く多機能還元水だけでメンテナンスができ、多機能還元水の希釈も薄くて済みますし、光沢復元洗浄で終われる回数が増えます。
そして乾燥が早いので、その分人件費が抑えられます。
ケミカルコストを削減するより人件費の削減の方が大きいというのは従前から解説してきたとおりです。
安い現場だからfinish+なんて使えないという声もいただきますが、まったくの逆で、finish+を使わないから単価の安い現場でしんどいわけで、finish+が高いという感覚はナノプラスでこれまでやってきたことを正しく理解できていないということです。
最初から原価構成比率の90%ある人件費をどうやって削減していくかというのはテーマのひとつでしたからね。


ダイヤモンドパープルパッドですが、17インチ1枚が15000円前後するパッドでパッドとしては安くはありません。
これまでは量子フロアメンテナンスだけで使ってきましたが、finish+の登場により誰でも界面活性剤ゼロで洗えるようになり、洗浄の際のすべりがなくなったことで使えるようになりました。
界面活性剤がある状況で使うと洗い残しが出て、ワックスの密着率が落ちるのでこれまでは摩擦抵抗値の高いSPPパッドでした。
これまで光沢復元洗浄は黄パッドや白パッドでしたが、それらのパッドと比べると洗浄力が高くfinish+の汚れにくさと相まって洗浄スピードが上がります。
パッドを買う時は15000円くらいかかりますが、それをどのくらいの面積使うでしょうか?
㎡単価に落とすとさほど高くはなく、洗浄スピードの向上と光沢復元幅の向上によるワックス塗布を減らす結果は大きな人件費削減に繋がります。


そしてパープルで洗った場合は光沢復元洗浄した後からfinish+と塗布するかそのまま終わるかを決めることができます。
なので洗う場所によってパッドをわざわざ変えて洗う必要もありません。
(SPPパッドを使う場合は減膜量を増やす時だけです)
うちの現場ではポリッシャーと洗浄機のパッドドライバーが2セットずつあり、パッドをつけかえるのではなく、パッドドライバーごと交換します。
その方が早いですからね。
しかしパッドを変えなくてよいのならその方が早いに決まっています。
つまりはパッド側をパープルに固定して、多機能還元水の希釈とfinish+の塗布量でコントロールしていくのです。
どうしても減膜量を増やしたい場合は、SPPパッドを洗浄機につけて予備洗浄しておくのが一番簡単です。
表面を飛ばして表面積を増やしながらも洗浄作業で表面を整えられるので、減膜量は増やしながらfinish+を塗る時には軽く塗れるようになります。
下手にSPPパッドで洗浄してしまうとパープルに比べて表面が荒れますからfinish+の塗布量も増えがちで、光沢も上がりにくくなります。


finish+は湿度が高かったり、低温でも普通のワックスに比べて乾燥しやすいですから、これからの時期でも薄塗りなら十分に施工できます。
また耐アルカリ性が高いですから、凍結防止剤の撒かれる地域でもこれまでより被害を抑えられます。
被害があっても多機能還元水で簡単に剥がせますからさほどストレスもないかと思います。
そう考えると雪の多い地域でも大きな改善になりそうです。
ぜひお試しください。
2025年01月27日 00:00