型にはまること 2
前回から型にはまるという話をしています。ナノプラスというのは洗剤やワックスという資材ではなく、まさに型そのものなのであり、その型の情報を蓄積し後世にも残していくための事業として行っています。
0からスタートするのとお手本になる型があるのとでは成長スピードは大きく異なります。
また読み手の能力によってこのHPから受け取る情報はまったく変わりますから一度見て終わりではありません。
細かい部分は更新していることもありますから、このHPを使ってスタッフさんの教育をされている方もいらっしゃいます。
理解度の向上=利益率の向上=給与の向上です。
現場の作業という視点においては作業の図解や動画を準備していますが、作業の図解を完全に理解できている方も少ないもので、ちゃんと理解できていれば出ない質問がDMで来たりすることはよくあることです。
最初からそれをすべて理解するのは不可能です。
しかしいわゆる踊ってみた動画のように書かれていることを完全にコピーすることはできると思います。
コピーして型を習得することが成長への近道なのです。
そこにはあえて書いていないことなんかもあったりして、書かれていない問題を起こらないようにするためにそうしているなんてこともあります。
すこし話は変わりますが、ワックスを大量に減膜したいのであればphをアルカリ性にどんどん傾けてしまえばワックスは大量に減膜できます。
(コーラやビールが酸性であるように、phのアルカリや酸の数値がすべてではありません)
しかしワックスがたくさん剥がせるようなアルカリ性レベルの被膜溶解型洗剤には逆にデメリットもたくさんあります。
だからこそあえてそういったものをナノプラスには組み込んでいないという面もあるのです。
被膜を溶解するという面には優れていても、その他のメンテナンス性には優れていないという視点が持てるかどうか…
そんな前提知識がありませんからその視点にはならないはずで、ワックスが溶解するということのみ考えるはずです。
最初にも述べたとおり、それを使ってどう運用するのかというのが大切なのです。
実際にナノプラスを使ってみてはじめてわかる感覚というのも前提知識がなければ分かりません。
しかしこれまでナノプラスを使われた方の一番多い意見は
「よくわからないけど現場が楽になった」
という意見なのです。
そこから紐解いていくと、さまざまな部分でここが改善されているんだなと氣がつかれるようです。
だからこそまず6ヶ月程度作業の図解どおりに現場で作業をしてみて、型にはまることが大切なのです。
ちゃんと型にはまって作業をしていればうまくいかない場合もご連絡いただければ何が悪いのかは現場を見なくてもわかります。
使われている物がバラバラ、使い方もバラバラではアドバイスでもできず、まずは正しいやり方を行ってくださいとしか言えません。
他のメーカーではされていませんが、現場の問題をリアルタイムで問い合わせしすぐに問題解決ができるなんてサービスはありませんからとても価値のあるものだと思います。
2025年02月27日 00:00