バッテリーの点検

バッテリーのうち1個だけお亡くなりになるなんてことはよくある話で、バッテリーが持たないからと行ってすべて交換する必要はなかったりします。
今日はバッテリーの正しい点検方法の話です。
電気系の異常の際にまずはバッテリーが正常な状態かどうかを確認します。
バキュームのボールタップを外して(吸い口を塞がないため)バキュームをオンにしてテスター電圧をひとつずつ測ります。
何も動いていない時、つまりは負荷がかかっていない時には本来の電圧は見れません。
このバッテリーは6V(17インチのT2は12V)です。
正常に充電が終わっている場合は6V以上になっていますが、悪くなったバッテリーは充電後でも低い電圧しか出ず、今回は1.7V程度にまでなっていました。
また端子の緩みも火災発生の原因になりますので定期的に確認をしておきます。
今回はもう1つ別のバッテリーが電圧は良いのですが、膨張してしまっているバッテリーもありましたので合わせてそちらの交換も行いました。
これはバッテリーを入れ替えてみて初めて分かったことで、普通に使っている分にはわからないことです。
端子の緩みも含め、目視点検の大切さを感じます。
こちらの黄色の触媒付きGELバッテリーですが、日常清掃の洗浄機で導入いただいている365日稼働する搭乗式のマシンでも5年弱バッテリー無交換の現場もあり、純正よりお安いのでお得なバッテリーです。
稼働時間も純正より長いので、定期清掃でも積み替えなしで1日使えてしまいます。
当社は昔からテナントカンパニーの代理店をしていますが、当社だけがバッテリーなしの出荷で専用のバッテリーに載せ替えることができる権利を持っています。(ただし社外バッテリーのため、マシンの1年保証は無くなります。)
純正のバッテリーはよく持って2年ですし、お値段も高いですから、バッテリーの載せ替えコストや予備バッテリーが不要であることを考えると大幅にコストを下げることが可能です。
BASEのショッピングサイトからも購入が可能です。
また年間で計画を立て複数台入れ替えを行われる場合にはお値段にも融通が効きますから事前にご相談くださいね。
2025年04月28日 00:00