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洗浄液の量の大切さ 1

いわゆるCHAT理論は
C→ケミカル(希釈)
H→温度
A→アジテーション
T→時間
とされていますが、それでは不十分なので洗浄の方程式で解説をしています。


その中でも一番重要なのはCHAT理論に出てこない洗浄液の量で、今回はそれを掘り下げて行きます。
今回は洗浄液の量の話ですが、まず洗濯機で使う話から入ります。


多機能還元水は洗濯にも使えます。
うちの日常の現場でも洗濯洗剤を多機能還元水に集約することで、洗濯洗剤を配布する手間を減らしました。
また界面活性剤を含みませんから、洗濯機や排水設備も汚れませんし、モップやタオルも良い状態を維持できます。
せっかくfinish+と多機能還元水の管理にして現場から界面活性剤をゼロにしたのに、洗濯機で使ってモップやタオルに界面活性剤を残留させてばら撒いていては意味がありません。


洗濯機では40Lに多機能還元水10プッシュです。(4000倍)
水を貯める前に多機能還元水をプッシュしてあるのがポイントです。
洗濯機に入れる前にきちんと予洗いしていくのは必要です。


なぜ洗濯機の話からはじめたかというと、床を洗うのは㎡あたり150~250ccの洗浄液を塗布します。
それに比べて洗濯機は40Lや60Lですからかなりの量になりますね。
40Lを150cc/㎡塗布したと考えると266㎡になりますからかなりの量でモップやタオルを洗っていることになります。


洗濯機で使用する場合の希釈は先ほど書いたとおり4000倍です。
床を洗うのが250倍や500倍ですからかなり薄いといえます。
そんな薄くて汚れが落ちるのかという話ですが、洗うタオルやモップを床に並べて面積を測るとせいぜい5㎡未満です。
40Lで5㎡を洗うと考えると、8L/㎡ですから結構な量なのです。
その上、つけ置きの時間、水流で洗うアジテーションが加わります。
洗浄の方程式をHPにアップしていますが、そこに洗浄液の量も含まれていますね。
つけ置きの時間と洗浄液の量が圧倒的に多くして汚れを落としているのです。


次回へ続きます。
2025年05月01日 00:00