人手不足問題 1
先日都内で色々と訪問させていただきお話を伺っていたところ、どこに行っても人が集まらないという話でした。これは日常清掃だけでなく、定期清掃のスタッフさんも同様なようで、数年前は山手線の内側の日常清掃は時給2000円くらいないと集まらないなんて話もしていましたが、山手線の外側でも同じような感じになってきているようです。
特に関東圏では絶対的な仕事量が多く、人手不足・業者さん不足が加速しており、ちゃんとした仕事をしている会社はどんどん仕事が入ってきてこなすのも大変という状況に見えます。
都内で起こっていることが他の地方で同じように起こることもありませんが、人手不足というのは日本全国共通であると思います。
一口に人手不足と言っても様々な原因があり、賃金が安いから、生活できる賃金総額にならないから、魅力がないから、将来が見えないから、就業時間が合わないからなど色んな理由があると思います。
当社の管理しているスーパーさんでは髪の色やネイルを自由にしたところ若い人が集まってくるようになりました。
先日も関西の大手スーパーライフさんがそういった面を自由にするという発表をされていましたが、働く人が働きやすいような環境づくりが求められています。
定期清掃でも会社出発〜作業〜会社に戻る〜事務作業や資機材のメンテナンス〜退社まで1日8時間でできている会社はどれだけあるでしょうか?
現場だけで8時間で実質11時間くらい拘束されている会社はたくさんあることでしょう。
変形労働制でちゃんと1ヶ月の労働時間が176時間(通常は8時間×22日)で管理されていて、休みもそれだけ多いのならよいでしょうけど、移動時間は勤務に含まれないとその時間分働けるところに勤めた方が良いわけでして、昔と違って職業が色々選べる時代になり、情報もネットで全て入ってくる時代では、その辺りがきっちりしている会社に人は集まってきます。
次回へ続きます。
2025年06月02日 00:00