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頑張ってワックスを塗らない 2

前回からの続きです。


ミクロンレベルの洗浄後の表面をより平滑にするには洗浄液からアルカリビルダーのようなものや界面活性剤を取り払ってしまうのが一番の近道です。
かれこれ20年くらい光沢復元洗浄の研究をしていますが、傷を消し込むには大量に減膜して傷がない部分まで平滑に洗ってしまうのが近道です。
しかしワックスを減膜するのにアルカリや溶剤などを使いますが、それでは大きなレベリングは取れても細かいレベリングが取れず表面が荒れてしますので、洗い上がりの光沢が不十分でした。


当時アルカリ系の被膜溶解型洗剤はなく、溶剤系のものだけでした。
溶剤系のものは非常にコントロールが難しいという問題があり、ユシロとハイブリッドクリーナーを作る際に溶剤系を使わないという前提で開発を進め、ハイブリッドクリーナーとトレールパッドを合わせることで光沢復元洗浄を可能にしたのが光沢復元洗浄の元祖で、あの頃は毎晩スーパーの床をその組み合わせで洗って希釈倍率を決めていたものが現在も残っていますね。
当時はワックスがニューベクトルでしたから50倍で2層と書きましたが、ガイアなら4層くらい落とせてしまいます。


そこから年月が経ち紆余曲折を経て多機能還元水とnano+クリーナーができる訳ですが、ハイブリッドクリーナーほど減膜はできませんが、足跡がつかなかったり、養生が要らないというメリットがあり、洗浄後の表面も荒れなくなりました。
そしてnano+クリーナーが必要なくなり、現在はまないのきよみずがnano+クリーナーのような役割を果たしています。
まないのきよみずはあくまで水ですからどれだけ濃くしても表面が荒れることはなく、しかし希釈が濃くなれば減膜量が増える性質を持っているので表面をより平滑にできるようになりました。
またどれだけ希釈しても水ですからリノリウムの大幅な減膜にも非常に効果的です。


次回に続きます。
2025年07月17日 00:00