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頑張ってワックスを塗らない 3

前回からの続きです。


先日GWに病院のリノリウムを減膜しましたが、30〜40年塗り続けられていますから一度で剥離するのは大変です。
一部は浸透剤で剥離をしましたがなかなか大変な作業でした。
結果、洗浄で減膜できるのでそのうち剥離は可能になりますが、下地が多くある部分は洗浄してfinish+を塗ったら↓のような状態になってしまいました。
https://www.instagram.com/p/DJO_G2vzUyK/?img_index=1
靴が置いてあるのは乾燥しているという意味で、乾いているのか乾いていないのか恐る恐る歩きながら確認していました。


ここの現場はUAフィニッシュLが塗ってあり、今年からfinish+に塗り替えを進めています。
多機能還元水とまないのきよみずを合わせた場合にはUAフィニッシュLでもnano+クリーナーなしで弾くことなく洗浄液が塗れて洗浄作業ができます。
下地がたくさんあるということはたくさん減膜してもまだまだ下地があるので仕上がりはそれだけ光沢や写像性が出しやすいということになりますね。
となればそれだけ表面は整いやすく薄くも塗れるということです。
薄く塗るからこそ減膜が効率的に進みます。
剥離を目的としてたくさん減膜しても大量に塗っていたのでは意味がありません。
結局は剥がす量と塗る量のバランスですから。


柔らかいリノリウムの上に重たい4人がけの椅子が大量に置かれている病院の待合ですが、当然床材は椅子の跡がついています。
そして凹んだ部分にはパッドは当たりません。
床の凹凸で考えてみましょう。
凹凸が同じように減膜できるでしょうか?
凹んだ部分はどうやってもパッドの当たりが悪いですからむしろワックスを塗らない方が良いのです。
力を入れてまで塗らなくてもよく、むしろ塗れない方が良いとも言えます。
新しいトレールワックスモップは毛足が短いのでそんなところにも入ることが減るようになっています。
そして生地も薄くワックスを含む量も減らしてあるので、塗り込むというよりは伸ばしたワックスたまりを塗り広げるというイメージで塗っていただければと思います。
力を入れて塗っていると今までより裏地も薄いので早く破れるという結果になってしまいますので。


次回へ続きます。
2025年07月21日 00:00