たかがダスター たかがアップライト 1
たかがダスターたかが洗浄機
たかがアップライト(カーペット用アップライトバキューム)
かもしれません。
しかしご飯を炊くのと同じように極めればそれだけでとてつもないこともできたりします。
ダスターで光沢を復元
洗浄機で光沢を復元
アップライトだけでカーペット洗浄よりも綺麗に
なんていうのは信じられないことかもしれません。
しかし実際にそれはできます。
うちの日常スタッフで一番ダスターが上手いスタッフはトレールモップのウェットダスターで光沢を戻してしまいますから、長期で見れば一定の期間バフをかけた現場より維持できてしまうことにもなるのです。
わたしも現場を見ていて、すこしfinish+がいたんできたかなと思っていたら翌週にはウェットダスターだけで綺麗にされていたりなんてこともあります。
そうやって良い方向になれば良いのですが、悪い方向にも事は進むこともあります。
カーペットをアップライトで吸塵するにしても引きながらかけることくらいは常識としてご存知かと思います。
しかしもっと細かいところまで考えてかけられているでしょうか?
一般的見るアップライトのかけ方なんてただのバキュームで吸っているのと変わりがありません。
カーペットやアップライトの構造を理解すればかけ方も変わります。
ただのバキュームのように表面の目に見えるゴミしか取れないのならマキタのハンディバキュームで良いのです。
そして現場を見ればどのくらいの作業をしたかなんてすぐにわかるので翌日点検に行った時にすべて自分でアップライトをかけなおしたということが先日ありました。
本来手段であるアップライトをかけることが目的になっていて、カーペットを維持管理するという目的が忘れられていますね。
ドライの汚れはアップライト、水性・油性の汚れは洗浄という基本が抜けていますね。
多くの方がドライの汚れも洗浄で取ろうとしているので効率が悪いのです。
アップライトをゆっくり引くだけで下手に洗うくらい綺麗になるのなら、洗う工程を考えればアップライトをゆっくり引く方がはるかに時間は短いのです。
トラックマウントを使うからアップライトはかけなくても一緒に吸えばヨシ!なんて会社もまだたくさんありますね。
トラックマウントは確かに素晴らしいですが、そのように使うものでもありませんし、トラックマウントを準備片づけする時間があれば結構な面積をアップライトをかけて洗浄できます。
トラックマウントまで持ってきてやるんなら、株式会社ワイズ・クルーさんのカーペット丸洗いのアルティメットシステムの方がはるかに綺麗になるのになと思ってしまいます。
作業する人のレベルが高くなればなるほど、武道の達人のように、たかがダスターでも、たかがアップライトでも、それが普通の人の洗浄作業以上の効果になるのです。
次回へ続きます。
2025年09月04日 00:00