ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

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「物」ではなく「事」2

前回からの続きです。


AppleはiPhoneやMacなどのハードウエアを販売しているメーカーのように見えますが、普段の生活の新しい体験を提供している会社です。(ジョブズがいた頃は…)
わたしは経営的なモデルしてAppleやJR東海が好きなのでよく話にも出しますし、参考にさせていただいていますが、ナノプラスも提供しているのは多機能還元水やまないのきよみずといったケミカル「物」ではなく、現場で起こっている「事」だったり経営的な結果「事」です。


例えばワックスを減膜するだけで良いのなら被膜溶解型洗剤を使うのが早いでしょう。
しかし広い視点で見ると、
・作業性の悪さ
・ワックスを塗った時に耐久性
・表面が荒れるため、同じ品質にするには量を塗らないといけない
・結果、作業時間の増加、ワックスが増膜して思うほど減膜できない
ということが起こります。


減膜するのならSPPパッドで予備洗浄をかけてワックス表面を研削しておいて、多機能還元水とまないのきよみずでさらっと光沢復元洗浄して薄く塗るという方が良い結果になりやすいですね。
うちの現場でも洗浄作業でSPPパッドを使うことはなくなり、減膜作業は予備洗浄で行い、洗浄液を塗って洗浄する時にはパープルで表面を整える作業に変わっています。
汚れを落とす、ワックスを減膜する、という視野の広さしかないと総合的に見ると失敗の方向へ向かっているのです。
これは視点の持ち方の問題になってしまいますが、最初に視点がずれたまま仕事をしていると本来向かうべきゴールではないところへ向かって走ってしまっています。


いわゆるビルメン業も清掃業も大きなくくりでは経営であることは間違いありません。

この洗剤がいい!
このワックスがいい!

これは経営的な目線でしょうか?
これは現場的な目線です。

現場から経営を見ても小さい方から大きな方は見えないことの方が多いです。
洗剤なりワックスなり経営的な視点があって方向性や大枠があって、その中に洗剤やワックスがあるのです。
これを逆にしている会社が多く、業界全体として結果的にまとまりのないことになってしまっています。


次回へ続きます。
2025年11月06日 00:00