ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

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量か?質か?1

前回からの続きです。


量か?質か?
なんて話がありますが、経営的な視点から見ると、最初に量ではなく質(特に高い利益率)を追求した上で量を増やすことが大切です。
低い利益率で量を増やしてもしんどいばかり。
わずかな粗利の減少で赤字転落となってしまいます。
最初に成功モデルを作ってから拡げていくのが本来の姿です。
目の前の近い視野で、目の前の売上を追い求める人は多いと思います。
しかし売上というのはいくらあっても売上でしかなく、収入になるのは利益ですから、質の高い売上である方が望ましいですね。
たとえ見た目の粗利率が高くても、その業務を行うのに現地調査や鍵を作業前日・作業翌日に授受があったり、報告書が必要だったりすれば現場以外で経費はかかっていていて意外と利益率は高くないかもしれません。


これまで視点の話をしましたが、
まずは経営的な視点から考える必要があります。
なぜかこの業界は現場から考えますからうまくいくこともうまくいかないのです。


ビルメン業というのは見積だったり、打ち合わせだったり、現場管理だったりと、マシンのメンテや洗い物など、見えているのに見えていない経費が意外とかかっているもので、それを正しく経費として認識できていないから思ったほど利益が出なかったりします。
ちゃんと見えていたら見積無料なんて言いませんね。
見積にだって経費はかかっていて、提出する見積には見積経費を入れていないのですから。


当社もテナントカンパニーのマシンの代理店を長くやっていますが、だいたいは故障した症状を確認して想定されるパーツと工賃から概算金額を算出し、事前にその金額+αくらいの金額の決裁をとった上でサービスマンにパーツを持って訪問してもらうよう心がけています。
その場で直せるのなら1回で済ませた方が良いですからね。
総合管理をやっていますと、簡易な修繕なんかもあるのですが、5万円未満の工事で工事業者さんに調査に来てもらうのも悪いので、写真や動画と仕様を伝えて概算で見積を出すことが多いです。


そういう対応をすることで無駄な経費は下がるのですから、最終的には見積金額や対応に差が出てきます。


次回へ続きます。
2025年11月13日 00:00