洗浄液と光沢復元洗浄の歴史 3
前回からの続きです。洗いきるということ
しっかり被膜を反応させてなるべく傷が入らないように反応した被膜を平滑に除去しするのが光沢復元洗浄です。
生クリームを横方向にナイフで削ぐようなイメージです。
そのナイフに当たるものを現在は3Mのパープルダイヤモンドパッドを推奨とさせていただいております。
石材研磨用のパッドですが、3Mの石材用のシステムでは仕上げで使われているパッドです。
(ダイヤモンド粒子の石材用パッドなのですこしお値段がしますが十分に元は取れます。)
うちの現場ではツイスターの#6000や#10000(トレールパッドも)も研究用としてテストをしており、洗浄するパッドと洗浄液で回収する際のパッドの番手を変えることでより表面を平滑に仕上げるということを行っていますが、パープルパッドとマイクロファイバーのトレールパッドで十分という結論が現在は出ています。
(3Mに比べて研磨剤の脱落という面の耐久性も低さや洗浄力が低く感じます)
しかしそこにはひとつ落とし穴もあります。
表面を平滑にするという視点でみればそれは正解です。
しかし洗浄液でまないのきよみずを濃くして被膜の反応量を増やし、さらに洗浄液を塗布してからの放置時間を長くとって反応量を増やした場合、パープルパッドで洗浄しても反応した被膜が完全に除去しきれず、そのあとツイスターの#10000を洗浄機につけて回しながら回収しても反応した被膜が完全に除去しきれないという状況になることがあります。
反応した被膜を完全に除去しきれずに上にワックスを塗っても十分な耐久性は出ないのです。
ワックスの耐久性の構成要素の中でも見落としがちな重要な要素です。
パッと見ると綺麗に仕上がっているのですよ。
しかしそこにfinish+を塗ると引っ掛かりがあってトレールワックスモップが重たいのです。
反応した被膜が除去しきれていない場合の重さであることは明らかです。
実は年末にこれをやってしまいました。
半年持てば良い現場だったのでそのまま塗ってしまいましたが、本来はもう一度軽く洗った方が良いですね。
洗浄:パープル 回収:#6000 おまけの洗浄機1パス:#10000までやったのですが、回収もパープルが正解でした。
結局のところ、両方ともパープルで洗浄したり、storesにもラインナップがありますが、USED(使い古して研磨剤を落とした後)のSPPパッドで洗浄して、回収はパープルくらいの方が良いのだなと思いました。
(光沢復元洗浄の場合には洗浄はパープルです)
次回に続きます。
2026年02月16日 00:00