洗浄液と光沢復元洗浄の歴史 5
前回からの続きです。しっかり汚れを落としたい時や傷が深い場合には使い古しのSPPパッドを使うこともあります。
こちらは洗浄する前に洗浄機につけて予備洗浄で使うことが多いです。
新品のSPPパッドを使うと表面が荒れてしまいますから、新品のSPPパッドを大幅に減膜したい場合の予備洗浄用となっていますね。
使い古しのSPPパッドもショッピンサイトでは販売させていただいておりますが、洗浄液を塗ってから洗浄作業でSPPパッドを使わずパープルで洗える状態にすることで」写像性は上がりますし、finish+で部分補修する際にも薄塗りできますから、乾燥も早く、増膜を抑えることが可能になります。
元々光沢復元洗浄は減膜+薄塗りという発想からはじまっています。
HPにも書かせていただいておりますが、ワックスなり、コーティングなり、塗るのに必要な量は被膜表面積によって最低塗布量が決まり、それより薄いとかすれてしまいます。
エンボスやコンポジのざらざらした表面とノンワックスタイルのような表面で比較するとその違いは顕著ですが、洗浄後のワックスの表面の状態でそれは決まります。
だからこそ最後のどのパッドで洗ったか、ちゃんと反応した被膜が洗い切れたかというのは重要です。
洗浄液によって反応したワックスが洗い切れるパッドとスピード、回転数、荷重、必要な水の量が関係してきます。
特に水の量は大切で、他の項目をどれだけ頑張っても水の量が不十分であれば洗いきれません。
だからこそナノプラスの洗浄液はほとんど水で構成され、ナノバブル水なども併用し、相対的に水の量を増やして汚れや剥がしたワックスを溶け込みやすくしています。
特にナノバブル2は量子技術によってさらに汚れやワックスを抱き込みやすくなっています。
汚れはトレールモップで可能な限り取り除きます。
ワックスをそれだけ溶かし込むのはなかなか大変な作業といえますから、洗浄液の塗布量は200cc/㎡を推奨しており、必要に応じてポリッシャーや洗浄機から水を足して洗います。
100cc/㎡くらいを塗っておいて、水を打ってから洗うという方法もありますが、水をもう一度打つという作業自体が手間でしかありませんから、最初からたくさん広い面積に塗布しておいて一気に洗います。
たくさん減膜したいから希釈を濃くするという方もいらっしゃいますが、ただの水でさえ24時間放置しておけばワックスを剥がせるのです。
つまりは薄い希釈で長い時間つけ置きすれば薄い希釈でも減膜は可能で、乾きにくい洗浄液だからこそできるというのも特徴のひとつです。
時間が長くなれば水を足して乾かないようにすることは必要にはなりますが…
希釈が薄く放置時間が長くなればなるほど、表面は荒れにくくなり、光沢復元洗浄の仕上がりは良くなります。
つまりは現在のナノプラスはより水に近い状態でそれを求めているということになります。
まないのきよみずとナノバブル2、トレールパッドの組み合わせは完全なH2Oで日常管理を可能にしますが、定期清掃においてはまだ難しいところです。
しかし技術は年々進歩していますから10年後くらいにはそれができるようになっているかもしれません。
2026年02月26日 00:00