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カーペットの簡単な洗浄

カーペット
今回はカーペットの話ですが、最も重要なテーマは共通していて、

「現場で使う道具を減らすこと」

道具が少なければ、積み降ろしの時間や、車から現場まで道具を運ぶ時間、片付ける時間も短縮できます。
今日もハードフロアのリンス用塗布機を車から降ろしました。
作業車はパワーゲートのついたタウンエースですが、
既に中はスカスカです。
が、現場での作業時間もそれ以外の時間も早くなっていますね。

 

カーペットの洗浄ですが、


・アップライト
・噴霧器
・多機能還元水
・ポリッシャー(オーボット)
・白パッド(US3M 白)

だけである程度まで対応可能です。
うちの会社はポリッシャーを持たない洗い屋なので、ポリッシャーを借りてきてやってみました。
状況により、nano+クリーナーやリンサーなどを追加します。
手法でいうと昭和のカーペットメンテナンスですね。
近年カーペットでパッドを使う場合は、マイクロイファイバーパッド(nano+でいうトレールパッド3)でした。
これまでのケミカルだと能力不足だったので、マイクロファイバーは必要不可欠でした。
しかし多機能還元水や、さらにnano+クリーナーを組み合わせれば、それすらも不要。
うちは自社の製品ながらトレールパッド3を作業車から降ろしました。


 

白パッドとマイクロファイバーパッドの比較

ほとんどの方が汚れが落ちるか落ちないかで比較されると思います。しかし現場はそんなに単純ではありません。汚れ落ちのほとんどは洗浄液側と放置時間で調整できます。

瞬間的な汚れ落ちはマイクロファイバーに軍配が上がります。しかし、それ以外の項目では白パッドの方が優れると判断しています。

・作業性の良さ
ポリッシャーの抵抗が少なく軽い(疲れにくい)
パッド1枚の洗浄面積が広い(汚れを溜め込める量が多く、交換回数を減らすことができるので、パッド枚数が減る)
パッドが洗いやすく乾燥が早い(マイクロファイバーは洗濯機が必須で現場での洗い物時間短縮、洗ったパッドを使いまわすことも場合によっては可能)

・パッドの耐久性
正しい洗浄能力を維持できるところが耐久性と判断すると白パッドの方が優れます。
マイクロファイバーは能力の落ち込みが早く、それに気がつかず使い続ける方が多いようです。
白パッドは薄くはなりますが、洗浄能力は維持されていますので、安心して使えます。

オーボットでもトレールパッド3をお使い頂いているお客様もいらっしゃいますが、白パッドの方がさらに作業効率が上がるのでオススメですね。

・コスト(15インチで比較)
白パッド:1,450円 トレールパッド3:3,000円
使用可能面積は白パッドが2倍以上

 

それらを踏まえて

マイクロファイバーパッド3は現在庫を持って廃番と致します。
これでワックス床は、SPPと白パッド
それ以外の床材は白パッド
と2枚のパッドで全ての床材に対応できるようになりました。ステンレスブラシを使う床材ももちろんあります。

 

現場で考えない・考えさせない。

これが現場管理で一番重要です。
クレームの発生や現場品質のばらつき等のの不安定要素は間違いなく人間です。選択肢を持たせないことで、そういったことを防止する効果があります。
これができていないと人が増えた時にはもちろんですが、自身が判断を誤って、作業時間が押すこともあります。
弊社でも私が色々と実験をするので、時によっては変なことも起こり、終了時間が伸びるので、スタッフからクレームを受けます。
考えずにベーシックにやるのが一番早い!
これが結論です。



 

もちろん広い面積を効率的に作業する場合は他のマシンを使います。

カーペットを洗浄する際、
表面洗浄ならテナントR3
エクストラクションするならテナント1200
を弊社では使っています。
特にR3は純正のナイロンでなく、マイクロファイバー生地をつけたトレールR3ですので、純正より洗浄効果は高くなっています。
R3の最大の特徴は、パッドと違い洗浄ローラーを機械が洗い続けてくれるので、パッドをたくさん持っていくようなことが必要ないんですね。
ただし、洗浄面積が歩行ラインぐらいしかない場合だと、ハードフロアの道具とアップライトとスプレーヤーでやっつけることもできるということです。
道具が少なければ時間も無駄も短縮、さらに積み下ろしも無ければもっと時間削減です。

ちなみに弊社はテナントカンパニージャパンの正規代理店ですので、マシンのことならなんでもお問い合わせ下さい。マシンカスタマイズまで行っています。
またnano+導入のお客様にはマシン購入の際も優遇させて頂きます。


 

おまけですが、

多機能還元水で洗浄する分には界面活性剤を含まないので、カーペットが汚れやすくなりません。
nano+クリーナーもごく少量ですので、再汚染の原因にはなりにくいです。
アルカリ電解水のようにカーペットの油分も過剰に抜かないので、カーペットの油分を汚れで補うということも起こりにくいです。

防汚効果のある洗剤という触れ込みのものもありますが、一般的な洗剤に比べ汚れにくいのは事実ですが、汚れの原因になる界面活性剤が一般的な洗剤より少ないというだけで、汚れの原因になる界面活性剤も含んでいることには違いませんから、長期的にみて汚れることは実証されています。

メーカーさんのいうことを鵜呑みにしてはいけないということですね。
最初から界面活性剤を使わなければいいんです。
多機能還元水は残留しても、カーペットの悪影響もなく、シミも抜きながら乾燥していきます。
・残っても問題ないものでメンテナンスする!
・要らないものは入れない!
・要らないものは持っていかない!
これが基本かと私は考えます。
2017年12月06日 19:26