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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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nano+のカーペット洗浄は

カーペット洗浄

①簡単

(1)アップライト
(2)多機能還元水噴霧
(3)ポリッシャーやオーボットに白パッドを装着して洗浄のみ。

白パッドは汚れを吸い上げる効果で汚れを回収していきます。
マイクロファイバーパッドと違い、白パッドは1枚あたりの作業面積が広く、また簡単に洗えて早く乾かすことができるので、少ない枚数で洗浄作業が可能です。
また作業上失敗する可能性が低いので、オーボットなどの誰でも使える機械を使ってしまえば、日常清掃作業の中でカーペット洗浄がこなせていきます。
もしくはテナントR3にトレールR3を取り付けて使用するかですね。



②道具と工程が少ない

アップライト、洗剤噴霧機、ポリッシャーやオーボットしか必要ありません。
それでも汚れがひどければエクストラクションという選択肢もありますが、基本的にエクストラクションはオススメしません。
乾燥に時間がかかり、再汚染の可能性があったり、作業者の技術の差が出やすいですし、OAフロアの凹凸があった場合にはきっちりと回収できません。
作業効率も悪いですし。
エクストラクションする時は蓄積した洗剤分を除去していく場合のみですね。
むしろ表面を白パッドでメンテナンスしていく方法で管理をしていく体制を組んでしまった方が、年間のトータルコストは安くすみます。
道具が少ないと、準備片付けが早く、工程も少ないのでトータルの作業時間を短縮できます。



③ベタつきなしでワックスも溶けず痕にならない

一般的なカーペット洗剤を使用中にワックス床へ出た場合、洗剤がワックスと反応し足跡がついてしまいます。機材の出し入れの際も心配ばかりです。
多機能還元水はワックスを溶かしませんので、痕にならないだけでなく、ベタつきも出ませんので、安心して使えます。



④汚れにくい

界面活性剤を含みませんので、汚れやすい状態になりません。
ワックス床やセラミックタイルでも同様ですが、カーペットはその差が顕著に出ます。
一般的に汚れにくいと言われているナノコロイド界面活性剤でさえも、洗剤としての構成はそれ単体だけで構成されているわけではありません。
結局は一般的な界面活性剤が含まれている訳で、その絶対量が少ないだけです。
その為一般的な洗剤と比較すると汚れにくいですが、汚れない訳ではありません。
カーペットに洗剤分が蓄積していくと、結局は同じように汚れていくんです。

元々私もその汚れないという謳い文句を信じていましたが、結局は汚れてしまうという結果に。。。(ただそれまでの期間がこれまでより長いというだけでした。)
多機能還元水で洗えば洗うほど洗剤が抜けていき汚れにくくなりました。
特に多機能還元水は汚れや洗剤が洗浄液に溶け込みやすいので、
残渣している洗剤の回収率も上がります。

 

⑤カーペットの油分を過剰に抜かない

洗剤による汚れを気にされる方はアルカリ電解水を使われてきました。
しかしアルカリ電解水はカーペットの保持する油分を過剰に抜いてしまいます。
カーペットは鉄やステンレス、人間の肌と同じように適度な油分が必要な素材です。
アルカリ電解水を素手で使っているとどうなるでしょうか?
油分が抜けて手は荒れてカサカサになります。
人間の肌がそうなるということはカーペットも同じような状態になっています。
人間はハンドクリームで油分を補います。
カーペットはハンドクリームで油分を補えませんので、洗剤や汚れで油分を補います。
→結局汚れやすいカーペットになってしまうんですね。

多機能還元水はアルカリや酸で汚れを落としておらず、素材を保護して洗浄できるので、カーペットの油分を保持したままメンテナンスができ、バランスが崩れないので、汚れやすいカーペットになりません。


 

⑥ケミカルコストが安い

一般的なカーペット洗剤希釈液液1L:35〜50円程度
アルカリ電解水希釈液1L:20〜30円程度
多機能還元水500倍希釈液1L:7円
多機能還元水1000倍希釈1L:3.5円
※アルカリ電解水生成機械の場合、20L100円程度で作れますが、機械のリース代とその後のメンテナンスコスト(半透膜の交換など)も含めると決して安くはありません。

カーペットの洗剤は、ワックス床の洗剤と比較して割高なものが多いので、多機能還元水のコストの安さは引き立ちます。


 

作業のポイントは、

①アップライト
ゆっくり丁寧に引くこと。
アップライトの構造を考えてみましょう。
ブラシは結構な回転数で回ってはいますが、あくまで接地面は線接地です。
面接地ではありませんので、汚れがひどいところではゆっくり引いてやらないと、1㎡あたりをささっと引いているとブラシは一瞬しか当たっておらず、落ちるべきものが落ちるわけがありません、
それを補う為にnano+ではアップライト専用のステンレスブラシもラインナップしています。
その効果は写真の1枚目の通り。
アップライトだけでこれだけ差が出ます。


②多機能還元水噴霧
基本1000倍(ウールの場合も)、汚れがひどい場合500倍で希釈します。
噴霧の注意点は真上から吹くことと、縦横両方から吹くこと。
斜めから吹くと反対面は洗浄液が当たりません。
また霧の状態で多めに吹くこと。
汚れの量に対して洗浄液の量が足りないと汚れは落ちません。
かといってカーペットの下まで打ち込むと、下の汚れを吸い上げます。


③洗浄
白パッドで洗浄する際は水は出しません。(たまに水を出される方がいらっしゃいます)
洗浄中、白パッドが汚れを落とす理効率が落ちていきます。
洗浄していればわかりますので、その際はパッドの反対面を使ったり、綺麗なパッドにどんどん交換し効率的な作業を行っていきましょう。


 

管理面のポイント

①ゾーニング
全ての面をこれで管理できる訳ではありません。
どうしてもエクストラクションが必要なエリアもあります。
ですので、全体を1〜4のエリア分けした上で作業します。

1.アップライトのみのエリア
丁寧にかければ差は出ます。
洗う必要のないところは洗わない方が得策です。

2.洗剤噴霧のみのエリア
多機能還元水は乾燥過程である程度シミが抜けます。
乾いたらワントーン色が明るくなります。
アップライトをかけた上で洗剤噴霧するだけで変わります。

3.白パッド洗浄のエリア
これだけで十分汚れは落ちます。
しかしこの作業は汚れを落とすという作業だけでなく、
エクストラクションした際に回収率を上げる為のアジテーション作業にもなります。
繊維から汚れを剥がし、回収しやすくします。

4.エクストラクション
汚れや残渣洗剤の量が多い場合、エクストラクションで回収します。
汚れや残渣洗剤に見合った水の量が必要です。
その為にアップライトで極力回収し、白パッドで回収できるだけ回収を行います。
そのおかげでエクストラクションしカーペットの汚れや洗剤の回収率があがり、より綺麗なカーペットになります。

この4つのエリアでできるだけ、1、2、3までのエリアが増えるようにすることで作業工程を減らすことが可能です。


②最初から土砂を入れないこと
1.土砂取りマット
 3Mのノーマッドマッドエキストラデューティーを玄関に敷くことで、土砂の流入量を半分に抑えられます。
土砂の量が減ればアップライトの時間は短縮でき、また汚染エリアも小さくできるので、作業範囲を減らすことができます。


2.アスファルトの土砂抜き
アスファルトは結構な土砂回収容積を持つマットのようなものです。
しかしそこに土砂が溜まっていると砂場の前の現場を管理しているようなものです。
アスファルトの土砂を高圧洗浄機で流すことで、土砂を回収できるようになり土砂の流入量を半分に抑えられます。
これは簡易的にやろうとするとスイーパーで回収するという手段もあります。

コイルタイプの土砂取りマットと合わせ、土砂流入量を1/4まで抑えることができ、カーペットだけでなく、ワックス床でもワックスの痛みを抑えることができるメンテナンスの基本の管理技術となります。


こういったことを組み合わせカーペットメンテナンスでもより効率的に管理と作業を行い、高い収益性を出すことが可能となります。

 
2018年03月26日 22:35