勉強量と質と吸収率
2020年8月31日の記事のアーカイブです。時間の10割を目の前のお金を稼ぐことに使っていると先細りになっていきます。
昔から80%目の前のことをやって20%は未来のことをやろうなんて言われますが、この数年間わたしの時間の使い方は目の前のこと1%、未来のこと99%くらいの比率でした。
その結果インプットの効率は飛躍的に向上し、量子フロアメンテナンスというこれまでの概念では理解すら難しい先進的な技術を確立することができました。
目の前のことより将来のことを重視した結果、この先数十年以上の先進性を持つ技術ができ、競合メーカーより有利に事業を展開できるようになったとも言えます。
我々の業界は変化の遅い業界です。
すこしの変化で先を進むことができますがナノプラスだけでもかなり前に進んでしまいます。
ナノプラスだけを見てもどこまで深く理解できているかでかなり違いはあります。
ナノプラスを使ったからおしまいではなく、一つ一つの内容の理解や作業や管理の精度を高めていくということが必要で、それは普段の仕事をルーティーンのようにこなしていても深くはなっていかないのです。
そしてその努力は作業時間の短縮だったり、作業負荷の軽減だったり、収益性の向上→収入の向上という形で現れてきます。
ナノプラスを学べば学ぶほど収入が上がるという分かりやすい図式になっているとも言えます。
↓ここから過去記事
なぜ勉強するのか。
人それぞれに多様な価値観があると思います。
今日は仕事の勉強の話。
この数年、人生で一番勉強しています。
YouTubeやnoteによって、質の高い情報がどんどんネットで見れる時代になりました。
昔、松下幸之助や本田宗一郎の話を聞くことのできた人はどれだけいたでしょうか?
今では、なくなってしまった偉人の話から、一流の経営者、世界の天才の話までなんでも情報を得ることができる時代になりました。
もちろんそれを検索して有効的に仕分けをして、効率よく吸収していくという能力(訓練)が必要になりますが。。。
時代も進歩し、私自身も勉強することでnano+も進歩しているので、最初にHPを見てそのまま見ずに製品を使っている人と、常日頃から見ている人では1年もすれば明らかな差が出ます。
数年の先行者利益などなくなってしまうくらいに。
ある程度未来の話や未来のことをやっている分、違いが出てきますね。
仕事ができる人は予定を詰めません
労働時間を減らしてでも勉強している傾向が強くあります。
収入は一時的に減りますが、重要なのは目の前の売上を上げることではなく、将来の生産性を上げることなので、必要以上に仕事をせず、余った時間を将来への投資に回すということ。
つまりはあまり仕事をしない人の方が結果的に生産性が高くなるということです。
スケジュールが空いていると、ここぞという時にチャンスが掴めるからですね。
コラム「時→行動は金なり」で書いたように、生産性を上げる活動は常に行っていく必要があります。
これつまりインプットの話。
勉強に対する結果の出方
最初は理解したり、伸びるのに必要な絶対的な情報量が足りません。
しかしその情報を蓄積していくと、点と点がつながり、ある時から急激に伸びはじめます。
点と点がつながるというのはスティーブ・ジョブズの有名な演説ですね。
学生時代に必須科目で時間を浪費するのは無駄と大学を中退して、興味のある授業に潜り込んで受けていたカリグラフィの授業。
その時にはまったく意味はなかったけど、Macコンピューターを作る時にそれは活かされ、現代においてもその多彩なフォントによって、プレゼンではMacがWindowsに大きくアドバンテージを持ちます。
私も色んなメーカーさんからパワーポイントの提案書で提案を受けますが、いかにもパワーポイントデザインを見るだけで萎えてしまいます。
もはや中身を見る前にシャットアウトになってしまいそう。。。
現代は情報社会なので、絶対的な情報量とそのスピードは非常に重要です。
そして絶対的な量がないと高い質は生まれてきません。
量がないと、情報の選別を行うこともできませんから。
量が増えて情報の選別ができるようになると吸収率も上がります。
それを繰り返し、量と質を上げていくことで結果の出方も変わっていきます。
これはアウトプットの話ですね。
インプットなしにアウトプットなんて出ないのです。
会社の将来のこと、自分自身の将来のこと、どれだけそこに投資できるかで将来は変わりますね。
2023年11月02日 05:55