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アーカイブ ワックスの耐久性をコントロールする技術

2018年6月20日の過去記事です。
過去記事はこちらから


耐久性を極限まで引き上げることで収益性を上げていこうというのがナノプラスの基本的な考え方ではありますが、それがオーバースペックということもあったりします。
大手の管理会社さんになると、全体の品質管理の関係から、仕様ということで洗ってワックスを塗ることを強制することがあります。
これはこれで全国でレベルの違う施工会社さんの品質をある程度の範囲でコントロールする為には理にかなっているのです。
できる会社もあれば、できない会社、そもそもやる気のない会社なんてのもありますから。
意図的に耐久性を落とすことで作業時間を短縮するという話です。


↓ここから過去記事

ワックス清掃においてワックスの耐久性を引き出すことだけが技術だと思いがちですが、耐久性をコントロールすることも技術の一つ。
下手に耐久性を出しすぎるとお客様によっては年間の作業回数を間引かれることも。。。
なので、耐久性をコントロールして、作業前に意図的に作業に入らないといけない状態をコントロールすることも技術なんですね。
作業工程のどの部分をどうすれば耐久性が変化するかは、一つずつの工程でどの工程をどうすれば耐久性がどう変化するかが決まります。
その工程を間引くことで時間を短縮します。


 

過剰品質と無駄なコスト

総合的に考えると、必要のない耐久性は過剰品質になります。
過剰な部分にかかるコストは無駄なコストなので、そこには利益の損失があるんですね。
契約上綺麗でも洗ってワックスを塗らないといけないという現場がないわけではありません。
大手さんの現場になればなるほどそういう傾向にあります。
というか、大手さんなのでそういう契約になる理由があるんですね。
個人的には無駄な作業だと思います。しかしその契約の根本は、多くの現場を管理するのに、ある程度最低限の品質を管理しやすいように仕様として決めたものなんですね。
それぞれの勝手な判断で、何もせず帰ったり、バフで逃げたりして、お客さんからクレームが入ることがありますので。
綺麗かどうかの判断は人それぞれで、10人いれば10通りの見え方がありますので。


 

無駄なコストは競争力の低下に

耐久性をあげてやらなくても管理費を頂ける美観契約(当社の契約は基本こちら)であれば、丁寧な作業で耐久性を出すことが利益を生みます。
しかしそうでない場合は。企業の競争力低下につながります。

作業工程での耐久性変化についてはセミナーでお話ししています。

↑過去記事ここまで



毎月ワックスを塗らないければいけないのであれば、汚水回収後床面をしっかりと乾燥させる必要もなく、すぐに塗布しても良いのです。
もちろんどのレベルで維持させるかにもよりますが。
毎月塗って剥がしてを繰り返す感じですね。
それには簡単に剥がせるUAフィニッシュLは非常に便利です。
UAコーティングはそれほど簡単ではありません。
UAコーティングの場合は、光沢復元洗浄を繰り返し、3、4回に1回塗り直すというイメージです。

もちろんちゃんとした作業を行い、洗浄のみで管理していくのが理想的ではありますが、状況によっては必要な作業の引き算を行ってオーバースペックをカットしていくことも必要なこともあるのです。
2022年01月13日 10:00