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アーカイブ UAコーティングの耐久性を生かした施工事例

2019年3月7日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら


UAコーティングをどう運用して収益性を上げていくかという話です。
UAコーティングとUAフィニッシュLの使い方を勘違いをされている方も多いようなので、後で追記していきます


↓ここから過去記事

nano+のユーザー様より営業的な事例が欲しいとのご要望がありましたので、今日は具体的事例の話です。
現場は50㎡程度の理容院。
10数店舗あり、毎月1万円×12ヶ月=120,000円/年間でとある清掃会社さんがメンテナンスをされていました。
床は真っ黒になり、どこに頼んでも諦められていた現場です。

1ヶ月の来店客数は約3000人で、UAコーティングを施工しておけばパーマ液の問題もなく維持は十分可能。
ただし汚れは入ってくるので、どのくらいのスパンで洗浄が必要かどうかを検証する為に、最初はデモ施工も兼ねて、無償で1店舗を剥離してUAコーティング2層塗布。
日常清掃ではトレールモップによるウェットダスターと多機能還元水をプレゼントし、お店で日常管理頂いています。
7ヶ月ほど経過観察をして、床の凹み部分の汚れが取れにくいということで、そろそろ洗浄作業が必要な時期に。
そこから導き出した仕様は次の通り。

○仕様
年2回のメンテナンス 
光沢復元洗浄を行い、UAコーティング塗布するかどうかは現場で判断
もし補修が必要な場合は部分的な薄塗りで補修をかけるイメージ
多機能還元水500倍希釈と3Mの黄色パッドの洗浄で数年間は引っ張ります。
洗浄スピードを意図的に落とすことで光沢復元幅は大きくなります。


○金額
年額10万円=5万円×2回
ポリッシャーで洗って手作業回収(洗浄機を降ろすのが面倒な面積)で1回の作業が準備片付けも含め1時間かからず5万円だと非常に高い収益性ですね。
2人で作業しても時給25000円で、これなら1日であと3現場詰め込むことも可能です。
結果的にこれまでより良い状態が維持ができて、これまでより年額2万円安くなっているのでお客様は納得。
お客様も作業する側もどっちに取ってもいい条件ですね。
また作業回数が年間10回減るので、その10回分の時間は他の現場を作業できます。
利益率が上がらないと働く人の給与は上がりません。

今の時代単価の高い物件はありません。
しかしアイデア1つで単価を上げることもできます。
単価を上げる為の要素になっているのは耐久性。
耐久性はUAコーティングの性能だけでなく、きっちりとした施工があってこそ。
UAコーティングを使ったからと言ってた十分な耐久性が出るわけではありません。
フロアメンテナンスの基礎を深めることで耐久性が伸び、利益率は向上していきます。

↑過去記事ここまで



使う方法を勘違いされている方の根本にあるのは、
耐久性の高いワックス→痛みの激しい場所に塗る
耐久性が普通のワックス→痛みの少ない場所に塗る
と思われていることで、これはワックスメーカーが痛みの激しいところの耐久性の高い製品を勧めることで出来上がって認識ですね。
しかしこれはメンテナンスにおいては真逆が正解です。

耐久性の高いワックス→痛み少ない場所に塗る→痛まないので洗って終わったり、そもそも触らない
耐久性が普通のワックス→痛み激しい場所に塗る→痛んでもすぐに剥がして塗り直す(キズは剥がさないと消えない)
こうやって実際に作業する面積を減らして、本当に痛む部分に注力します。

食品スーパーでは外周はUAフィニッシュL(ベースにはUAコーティング)、真ん中の売り場はUAコーティングと塗り分けます。
外周は痛みますのでこまめに手を入れますが、真ん中部分は触る必要がありませんから、1000㎡の店舗なら実際に作業するのは半分の500㎡。
金額が同じで面積が半分になりますから単価は2倍に増えます。
だからこそ利益が出るのです。
いかに作業する面積や回数を減らしていくか、これが収益性の向上と人手不足解消の解決策になるのです。
2022年06月02日 05:55