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間違えた差別化①

コラムのイラスト.001
今日は間違えた差別化の話です。
差別化の話は何度かこれまでしてきましたが、もっと根本的な話です。


以前JR東海から学ぶ効率化というコラムを書きました。
その趣旨としては、他のJR各社とは違ってJR東海は同じ16両の車両で統一(のぞみもひかりもこだまも車両が一緒)してメンテナンスや部品を共用したり席数を統一したりして、トラブル時の車両入れ替えの対応をしやすくしたりすることで全体の効率化を図っているということでした。(最近はN700Sが登場しましたが基本設計はN700です)
西日本エリアから出たことがない人には16両のこだまが来るのは衝撃的ですね。
しかしJR西日本だと状況によって車両自体や編成の号車数が変わったりある意味適材適所です。
この適材適所を差別化!と思い込んでいる企業は多いのです。
※注:JR西日本さんはこれを差別化とは言っていません。


これを我々の業界に置き換えると、洗剤やワックスや機械、作業方法が現場によってバラバラだと教育コストも在庫管理も、現場管理自体のコストがかなり無駄にかかっているという意味で、そのためにナノプラスを使うと楽に運用できますということでした。
それはナノプラスを使うことというより、「そのためにナノプラスを使う」ということが重要なコンセプトの差別化です。
専用洗剤云々、特殊な方法は現場レベルでは差別化されているようで会社全体では差別化ではなく、バラツキと言います。



ナノプラスの強みは高い汎用性です。
例えば多機能還元水を洗浄液としてみた場合、専用洗剤の方が落ちることは多々あるかもしれません。
しかしその洗浄力の差は、時間だったり温度だったり量だったり、洗浄の方程式でカバーできます。
そして専用洗剤のデメリットとしてリンス性の悪さや腐食性などによる失敗や事故、汚れやすさなどがありますね。


そこまでトータルで考えて選択する必要があるのです。
知識の足りないスタッフさんがリノリウムに強アルカリ洗剤をまいて変色させたらどうしますか?
リノリウムが溢れていた時代ならともかく今時リノリウムを見てこれは危ないと勘付く人なんて僅かです。
だから最初から誰が使っても失敗しないものを選定しておく必要があるのです。


長くなりましたので、続きは来週のコラムで。
2023年02月20日 05:55