ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

型にはまること 2

前回から型にはまるという話をしています。


ナノプラスというのは洗剤やワックスという資材ではなく、まさに型そのものなのであり、その型の情報を蓄積し後世にも残していくための事業として行っています。
0からスタートするのとお手本になる型があるのとでは成長スピードは大きく異なります。
また読み手の能力によってこのHPから受け取る情報はまったく変わりますから一度見て終わりではありません。
細かい部分は更新していることもありますから、このHPを使ってスタッフさんの教育をされている方もいらっしゃいます。
理解度の向上=利益率の向上=給与の向上です。


現場の作業という視点においては作業の図解や動画を準備していますが、作業の図解を完全に理解できている方も少ないもので、ちゃんと理解できていれば出ない質問がDMで来たりすることはよくあることです。
最初からそれをすべて理解するのは不可能です。
しかしいわゆる踊ってみた動画のように書かれていることを完全にコピーすることはできると思います。
コピーして型を習得することが成長への近道なのです。
そこにはあえて書いていないことなんかもあったりして、書かれていない問題を起こらないようにするためにそうしているなんてこともあります。


すこし話は変わりますが、ワックスを大量に減膜したいのであればphをアルカリ性にどんどん傾けてしまえばワックスは大量に減膜できます。
(コーラやビールが酸性であるように、phのアルカリや酸の数値がすべてではありません)
しかしワックスがたくさん剥がせるようなアルカリ性レベルの被膜溶解型洗剤には逆にデメリットもたくさんあります。
だからこそあえてそういったものをナノプラスには組み込んでいないという面もあるのです。
被膜を溶解するという面には優れていても、その他のメンテナンス性には優れていないという視点が持てるかどうか…
そんな前提知識がありませんからその視点にはならないはずで、ワックスが溶解するということのみ考えるはずです。
最初にも述べたとおり、それを使ってどう運用するのかというのが大切なのです。


実際にナノプラスを使ってみてはじめてわかる感覚というのも前提知識がなければ分かりません。
しかしこれまでナノプラスを使われた方の一番多い意見は
「よくわからないけど現場が楽になった」
という意見なのです。
そこから紐解いていくと、さまざまな部分でここが改善されているんだなと氣がつかれるようです。


だからこそまず6ヶ月程度作業の図解どおりに現場で作業をしてみて、型にはまることが大切なのです。
ちゃんと型にはまって作業をしていればうまくいかない場合もご連絡いただければ何が悪いのかは現場を見なくてもわかります。
使われている物がバラバラ、使い方もバラバラではアドバイスでもできず、まずは正しいやり方を行ってくださいとしか言えません。
他のメーカーではされていませんが、現場の問題をリアルタイムで問い合わせしすぐに問題解決ができるなんてサービスはありませんからとても価値のあるものだと思います。
2025年02月27日 00:00

型にはまること 1

型にはまるから成長が早くなります。
独自性を追求して我流のままやっても根本的に間違えていてはいつまで経っても成長はありません。
まずは型にはまって先人の知恵を学び最高の形を習得し、そして正しい基礎知識や技術を持って判断ができるようになってから独自性を追求するということが大切です。
これまでの経験上という主観で仕事をされている方が多いですが、そもそもそれが正しいのかどうか、正しい前提知識を持っているかということが問題になってきます。


ケミカルの知識やマシンの知識、フロアパッドの知識などなど色々ありますが、メーカーの営業マンでさえその正しい知識を持っていない人も多く、重要なのは物の知識だけでなく、その物をどう運用するかの方が大切ですから、もっと広い知識が必要になってきますから、その必要な前提知識を持っている人は意外と少ないのです。
実際にメーカーの説明がおかしかったり、機械そのものの構造がおかしかったりなんてこともありますから。


武道や茶道に型があるようにフロアメンテナンスという分野においても型があります。
ハンドルの握り方やモップのさばき方ひとつとっても細かい理由があるのです。
それを知らずに現場で作業を頑張っても疲れるだけですし、現場管理という分野においても同じです。
現代では会計ソフトと労務管理ソフトが連動し、勤怠管理はスマホベースなのが当たり前になっている時代にもかかわらず、タイムカードは手書き、タイムカード回収、給与計算、給与明細を手渡しなんて会社もまだまだあるものです。
高齢の方にはスマホはわからないからなんて話も聞きますが、今時70代でもLINEをして家族とやりとりをしている時代ですから、最初の設定だけしてしまえば使えない人なんてほぼ皆無と言えるでしょう。
情報共有も階層ごとのグループLINEでできますから、消耗品の発注などもLINEで依頼ができますし。
ここが変わるだけで、管理に必要な人数は大幅に減らせます。
これもいわゆる現代管理の型のようなものなのです。


次回へ続きます。

 
2025年02月24日 00:00

単価値下げの意味すること②

前回からの続きです。
今回は定期カットの話です。


いつもメンテナンスに入ってくれて綺麗でありがとう!
だけで終われば良いのですが、ユーザーさんから聞く話には変わったお客さんもいらっしゃるようで、綺麗だから定期作業をカットなんてことを言われるお客さんも…
綺麗を維持するためにスタッフさんの教育に時間をかけ、初期投資を行って剥離してベースから被膜を作っていき、洗浄で表面を整えてと、長い時間をかけて現場は作られていきますから、その先行投資を回収する前に綺麗だからという理由で定期清掃のカットされてはたまりません。
現場で何人で何時間くらいだからこのくらいの金額だろうという計算をする人は経営者にはなれませんし、それは正しく説明できない人も経営者にはなれません。
事務所や事務のスタッフさん、車や機械の減価償却、ガソリン代や駐車場代、移動する時間などなど、様々なものに経費はかかっているので、それも踏まえて原価計算をしなければなりません。
それも踏まえてその金額って真っ当な金額だと思いますか?
退去後のハウスクリーニングが1万円なんて話もありますが、1万円というと15分圏内の現場に行って何もせずすぐに帰ってきたくらいの金額です。


個人的な考え方でこれが正解かどうかはその会社の置かれている環境にもよりますが、年回数と単価値上げをすれば良い話で、その条件が折り合わないのならメンテナンスをやめるという選択肢が手っ取り早く、他社に依頼して現場をぐしゃぐしゃにされて再度依頼を受けたときは単価が高くなりますという条件付きでやめてしまいます。
ナノプラスをそれなりにやりこんでいると、同じレベルのことをできる会社はそうそうありませんから、自信を持って断ります。
安いのが良いのなら、メンテナンス自体をしなければ良いだけの話です。
きちんとした説明をした上で理解されない場合、断ることができない会社は単価が落ちていく一方です。


お客さんの方もまさかメンテナンスを断ってくるとは思っていませんから、実際のところ解約にならないことも多いです。
またそんなことを本気で言われるお客さんと長く付き合えるかどうかという問題です。
最初にどのようなメンテナンスを行うのか説明していなければ説明していない方が悪いですが、説明をしているにも関わらずそれを言ってくるのは悪質か、よほど経営が苦しいのでしょう。
値下げの話やカットの話が出た時点で「我々のメンテナンスコストは御社の全体の経費からみれば1%未満でしょうに、それをカットしなければいけないくらい経営が苦しいのですか?」と聞いてみましょう。
苦しいのであれば、
「年間金額をまずは減らしましょう」
「年間の予算をどのくらいにされますか?」
「年間の予算に応じて仕様を組み直します」
「年間回数を減らして1回の単価を上げましょう」
「メンテナンス周期が長くなれば汚れも増えますし、傷も増えます」
「洗浄の時間もかかりますし、塗らなくて良いのに塗らないといけないことも増えますから、作業時間も長くなりますから単価は増えても仕方ありません。」


いつもいっていることではありますが、我々の業界は人手不足なのです。
頑張って仕事をこなしてもこなしてもどんどん仕事が来てさばききれないのです。
ごく一般的な考え方ではありますが、忙しいので単価は上げていくのが普通で、単価の安い仕事や条件の悪い仕事は交渉を行い、交渉がまとまらないのであればやめていくというのがとても一般的な経済原理です。


プロとして専門知識を持って丁寧の説明できているかというのは大切です。
ここでいうところの専門知識は洗剤がどうとかワックスがどうとかいう話ではありません。
どのように年間でメンテナンスを組み立てればお客さんの年間予算の中で最良の結果が得られるかどうかという話です。
ここを履き違えて専門知識=プロと思って、この洗剤がすごいとか、このワックスがすごいとか、phが!とか、ORPが!なんて話をしてもお客さんは興味がありませんから響きません。
説明がないから単価というわかりやすいものだけの比較になり、他社と同じ仕様で単価競争になるのです。
10年落ちの軽自動車と新車の高級車を比較しているのにただ金額を比較しても仕方ありません。


高い単価を維持して安定的にその契約が継続している会社はそういった説明がきちんとできているのです。
2025年02月20日 00:00

単価値下げの意味すること①

先日価格交渉についての質問をいただきました。
このご時世ですからどうやって単価を上げるのかというのは大切な部分です。
それについては以前書いたコラムに答えがあります。


逆にこんなご時世だから値下げの要求をしてくるとんでもないお客さんもいますね。
長い目で見て事業が続きそうにないお客さんに思えますがとりあえずそんなお客さんとも上手く付き合っていくことが必要な場合もあります。
仕様変更をともなわない単価の引き下げは、発注者側から見れば「単価を下げてもできるということは、これまでそれだけしっかり儲けていたんだな」というように見えるのです。
だからこそ一度単価を下げると2度目3度目と交渉が続き、結果最後は現場も酷いことになり、誰も良い思いをしない結果になります。
言われるまま単価だけを引き下げることは悪手。
お客さんの年間予算に基づいて仕様を変更するのは良いと言えます。


当社の床管理の現場ではそれなりの単価をいただいていて値下げの交渉もほとんど起こらないことから逆に値上げもしていませんが、一部価格の交渉をしなければならない設備管理を含む総合管理の現場では、以前書いたコラム(https://freedom2006.com/blog_articles/1614223494.html)のように物価・人件費上昇分◯%という項目を入れています。
我々の仕事は設備管理もそうですが、約90%(会社にもよりますが)が人件費です。
最低賃金はどんどん上がるわけで、最低賃金で雇用することはありませんが、それが人件費上昇と見るのならば、最低賃金分を上昇分として全体に追加します。
物価に関しては近年はそれ以上上昇していますから、90%(人件費分)10%(物価分)としても良いかもしれません。


そうすると値上げは困るなんて話が出ますから他社との相見積どうのという話にもなります。
仕様変更などでご予算に沿った金額にすることも可能ですのでご相談ください。
と一筆付け加えておくことがポイントで、それがないと他社で相見積がなんて話になり面倒なことになったりするのです。


次回に続きます。
2025年02月17日 00:00

床材やワックスの弾力性②

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前回は床材の柔軟性の話でした。
今回はその上に塗るワックスやコーティングの柔軟性の話です。


ワックス側の柔軟性の問題もあります。
ワックスもだんだんと酸化し弾力性がなくなって割れやすくなっていきます。
10年以上経過した黒ずんだワックスなんかは顕著です。
そのワックスに弾力性を持たせるには、ワックスを塗布して可塑剤を補給していくか、多機能還元水のような被膜を還元できるもので柔軟性を戻していくかです。
還元洗剤だったりアルカリ電解水なども還元ですが、ワックスに柔軟性を持たせるほどの力はありません。
一般的なビルメン洗剤は酸化洗剤も多いですからなかなか注意が必要です。
酸やアルカリについては当たり前でも酸化や還元については無頓着なメーカーもありますから。
酸性だから酸化、アルカリ性だから還元ということではありません。


ワックスやコーティングでもベース剤に特化したものは、硬くならないよう追従性を維持できるように設計されます。
その代わりにトップコートに必要なスペックを諦めるので、トップコートを塗らずに放置すると極端に汚れたり、傷が入りやすかったりします。
finish+はUAコーティングに比べても硬くなりにくく密着率が下がりにくい傾向にあるので、さらに長期的なメンテナンスに向いています。


耐久性というと、「硬さはえんぴつ硬度でどのくらいですか?」なんて聞かれたりしますが、硬さは耐久性を構成する一部ではありますが、それがすべてではありません。
確かに硬いと初期光沢の落ちにくさという面ではアドバンテージがあります。
ただそれは初期であり、長期で見ると必ずしもそうではありませんし、傷の補修ができません。
傷というのはHPの光沢復元洗浄の部分をみていただくとわかりますが、上にワックスを塗ろうがコーティングを塗ろうが傷は消せません。
傷を消すのは減膜が必要で、これは車のボディのコーティングなどでも同じなのです。
また硬いということは追従性に欠けるということで割れやすいといえます。
どんなに硬いものでも床材や被膜同士の密着率が低ければ耐久性は出ません。
つまりは硬いよりもっと大切なポイントがあるということで、finish+はそういった別のポイントを意識しているのです。


UAコーティングを専門学校の教室に10年前に塗布した現場がありますが、一度も上に何も塗っていなくてもまだ綺麗です。
日常清掃は除外で、光沢復元洗浄も1年半〜2年に1回しか行っていません。
椅子の傷も入る専門学校の教室でガラスコーティングがUVコーティングではここまで長期的な維持は不可能です。
年末の作業でも綺麗で上に塗る必要はまったくありませんでしたが、さらにメンテナンス周期を伸ばすのと、次回の洗浄作業を楽にするためにfinish+を上に塗りました。
簡単に剥がせるということは傷が消し込みやすく、洗いやすいということになり、洗浄時間の短縮に繋がります。


床材と上に塗るワックスやコーティングの柔軟性、またそれを洗浄する洗浄液の組み合わせによって適切な管理をすることが10年単位でも長期的な維持管理ができるポイントになってきます。
メンテナンスという言葉の中には被膜の適切な柔軟性管理というのも含まれているのです。
2025年02月13日 00:00

床材やワックスの弾力性①

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先日インスタにも投稿させていただいた写真です。
10年以上前にUV照射するコーティングを塗りました。
当時は無知でしたので、期待に胸を膨らませて作業したものです。
現場はOAフロアの上にピールアップボンド(通常はカーペットを何度も貼って剥がすことのできるボンド)でPタイルが貼ってある特殊な現場です。


通常、土間打ちしレベリングされた上にPタイルが貼られますが、人が歩いたり、椅子に座ったりすることで床材というのはへこんだり元に戻ったりを繰り返します。
ワックスやコーティングはその床材に追従するのですが、ワックスやコーティングの特性にもよるのですが、追従できないと割れてしまいます。
また膜厚が厚くなると追従しにくくなり割れてしまうので、やたらと塗るのはおすすめできませんし、剥離しなければならないほどの膜厚になれば割れやすいわけです。
OAフロアの上にPタイルというのは条件的にはとても厳しく、写真で見てもわかるようにOAフロアの形がPタイルに浮かんでくるレベルでPタイルが凹凸になっていて、極端に割れやすいといえます。
目に見えてひび割れるというのは末期症状で、椅子の下が黒くなっているのは被膜が割れてしまっているからですね。


床材によっても大きな違いがあります。
一般的にPタイルなどは弾性床と言われ弾性があります。
コンポジタイルや長尺シートは弾力性がありますが、近年増えてきたノンワックスタイルはそういったものに比べてかなり硬めです。
その分弾力もないので歩行や椅子で床材がへこむ量も少なくワックスやコーティングが割れるリスクは減り、被膜の耐久性も高くなりますから長期間維持のできるメンテナンスがしやすくなります。


ただノンワックスタイルの場合はワックスは密着しませんから、ノンワックスタイルに密着するものを塗る必要があります。
床材に傷を入れれば密着するなんて話もありますが、タイルの表面積が増えても化学的密着率は変わりませんから根本的な解決になりません。
finish+やUAコーティングであれば、ノンワックスタイルもUVコーティングもガラスコーティング(いずれも全ての種類は試しておりませんので当社のテストの範囲内になります)にも密着しますから、UAコーティングは昔からガラスコーティングの表面保護剤や部分的な補修としても使われてきました。
表面にfinish+なりUAコーティングなり、剥離のできないコーティングの上に塗ってしまえば下地のコーティングへ入る傷を防止でき、傷が入っても表面だけ除去することで綺麗な下地のコーティングが出てくるという仕組みでした。


今回は床材の話でした。
次回は床材の上に塗るワックスやコーティングの柔軟性の話です。
2025年02月10日 00:00

新製品リリースのお知らせ

ナノバブル まないのきよみず リリース
HPを読まれている方の中には既に変更箇所を見られた方もいらっしゃるかもしれませんが、この度新しい製品を2つリリースいたします。
トップページの多機能還元水の説明の次あたりの今回の製品を追加させていただきました。
これはいずれも中級者〜上級者向けで、とりわけ日常清掃や定期清掃ではfinish+の管理、カーペット洗浄向けのものになります。
最初からあれこれ選択肢を増やしても良い結果は出ませんし、複雑なものを拡げてもトラブルの元が増えるだけですから、とりあえずナノプラスをはじめて慣れるまでは、多機能還元水とfinish+という最もシンプルなところからスタートされてみてください。


洗浄液の洗浄力というのは

洗剤 × 水

で決まります。
いずれも水に関係するもので水の性能を高めて洗浄液の力を上げる目的です。
しかし洗剤の方ばかり注力して水の方に力を入れる会社は少ないものです。
日本全国いろんなところへ行かせていただいている水オタクから見ると、その地域差というものはすごいもので、同じ希釈の洗浄液で同じ結果が出るかというと実は細かい部分ではそうではありません。
取水する場所によって大きく変わりますから、多機能還元水のようにある程度水の質を担保するものが必要なわけです。
多機能還元水とて完全に同じにはならないので、システム全体としてある程度のレベルが担保できるバランスどりをしており、それがわたしのいちばんの仕事だと思っています。


そもそも多機能還元水とfinish+になってからは洗剤という概念がなくなってしまっていますから、水と水と水のみで構成されるもので洗浄を行うという概念に仕上がりました。
新しいナノバブル水はそれだけでも日常の洗浄機とトレールパッドで洗浄が完了するレベル。
また定期清掃でもこの3つを組み合わせることで多機能還元水の希釈は半分の希釈でお使いいただけ、より安全により環境によく、素材の変質などのリスクを減らしたり、洗浄力を上げて減膜量を増やしたりと多機能還元水だけでできる幅がさらに広がります。
特にウールのカーペットのような繊細な素材についてはこれまで多機能還元水1000倍希釈を推奨してきましたが、併用することで500倍希釈レベルの洗浄力が出せますし、エクストラクターにも入れておけば回収率が上がります。



ただしく使えればコストも下がりますし、作業性も良くなりますから使える方にはメリットしかないと思います。
製品のデリバリーは3月1日よりを予定していますが、ご注文によってはすこし先に伸びる可能性もあります。
まずはHPのトップページよりご確認ください。


よろしくお願いいたします。



 
2025年02月08日 00:00

トレールパッド発送時期について

いつも当社製品をお使いいただきありがとうございます。
先日復刻したトレールパッドですが、生地加工でいましばらく時間がかかり、BASEに在庫ありと掲載されているもの以外につきましてはもうすこしお待たせしてしまうことになりそうです。
つきましては本日予定発送日を2月28日に変更させていただきました。

お待たせして大変申し訳ありません。
どうしてもお急ぎの方は17インチであれば貸出用のものも若干数ありますのでご依頼ください。

トレールパッドシリーズはこちらから

よろしくお願いいたします。
2025年02月07日 18:25

定期便の変更について

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現在定期便は
・多機能還元水
・UAフィニッシュL
・finish+
がありますが、いずれも12ヶ月契約で毎月(多機能還元水のみ2ヶ月に1回もあり)となっています。


その分通常の価格も安くなっていますが、通常品を購入されている他のユーザーさんと公平性を期すために途中解約の場合は通常価格との差額分を精算いただいく旨を説明欄に記載しております。
差額分を精算いただけない場合には他のご注文が来た際にも出荷停止の措置を取らせていただくこともあります。
解約については12ヶ月経過後から可能になります。


ただし例外として
・多機能還元水2ヶ月に1回から1ヶ月に1回への変更
・UAフィニッシュL定期便からfinish+定期便への変更
については差額分負担なしで変更いただけます。


ナノプラスの方向性としては、
多機能還元水とfinish+こそが効率的なメンテナンスであり、次の時代のスタンーダードだとさせていただいており、より多くの皆様に、多機能還元水とnano+クリーナーとUAフィニッシュLからのメンテナンスからの切り替えを推奨しているというのがこの数ヶ月です。
また多機能還元水についてもさらにその能力を引き出す水の研究も実用段階にきており、さらに多機能還元水の希釈を薄く使えるようになる水も近いうちにリリースを予定しています。


先日のコラムでも全体効率という記事を書きましたが、ナノプラスは全体効率を重視して設計しています。
もっと深掘りできる部分も全体的なバランスからあえてやっていないこともあったりします。
部分的ない最適化より全体のバランスの方が大切なことは前回までのコラムで述べたとおり。


多機能還元水とfinish+の組み合わせはその全体効率をさらに引き上げるものです。
UAフィニッシュLに比べてfinish+のケミカル単価は確かに安くありません。 しかしダスターのみや光沢復元洗浄で終われる回数が増えたり、傷や汚れが少ないので洗浄スピードが上がったり、より薄く塗れたり、荷物が減ったり、そんな価格差がどうでも良くなるくらい全体が効率化されますから当社の現場でもすべて塗り替えていて、現場在庫にはUAフィニッシュLもUAコーティングも1本もないのです。
今のところ、UAフィニッシュLもUAコーティングも廃番にする予定はありませんが、当社の現場をすべてfinish+に変えるというのはそれだけ意味があるのです。


この現場には合うけど、この現場には合わないなんていう声も聞きます。
そしてこの現場はナノプラスだから洗浄液を塗り洗い、別の現場では別のワックスだからポリッシャーから洗浄液をタンク出しなんていうおかしなことを言われる方もいらっしゃいます。
フロアメンテナンスの本質から大きなズレていますね。
作業方法なんていうのは基礎であってナノプラスだからではありません。
ナノプラスだから楽ができることはあるかもしれせんが…


合う現場、合わない現場というのも存在せず、作業方法や管理方法を自分め合わせて最適化していくのがフロアメンテナンスです。
当社の現場でもスーパーから学校、工場や病院までありますが、何も変わりません。
変わるのはお客さんの予算によって松竹梅があるくらいのものです。


この現場は安いからfinish+は合わないなんて話もありますが、finish+を導入して塗る面積を減らした方がはるかに作業原価は下がるのです。
この話が出るということはこれまでのナノプラスも正しく理解できていないと言えます。
ナノプラスでは徹底した作業原価・管理原価を下げていますから、どんな現場であれ、利益は1番出しやすいのです。
2025年02月06日 00:00

finish+とワックスやコーティングの比較

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finish+についてのご質問をいただきましたので、今回は↑の図を元に解説していきたいと思います。

いわゆる剥離できないコーティングの部類としては、
・ガラスコーティング
・UV照射のコーティング
・水性ウレタン
などそれぞれ1液、2液、3液など色々と存在します。
現在のナノプラスの技術では、UVコーティングと水性ウレタンについては多機能還元水とnano+クリーナーで減膜が可能で、光沢復元洗浄を行うこともできるようになっていますが、剥離が必要なビルドアップしたレベルのものを一度で剥離できるようなものではありません。


UAコーティングはそういった剥離できないコーティングとは違って減膜はできますし、剥離剤での剥離も可能なワックスとコーティングの中間のものとして設計いたしました。
リリース初期に施工した専門学校の教室は10年経った今でも光沢復元洗浄のみで維持ができており非常によい状態で管理しています。
ノンワックスタイルやラミネート加工やUV処理されたタイルにも密着するので、そういったタイルにワックスを塗らないとメンテナンスが大変なことになるという問題を解決してきました。


UAフィニッシュLはUAフィニッシュLに比べ減膜性がよく、さらに防汚性やヒールマークのつきにくさを追求したワックスです。
減膜性が良いので傷が入っても洗浄で傷を消し込みやすく、洗浄スピードを上げても洗えるので作業時間の短縮を可能としました。
油汚れに反応しないので黒ずむことありませんので管理も簡単です。
UAコーティングに比べ乾燥も硬化も早く扱いやすいワックスです。


finish+はUAコーティングの耐久性とUAコーティングのメンテナンス性を両立させた次世代フロアコーティングです。
ノンワックスタイルに密着し、耐久性もUAフィニッシュLの3倍程度あり、UAフィニッシュLよりさらに汚れにくく減膜性も良い設計となっています。
finish+は多機能還元水を塗っても弾かず洗えて減膜が可能ですから、誰でも簡単に界面活性剤ゼロのメンテナンスができ、シックハウス対策、アルコール対策、亜鉛フリーなど環境対策もできています。
これまでのUAフィニッシュL+多機能還元水+nano+クリーナーに比べるとはじめて使われる方でも使いやすく、細かい知識がなくても割と結果の出やすい設計で、finish+と多機能還元水だけですべてメンテナンスができてしまいますから、シンプルで分かりやすいと言えます。
アルカリ電解水でハードに洗っても表面がつやボケしないという耐アルカリ性の高さで凍結防止剤の多い地域でもこれまでのメンテナンスが改善され、UAフィニッシュLの問題だった部分を解消しました。
低温、高湿度でも従来のワックスに比べ乾燥してくれますから雪の多い地域には最適かもしれません。


当社の現場はほぼfinish+に塗り替えが終わっていて、多機能還元水だけのメンテナンスとなっています。
現場管理も日常清掃もとても楽になっており、痛みも少ないのでメンテナンス周期を伸ばしていて、UAフィニッシュLやUAコーティングの必要性を感じていないといったところです。
現場管理や現場の利益率改善もそうですが、環境面においては本音では今すぐUAフィニッシュLとUAコーティングは廃番にして、finish+に統合という思いはあります。
しかしまだUAフィニッシュLやUAコーティングを使いたい方も一定数いらっしゃるようですから当面は併売を続け、出荷量を見ながら廃番時期を検討させていただきます。


今後ナノプラスはfinish+と多機能還元水のメンテナンスへ時間をかけて移行していく予定です。
まずは毎月の定期現場でfinish+をお使いいただき経過観察ください。
よろしくお願いいたします。
2025年02月03日 00:00