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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

ナノバブル水の効果1

ナノバブル水はなんとなく汚れがよく落ちるという理由で使われている方も多いと思います。
しかしただの水道水と並べて比較すれば明らかな差になってしまいます。
細かい理屈を説明しても難しくなるだけですから今回はその効果に絞って解説していきます。
その効果は主に3つです。


・疏水基の泡が汚れを囲む
→水に汚れやワックスが溶け込みやすい(溶ける+バブルで浮遊させる)


・浸透が早い
→洗浄液の反応が早い

・細かい泡が破裂する時に汚れを破壊
→洗浄力のup


結果、洗浄力のアップや回収率のアップにつながり、多機能還元水との併用でさらにそれが高くなります。
また剥離剤を使う場合は大きな差になっていきます。
特に剥離や大幅な減膜を行う場合は、しっかりとした反応量が必要ですし、反応した被膜を剥がせるだけの水の量が必要になりますから、同じ水の量でもより多く汚れやワックスを取り込めるナノバブル水は有利になります。


次回へ続きます。
2024年11月04日 00:00

商品・技術資料集を追加しました(ノズル)

配管.001
現在finish+のリリースに合わせてHPをリニューアルしているところですが、今回はマンションの共用部で水を流すための立ったまま使えるノズルの設計図をアップしました。
シャワーヘッドだとしゃがんで流さなければいけなかったり、水圧の低い建物で作業が遅くなってしまう問題がありましたが、こちらのノズルによってある程度の圧が確保でき作業の効率化が図れます。
またマンション以外でも店舗などの入り口付近のアスファルトの土砂を抜くのに使えます。
わたしももう10数年毎月定期作業に行った時に自分自身の手でアスファルトの土砂を抜いていますが、表に土砂がなければ中は痛みませんから非常に重要なのです。


わたしも起業した当時、平日の昼の仕事としてマンションの共用部の巡回清掃や定期清掃をよくやっていましたが、作業のスピードが決まるのはなんといっても水の量と圧です。
量はどうにもならないにしても圧はこちらへ多少なんとかなりますし、何よりしゃがまなくてよく、高圧洗浄機のように準備・移動


先を10センチくらいのものを別に作っておいてエアコンフィルターの洗浄に使えます。
当社の常駐現場では1本ずつ配備してあって日常のスタッフが手の空いた時に外して保管しておいたエアコンフィルターを洗浄してくれます。
以前のシャワーヘッドに比べてずいぶんと埃の残りも減って洗う時間も短縮になるというので、一番良い出来のノズルは自分洗浄のしているものがあるくらい。(年2回くらいしか使いません…)
確かに洗いやすいです。


これまでマンションの管理もやってきた経験からですが、先ほども述べたように水の量と圧が1番のボトルネックで、ここが変わらなければ他が効率化されても作業時間はさほど変わらないのです。
ですから重たくてすこしお値段は張りますが、耐圧ホースの18mm(ホースをつなぐソケットもLサイズのものになります)のものを選んでください。
最初は軽いからという理由で9mmのホースを使っていましたが、本当に酷い目に遭いました。
9mmだと10階まで水を上げるとちょっとした水漏れくらいしか水が出ず、スタッフにしたからペール感で運ばせていた頃もありました。
18mmだとそれなりに出てくれて仕事になるんです。
低層階でも出れば出た分だけ作業は早いです。


巡回清掃でも埃や土砂を掃いたりするくらいなら水で流してエンボス用のスクイジーで水を切った方が作業も早く、オーナーの満足度も高いです。
その際にクオリティのぴかQやキューサスワイドのよう極細ステンレスブラシで共用部の床を1フロアずつ擦って流しておいて、すこしずつ定期清掃を順番に終わらせておくのです。
そうすれば定期清掃自体がまるまる無くなって利益に変わります。
一度に全体だと大変ですが、1フロアくらいなら大した負担になりませんから。


色々やってきたからそんなこともわかるのであって、そんな工夫を業界全体で共有できればさらに全体が良くなると思います。
洗剤塗布機もメーカーで販売されているものは10万円以上しますが、資料集にある設計図をもとに自分で作れば1万円でさらに90Lで大型のものも作れます。
広い現場をされているところは250Lのオレンジの園芸用タンクを使われた会社もありました。
まだまだ色んな工夫はあるでしょうから、教えていただければ幸いです。
2024年10月31日 00:00

仕事の方向性と仕様での差別化8

前回からの続きです。


作業する会社は単純に大きくすれば利益が増えていくわけではありません。
仕事が増えて、人を増やして、車も機械も増やせば会社は大きくなって利益も残るんだと勘違いしている人も多いようです。
床の仕事だとだいたい3人1セットくらいでしょうか。
うちの現場は2人1セットで物の移動が多い場合のみ、移動する人が増えるくらいです。
ナノプラスの場合、作業だけで見ればやることが少ないので2人しか必要ないのです。
一般的な3人1セットで見た場合だと、4人になったら4人1セットかというと増えた1人はさほどやることもないのでそうではありません。


じゃあ2人2セットにするかというと、仕事量が対して増えていないのに道具も車ももう1セット買うようになり、その時点ではコストが増え収支バランスが悪くなります。
作業会社は人、道具、車を増やすタイミングが重要なのです。
逆に言えば、最初にこのくらいの規模でどのくらいの物件をどのようなやるかを決めた方が良いでしょう。
やることを決めるのではなく、やらないことを決めていくのです。


一番利益が出るのは今の人員と機材で100%稼動することです。
ビルメン業は人が動くものなので、100%稼動以上の売上になりません。
働く人には月176時間労働という上限がありますから。
100%稼動の売上の中でどうやって利益を最大化するかというゲームです。
そう考えると意味のわからない安い単価の仕事をそのままやっていては最大化は遠のいていきます。
利益の最大化は利益率をどれだけ上げられるかにかかっています。


100%稼動に近い状態に拡げてそこから単価の見直しや仕様の見直し、やり方の見直しによって利益率を上げていきます。
それができない現場は毎年足切りでやめていき新しい条件の良い仕事を受注していきます。
それを繰り返すことで利益率が上がります。
そして利益率が上がると細かいところまで手も入りますし、細かい丁寧な対応もできるようになります。
その積み重ねは顧客の信用につながっていきます。
本来お金が先にあるのではなく信用が先にあるのですが、この業界は信用があってもお金が安いという意味のわからない状況に陥っています。


最初に、「生活を人質に取られて…」ということを書きましたが、必要な収入を得ることができていないから仕事を断ることもできないし、単価を上げることもできないのです。
しかしそれも本来順番が逆で、仕事を断らないから、単価を上げないから必要な収入を得ることができていないとも言えます。
売上を立てるのも利益を出すのもそれは技術であり、学ぶからできることです。
8、9月で「何のために学ぶのか」というテーマを書きましたが、生活を人質に取られないためにも学んでスキルをつけていきましょう。
2024年10月28日 00:00

仕事の方向性と仕様での差別化7

前回からの続きです。


エリア管理というキーワードを出しましたが、finish+やUAコーティングのような耐久性の高いものがあると1000㎡でも200㎡でもエリア管理ができるようになるから利益が出るのです。
UAコーティングの場合は洗浄での剥離性が悪く使える現場を選ぶこともあり、多機能還元水だけで簡単に減膜ができるfinish+はそれだけ革新的ということがわかります。
高い耐久性をもって
・洗ってワックス塗る部分
・光沢復元洗浄のみの部分
・ダスター洗浄機の部分
のエリアに分けてしまいます。


そうすると当然作業負荷が変わってきますから、一番手間のかかる洗って塗る部分の面積が減った分だけ作業は楽になります。
ワックスを塗らなくて良いのなら洗浄もしっかりとする必要がありませんから洗浄スピードも上げることができますね。
汚れや痛みはすべて違いますから、本来はエリアに分けた作業方法を行うことが大切です。
これまでの業界標準レベルは低すぎて、全体が傷んでしまっているから全体を同じように作業してしまっているだけです。
ただでさえ安くなった単価の物件を全体を同じように洗ってワックスを塗っていて利益が出るはずもありません。
塗らなくても良いように管理できているから利益が出るのです。


作業動画にも出てくるスーパーにfinish+を塗っていますが、1ヶ月経過しても作業した時ほぼそのまんまです。
通路がせまく歩行密度が異常に高いところでも維持できていますから、1ヶ月後の作業はダスター洗浄機でも十分です。
うちの会社の場合は作業でなく実験なので光沢復元洗浄したり、さらにfinish+を塗ったり色々実験をするのでそうはいきませんが、あれだけ床への負荷が大きな現場で維持ができれば普通の店舗ならもっと維持できるでしょうから、実際に洗って塗るという面積はかなり減らせ利益を出すことが容易くなると思います。
そうなってくると利益も出ますし、年間回数を減らしても維持ができるので、年間回数を減らして単価を上げることもできるのです。


次回へ続きます。
2024年10月24日 00:00

仕事の方向性と仕様での差別化6

前回からの続きです。


自動車業界を見るとわかりますが、どの業界も競合ではなく、協業の時代へ変わっています。
ビルメン会社やケミカルメーカー、マシンメーカーもそうです。
競合しているからと取った取られたと争って書面上の単価を下げる競争しかできない会社は業界として必要がないのです。
ナノプラスのようにこれまでとやり方を変えることで年間金額を下げるのであれば話は別で、それはむしろ業界の為になることです。
業界は人手不足です。
つまりは受注しても仕事ができないことも多いので、安く受注する意味がないのですが、なぜかこの業界はそうでないところが多いのです。


誰でも知っている経済学の常識ですが、需要と供給のバランスで、
需要>供給→価格上がる(供給不足)
需要<供給→価格下がる(人手が余っている)
現在は明らかな供給不足ですがなぜか価格を引き下げる会社がまだあるのが不思議でなりません。
目の前のことしか見ていないから税引後利益で原価計算したら赤字になっているのに知らずに赤字の仕事を受けている会社も多いです。


1000㎡規模のチェーンストア店舗なんて現場だけではなんとか利益が出ているように見えますが、ちゃんと原価計算したら今の単価は赤字にしかならないものばかり。
たくさんあるから安いという流通業の理屈がなぜかビルメン業界にもなじんでいますが、安い単価のものがたくさんあるのは罰ゲームでしかないのです。
物を売る理屈とビルメンの理屈は違うのですから。
1000㎡が10店舗あるのと、10000㎡が1店舗では面積が同じでも後者の方がはるかに利益が出ます。
利益が出るのは100㎡程度の一式単価の物件か、3000㎡以上のエリア管理できる物件になっています。


次回へ続きます。
2024年10月21日 00:00

BASEサイト 価格表示変更のご案内(送料引き下げ)

この度BASEサイト(nanoplus shop)の送料につきまして引き下げをさせていただくこととなり、表示価格の変更をさせていただくこととなりました。
変更日は本日10月18日このコラムの公開をもって変更させていただきます。


これまで価格表示は送料を含むものになっていましたが、
・4L製品
・SPPパッド
・モップ類
・希釈ポンプ
・2Lボトル
については製品に含まれる送料を引いた表示価格とし、何個口であっても1注文につき送料一律1000円(税別)とさせていただき、4L製品複数の組み合わせや4L製品と希釈ポンプ、2Lボトルなどより購入いただきやすくなります。


尚、これまでケミカルの本数やモップの枚数ごとに商品設定していたものが数量が1つのみのラインナップになりますが、BASE限定で
・4L製品→4本
・18L製品→5本、10本
・SPPパッド→10枚
・ワックスモップ→10枚
・トレールモップ各種サイズ→50枚
のまとめてご購入いただいた場合のお得な価格設定とさせていただきます。


サイト上の表示される製品数が大幅に減りますので見えやすくなります。
現在FAXでご注文いただいているお客様もBASEの方がお得な設定になりますので、ぜひご利用ください。


よろしくお願いいたします。
2024年10月18日 19:46

11月ナノプラスセミナーのお知らせ

11月のセミナー日程のご案内です。
大人数のセミナーではなく、1社のみ(4名様まで)のセミナーになり、参加される方の課題に合わせたオーダーメイドのセミナーとさせて頂きます。
導入前の方も申し込み頂けます。
尚、ナノプラス導入後3ヶ月以上経過されている方につきましては、実務的な経営の効率化などのご相談もセミナーで対応させて頂きます。
セミナー費用は無料です。

今月は特にfinish+のお問い合わせが多かったので、finish+を深掘りしていくセミナーというのも考えています。


○11月20日
1200〜1400 大阪(梅田)
1300〜1500 名古屋(名駅)
1400〜1600 東京(日本橋)
※いずれか1枠


○11月21日
1100〜1300 東京(日本橋)
1400〜1600 東京(日本橋)


○11月22日
クリーンEXPOの会場にいますので、ご質問のある方は会場で面談可能です。
事前にアポイントをお願いいたします。


訪問しての開催も可能です。
他日程につきましては現在調整中です。
また以下の点、お願いいたします。
他日程、他エリア、オンラインでのセミナーもご相談に応じておりますので、こちらよりご連絡ください。


・先着順とさせて頂きます。
・ご参加の方は必ずHPを一読の上、お申し込みください。
・セミナー内容は参加される方の課題により決定しますので、セミナー参加への目的を明確にお願いいたします。


上記以外のエリアにつきましては、ご依頼を頂いてから別途日程を調整させて頂きます。
いずれもご希望の方はこちらまたはインスタのDM,LINEから申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしております。
2024年10月17日 00:00

仕事の方向性と仕様での差別化5

前回からの続きです。


空気を汚せば人の肺が汚れ、人は不健康になります。
水を汚せば飲み水が汚れ、人は不健康になります。
土地を汚れば作物は汚れ、人は不健康になります。
環境負荷の高いケミカルは健康を汚染します。
最終的に自分自身に跳ね返ってくるようにできているのです。


だからこそ洗剤を川へ流すなんて論外ですし、環境負荷の高いケミカルはなるべく使用を控えるのが望ましいのです。
ケミカルメーカーが言うには、よく売れる洗剤はパッと見てよく落ちる洗剤なのだそうです。
売りやすいですからそうなるのでしょうね。
だからと言って最初から必要もないのにすべてきついよく落ちる洗剤を使うのはどうでしょうか?
水や自分自身の健康を汚染してしまっています。
水で落ちるのなら水で落とせば良いのです。
また多機能還元水だけでも汚れの種類は問わないので、ある程度までの汚れは知識があれば対応できます。
そのための洗浄の方程式だったり、ナノバブル水だったりするのです。


当社でも今年は浸透剤(仮)を廃番としました。
それは環境負荷が高いので、いくら綺麗になってもダメだという話です。
ラインナップがひとつあればそれはそれで売上になりますが、地球環境や業界全体の未来を考えた時に環境負荷の高いものに頼って、仕事だから仕方ないというお題目を唱えてエゴで環境破壊して良いということはないと思っています。


これからの時代はよく落ちる洗剤やワックスではなく、既存の性能をある程度維持しながら環境負荷を減らす方向へケミカルを変わっていく時代だと思っています。
finish+は環境性能としては現在の業界水準でも高いレベルにあるので安心してお使いいただけます。


次回へ続きます。
2024年10月14日 00:00

T2のタンクの支えを見つけました

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うちの洗浄機のT2やT5は新車から純正ではないバッテリーでして、朝9時から作業を開始して夕方までバッテリー切れを起こさず稼働しています。
耐久性も高く、純正の2倍以上で、搭乗式のT7にこのバッテリーを積んでお客さんがいらっしゃいますが、5年弱バッテリー無交換という耐久性です。
純正の耐久性では2年持ちませんし、どんどん稼働時間も短くなっていきます。
そして純正バッテリーより安いというのも人気の理由です。


T5やT7は良いのですが、T2の場合には元々のバッテリーから容量アップして高さが高くなっています。
そのままタンクの蓋も閉まるのですが、配線やコネクターの位置が悪いと圧迫されて、そんなことを何年も繰り返していると、断線→充電の時に過電流→出火なんてこともあります。
洗浄機の納品の時には必ずわたしが訪問し取説を行い、タンクの蓋を横のストッパーを常時上げたままにしておくよう説明します。
実際に中途半端にこれを真似して火事を起こした会社もありましたからちゃんと守っていただきたいポイントです。


ちゃんんと蓋を開けて使ってくださいと現場の方にお願いしても閉めて使われる方もいらっしゃいますし、うちの作業車でも帰ってくる間の振動でストッパーが外れて蓋が閉まったまま充電なんてことが1年に何回かありました。
車に乗せたまま充電ができる環境なので燃えると非常に危険です。
(さらに隣はガソリンスタンドという立地ですから)
これまでゴムを挟んだりして蓋が閉まらないよう色々やってきましたが、確実で一番簡単なものを見つけてしまいました。


洗浄機を運ぶ時には洗浄機をラッシングベルトでパワーゲートにくくりつけた後にゴムの車止めで固定します。
T2レベルなら軽いのでさほど大きな問題にはなりませんが、350kgあるT5を運んでいた時に前の車に急ブレーキを踏まれて固定していたベルトがブチっと切れたことがあります。
走行モーターがあるのでそう簡単には動かないのですがそれが動くのですから怖いものです。
ベルトは予備も載せているのでつけかえてベルトを買いに行きましたが1本で100kgまでなのだそうです。
350kgがそのままベルトにかかりませんがやはり1本しかないと危険ですから、2重の保護としてベルトは2本以上、ゴムの車止めでベルトに負荷がかからないよう対策するようになりました。


本来そうやって使うゴムの車止めがT2のストッパーの横にぴったりなんですね。
ホームセンターコーナンで購入したものです。
これだとストッパーがなくても落ちる心配もありません。
そしてタンクの蓋を降ろして充電してしまうというヒューマンエラーもなくなります。
管理者はこうやって事故を未然の防止していくのです。
2024年10月10日 00:00

仕事の方向性と仕様での差別化4

前回からの続きです。


またここからもうひとつ抽象度を上げて話を拡げます。
これまでは自社の仕事の話でしたが、業界として見た時にはどうでしょうか?
自社の売上が上がればそれで良いという会社と、業界全体の未来のことを考えていくら売上が上がっても業界の為にならないことは良くないと言える会社ではどうでしょう?
以前SNSで見た画像ですが「みんな生活を人質に取られて言いたいことが言えなくなっている」という風刺がありました。
もちろん目の前の生活は大切だと思います。
しかしそれが業界をダメにする方向へ引っ張っているやり方を続けていては最終的に自分自身の還ってくるのです。


今回の記事で専門知識を持たず単価競争だけしている営業の話を書きましたが、その顛末は現在の業界であり、ただ単価を安くすることしか脳がない人が増えるという結果になりました。
それを支えているのは赤字なのに赤字と理解できず仕事を引き受けてしまっている人がいるからです。
それだけ安い単価で仕事を受注してきても仕事をする会社がなければ成り立たないわけですから、自分自身の目の前のことしか考えてしない行動が自ら業界の単価を引き下げてしまっていると言えますね。


自分自身のこと、会社のこと、地域のこと、業界のこと、地球のこと…と視野が広がれば価値観も変わります。
小さいところから視野を広げていくように見えますが、本来は逆で広いところから狭めていく必要があるのです。
自分自身のことを優先しても業界や地球環境のことを無視すると、そもそも自分自身のやっていることが間違っているのですから。


次回へ続きます。
2024年10月07日 00:00