ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

予約販売表示について

毎年春先は新規物件の導入などでトレールモップシリーズが品薄状態となっておりご迷惑をおかけしております。
バックオーダーも多く、生産してBASEの在庫に載せてもすぐに注文でなくなってしまうという状態が続いており、「いつ入荷予定なのか?」というお問い合わせもよくいただきます。


在庫ゼロになっている場合は入荷次第メール通知というボタンがあるのでそちらから通知設定ができるのですが、入荷時期を入力することはできませんでした。
この度表示方法を変更しまして、すべての製品を対象に在庫がないものについては次回入荷予定日を表示し予約販売という表示に変更させていただきます。
この方法であればメール通知後の早い者勝ちではなく、予約した順番での販売となります。
入荷数に対してご注文の数の方が多ければ予定の日に出荷ができず延びてしまうことだけはご了承ください。


どうぞ、よろしくお願いいたします。
2025年04月03日 23:04

原価計算できない業界 2

前回からの続きです。


現場の売上ー経費や現場の人件費→売上総利益
売上総利益ー販売管理費(会社の経費)ー営業外費用ー税金=税引き後利益
昨年度の決算書から売上以外を金額ではなく売上に対して何%なのか%にしていくと、現場でかかる経費や人件費を引いた売上総利益が最低何%ないと赤字になるか簡単にわかりますね。


前述した退去後のハウスクリーニングが1ルーム1万円の話に戻りましょう。
現場では洗剤やワックスを使っていますから売上総利益は60万円そのままありません。
そして自分自身の人件費をかなり安く見積って15000円/日×30日=450000円
そこから車の維持費やガソリン代、事務所の賃料、倉庫の賃料(このくらいの規模ですと自宅が事務所で倉庫は車という可能性も高いでしょう)、その他もろもろ請求書の作成や郵送など経費を追加していくと実際には赤字になっているのです。


手を抜けば1日3件できるかもしれません。
しかし1件でも汚れのひどい物件があれば不可能になりますし、手を抜けば抜いた分クレーム率は上がるばかり。
つまりはそんな仕事を受注してはいけないのです。
そしてこんな当たり前のことを知らない人がその仕事を受注するからどんどん単価は下がるばかり。


次回へ続きます。
2025年04月03日 00:00

ナノバブル2バージョンアップと入れ替えについて

先般リリースさせていただきましたナノバブル2ですが、新たな発見があり3月中頃にさらにバージョンアップを行い、直近でご注文の方は既に新しいバージョンのものを発送させていただいております。
発売後すぐにご購入いただいた初期バージョンをお持ちの方に再度購入していただくのは心苦しいこともあり、ナノバブル2の初期のアダプターを新しいバージョンのものと入れ替えさせていただくこととなりました。


対象になる前のバージョンをお使いの方には次回当社製品をご注文いただいた際に
・バージョンアップ後のアダプター
・返送用のレターパックプラス
を同梱させていただきますので、古い方のアダプターをレターパックに入れて返送いただけますでしょうか。
対象になる方はこちらで把握できていますので、入れ替えがない方は新しいバージョンのものになります。


お手数をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
2025年04月01日 17:21

原価計算できない業界 1

前回までにワックスのコストの話をしました。
実際に現場ごとにワックスのコストを計算されている会社はどのくらいあったでしょうか?


以前にも書いたことがありますが、我々の業界のほとんどはその原価を計算できていない会社の方が多いのです。
ここでいう原価計算というのは現場の原価計算だけではなく会社全体のことを指していますが、我々の業界では現場の原価計算も精密にできていない会社の方が多いですね。
一般的に他の業種では考えられないことです。


よくある話でマンションの退去後のハウスクリーニングが1ルーム1万円だなんて話があります。
1人で1日2件これをきっちりやるのは当たりやはずれもあったりしてなかなかしんどいもので、なんとか長時間仕事をして1日2万円です。
30日ずっと休まずやったとして60万円で結構儲かったななんて話が繁忙期にはあったりします。
しかし見る人からみればそれは儲かってないだろうとすぐにわかる話です。


見積というのは利益と原価から作成していくもので相場の単価なんていうのは関係ないのです。
相場が安いからそれに合わせて物件を取ったりすると、現場では粗利は出ていても実際には赤字となってしまいます。
ビルメン業界ではこの目に見えない(現場からは見えない)経費が大きく、それを把握して仕事をしていないといつの間にか赤字物件ばかりなんてことになりやすいものです。
大手の企業ですと、本社経費8%、営業所経費8%(数値は会社で変わります)なんていう基準を設けて、16%以下は赤字であるとされます。
営業的な戦略で赤字でもやってしまうこともあったりはするのですが、売上の膨張になりますからあまりおすすめできません。
利益率が低いということは1%でも何かがあると赤字になる危険があるということです。


次回へ続きます。

 
2025年03月31日 00:00

4月ナノプラスセミナーのご案内

4月のセミナー日程のご案内です。


◯セミナー内容:参加される方の課題に合わせたセミナーになります。
導入前のご相談、フロアメンテナンスの基礎の確認、最近では新製品finish+のセミナーも人気です。


◯定員:4名様まで(課題に合わせたセミナーにするため)
多人数でのセミナーをご希望の場合は伺ってのセミナーも対応いたします。


◯セミナー費用:無料


◯日時
・4月  9日1000〜1200 大阪(梅田駅すぐ)
・4月17日1500〜1700   東京(日本橋駅すぐ)
・4月18日1000〜1200 東京(日本橋駅すぐ) 
・4月18日1230〜1430   東京(日本橋駅すぐ)
先着順とさせていただきます。


 
◯注意事項
・ご参加の方は必ずHPを一読の上、お申し込みください。
・セミナー内容は参加される方の課題により決定しますので、セミナー参加への目的を明確にお願いいたします。


上記以外の日程やエリア、オンラインでのセミナーにつきましては、ご依頼を頂いてから別途日程を調整させて頂きます。
いずれもご希望の方はこちらまたはインスタのDM、LINEから申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしております。
2025年03月27日 00:00

ワックスのコスト計算 4

前回からの続きです。


多機能還元水とfinish+の組み合わせは誰がやっても失敗するリスクが極端に低いです。
そしてこれまでは万が一ビルドアップした場合には、多機能還元水を濃くしたりして対応していましたが、ナノバブル2とまないのきよみずによって、水の質を変えることでさらに減膜量が増やせるようになりました。
まないのきよみずを多機能還元水と併用することで光沢復元率も上がり、より表面も荒れにくくなりますからさらに良い仕上がりになります。


そして減膜ができるのに洗浄液としての環境負荷は業界でもっとも低いレベルです。
先般より現場での汚水処理について試していますが、多機能還元水とfinish+の洗浄汚水はすこし薄めれば下水道の排水基準を楽々クリアでき、汚水処理すればほぼ透明な水にまで戻せます。
一般的な洗浄汚水や剥離汚水は実質的に基準をクリアできないのに排水しているという現状がありますが、それももう正していく時代だと思っています。
日常の洗浄機ではナノバブル2とまないのきよみずとトレールパッドでケミカルゼロの管理が可能となり、むしろ水道水や河川の水より環境負荷が低いもので洗浄できますから環境負荷ゼロでなく環境負荷マイナスともいえます。
将来的には排水によって汚すのではなく、洗浄して処理することで、水道水よりも綺麗な水を排出する形に持っていきたいと思っています。


排水が排水基準を満たしているということは、特定事業所にあたる工場や病院でも何の制限もなく使用できることを指します。
特に病院では提案型の入札になっていますが、排水について触れる会社はほとんどないでしょう。
工場においてもPRTR規制などが厳しくなり、もちこむケミカルについては厳しい目でチェックされます。
工場だから規制をクリアできるものを使う!なんて方もいらっさしゃいますが、わざわざ工場だけそれを使わなくても普段の現場から使っていれば、浄化槽の現場であってもあまり考えることなく排水でき事故を防ぐことができるのです。
現場に行く人がケミカルを間違えて持っていって使ったなんて話はよくある話ですから、ヒューマンエラーを防ぐために仕組み化するというわけです。


ワックスのコスト計算に関係なさそうな話ですが、これもfinish+を使うことで成立することなのです。
これまでのUAコーティングやUAフィニッシュLだったり一般的なワックスでは不可能ですから、そこまで考えるとfinish+のコストというのはかなり安いと思います。
安いだけでなく、簡単に扱えて、何より美観、特に写像性が素晴らしいというのも良いですね。
2025年03月24日 00:00

ワックスのコスト計算 3

ワックスコストの話をしてきましたが、finish+が少し高いといっても実質的にはさほどでもないということがわかると思います。
今回は実際のワックス消費量の実例です。

うちの現場用のものですが、UAフィニッシュLからfinish+にすべての現場を塗り替えました。
わたしが行く現場とそうでない現場があり、わたしが行く現場は一度塗るとほとんど塗らなくなってしまいます。
うちの車と資機材を持っていってもらって作業もお願いしているのですが、具体的なことは言わずに多機能還元水250倍で洗ってfinish+を1層塗布として指示を出していません。


これまでUAフィニッシュLの時は月間4Lボトルで8本くらい準備して実質消費しているのは6本くらいでした。
それが3本くらいに減りました。
意図的に塗らないことを選択させたりはしていませんが、同じように作業して同じように塗っているだけです。


その原因は光沢復元洗浄による平滑さの向上にあるといえます。
・nano+クリーナーを使わないから表面がわずかでも荒れない。
・界面活性剤がゼロになるから耐久性がアップ。
・より平滑に洗い上がる結果となり、より薄塗りに。


わたしが現場に行かないからこそ、塗らなくても良い場合でも塗るよう指示を出して品質を担保するという管理方法をとっています。
それでも消費量が半分になっているということはそれだけ薄塗りになっているということになります。
意図的な薄塗りではなく、伸びが良いので結果的に薄塗りということですね。
ただでさえ多機能還元水で減膜できるfinish+を薄塗り管理するとビルドアップして剥離なんてことには永久にならず、むしろもっと塗らないと追いつかないという状況で、先日は2層塗るということもありました。


次回へ続きます。
2025年03月20日 00:00

【ご確認ください】18L製品発送について

現在当社製品のうち18L製品の発送の一部については製造委託先であるユシロ化学工業からの路線便での発送となっており、土日祝日については配送が休みで、ドライバー不足などの関係もあり、受注から出荷までに日数、納品までにこれまでより長く時間がかかっている状況です。

また3月下旬にユシロ化学工業の棚卸しおよびシステム改修に伴い、一時的に受注・出荷業務が停止となる期間があり、到着までにさらにお時間をいただく場合がございます。
そのため4月1日から4月8日までは注文・発送が集中することが見込まれ、納品までの時間がかなり長くなってしまいそうです。
4月1日出荷ご希望(状況によっては必ずしもご要望にそえる保証はありません)のご注文については、3月21日(金)までにお願いいたします。

当社でも通常より事務所の18L製品の在庫を多めにして対応させていただきますが、多くのユーザーさんに対応できるよう、まとまった数のご注文については、分納という形を取らせていただく場合がございますのでご理解のほど、よろしくお願いいたします。

なお、4L製品については十分に在庫があり、通常通りの発送対応させていただきます。
よろしくお願いいたします。
2025年03月18日 00:00

ワックスのコスト計算 2

前回からの続きです。


また光沢復元洗浄でワックス1層分の光沢を出しているので、塗布回数は1回減り、ワックスコストもワックスを塗るコストや乾燥時間を待つコストも減ります。
ワックスのコストより、時間×人数である人件費の方が高いです。
finish+だとそもそも普通のワックスに比べて痛みにくいの光沢の低下も少ないですから余計に2層塗るなんてことは少なく、光沢復元洗浄のみということも増えていきます。


このようにワックスコストというのはただワックス18Lがいくらという話ではなく、他の面も考えて計算する必要があるのです。
洗浄液という面では、多機能還元水は4L19000円(税抜)と安くはありませんが、500倍や250倍ですから一般的な洗剤に比べるとかなり安いといえます。
とはいえ見た目の単価より以上に、汚れにくかったり、ケミカルを一本化できたり他のさまざまなメリットをワックスと同様に考える必要があります。
洗浄後の光沢があがりやすいのも多機能還元水だけで洗うからという点があります。
nano+クリーナーが入るとどうしても表面のフラット感が完全に出にくいです。
一般的な洗剤や被膜溶解型洗剤はもっとフラットになりにくいです。
洗浄液側でワックスの光沢があがりやすいですから、ワックスの塗布回数や塗布量を抑えていることになり、光沢復元洗浄のみで終わることも増えますから、ワックスの増膜を防止して、より剥離のないメンテナンスがやりやすくなるということです。
だからこそfinish+のような耐久性のあるものがさらに活きてくるのです。


ワックスメーカーはワックスの粘度を調整してある程度の量に収まるように設計をしているのです。
と書きましたが、実際のところわたしはあまりこの調整が好きではありません。
結果的にそうなっているのと意図的にそうなっている部分はあるのですが、粘度が高い伸びが悪いワックスはどうやっても薄く塗ることはできません。
逆によく伸びるワックスを厚く塗ることは可能ですし、何より年度の高いワックスを塗るのは疲れますから、低粘度のものが好みです。
ワックスの伸びについては現在研究中の希釈する水を微量添加し、ワックスの水の情報を書き換えることで伸びを良くしたり、開封後の痛みを防止したりすることもできるのですが、こちらはまだまだ塗った後の耐久性などの研究中です。
現場はとても伸びが良く塗りやすいといったところです。


今年は水に関する新しい技術の製品化をどんどん進めていきます。
洗剤やワックスと違って、水であれば何にでも使えますし、何より安全です。
その添加する水によって多機能還元水の希釈もさらに薄くしても同等の効果が出せるよう進めていきます。
洗浄液はどんどんただの水に近づいていき、その環境負荷はゼロどころか、むしろ環境に良い水というレベルになってきています。
残留しても悪影響がなく、好影響しかない洗浄液へと変わっていきます。
2025年03月17日 00:00

ワックスのコスト計算 1

ごく当たり前の話ですが。ワックスのコストは


ワックス単価cc × 1㎡あたりの塗布量 × 床面積 ×塗布回数


で決まります。
ですが床面積からワックスのコストを逆算されている方は少ないものです。
同じ2層塗るにしても伸びの良いワックスとそうでないワックスのコストは大きく変わります。


18L9000円のワックスで例えると、
・ワックス単価0.5円/cc × 12cc/㎡ × 1000㎡ × 2層 → 12000円(120円/㎡)
・ワックス単価0.5円/cc × 20cc/㎡ × 1000㎡ × 2層 → 20000円(200円/㎡)
同じ2層塗るだけでも塗布量が異なればワックスコストは変わるのです。


ワックスというのはその不揮発成分によって粘度があるという話をしたことがありますが、一般的には
20%程度のワックス10cc(1800㎡/18L)
25%程度のワックス15cc(1200㎡/18L)
というように塗れるような粘度設定になりがちです。
5%しか違わないと思われますが、20%と25%ですから2割違う上に、塗布量は1.5倍ですから、単純に5%しか違わないというのは違うのです。


作業の図解にワックスを塗布する正しい方法を記載してあります。
この塗り方であれば、垂らす量によって塗布量はいくらでもコントロール可能です。
1800㎡/18L:10cc/㎡のワックスでも900㎡/18Lで塗れば20cc/㎡になります。
ただし一定量で塗るという技術は必要で、その技術に期待していないからワックスメーカーはワックスの粘度を調整してある程度の量に収まるように設計をしているのです。
ワックスモップに染み込ませて塗るとどうやっても塗りはじめが厚く、塗り終わりが薄くなり、一定の厚みにならず乾燥時間も一定になりません。
だからこそ図解で示した塗り方になるのです。
ちゃんと測って塗るという訓練をすれば、広い面積を2層塗っても、1層目のボトルと2層目のボトルの残量が同じ量で塗れるようになります。


塗布量はいくらでもコントロール可能です。
と書きましたが、1㎡あたりの最低塗布量は洗浄後のワックスの表面積によって決まります。
一般的な洗い方で洗ったワックス表面はガタガタで拡大すると表面積が大きいですから、その表面積に見合ったワックス塗布量が必要で、足りない場合はかすれます。
ナノプラスでは光沢復元洗浄が基準になり、洗浄後の表面積はフラットですから表面積が少なくなり、かすれにくく薄くも塗れてしまいます。


次回へ続きます。
2025年03月13日 00:00