何のために学ぶのか6
話は我々の業界の現場の知識を学ばないとどうなるかという話ですが、なぜそれを使うのか、なぜその作業を行うのかということがすべて明確になっていない方が多い業界です。それを問うと、これまで使ってきたからなんとなくという回答が、問屋さんから勧められたからという実に根拠のない回答が返ってきます。
その現場で使うもので我々は仕事をしていて対価を得ているのです。
戦場で戦う兵士が信頼性の低い武器を持って命のかかった戦いに赴くでしょうか?
我々も使う道具にある意味命を預けているのです。
そしてそれを使うことで品質と利益率を守るのです。
だからこそそれには納得のいくこだわったものが必要ですし、作業方法だってそうです。
本当にその作業方法で大丈夫ですか?
これまで良かったからと言われますが、もっと良い方法を検討したことはありますか?
理論的に適正ですか?
それを学ぶ機会は普段から作っていますか?
わからなければ誰かに聞いて回答が納得できましたか?
それをやっている人ってほとんどいないのです。
しかしほとんどいないということは言い換えればチャンスと言えます。
すこしやるだけですぐに差が出ますからね。
それを経営的な視点でできれば経営〜営業〜管理〜現場がすべてリンクし、利益率も上がって素晴らしい結果につながると思います。
2024年08月19日 00:00