次世代フロアコーティング 【finish+】 テストリリースのお知らせ
前回「ケミカルコストを削減しても…」という記事を書きました。
また先日月刊ビルクリーニングさんにも寄稿させていただきました内容の答えとも言えるものになります。
UAフィニッシュLおよびUAコーティングの次世代品フロアコーティングとしてfinish+をテストリリースいたします。
ワックスの剥離性とコーティングの密着性をバランスさせ、nano+クリーナーを使うことなく、多機能還元水だけでのメンテナンスが誰でも簡単に行えるようになりました。
UAフィニッシュLの次世代品でもなく、UAコーティングの次世代品でもなく、両方の次世代品であり、前回述べた根本的な利益の改善を行う手段のひとつとして提唱するものです。
製品の詳細につきまして、まずがこちらのリンクより詳細やUAフィニッシュLやUAコーティングとの比較グラフをご確認ください。
これまでUAフィニッシュLとUAコーティングがそれぞれ得意な分野を担っていた部分を1本でカバーできるようになっていて、最大光沢度は当社のこれまでリリースしてきた過去の製品も含め最高レベルです。
ナノプラスでは今後、環境負荷の低減をさらに進め界面活性剤ゼロであったり、環境負荷の大きなものは使わないメンテナンスをスタンダードとしていき、finish+1本と多機能還元水だけでのシンプルなメンテナンスに変わっていきます。
これまでのようにUAコーティングをベースに入れてからUAフィニッシュLをトップコートを塗らなくても、finish+だけでベースからトップコートまですべてカバーできるので簡単な上に、速乾性で厚塗りができ、被膜の厚みも出しやすくなりました。
また多機能還元水250倍を塗布すれば洗浄液が弾かず洗え減膜できるのに、アルカリ電解水のようなphに強い被膜になっているので、UAフィニッシュLに比べてアルカリで表面が荒れにくくなって油汚れの多い現場でもよりハードな洗浄が可能となりました。
当社の現場ではすべての現場をfinish+に塗り替えを進めているところではありますが、多くの方は金額面からすぐにすべての現場を塗り替えるということにはならないと思います。(UAフィニッシュLとUAコーティングの中間くらいの価格設定です)
当面の間、4Lのみでの販売とし、長期的に見て必要であれば18L缶でのリリースも検討いたします。
それに合わせて、決定事項ではありませんが、nano+クリーナー、UAコーティング、UAフィニッシュLは様子を見ながら1年ぐらいを目処に段階的に廃番することも考えています。
現場でのテストでも、UAフィニッシュL・UAコーティングとは比較にならない良い結果が出ており、ケミカルコストが上がってもそれ以上のメリットが大きいことから当社の現場はすべてfinish+への塗り替えを決定しました。
つまりは正しくナノプラスが運用できていればfinish+の方が多くの面でメリットが大きく必要性を感じないことや、環境面から考えても取り組むべきところだと考えております。
UAフィニッシュLについては要望が多ければ継続を検討するかもしれません。
日常管理の時間短縮だけでなく、耐久性の高さや光沢復元性の良さ、減膜性の良さによる定期清掃時の洗浄スピードの向上を活かし、
・年間作業回数の削減
・ワックス塗布を減らして時間短縮
・洗浄スピード向上で作業時間短縮
・より誰がやっても剥離がない管理
が行えるようになり、ケミカルコストを削減するだけではできない利益率改善が誰でも行えるようになります。
剥離したい場合にもUAコーティングのように剥離性が悪くないので、多機能還元水の希釈を濃くしていけば簡単に剥がれていきます。
今後のスケジュールですが、本日7月23日よりfinish+の予約注文受付開始、finish+の発送を7月29日(月)〜8月2日(金)より開始いたします。
ご注文が多い場合は翌週以降になりますので、予約のご注文はお早めにどうぞ。
導入ですが、これまで通り多機能還元水・nano+クリーナー500倍希釈と使い古しのSPPパッドで洗浄し、既存のUAフィニッシュLやUAコーティングの上にfinish+を塗っても問題ありません。
finish+は塗布量に対する光沢度の変化が大きいので、初回は2層塗布してテストしてみてください。
根本的にこれまでのワックスと組成が異なるので1層目はさほど光沢が出ないこともあります。
また組成の関係からUAフィニッシュLやUAコーティングの上にfinish+を塗るより、finish+に上にfinish+を塗る方が乾燥が早く仕上がりの光沢も上がる傾向にありますので、最初は2層塗布をお勧めします。
厚塗りして20分以内に乾燥させることのできる方であれば厚塗り2層でインスタグラムにアップしたような鏡面に持っていくことも可能です。
尚、finish+をトップコートに塗った床は次回から多機能還元水250倍を正しい量(150cc/㎡以上)で塗布すれば洗浄液がはじかない床になり、nano+クリーナーを必要としなくなります。
nano+クリーナーを併用することも可能ですが、nano+クリーナーがない方が耐久性は3倍くらい上がります。
減膜量を増やしたい場合はnano+クリーナーも併用して洗ってfinish+1層でもよろしいと思います。
nano+クリーナーを併用した場合は耐久性が低下します。
量子フロアメンテナンスのセミナーを既に受講されている方につきましては、洗浄液の書き換えでさらに減膜量が増やせますし、多機能還元水の希釈も調整できます。
またfinish+の発売に伴いHPの価格表およびBASEでのラインナップおよび価格を改訂いたします。
8月1日からの変更とさせていただいておりますが、本日の時点でBASEもHPもfinish+を入れたものに変更しましたので、実質本日から変更となります。
変更点については以下の通りです。
・finish+お試し4L
1社1回限りのお試し価格を設定しました。
まずは使ってみていただくのがよろしいと思います。
多機能還元水で簡単に剥離できますから、万が一お気に召さなくても簡単に剥がせます。
・UAフィニッシュL定期便契約の方
finish+の定期便も設定いたしました。
こちらは4Lの定期便になりますが、18L発売時に切り替え可能となっています。
現在UAフィニッシュLの定期便を契約されている方につきましては、finish+定期便への切り替えをされる場合についてはfinish+の定期便ご購入の際に備考欄に「UAフィニッシュL定期便解約」の旨を記載いただければUAフィニッシュL定期便契約は契約期間内であっても違約金なしの解約が行えるように対応させていただきます。
・UAコーティング2Lお試し
残り在庫のみで販売終了とさせていただきます。
・ワックス床用スターターセット
UAフィニッシュL2Lをfinish+2Lへ変更いたします。
・カーペット用スターターセット
白パッドのセットはなくなり、多機能還元水300cc2本になります。
・セラミックタイル用スターターセット
白パッドのセットはなくなり、多機能還元水・nano+クリーナー300cc1本ずつとなります。
・浸透剤(仮)
環境負荷の大きな製品にあたり、リノリウムの剥離は通常洗浄でも減膜していけば可能ですので、洗浄技術の進歩により既に役目を終えたと判断しました。
18Lは廃番となり、4Lと300ccの在庫のみ販売、無くなり次第廃番といたします。
残り在庫についてはセール対象とした価格を引き下げさせていただきます。
・浸透剤(仮)スターターセット
価格を引き下げました。
浸透剤(仮)の在庫がなくなり次第廃番とさせていただきます。
・ナノバブル水アダプター
リビルドのみとなり、価格も引き下げました。
以上、よろしくお願いいたします。
2024年07月23日 21:00