ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

ワックスの汚れにくさ

光沢が高い=汚れにくさとは限りません。
耐久性が高い=汚れにくいわけでもありません。
いわゆるガラスコーティングと言われるものでも、汚れても取れやすいとはいうものの、汚れていくのは実は早いのです。

 

UAフィニッシュLは限りなく汚れにくい設計のワックス。

UAコーティングはUAフィニッシュLほどではないけれど、それに準じた汚れにくさとUAフィニッシュLにはない耐薬品性と耐傷性を持っています。

これは被膜が持つ化学的に汚れにくいという特性です。

食品スーパーで一部分にだけこれらを塗って、1ヶ月後に行ってみると、その部分だけ綺麗というのはよくある話でして、一般的なワックスとは大きさな差がそこにはあります。

だからこそ日常清掃や定期清掃の作業時間の短縮にも繋がるのです。
しかしワックスの光沢を出す為に
ワックスを研磨するのは良くないという話。

 

 

 

何が良くないか

ワックスの研磨(バフも含む)で光沢を出そうとすると洗浄スピードが落ちるのが1つ目の問題です。

サクッと洗ってワックスを1層塗った方が洗浄スピードが上がる分、ワックスを塗っても早く終わります。

ただしワックス塗布を継続すると剥離が必要になるというのがこの業界の常識ですが、nano+はそれが起こらない仕組みなので塗ってしまいます。

そして研磨するようなパッドで洗ってワックス塗布すると洗浄液に反応した被膜が確実に除去できず、リンスをしても十分な密着率が出ません。
そして洗浄して終了という場合も、反応した被膜が残ると翌日からヒールマークが大変よく入ります。

バフの場合は塗らないから大丈夫と洗浄が十分でないことが多く見受けられます。

この辺りの差はUS SPPパッドを使って頂くとよく分かります。

使い古しになればそれなりに光沢も復元します。

汚れにくさについては、洗浄して綺麗になったからいいや!となりがちですが、研磨するのと、白パッドや黄パッドで洗うのとでは汚れやすさは変わります。(US SPPパッドで洗浄した場合は必ずUAフィニッシュLかUAコーティングを塗って下さい)

白い車のボディに傷が入ると汚れやすくなりますね。

それと一緒でいくら細かい傷であっても現在のフロアパッドの構造だと汚れにくくなるものはありません。

まぁ今までの傷だらけよりはマシといったレベルです。

研磨剤粒子が細かいから汚れないと私も言い続けていましたが、一般的なフロアパッドだとそうですが、白パッドや黄パッドと比べると日常清掃をやっている人はすぐに気づきます。

上にワックスを塗るのならいいかもしれませんが、それでは耐久性は出ませんしね。

 


 

バフは?

バフは摩擦熱によりワックスが柔軟になる温度にして、均等に傷を整えて写像性を出している作業。
その温度をガラス転移点と言いますが、その温度が低いものがドライ管理用ワックス、高いものがウェット管理用ワックスになり、その温度が低い分ドライ管理用のワックスはバフをかけ続けていかないとメンテナンスが成立しません。
これを階段とかトイレとかバフの入らないところに塗るのは論外ですね。

 

バフを続けていると分かりますが、同じ美観を保とうとするとだんだん定期清掃スパンを短くしないと汚れていきます。

剥離しても変わりません!なんて謳い文句もきいたことがありますが、食品スーパーぐらいの汚れがひどいところだとそうはいきません。

例えば事務所ビルや老人ホームなどでは汚れの種類や量がしれているのであまり差は出ませんね。

痛まないところの比較で行けば、日常清掃で洗浄機のある病院にUAコーティングを正しく施工できれば5年以上は定期清掃なしでも維持ができてしまいます。※外来部分はUAフィニッシュLで管理した方が効率的です。

バフは均等に傷を入れているというのは事実で、熱でワックスが溶けて傷を埋めるなんて説明をする人がいますが、本当に溶けて埋まるのならバフをかければ必ず光沢値10程度でも100に近い数字となります。

そうならないのは溶けて傷を埋めることがないからなんですね。

長年ドライメンテナンスをされていた方にnano+導入でUAフィニッシュLになってからの違いを伺っても、バフをしなくなってから確かに汚れないと評価を頂いています。


 

 

レベリング

多機能還元水とnano+クリーナーはワックスを溶かさず柔軟にするもので、難しい技術や知識がなくても平滑性が非常に出やすい設計となっています。

だからこそ光沢復元の簡単で、平滑に洗えて下地を傷めないので増膜性も良く光沢の上がりは早いんですね。

ちなみにUAフィニッシュLですが、一般的な洗剤と青パッドで洗ってから塗ると光沢はかなり微妙な感じです。

光沢以外の特性にパラメーターを振っているので、光沢面は抑え気味です。

しかし洗浄で平滑にしてしまえば問題ないくらいの光沢はすぐに出ます。

光沢復元洗浄あってこそのUAフィニッシュLやUAコーティングなんですね。

 

ただ光沢を戻すだけなら多機能還元水250倍もしくは500倍と黄パッドのみでの洗浄で細いレベリングが取れます。

それ以上復元する場合はワックスを塗った方が早いですね。

光沢を戻す場合はゆっくりに洗浄するとよく戻ります。

しかしゆっくり洗浄するにも限界がありますから、これは遅いなと感じた場合は nano+クリーナーも併用してワックス塗布の作業に切り替えをお勧めします。

といいますか、明らかに綺麗な場合を除き、毎回ワックス塗布作業と割り切った方が早く、そして中途半端に復元できないことによるクレームをもらうことが減りますから、そちらをお勧めします。

人数が増えれば増えるほど、そのクレームを頂く確率は上がりますので。

そしてUAフィニッシュLは速乾タイプなので、ワックスを塗った方が早く作業が終わりますし。

 

毎回レベリングを取りながら洗浄して、それぞれの被膜に複層的に写像性がつきますから、意図的にワックスを多めに塗り重ねていき増膜させていった場合には、光沢度が15でも蛍光灯は2本が写るようになります。

 

長くなりましたので、今日はこの辺りで。

2019年11月04日 22:36

基本スペックを上げる

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ある日をお昼ご飯、メシカツの大盛り。
とってもボリューム満点で普通の人は食べれない量ですが、なんとこれで1,100円。
夜ご飯はいらなくなるボリュームです。
起業した頃、この店の前の物件で作業をしていて見つけたこのお店。
昼時は強制的相席になってしまうぐらい人を入れるし、食べたものは片っ端から片付けられて早く帰されるのに行列ができるお店です。
人気なのはボリュームが多くて安いからという訳ではありません。
これといって特別な材料を使っている訳でもないのですが、何を食べても美味しいのです!
それを決定づけているのは



 
料理の技術や知識



この料理に対する基本スペックが圧倒的に高いお店なのです。
一つのものに長けている場合はその一品は美味しいかもしれません。
しかしこのお店はナポリタンだろうが、トンカツ定食だろうが、出てくるものが全て美味しいのです。
つまり特定のメニューというわけではなく、料理全てに対するレベルが高いということになります。



 

現場では

nano+を使うことによって基本スペックが上がります。
しかしそれ以上のレベルを求めるとなると、HPを読んで理解できている人や、作業の図解を正しく理解して人に説明できる人ぐらいのレベルにならないと自分自身の基本スペックは変わっていませんので、普段やらない現場や特殊な環境下においては十分に対応ができないことがあります。
nano+は勉強しなくても使えますが、勉強すればした分だけ現場での見返りはあるのです。
それはまず耐久性の違いによって見えてきます。
作業精度が上がれば耐久性は上がり、耐久性が上がれば作業時間の短縮に反映されます。
勉強というと難しく感じますが、

 
「決まったことをいかに決まった通りに実行するか」


ということだけで、それを作業精度と呼んでいます。
単純にこれを高めることが、美観の維持と作業時間の短縮・収益性の向上に繋がるんですね。
やることがわかっていればそれをとりあえずひたすらやってみるというのは一番の近道かと思います。



 

会社全体では

まずは経営者の器以上に会社は大きくならないと言われています。
もちろん例外もありますが、基本的には経営者の価値観や考え方に依存することは多いですね。
現場に出る経営者は、現場は現場で頑張らないといけません。
しかし目の前のことだけをこなしているだけでは、将来的に改善することはありません。
一般的には10%〜20%は将来のことをやった方がいいなんて経営の勉強会では言われたりします。
私自身は将来のことに50%以上時間を使って、器を大きくすることに取り組んでいます。
それができるのは様々なものを効率化して、通常は半日しか目の前のことをしなくても会社が動く仕組みを作ってしまったから。

経営者の器以上にと書きましたが、これは売上の話ではありません。
あくまで利益ベースの話です。
売上が◯◯億達成なんて出ている会社もありますが、結局は税引き後利益であって、翌期に繰り越す金額が実質的な成長金額ですから、器が大きいというのはこの金額が大きいと言えます。
これを伸ばすのが将来のことをやるということの1つではないかなと思っております。
もちろん他にもやることはありますが。



 

nano+導入によって

最初からHPに書いてあるようなレベルのことが100%できるわけではありません。
もちろん今までよりは良くなります。
しかし100%を出すとなると、作業時の環境をどのくらい整えることができるか(気温、湿度、床温)、作業の図解にあるような作業のポイントを確実に守って作業精度を上げることができるかと作業の質を向上させていかないと、3年間ワックス塗布無し管理なんていうのは夢のまた夢です。
それには作業の図解や資料集を読みんこんで、一つずつ自分のものにしていくしかありません。
それが基本スペックを上げるということになり、ワックス床でもカーペットでも様々な作業でレベルが上がり、利益率も上っていくのです。
ちなみにですが、自分のものにする=正しい理解ができていて現場で実行できる=人に説明できる・紙に描き出せるということになります。

 
2019年11月02日 17:48

持続性のある衛生管理で現場コストを削減

洗剤は汚れの種類に合わせてあったものを使いましょうというのが、清掃業界の常識。
しかし現場では汚れの種類は1種類ではありません。
トイレの便器の汚れでは、人間の脂分や糖分、水垢、尿石などがあります。
食品スーパーの床の汚れでも、外から持ち込まれる土砂、排気ガス、雨、店内で発生する惣菜や肉の脂、魚売り場から出る塩水、野菜の土。
要は1種類ではなく、複合的な汚れになっています。
なので完全に汚れを除去しようと思うと、汚れの種類に合わせて清掃をしていると何回も洗剤をまかないといけなくなってしまいます。




 

綺麗を維持するには


清掃周期で汚れが蓄積する量>清掃頻度で汚れを除去できる量
             を
清掃周期で汚れが蓄積する量<清掃頻度で汚れを除去できる量

に管理すること。
これが正しく管理できていない現場は汚れていくばかりで、汚れきったら定期清掃という考え方になります。
逆に考えれば汚れが蓄積して日常清掃で対応できない状態にならなければ、定期清掃は必要なくなります。
そうするとコストは下がりますね。




 

ちなみに菌管理の場合は


清掃周期で菌が繁殖する量>清掃頻度で菌を除去できる量
             を
清掃周期で菌が繁殖する量<清掃頻度で菌を除去できる量

菌の場合は、菌自体を除去することもそうですが、菌を繁殖させない為に菌の餌となる汚れを除去することになります。
除菌するようなものを使うと、耐性菌の問題がありますので、物理的に除去するのが現代のベーシック。
次亜水や加速化過酸化水素水で除菌していても、菌の量管理ができていない現場は多くあります。
菌の場合は汚れと違って見えませんので、時間経過による菌管理を行っていく必要があります。
ちなみにそういった酸化して菌を殺すものをワックス床で使用すると、ワックスが過度に酸化して脆くなったり、割れやすくなったり、対薬品性が上がりすぎて減膜できなくなったり剥離できなくなったりと、ダメなことづくめなのです。



 

汚れにくいは素晴らしい

菌も汚れもうまく管理することで清掃頻度を伸ばすことができるようになります。
清掃頻度が伸びればコストは大幅に下げることができます。
例えば日常清掃で毎日30分やっている作業が2日に1回になると年間91時間作業時間を短縮することにつながります。
これは大きな削減ですね。
多機能還元水やUAフィニッシュL、UAコーティングは汚れにくさを追求しています。
汚れにくいと清掃頻度が減りますからコストは下がっていくんですね。
そして汚れが蓄積しないと強力な洗剤が必要なく、安全で優しい洗剤でも管理できるようになります。
そうなると事故リスク、排水リスクが減り、洗浄対象の素材を痛める可能性も低くなります。


nano+は汚れにくさで安全に簡単にコストを下げていきます。
2019年10月31日 16:01

個人事業か法人か?

昨日違う業種の友人から相談があり話をしておりましたが、うちのお客様からもよく聞かれる質問。
だいたい税理士さんがいうのは、累進課税などから見て年収500万円ほどにならないと法人化のメリットが出ないなんてことも言います。
しかし個人事業で事業を継続するのか、法人化するのかというのは税金の問題ではないのです。




 

無限責任と有限責任

個人事業主:無限責任
法人:有限責任
とされています。
つまり何かあった場合、個人事業主は無限に賠償しなければならず、最終的に自己破産するしかありません。
そして税金は自己破産しても免責されず、払い続けなければなりません。
法人の場合、その法人を解散すれば、法人代表者は連帯保証人になっているものだけ責任を負えばいいのです。
もう一つ同じ名前の会社を別の場所に登記したり、会社名を一文字でも変えて新設すれば同じ場所で事業が継続できたりします。
これを悪用した手形詐欺がミナミの帝王で出てきますね。
そういった詐欺に引っかからないようにするには、ミナミの帝王とナニワ金融道を見るのが一番近道。

現実的な話に戻しますと、ビルメン業をやっていますと、人を雇います。
変な人は雇用しないでしょうけど、その人が業務の中で法律を犯し大きな事故を起こしたらどうなるでしょう?
例えば飲酒運転で死亡事故を起こしてしまったり。
法律を犯しているような状況下では保険会社も賠償してくれないでしょう。
それを業務中のことなので会社で賠償してくれと言われた場合、「5億円!」とか言われたらどうでしょう?
一部のお金持ちを除いて、ちょっと無理っぽいですね。。。
分割で払っても金利だけでも恐ろしい金額。
しかも払いたくない。
しかし個人事業だと払うか破産するかの選択肢しかないのです。
そういったリスクから考えると、有限責任な法人の方がリスクは少ないのです。



 

新規取引でも

大手企業になると、法人でなければ口座開設ができない会社もあります。
大手企業の口座開設ができなければ大きなチャンスを得ることができません。
売上は別にしても、口座開設ができなければ間に1社窓口になる会社が入り、利益率が落ちてしまいます。
せっかくのチャンスをモノにできませんし、企業にとって取引先というのは資産の一つと評価されます。
大手企業の取引先講座を持っているというだけで金融面では評価が上がりますし、いわゆる一発逆転があるのです。



 

法人の新規設立と法人成り

資金調達でも法人の方が有利です。
リースでもオリックスなんかは法人でなければ申し込みを受け付けてもらえません。
現在個人事業主の方が法人にする場合は、新規に法人を設立する方法と法人成りする方法の2つがあります。
資本金1000万円未満で新規設立すると算定期間の2年間消費税が免税になるというメリットがあります。
しかしこれまでの事業経歴が0年にリセットされてしまいます。
金融の評価では、事業年数が長い方が評価が上がります。
リセットされてしまうと大変なので大体の方が法人成りされますね。
目の前の消費税に目を奪われてしまっては大きなものを失ってしまいます。



 

税率だけでなく

年金保険料や扶養の観点から社会保険の方がお得な場合が多いですね。
収入が増えていくに従って健康保険料は高くなります。
家族が多い方も社会保険になれば人数に関係なく給与の所得金額で保険料が決まりますので、世帯全体での年金保険料を抑えることができます。
労使折半なので、社長がオーナーだと2回払う感覚になるのは否めません。
しかし年金も2階建てになりますから、もらえる金額も多くなります。
老後年金はもらえないだろうと言われている時代ですが、怪我をしたり、障害が残ったり、死亡したりとそういった部分も社会保険もカバーしてくれますから、何かあった時も手厚くなりますね。
それを考慮すると生命保険はほとんど必要ないと言う生命保険会社に勤める友人もいたりします。
個人事業主の場合、社長個人の所得が安定しないので、保険料に毎年振り回されますが、法人の役員報酬は年間で一定という原理原則があるので、どれだけ会社に利益が出ていても保険料などに左右されることもないのです。



 

税金の話

法人税は安いのです。特に中小企業の法人税は安いのです。
大企業は税金を払っていないなんて話もありますが、正しく理解できていない税理士さんが言っていることが多いようで、以前ある勉強会でそれを言っている税理士がいて、話を聞くと儲かっているのだから払うべきだと言っていました。
もはや感情論、ちゃんと法律に基づいて払っているので法律に触れていることはありません。
もし違法な処理がされていれば、マルサが調査に入るでしょう。
その分海外で税金を払っているのだから日本で払うとなると二重課税、現在の法律では仕方のない話です。
法人には税額控除という合法的な節税できる制度があるのですが、大手企業に比べ実は中小の法人企業はその制度の数や額が優遇されています。
税額控除を積極的に使うような戦略的な会計をベースに経営を組み立てていけば、利益額にもよりますが法人税の実効税率は10%未満に抑えることも可能です。
本当に税金を払っていないのは実は中小企業だったりします。

法人になりますと役員報酬となり、1年間を通じて固定額となります。
ただし株主(オーナー)=社長である場合は、株式の配当金で所得を取れば、年収が1億円あったとしても所得税率より安い源泉分離課税20%で済みます。
累進課税である所得税の法律と現在の年金保険料の仕組みでは、いくら頑張っても可処分所得は増えません。
会社をやっていて役員報酬1200万円なんて、無駄にそういったものを払っているだけです。
うまく経費になるように生きていく方が楽ですし、税法の仕組みや金融評価の仕組みからいえば株式の配当金の割合を増やす方が効率が良いのですね。
なので、税法に詳しい経営者は、最低限の役員報酬と経費で生活をして、あとは株式の配当で収入を得るのです。
こういったことはネットに色々と書いてありますね。



 

現場をこなすのも大切ですが・・・

先日友人と話をしていた際に言ったのですが、会社があって経営というものがあり、その中で現場の作業があったり営業があったりするので、その根本にある経営の部分をしっかりさせなければ、頑張っても頑張っても利益は出ず楽にもならないということ。
現場の利益率を上げていくことも大切ですが、会社として経営の利益率を上げて、税引後利益率を上げていかないと、水をザルで受けているのと一緒で、どんどん水は受け止めれず流れていってしまうのです。



法人化すると決算書類も増えて大変になります。
でもそれをやっているからこその信用もあります。
色んな専門家もいますが、それぞれ専門の分野のことしか分からない専門家の方は多いのです。
多くの専門家から話を聞くだけでなく、↑で述べたことは現代ではググれば全て出てきますから、様々な面から見て判断されたら宜しいかと思います。
2019年10月28日 15:04

正しく税金を納めないと

スクリーンショット 2019-10-25 15.10.18
巷ではチュートリアルの徳井さんが脱税ということでニュースになっていますね。
さすが売れっ子芸人、税額から計算するとギャラの金額もすごいですね。
法治国家なので、税務署が承認する形で合法的に節税をするのはいいと思いますが、無申告はまずいのですよ。
あとグレーな手法を使って明らかに過少申告になるような申告をした場合も、税務署の裁量権で否認されることもあります。
税務署の方は、そうやってちょろまかす悪意のある人が大嫌いなのです。



 

正しく税金を納めたい

という姿勢を見せていれば税務署の方は本当によくして頂けます。
「これならこの書類書いたら税額安くなるよ」と教えて頂けることもあります。
法律に則って正しく納税してもらうのが仕事であり、そして法律は知っている人の味方で、知らない人が損をするというもの。



 

税金を納めてないと

今回の徳井さんの場合、無申告ですから追加徴税はもちろんのこと、隠蔽や仮装、虚偽があると重加算税の請求がきます。
条件や税率はgoogle先生に聞いて下さい。
税務調査が入った時にあちらこちらと指摘を受けるでしょう。



 

税理士さんに頼んでいても

税務署が否認すればそれまでなのです。
責任をとって代わりに払ってくれる税理士さんはほぼ皆無。(私の知り合いに一人だけいますが)
そもそも税理士さんは税理士試験受かっているから優秀なんでしょ?と言われますが、医者や弁護士でも優秀な人とそうでない人がいるのと同じで、勉強ができる人が実務ができる訳ではないのです。
特に税理士試験は必須科目と選択科目があるので、得意不得意はありますし。
なのでうちの会社には税理士さんがおりません。
税務署に聞いた方が早いし、確実に結論なので。しかも無料で聞けてしまう。
もちろん聞き方というのがあり、あまりにレベルの低いことを聞くと「税理士さんに依頼されてはいかがですか?」と返されます。
しかし私とて最初からできた訳ではないのです。
少しずつ理解しようとやっている蓄積でできている話で、税務・会計・財務に強くなると会社の税引き後利益率は上がり、楽に経営をすることができます。



 

怖い怖い個人事業主の税金

個人事業主は無限責任とされていますので、万が一廃業という場合は自己破産しなければならないというリスクが常について回ります。
これについては後日コラムをアップ致しますが、どれだけ規模が小さくても法人で事業をされた方がいいのです。
年金保険料、法人税、所得税、住民税などを考えても税額控除を使って法人の方が安くなる傾向にあります。。
ちなみに自己破産しても税金の支払いは免責されませんので、払わないといけないこととされています。
法人であれば法人消滅とともになくなりますが。
なので、個人事業主の方で徳井さんのように無申告なんて方は本当に危ないのです。
追加徴税や重加算税そして延滞税なんてことになったら払っても払ってもなくならないレベルになってしまいます。
もはやハイリスクローリターンなギャンブルな。




 

チャンスを得る為に

税金を過少申告すると追徴課税や重加算税などによって、結果的に後でちゃんと申告した税額より多額な税額を支払うことになります。
税金を払わない会社は、自己資本比率が高くなっていきませんので、成長できないのが経営の仕組み。
成長しない会社にチャンスはないのです。
大手企業はそれなりの信用を持った会社でなければ取引口座の開設ができませんから。
大手企業の口座を持っていない会社は大きく伸びないのです。
そう考えた時に、その支払う税金が高いか安いか?
その企業の口座を持っていることで存続が左右されるかもしれません。
税金は正しく納めましょう。
2019年10月26日 13:39

ハードとソフト

スマートフォンやパソコンを買う時に気になること。
ハードとソフトが別々の会社であること。
これは結構大きな問題でして、アンドロイドOSを搭載した色んなメーカーのスマホ。
故障した時に、ハードの不具合なのか、ソフトであるOSの問題なのか分からないことがあります。
iPhoneだとハードもソフトもAppleですから、最後はアップルストアが問題解決してくれますね。

これはメンテナンスの現場でも一緒でして、色んなメーカーさんの洗剤やワックスを組み合わせて、独自の作業方法で作業されている業界です。
そうしてトラブルが起こってメーカーさんに原因を聞いても明確な回答は帰ってきません。
現場ではハード=資機材(洗剤、ワックス、マシンなど)、ソフト=作業方法と言えます。
nano+は、ソフトもハードも統一することでフォローが可能となっています。

我々の業界ではメーカーから何を買っているのでしょうか?
メーカーから買っているのでは物ではなくて、蓄積された技術や情報、そして最終的には現場品質。
つまり色んなメーカーのものを組み合わせて使用するとノーデータとなるわけですね。
ちゃんとしたパッケージで販売していないメーカーにも問題はありますが。。。
ハードの中身も、ソフトもバラバラでは何かあってもフォローする人がいない状態になってしまいます。
だからこそnano+は正しい状態で使って頂き、結果が出るまでフォローさせて頂きたいと思っております。
前提条件があるからこそ、現場を見なくても状況を聞いただけで問題も分かってしまいますから。
2019年10月24日 20:53

手段と目的を間違えないメンテナンス業

当社の現場ではトレールモップや多機能還元水、アップライト、土砂取りマットを無償でお客様に貸与することが多々あります。
3Mの土砂取りマットは結構なお値段だったものが最近は安くなっています。
なぜお金を頂いていないのに無償で?と質問を受けることもあります。
本質的な話ですが、我々は床の美観を保つ為に毎月お金を頂いております。
清掃することやワックスを塗ることに対してお金を頂いている訳でなく、美観を保つ為にお金を頂いています。
綺麗なら洗ってワックスを塗る意味もないですから、痛む状態まで持って行かせないという管理ができると楽なんですね。



 

掃除屋さんとメンテナンス屋さん

汚れたところを綺麗にするのが掃除屋さん
常に美観を維持するのがメンテナンス屋さん
スポーツのように種目が違うのでどちらが優れているという話ではありません。
しかし収益性はメンテナンス屋さんの方が高くなる傾向にあります。
なぜなら作業しなくてもお金をもらえる可能性があるし、実際に洗ってワックスを塗る面積は減らせます。
定期物件が多いと年間の数字が読め、経営的にも安定し設備投資が行え利益率を上げやすいから。
その方が経営は楽なので私はお客様にメンテナンス屋さんをオススメしております。
利益率が高い=短時間で同じ収益が出せる=自由な時間が多い=自分の趣味に没頭できて幸せだと思うので。
先日うちのスタッフと話をしていたのですが、「ヒマだな〜、やることないな〜、今日は終了!」まだ14時ですよ!と言われたけど、管理業としてはやることがないし、忙しい管理業ってたぶんトラブルだらけで収益性悪いよと。
ちゃんとやることやってればヒマな方がいい業種です。
警察や自衛隊が忙しい世の中ってよくないのと一緒です。
特に作業効率が高く、耐久性が高いうちの現場は1回やってしまうとやることがないので。
それで会社が維持できるのならのんびりその方がいいのかなと思ってしまいます。
その分どうやれば作業しなくていいかは必死で考えて実験して検証して、どんどん現場で生かしていくというのはやっていきますけどね。



 

手段と目的

うちの会社では、洗ってワックスを塗るというのは↑で出たアップライトや土砂取りマットを無償で置いているというのと同列の選択肢なんです。
目的は美観を保つことなのでそれらは手段の1つだと思っています。
ワックスを塗ることが仕事だと勘違いされている人は多いと思いますが、それは清掃業が勝手に思っているのであって、お客様はそれを求めているのではなく、常に綺麗な状態を維持することを望まれています。
これを間違えている会社はこの業界では多いのではないでしょうか?

しかしそれを実現するには日常的な清掃が不可欠なので、お客様に資材を渡して毎日メンテナンスして頂いています。
それがなければ店舗でそのようなことは不可能です。
当社のスタッフが日常清掃に入っているところでは1年以上定期清掃に入らないのでもっと収益率は高くなります。
手段と目的を間違えていないからこそできることなんですね。

ちなみに3Mの土砂取りマットは他社のと違い、10年経っても使えます。
さすが3M!

今日はこの辺りで。
2019年10月22日 01:27

洗浄ワックス作業の図解を更新しました

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ユーザーさんからのご要望もあり、洗浄ワックス作業の図解を更新しました。
今までのものに比べ、細かいところも追記しております。
こちらに記載のあることを正しく現場で実行できれば、うちの現場のような耐久性を出すことができるようになり、多機能還元水と黄パッドの洗浄で定期作業を完了することもできるようになります。(日常メンテは必須)

↑の写真にあるHPのバナー(スマホだと一番下部分)をクリック頂くか、こちらをクリックするとご覧頂けます。

今後は図解の小変更や他の内容の図解や動画も充実させて参ります。
2019年10月19日 19:37

空気を汚さないということ

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フロアメンテナンスの目的とは、日常清掃も定期清掃も含め、「空気を汚さないこと」というのはもはや常識。

しかし作業の中で空気を汚してしまっていることは多くあります。

見た目を綺麗にすることに目を奪われて本来の目的から遠ざかっている愚かな行為と言えます。

昔から口が酸っぱくなるぐらい言い続けていますが、空気を汚さない作業で作業を組み立てるのが最低限守るべきルールでしょう。

 


 

例えばダスター

埃や土砂などの微粒子のある床を人が歩くとそれらが舞い上がり空気を汚してしまいます。

だからダスターでそれらを除去するのですが、ダスターのほとんどはドライで使用するもの。

使うと埃は舞い上がり空気を汚しておおよそ1時間後に落ちてきます。

結果床も綺麗になりません。

結果的に空気を汚してしまっているのですね。

nano+ではトレールモップでウェットダスターを使うので埃が舞い上がらず空気が汚す心配が少なくなります。
回収率が高く床面の土砂埃を確実に回収できるというメリットも。



 

例えばバフ

バフはワックスに微細な傷を入れて傷を整え写像性を上げるという研磨作業。
その作業ではワックスの粉やパッドのカスが出ます。

バフマシンにはダストパックがついていてそこにそれらが入ると言われています。

しかしバフマシンを見てみて下さい。
バフマシンにはワックスの粉やパッドのカスがたくさん付いています。
ちなみにプロパンマシンは排ガスを出しますので空気を汚しますね。
作業中に作業者はこれを鼻から目から口から吸い込んでいて健康的ではありません。
スーパーだと野菜などの食品もそれをかぶるようになります。
そんなことをやっていいはずがありません。

なので、nano+にはバフ管理という考え方はないのです。



 

バキュームやアップライトも

排気が気になります。
構造上排気ゼロという訳にいきませんからHEPAフィルターがあり、0.3ミクロンの粒子を99.97%キャッチできることをJIS規格で定められています。
nano+ではHEPAがついていないアップライトもバキュームも販売しません。
記載価格にはHEPAフィルターを含んでいます。
病院の場合、医療清掃サービスマークでHEPAが義務付けられていますが、それ以外の建物ではそれがありません。
しかしそれ以外の建物ではそれは必要なのです。



 

水フィルター空気清浄機

個人的にはバキュームやアップライトも水フィルターにできないものかなと思っております。
そうすれば100%除去できるので。
ちなみに↑の写真は私が自宅で使用している自作の水フィルター空気清浄機。
ペール缶に水を貯めてそこに風を当てると、結構ホコリがたまるのです。
そして水を放置しておくと腐って衛生的ではないので、腐らないよう多機能還元水を2プッシュしておきます。
ボックスファンが2000円くらいなので、高性能な空気清浄機が安く作れます。
ちなみに〇〇クラスターとか、〇〇イーとかついたやつはダメです。
強酸化物質で菌を殺すので、次亜水やオゾンと同様人間にもダメージがあり、呼吸器内科の医師の間では常識だそうです。


現代では花粉だけでなく、PM2.5の飛散による悪影響も多く、私自身も毎日自宅と事務所は床を水洗浄、常にマスク、毎日眼の洗浄を欠かさず行って自分自身を守っています。
水を撒いてスクイジーで集めて回収するだけで、ウェットダスターでも回収できないレベルで回収が可能、そしてモップのように洗うのが面倒ではなく、そのままトイレに排水できます。
工事後の現場ではダスターで集めても目詰まりするので、これを洗浄前に行い除塵します。
水が大量に必要なので、ホースで水をまきます。


我々は建物を管理する中で何を本質的な目的としてメンテナンスを行うのか、しっかりと考えなければなりません。
ただ契約通り何も考えずに床を洗ってワックスを塗る、ただカーペットを洗う、それは違うと思うのです。
そんな会社は結局高い単価の仕事を得ることはなく、安く使い捨てられていき淘汰されていくだけ。
意識髙い系なんて言葉がありますが、意識高い系メンテナンス会社って素晴らしいと思いますし、そういう会社が成功して生き残るのだと思います。

2019年10月17日 01:11

11月度nano+セミナーのご案内 東京・名古屋・大阪・広島・福岡

nano 講習会申込書

11月のnano+セミナーのご案内です。
11月13日14時より東京ビックサイトで開催されますクリーンEXPOの公開セミナーにも登壇致しますが、通常のセミナーも開催致します。

・剥離清掃を無くしたい
・作業を楽にしたい
・現場の作業時間を短縮したい
・現場品質をさらに上げたい
・施工技術レベルを上げたい
・管理技術レベルを上げたい
・nano+を使った経営戦略を一緒に考えたい
などなど、様々な課題解決の為に多くの方が参加されています。

開催エリア以外のエリアでもご希望があれば対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

それぞれの会社の実情にあった内容で行いますので、1社もしくは1グループでの開催とさせて頂き、細かい部分まで対応させて頂いております。
申し込み状況によっては、日程の変更をお願いすることもございますので、まずは日程をご相談頂き、お早めに申し込み下さい。

申し込みはこちらをクリック頂き申し込み書をFAXもしくはメール頂くか、こちらのお問い合わせフォームよりお願い致します。
一度セミナーにご参加頂いた方が、内容を深める為に2回目をご参加される方もいらっしゃいます。


 

皆様のご参加お待ちしております。

2019年10月14日 22:58