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開発者コラム

nano+オフ会開催のお知らせ

名称未設定.001
nano+オンラインサロンメンバーの@cleanworkerさんがnano+オフ会を開催されます。
日時:3月12日18:30〜
場所:大分市内の居酒屋
公開のオフ会になっているので、まだnano+を使われていない方も参加して色んな話が聞けるようです。

参加申し込みは
facebookはこちらから(facebookアプリで「nano+オフ会」を検索しても出てきます)
インスタはこちらから
またこのHPのお問い合わせフォームでも受付致します。
お名前と参加人数を記載の上、申し込み下さい。

私も参加する予定です。
皆様のご参加お待ちしています。
2020年03月06日 13:00

仕事の仕方

先日経営の勉強会で出たこの話題。

全ての仕事に共通する、重要な能力なのです。
どんな技術や特殊な能力を持っていても、基礎的なこの力がないと生きてきません。
仕事を依頼された時にあれこれやることはたくさんありますが、最初にするのは前提条件の確認と業務分解。
・どういった条件や要望の中で
・やる業務を分解
していきます。
仕事のできる人の特徴は、その条件や要望を確実に聞き出し、業務の分解を細かくする特徴があります。
できる営業マンと同行営業すると分かるのですが、下準備から始まってお客様との話もびっくりするくらい細かくて丁寧です。
対して仕事のできない人は分解をしないもしくは大雑把な傾向にあり、やるべきことをやっていないのでトラブルが起こるのです。

前提条件を正しく把握できていないから、何度もお客様に話を聞いてお客様を怒らせてしまったり。
そして途中報告を行わないので、期限に提案した時に的外れな提案を行ってお客様をがっかりさせます。
途中報告がないと方向修正できないだけでなく、ちゃんとやってくれているかお客様を不安にさせることも。
特に期限を切っていない場合には本当に不安になり、私自身も頼んだことに対して、先日報告がなく、とり組んでいるかどうか、進捗がどうかが見えず怒ったことがあります。
仕事は1人でしているのではないので、他の人にも迷惑をかけてしまいます。
最終的にそれはお客様への迷惑に。
業務分解した後は優先順位をつけて日程管理をしながらそれをこなしていきます。
それがたまるからタスク管理をする必要があり、ToDoリストがあったりするんですね。
しかしそれはどんどん溜まり、タスクに追われるストレスな毎日へ。



 

仕事のできる人の特徴

仕事の処理もメールの返信も早いのです。
現代では電話ではなく、メールでの仕事のやりとりが多くなっています。
むしろ電話によって仕事が中断されるので、電話は迷惑極まりないという風潮もあり、一流のビジネスマンはそんなことしませんし、電話する場合もLINEなどで「今、電話いいですか?」と確認してくれます。
もちろん職種によって、メールの方がいいか、電話の方がいいかがあるので、そちらを見極める必要はありますが。
いきなりアポもなしに来社される人なんかは論外ですね。。。
なのでうちの会社はシャッターもドアも鍵を閉めっぱなしにして、突然人が来ないようにしています。


メールの返信が遅いと仕事が先に進まないだけでなく、スケジュール調整もできず、相手に迷惑をかけているのです。
待っていると他のスケジュールの調整もできなくなってしまうので、私は基本的に先着順をルールにしています。
その場で対応できなくてもいつまでに対応しますと期限を決めるだけで相手は満足するのです。
情報のキャッチボールで自分がボールを持ったままだと、忘れてしまうリスクが高くなりますね。
スケジュール調整一つとっても、1週間が開けばどんどんその先のスケジュールは埋まってしまうので、「もうその日はダメだよ」ということになります。
人は労働に対する対価で収入を得ていると言われていますが、本質はそうではなく、その人の時間やその人の成果に対価を払っています。
人の時間を無駄遣いする人とは付き合いたくないという考えの人が増えてきましたのは当然ですね。
現代ではパソコンへのメールもスマホで確認することができます。
「うちの会社は対応のスピード命です!」という会社もありますが、確認したいことがあってメールしても「会社に戻らないとメールが見れません」なんてことがあると、スピードないじゃんとなってしまいます。
昔はそれでもよかったのです。
しかし今の時代の価値観はそうではなくなってしまいました。



 

仕事は即時処理

仕事が増えてくると覚えることができなくなってきます。
メモすればメモを見るのを忘れる。
覚えようとすると忘れてミスが増えていく。
ある時点で覚えようとすることを忘れないと処理ができなくなります。
私は覚えることをやめました。
なのでよほど手が離せない仕事やセミナーが入っていない限り、すぐに処理して覚えなくてもいいようにしていきます。
よくメールやLINEの返信が早すぎると一部ではドン引きされるのにはそういった理由があるのです。
資料作成などの時間がかかるものはもちろん期限を決めますが、ToDoリストではわかりにくいので、iPhoneのカレンダーで入れてそれをやるべき時間まで管理しています。

仕事の仕方は色々とあるものの、即時処理できるものは即時処理することで、一緒に仕事する人の時間を邪魔をしない。
これも一つのマナーではないでしょうか。
2020年03月05日 10:00

同じものを売っているから値下げ競争に巻き込まれる

価格競争の激しい牛丼チェーンですが、同じ牛丼を売っているので価格競争に巻き込まれてしまいます。
同じものなら安い方がいいのは当たり前の消費者意識。
しかし本当に問題なのは、同じ牛丼だと思われていることと、牛丼屋自体が同じ牛丼だと思っていること。
極端な話ですが、これだけあちこちに牛丼屋があると吉野家の牛丼を食べにいく人は、すき家や松屋では牛丼を食べないのです。その逆も然り。
私も例に漏れず、牛丼の値段が松屋の方が吉野家より100円安くても、吉野家の方が味が好きなので吉野家を選びます。
なのに勝手に値段を下げてしまうんですね。
それは自分が提供しているものに自信がないから。



 

もう1つの問題

同じ牛丼だと思われている人達もいる訳で、そういった人達は安い方を選びますね。
しかしそれは同じものと思わせてしまっている側にも問題があるかもしれません。
清掃業界はこちらの問題の方が大きく、発注側は「どこがやっても一緒よ!」と思っています。というか思わせてしまっています。
自社は何ができるのか、何が得意なのか、ストロングポイントが明確でないから。
ストロングポイントもまた別の機会に説明しますが、強いところばかりだと強みにならないのです。
いわゆる器用貧乏で、全体的に高いレベルでそれを行えば行うほど強みが薄れていく。
あの会社は〇〇の仕事ならピカイチだよね。というイメージができていないのは、あれもこれもやってしまうから。
目の前の売上の為にあれもこれもやってしまうと、あの会社に頼めばなんでもやってくれるね→何でも屋さん
何でも屋さんには強みはありません。
どの分野においても専門には勝てません。と世間一般に思われます。
うちの会社は基本新規のお客様は床のメンテナンスしかしないのです。(古いお客様は総合管理の物件もありますが)
それが会社のカラーであり、その専門性と出てくる結果がその会社のブランドになります。
ブランドのない会社は価格競争に曝されて弱いのです。



 

まずはHPでプレゼン

お客様に見積を出す前にどんなものを使ってどんな作業をし、結果どうなるのかをiPadなどでプレゼンをします。
紙に印刷して持っていくのは


絶体にNG!


綺麗な現場の写真を見せるのに、普通のコピー用紙に印刷するのとiPadなどのタブレットのどちらが画像が綺麗でしょう?
だいたいここで勝負は決まるのです。
ほとんどの会社が紙でプレゼンします。
この業界の数値ではありませんが、他の業界では紙とプロジェクターやタブレットでプレゼンするのでは、成約率が13%も違うというデータがあるそうです。
見た目が勝負のこの業界ではそれ以上の差が出るでしょう。
私が常に最新のiPadを使ってプレゼンするのはこれが大きな理由です。
また最初から金額だけ提示するから、金額と金額の比較になるのです。
つまり牛丼と牛丼の比較でなく、牛丼の金額と牛丼の金額の比較になっているのです。
一番簡単な比較は、他社と同じ仕様で見積をしないことです。
で、どんなプレゼンをするのかということでHPが必要なのです。
今時HPにない会社に仕事を頼む会社はほとんどないのではないでしょうか?
私自身も一番にHPを調べます。
HP自体がプレゼンできるような形式になっていけば、HPで説明していくだけ。




 

nano+の使い方

nano+の強みは耐久性と汚れにくさ。
また素手で使えるほどの安全性と、剥離剤を使用しないことですね。
これを生かして年間回数を削減したり、リコート回数を削減して、1回あたりの単価を上げて年間金額を下げて勝負するのが一番簡単。
私の営業スタイルだと、「年間予算いくらですか?その予算内でnano+を使って、どこよりも良い結果を出しますから!」と聞いて教えてもらいます。
教えてくれない場合はどうしたらいいですか?という質問も受けますが、その場合は「うちが見積出すと高いですよ!」と。
予算が決まった上で仕様を出すのはすごく楽な営業です。営業力も不要ですし。
他社と同じ金額で他社より良いものが提供できればお客様は良いのです。

またお客様へのひと押しで、一般的なメーカーと違って、メーカーによる現場フォローもついているというのも提案力に+αとなります。
お客様はメーカーという言葉に弱いのです。
多くの方がトヨタ車を買う時にトヨタマークのついてディーラーで購入されます。
街の整備工場で買っても同じトヨタの車なのに。
それだけメーカーの看板の力は大きいので、使えるものは使った方がいいのです。
そのひと押しも他の清掃会社と違うものを売ってはいないということのブランドになるのです。
2020年03月02日 10:00

人事を尽くす

仕事で常にこれをやり続けるのは本当に大変なこと。
しかし人生を左右するような入試や就職試験、会社の運命を左右するような商談など、そういった時にはあらゆるリスクを考慮して、事前にできることは全てやっておくことが人事を尽くすということだと思っています。

以前、子供が大学受験で隣の県に受験に行く前の日に自宅にいたので怒ったことがあります。
特待生の推薦試験で受験さえすればほぼ合格という高校3年間努力で勝ち取った権利。
しかし大地震でも起きて、高速道路が事故で通行止め、災害でJRが不通となった場合どうするかというシュミレーションができていませんでした。
高速道路が通行止めになれば、そこまで行ける道は大渋滞して時間が計算できず、JRも乗れないか動いていないか。
それによって3年間の努力はなかったことになる可能性だってあるのです。
前日に移動していればそんなことがあっても、最悪歩いてでも大学まで向かうことができます。
結局夜遅くホテルを予約して、新幹線で移動し大学近くのホテルに泊まらせました。
その上で何もなければそれでいいのです。



 

これが企業だとどうでしょう?

会社の運命を決める打ち合わせなどがある場合、必ず同じような行動をとります。
台風で新幹線が動くかどうか微妙なら迷わず先に移動します。
普段から飛行機が飛ばない、雪で新幹線が止まった、寝坊するかもというリスクを考慮して、午前中には予定を入れることはほとんどありませんし、お昼前後の打ち合わせがある場合でも、離れているところであればなるべく全泊することにしています。
以前台風の関係で打ち合わせを予定していたことを、当日に延期と連絡を受けたことがありました。
私は台風が来るのが分かっていたので、もちろん前日に移動していましたが、先方は当日移動で移動ができないと。
うちの会社に提案があるから人を紹介したいと言われ時間をとったのですが、そんなこと言われたらもう2度と会いたくなくなります。
台風がその日に来るのは既に分かっていたことなので、終電でも移動しておけば問題はなかった訳で、移動できないのであれば、前日に日程変更の連絡します。
台風で移動できないことは仕方ないことですので、早めに連絡すればこちらも予定を入れられます。
当日に連絡してくること自体が非常識としか思えない。
人の人件費をいくらで見ているのか。。。
連絡ミスで作業中止なんてこともありますが、それで作業する人に今日は無しだからと帰らせる人がいます。
その人たちの1日分の収入はどうするのでしょう?
常識的な会社なら、日当の補填をしています。
仕事がなくなったからといって、急に他の仕事をすることはできませんから、そちらの方が常識的な行動です。
人の時間を大切にできない人とは仕事はしたくありませんね。


1分でも遅れたら会わないと言われる方もいらっしゃいます。

そういった人に限って、だいたい仕事のできる忙しい方でアポが取れない重要人物なのです。
都内でも初めていくところだと30分くらい前に到着していくこともあります。
当然のことで、人の時間を無駄にしておいてそれはないだろうと。



 

商談で言えばプレゼンの準備

いわゆる練習プレゼンですね。
これをやらないと何分のプレゼンか分かりませんので、お客様から見ると終わりの見えないプレゼンになってしまいます。
なので最初に大体何分くらいプレゼンを聞いて下さいというところから始めます。
今回のクリーンEXPOのセミナーの練習では10回以上やって、その都度中身も濃いものにしていきました。
もちろん前日にケーブル類や音量の確認だけでなく、iPadがダメだった場合に備え、iPhoneでプレゼンできるようバックアップの確認をしたりという打ち合わせを現地で音響さんと30分くらいやりました。
実際に今回もそれをやっていなかったら当日音が出ないなど大変なことになっていたのです。
100数十名の方が全国から来られるので、スクリーンに何も映りません、音も出ませんでは済まされません。
それでも緊張したのと、熱くなって色々喋ったことで時間を2分押してしまいました。
押したのは2分ですが、そこに持っていく為に途中をかなり端折っていて、その部分の内容は薄くなっています。
つまり十分なパフォーマンスが出し切れていないのです。
それでも多くのお問い合わせを頂いているのでありがたいことではあるのですが。



 

例えば会社のリスク

例えば重要なデータはクラウド保管はもちろんのこと、オフラインで東と西で保管をしたりしています。
東日本大震災の時に節電で東日本は電力規制がかかり、東日本の工場は稼働に制限がかかりました。
しかしちゃんとしたメーカーさんはそういった時のバックアップとして、東と西に工場を持っていて、少し納期はかかっても対応できるようにしているのです。
当社でも、何かあった場合は本社を移転してでも事業を継続できるような体制にしています。
nano+の製品供給が止まってしまうと、他のもので代替えしなければならなくなりますが、現場の利益率は変わってしまい、ユーザーさんに迷惑をかけてしまいます。
お客様から「nano+なくなると困るからよろしく頼むよ」と言われることもあるので、そういったリスク対策は常に考えています。
そこまでしなくてもと思われるかもしれませんが、やはり製品を供給するということの責任は大きいと思いますので。



 

現場でも

現場調査なくいきなり現場で作業される方がこの業界にはいらっしゃいます。
元請けさんから観にいくのが難しいのよと。
何度もお客様のところにいくのもバツが悪いのだと思いますが、見たことのない現場をやるとそりゃうまくいくものもうまくいきません。
間に2社くらい入ってしまうとよくある話です。
せめてスマホの写真や動画くらいは欲しいものです。
そんな状態では十分な準備もできず、利益なんて出るはずもなく、ややもすれば手抜きになってしまい要らぬクレームをもらってしまうことも。
だから「現場を見れないのなら準備できないのでできません」というのが一番正しい回答ですね。
お客様に「最大限の結果を出したいので再度現場を見させて下さい」と一言言って現場を確認させてもらえば、逆にここの会社はしっかりしているなと思ってもらえるのです。



 

道具の積み忘れ対策

道具の積み忘れなんかもありますが、その対策として全ての道具を積んでおけばいいという人もいます。
そんなことをしたら積み下ろしは大変になり、燃費も悪くなりますね。
その対策は現場のシュミレーション。
頭の中で準備するところから作業の一つ一つ、片付けまで一連の流れをイメージするのです。
それをしながら道具を積み込むと忘れ物は出ません。
むしろそれをせずに現場作業をなんとなくやっている方が杜撰だったり。



 

1回の失敗は

我々施工会社から見ればたくさんあるうちの1回の失敗。
しかしお客様から見れば、1/1で全て失敗なのです。
打率10割の失敗と見られるのです。
ドクターXをよく観ますが、医療の業界では1回の失敗で患者さんは命が左右される。
しかし場合によっては我々の仕事でも1回の失敗が会社の存続を左右することだってあるのです。



 

全てのリスクに備えることは

コストがかかることです。
リスクなんていくらでもありますので。
なのでリスクをリストアップして致命的なリスクから順番に対処していく必要があり、そこまでやるとコストがかかるというリスクには、そのリスクが軽微で起こる確率が低ければ、起こった時にどう対処するかを決めておきます。



 

そこまでしなくても

と言われる方がいらっしゃいますが、たったそれだけの差が会社の命運を分けるのです。
お客様の立場から見るとどちらを選ぶかなんて誰でも分かること。
現場での手抜きではなく、現場に入る前の手抜きになってしまいますから。

なので、現場に入る前に不安なことがある場合は、必ずクリアにしてから入りましょう。
分からないことや不安なことはご相談下さい。
ドクターXの大門未知子は人事を尽くしているから失敗をしません。
「私、失敗しないので」と言えるよう経営も営業も現場も準備しましょう。
2020年02月27日 10:00

なぜ利益率を上げる必要があるのか

2020年02月26日 15:40

赤字物件

大体どこの会社でもある赤字物件。
お客様から「ここは金額やすいけど他で埋め合わせするから」とか「物件数がたくさんあるから」とか頼まれるのはこの業界のあるあるですね。
そしてこれもあるあるなのが、他で埋め合わせされることなど無いということ。
さらに赤字物件がたくさんあっても要らないですよね。
ちゃんとした会社ならそんな物件は断るのです。



 

さらにさらに良くある話ですが、

赤字だけどスタッフさんの給料を払う為に赤字と分かっていても受注する会社。
そんな会社が安い仕事を受けてしまうから単価が下がっていくのです。
安く受けた単価はベースになり、次から頼まれる仕事は安い単価に統一されてしまいます。
赤字の物件を受注することは毒まんじゅうを食べているのと一緒で、長期的にそれを続ければ企業の健康度(利益率)に悪影響が出てきます。
とりあえずキャッシュを回す為に、一時的に受注されることは致し方ないと思いますが、早めに根本的な対策を打つ必要があります。



 

利益とは

税引後利益のことで、次期に繰り越せる金額のことを利益というのです。
いくら粗利が出てても販売管理費がそれ以上だと赤字です。
昔、尊敬する大企業の経営者から言われたことがあります。


「企業の売り上げは市場シェア、利益は企業の健康度を表す」



と。
つまり利益が出ない状態というのは、人間でいう病気な状態なんですね。
企業は人間と違って先天的な病気の要素はありませんから、病気になるのは生活習慣。
原因があって結果があるように、その原因を正していく必要があります。
赤字物件は病気の原因となるウイルスのようなもの。
健康な状態であれば耐性もあって大きな影響は出ませんが、弱った状態だと大きな影響が出てしまいます。
そしてその毒まんじゅうはだいたい会社が苦しくて弱った時に食べてしまっているのです。



 

経営が苦しい時は

なんとか目先のキャッシュを稼ぐ為に赤字の物件でも取って売上を稼ごうとします。
病人に鞭打って働かせても無理なのです。
少し休んだ方がいいのです。
経営が苦しい時は、まずキャッシュの外部流失を防ぐこと。
実は赤字で苦しいのではなく、キャッシュがなくなってしんどいのです。
意外にも倒産した企業のうち赤字の会社は52.2%(2018年東京商工リサーチ調べ)でした。
47.8%は黒字倒産ということです。
利益とキャッシュフローは別物ですから、キャッシュフロー管理ができていない会社は黒字倒産する訳です。
逆にキャッシュフローが回っていれば赤字でも倒産はありえません。(手形を振出さなければ倒産しないという現実はありますが。。。)

コストダウンはもちろんのことですが、金融機関からの借り入れがあればリスケして1年ぐらい利息のみに契約変更してもらうだけでキャッシュが内部留保でき楽になります。
リスクする時は金融機関の担当者からは大変なことになりますよと散々脅されでしょう。
しかし大変なのは返済がなくなって困るのは金融機関であり、リスク期間中の金利が高くなるのと新規融資ができなくなるくらい。
決算書から金利を計算しない限りリスケしていることは外部の人間にはわかりません。
新規融資で回していくのも一つの手ですが、借入金額が膨らんでいくだけで、苦しい時は新規融資も苦しいですから早めのリスケをお勧めします。
ネットを見ると色んなリスケするようなコンサルが出てきますが、そういったものは高額な手数料を取られるだけで余計に苦しくなるのでお勧めしません。
どうしてもしんどいという方は改善のフォローもさせて頂きますのでご相談下さい。



 

それと合わせて

赤字物件や利益率の低い物件を切り捨てて毒まんじゅうの毒を抜きます。
目に見えない経費(手間がかかるかかからないか)まで計算した上で切り捨てます。
売上が減るとそれに伴う経費も減ります。
経費が減ると運転資金(毎月の建て替え)が少なくていいので、必要なキャッシュが少なくて済みます。
そして利益率が上がるので健康度が上がります。



単価が下がりきった現代では気がついていない目に見えない赤字物件は多くあると思います。
それらを整理していくことで健康的な経営ができ、経営者も精神的に楽な経営ができるようになっていきます。
どこかの段階で販売管理費まで含めた物件ごとの収支を確認されてみてはいかがでしょうか?
結局は税金を払った後に残るお金のキャッシュフローが重要なのです。

2020年02月24日 10:00

HPのトップページは頻繁に変更しています

開発者コラムは月曜日・木曜日を基本の更新日として、それ以外のお知らせやタイムリーなネタがあった場合には間に差し込むようにしていますが、このHPのトップページや「洗浄ワックスの図解」のような資料の中身も実は頻繁に細かい修正をしています。
nano+は作った時点で完成ではなく、常に進化するもの。
時代によって価値観が変化するのに合わせて内容が変わることはもちろん、日々のユーザーさんとのやり取りとの中で新しい情報や内容の修正などをかけています。

変わった部分を教えて欲しいという声もあるのですが、かなり短いスパンで変更している部分があり、都度ご案内するとコラムが更新のご案内ばかりになるのと、このHPのトップページや図解などを1回見て全てを理解して経営も現場もバッチリという方はまずいないと思います。

お付き合いが長いユーザーさんでも現場作業を見ると、抜けや勘違い、自己流が入っていて悪い方向へ行っていることはよくあるのです。
なので、月1回くらいはコラム以外のところも確認して頂きたいなという思いも持っていてあえてご案内しておりません。

まずはトップページをご確認下さい。

2020年02月21日 23:22

AIやITの話

先日、あるところで出会った、とある経営者の「ITのことはよくわからないから」という話。
どのレベルでという話ではありますか、「まったく分からんと」言われて、そんなに歳も変わらない経営者なので、この会社大丈夫なんかいねと。
以前IT担当大臣がITに精通してなく、「Twitterは自分で更新しています」と発言し失笑というニュースも流れました。
専門の人がいてその指揮を取るなんて言われていましたが、知識がないので国益を考えた最終的判断ができる訳がないのです。

ちなみにうちの会社の採用基準の1つは、現場のスタッフでもスマホに勤怠のアプリを入れて使えるか、LINEで画像が送れるかです。
これができないと管理にコストがかかるので、どれだけいい仕事ができても採用することはありません。
むしろ現場経験はない方が変な癖がなく成長が早いということもありますが、スマホが分からない人にを教えるより、未経験者にnano+を使った現場作業を教える方が簡単なのです。



 

パソコンがオフィスに出回り始めた時代

パソコンを使えないと世の中についていけないよという話があり、みんな必死でパソコンを覚えた時代がありました。
現代ではパソコンが使えない人も少ないでしょう。(若い人でタブレットばかりでパソコンが使えないという、なかなか斜め上をいく人も現代にはいます)
経営者に至っては、パソコン、スマホができるのは当たり前で、経営には様々なことが関わってきますので、ITリテラシーを上げていくことも必要になってきます。
しかし現代では当時ほどITに関する危機感は持たれていないような気がします。
40代でもスマホは分からないという人もまだいます。
しかし70代でもバシバシLINEを送ってきたり、Amazonばかりで買い物をする友人もいます。
結局は本人の危機感とやる気ではないかと。。。
ITに疎いということは、情報の収集が効率的に行えないともいえ、情報社会と言われる現代では情報弱者という言葉もできました。
覚えることが能力で重視されなくなり、ネットでググる(検索する)能力(これはこれで奥が深い)が必要になってきました。
情報はネット上にあるので、必要で正しい情報をいかに引き出せるかの能力の方が重要なのです。
今までの経験は時代の進歩とともに古いものになっていきますので、新しい情報にアクセスする必要があります。
特に日本では、古い情報はテレビや新聞などのマスコミに広告を出す人にとって都合の良い情報で、全ては真実ばかりではありませんでした。
YouTubeがそれらに変わって台頭し、マスコミ離れが進み、真実の情報が見えてくる。
つまりこれも正しい情報を引き出せるという能力の一つなんです。

ITはただ使うことが目的でなく、それをどう活かして何をしていくのかが目的なのです。
私自身も昔のWindowsからMacに代わり、iPhoneを持ってクラウドによってネット上のデータが統合され、どの端末からも同じ情報が見れるようになったことで、仕事の処理能力は飛躍的に上がりました。
ITに疎い方には、この一文だけで意味がわからないかもしれません。
つまりはパソコンやスマホはただの情報を見にいく為の扉でしかなくなり、そこからネット上の自分のデータを見にいき、それがどこからでも見れるので、必ず事務所に戻る必要がなくなるというもの。
昔の携帯電話がない時代はそうでしたね。
今は電話ではなく、全てがそうなっているのです。



 

任せているから安心

スタッフや専門家に任せているからという話も聞きますが、知っている経営者と知らない経営者で経営戦略は大きく異なってきます。
どの会社でも昔からよく聞くフレーズ「お金と税金の関係は税理士に任せているから大丈夫!」
そう、数字に弱い経営者です。
でも本質的にどこまで任せているのかが理解できていないので、経営が思わしくなくなる時にトラブルになるのです。
税理士さんの仕事は納税に関わるところであり、資金調達などはまったく別なのです。
しかし経営者は全部任せているんだからとトラブルになるのは良くある話。

またスタッフがこう言ったから、これをやってみたというのは、そのスタッフの目線で判断している可能性があります。
経営者としての目線、株主としての目線、スタッフとしての目線、それぞれ立っている立場が違う以上、目線は違うのです。
ITのレベルにもよりますが、IT企業でもない限り経営者に求められるITリテラシーのレベルはさほど高くありません。
高いレベルは必要としない割に、企業の生き残りを左右するのはITリテラシーがあるかないかであったりします。
まずはやってみて慣れていくのがいいと思います。
会計ソフトにしても、昔から比べると、経理が分からない人でもできるようになっていますので。



 

AIを使う

AIによって様々な職種がなくなると言われている時代とは言いながら、そのAIを使う側が理解できていないという問題。
働き方は変わり、バックヤードオフィスはAIやITによってミニマム化されます。
つまり本社には人が不要になっていく時代。
本社に人がいないと、販売管理費が減っていきますので利益率が上がり、企業の競争力は高くなります。
一番の問題は人間がやっていることをAIやITにどうやって置き換えるとという話。
その業務をやっている人にそれを言っても、自分の仕事が奪われると思い、進むことはないのです。
だからこそ経営者はそれを判断できる知識を持たねばなりません。
2020年02月20日 10:00

現場のスケジュール調整の効率化

業務スケジュール
うちの会社の2月の恒例行事
4月〜3月の現場(年12回・年8回・年6回)スケジュールの決定をご案内
その他はほとんど年2回なので、それらは前月の初旬に現場をチェックした上で調整しています。


以前お客様と話をしていてびっくりしたのですが、会社によっては毎月定期清掃のスケジュール調整されている会社があるのですね。
確かに言われてみれば管理会社さんによっては、前月20日までに提出して下さいと依頼があるところもありますね。
毎月調整なんてしていると、業務量が増えて増えて仕方ないのです。
1回案内すればいいのが、12回になるわけで、1件ならいいですが、全ての物件でそれをするのは負担が大きいのです。
お客様にも毎月お伺いを立てるのは大変ですし、連絡を忘れるというミスをしてしまうことがある会社もあるようです。




 

これこそが管理者の仕事

これを誰でもわかりやすく無駄なく管理するのが管理者の仕事。
例えば毎月第1火曜日というように基本を決めておいて、祝日で作業がNGな場合などはその月だけ動かします。
年1回洗浄のみや3年に1回のリコート、他の仕事が増えた分は、そのスケジュールの間に入れていくだけ。
スケジュール調整もシンプル化することで無駄な労力を減らすことができます。

元々はGMS(総合スーパー)やショッピングセンターのようなエリア管理をするような建物では当たり前ですが、一覧で見ることのできる↑の画像のような業務スケジュールを作成しておくと抜けがなくなります。
これに金額の入ったものも作っておけば会社全体の数字が簡単に見えますし、その月の売上も見えて請求書作成も楽にできますね。

さらなる効率化を!
2020年02月17日 10:00

コモディティ化対策 オンラインサロン資料upしました

コモディティ化対策をしていないと差別化できずに埋もれていきます。
コンビニや牛丼チェーンなど価格も中身もみんな一緒になってきていますね。
どんな業種も最終的に同じになってくるのです。
5Gになればさらにそのスピードは進み、情報は溢れて情報自体に価値がなくなっていくので、この業界でも情報を提供する教育系の事業はその価値がどんどんなくなっていきます。
3月にupを予定している別テーマのコラムの内容とかぶる内容ではありますが、コラムでは書けないこともありますので、サロンメンバーのみの公開としました。
未来が見えているからこそ差別化して勝つ方法、差別化しないで勝つ方法の両方が分かるのです。
そう、サロンメンバーはこの時点で差別化されていますね。

nano+オンラインサロン参加ご希望の方はこちらから
オンラインサロンは無料です。
参加条件をご確認の上、ルールをご確認・同意頂き、会社名・氏名記載の上参加申請下さい。
記載がない場合は承認できませんので、ご理解の程宜しくお願い致します。

 
2020年02月16日 19:19