ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

2月度nano+セミナーのご案内 東京・名古屋・大阪・広島・福岡

2月のnano+セミナーのご案内です。

・剥離清掃を無くしたい
・作業を楽にしたい
・現場の作業時間を短縮したい
・現場品質をさらに上げたい
・施工技術レベルを上げたい
・管理技術レベルを上げたい
・nano+を使った経営戦略を一緒に考えたい
などなど、様々な課題解決の為に多くの方が参加されています。


開催エリア以外のエリアでもご希望があれば対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

それぞれの会社の実情にあった内容で行いますので、1社もしくは1グループでの開催とさせて頂き、細かい部分まで対応させて頂いております。
申し込み状況によっては、日程の変更をお願いすることもございますので、まずは日程をご相談頂き、お早めに申し込み下さい。

申し込みはこちらをクリック頂き申し込み書をFAXもしくはメール頂くか、こちらのお問い合わせフォームよりお願い致します。
一度セミナーにご参加頂いた方が、内容を深める為に2回目をご参加される方もいらっしゃいます。


 

皆様のご参加お待ちしております。

2020年01月14日 00:00

利益の出る仕組みを作って拡げる

先日観ていた動画で取り上げられていた、都内のオフィスビルの風物詩であるキッチンカーの話。
日本橋界隈はお昼の風物詩となっています。
それを観ていると、店主のこだわりがあって工程数が多く、急いでやっても注文を受けてから提供までに2分かかってしまう。
ランチの勝負時間は実質お昼前からの1時間。
50食売るのが目標とスタートするが、お客さんが並んで待ってくれていても1時間ではどうやっても無理ですね。
ロス時間をゼロにしても最低でも100分かかります。
50食を売るなら1分以内に提供できないと不可能や目標です。
つまりどうやっても目標を達成できない=利益が出る仕組みができていないのです。



 

我々の業界でも

同じようなことはありまして、1000㎡くらいの食品スーパーを15インチのポリッシャーとバキュームで作業すると間違いなく利益は出ません。
それで利益が出るということは手抜き作業によって品質は担保できていなく、剥離が発生したり。
ひどい会社になると、洗浄機を押して1パスで洗ってワックス塗布なんて手抜きも。
これは現場を見なくても分かります。
軽自動車で戦車に体当たりしているような話で、そもそも無理があるのです。
時間かければできない訳ではありません。
しかし時間がかかるから利益は出ることは永久に出ずに、実質的に手元に残るお金ベースで考えると最低賃金を割ってしまいます。
そういう会社は多くあって、仕事をすればお金は入るので頑張る!と。
頑張ることは悪いことではありませんが、頑張り方を変えて行かないとずっとしんどいまま。
そもそも利益の計算というのは、売上から経費を引いたのが自分の人件費=利益ではないのです。
販売管理費もかかっていますし、自分の収入と、事業としての収入は別物なので。


上記の例は機械と物件サイズで例えましたが、経営的に考えると、収入や経費をカバーした上で利益がどのくらい必要か?
それに必要な売上はいくらか?
という計算をしないといけません。
経営ではごく当たり前のことではあるのですが、日々の業務に追われてこれが明確でない会社は多いのです。
これを改善するには金額ベースでなく、売上構成比率でまず見るのが一番。
比率で見ると最初からどうやっても無理かどうかは一目瞭然で見えるのです。
そこで赤字になるようなら、数字の大きい経費を削っていきます。
そうやって利益の出る状態にした上で仕事を頑張ると、頑張った分だけ利益が手元に残る様になり、経営は楽になります。
いくら損益計算書で数字が良くてもキャッシュフローは別なので、手元にお金が残らないことが多いのです。



 

意外にできない

どの業種もそうですが、これができない経営者の方が多いのです。
頑張って売り上げをあげれば利益が出るとみんな信じているのです。
前述のキッチンカーのようにいくら頑張っても利益が出ないことはあるのです。
そしてこれを最初にやらずに企業規模を大きくしていくとやればやるほどしんどくなっていきます。
売上が上がれば本社の相対的な経費比率が下がるので利益が出るようになります。と言われています。
しかしメンテナンス業の場合、事業規模拡大に対してのその恩恵は少なく、順調に売上が伸びているのにいつまで経っても思う様に利益は出ていない。
そして人が精神的に消耗されていき、人が続かなくなり、人が辞めれば質が落ちて利益率も落ちていく。
人を採用するのに採用費が利益を圧迫するという流れになり、特に最近ではこの状態になっている会社が増えてきているように見えます。
人手不足によって昔ほど転職するハードルが高くなくなっていて、どの会社に行ってもやることも大きく変わらないことから、転職に対する精神的負担も少なくなっているようです。



 

経常利益率がわかりやすい

企業によって違いますが、経常利益率が5%しかない会社は、わずか5%しか安全マージンはないのです。
たかが1%と思う人も多いですが、少しずつでは会社全体の利益率を上げていくことが会社の運命を決めることがあります。
忙しいと現場をこなすだけで時間も体力もいっぱいと思いがちですが、ふと立ち止まって計算されてみてはいかがでしょうか?
いくら売り上げを上げても、最終的に利益が残らなければ、頑張った分だけしんどくなることもあるのです。

 
2020年01月12日 14:51

すぐ動かないリスク

以前10000店舗くらいあるコンビニの管理会社の顧問をしていたことがあります。
店舗で様々な検証をやっていると、1秒単位で作業時間を測っていました。
1秒減らせば365日で365秒。
そしてそれが×10年や×20年となっていき、最初の時点ではごく僅かでも、長期で見ると大きな差になるから、1秒でも早く改善をしたいと言います。
そしてそれが10000店舗あると凄いですね。
2人の会社であっても、わずか1秒であっても、早く改善するというのは、残りの年数を考えると大きな差になるのです。



 

まずはやってみる

nano+の導入や現場での使用までに、検討する時間のかかる方は結構いらっしゃいます。
しかし悩んでいても結論は出ないので、まずはやってみるのが一番。
ワックス1本分程度の金額のスターターセット1万円ではじめて、今までより悪くなることはありませんから、そこに大きなリスクはないのです。
それにやってみなければいくら話を聞いても、HPを読んでも何も進みません。
やってみなければ分からないことの方が多いのです。
現代は変化の早い時代で、昔でいう10年分の社会の変化は1年くらいで変わってしまう時代。
他の業界では、動かないことの方がリスクという認識になっています。
今年と昨年で何が変わったでしょうか?
この業界の人はこれに明確に答えることができる人が少ないのは変わらない業界だから。
しかし世の中は変わっているのです。
進化してトントン、世の中の流れより早く変わらないと置いていかれます。
なので、昔は目の前のこと9割、将来のこと1割と言っていた時代がありました。
目の前のこと10割やるとジリ貧になってしまうのです。
その比率を将来のことを2割、3割と増やしていけるかどうかが重要。
私自身は将来のこと5割くらいで勉強する時間に当てています。
nano+を使って生産性を上げて、労働時間を減らすということは将来のことに取り組める時間を増やすということにもつながります。



 

損をしている⁈

すぐに改善しているのと、ためらって半年間動かなかったのを比較すると、何もしていなかったから損をしていないのではなく、その半年間に得ることのできていた利益を損をしているのです。

もっと早く取り組んでおけば、これだけ利益が残っていたはずなのにと。
これはやってみた人にしか分からないのです。
そしてそれが会社の運命の分岐点で、その時にやったかやらなかったかで別れることもあります。
私自身、10数年会社経営をしていて、あの時に決断して動いておいて良かったと、もしかしたらその時に動いていなかったら今は会社がなかったかもと思うこともあります。



 

すぐに決めてすぐ動く

私は物事を記憶する能力に乏しく、覚えることも諦めてしまいましたので、覚えなくてもいいようにすぐに動くことにしています。
すぐに動かないと忘れてしまいますので。
記憶するのには限界があるので、スマホやパソコンのようなハードを活用して、それをいつでも検索して取り出せるようにしておく方が現代では効率的と言われています。
記憶領域は本当に重要なことを覚えることに使った方がいいので。

2020年01月10日 11:11

偽ショッピングサイト詐欺の注意喚起!

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昨年他社メーカーさんでも同様のことがあったのですが、不当に安い価格でネット販売し、お金を振り込んだら商品はこないという詐欺。
当社の製品も掲載されているようですが、もちろん当社から製品を出荷することはありませんし、返金もされません。

当社製品を購入頂く場合には、当社のHPからのBASEやAmazonへのリンク(ショッピングサイト内にも詐欺サイトがある可能性もあり)やnano+正規代理店さんからのご購入をお願い致します。
nano+正規代理店さんは、基本的には作業されておりますので、製品の現物をお持ちです。

こちらの画像のサイト以外にもありましたので、詐欺にお気をつけ下さい。

こういったサイトを潰してもいたちごっこだとは思いますが、週末に警視庁に相談に行ってきます。
2020年01月08日 13:00

nano+オンラインサロン始まります

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この度facebookのグループにnano+ユーザー限定のオンラインサロングループを開設致しました。
nano+を使われている方だけが参加頂ける非公開サロンで、月会費は無料になっています。
参加資格として、nano+を継続的に使われている方に限定させて頂きます。
継続的な使用という観点から、スターターセットを除き、直近1年以内に多機能還元水・UAフィニッシュL・UAコーティングのいずれか2つ以上購入された法人もしくは個人事業の組織に所属する方を参加条件とさせて頂いております。
参加する方が増えた方が盛り上がりはしますが、中途半端な方が入るとトラブルの元になりますので、こういった線引きをさせて頂きました。

これまでかなりの情報をHPにアップしてきましたが、経営的な具体的なノウハウの部分についてはHPでは詳細を記載しませんので、そういった情報やデータをオンラインサロンでは発信していきます。
それに伴い、コラムのアップ回数を減らして、サロンの方を増やす予定です。

またユーザー同士が繋がれるユーザー発信のサロンを目指しており、

・情報交換や質問
・製品へのご要望
・仕事の依頼
(ここのエリアでこんな仕事お願いできませんか?このエリアで仕事ない?大きな現場受注したから初期施工手伝って!)
・エリアの集まりたいもイベントでup頂けます。
 (日程調整頂ければ参加致します)
・今日飲み会しませんか?
・こういった勉強会や作業研修をこのエリアでやって欲しい!
・こんなにいい仕事したよ!
・こうしたらいつもより上手くいった!

 

などなど、なんでもup下さい。

またトラブル防止の為、nano+に関係のない仕事の案件、他の製品の営業、他のビジネスや宗教、政治の勧誘や、誹謗中傷などの意見などはお控え下さい。
トラブルやクレームなどありましたらご連絡下さい。
1回目は警告、2回目は退場としてグループより削除致します。
常識的でない方も削除致します。
仕事上のトラブルにつきましては、ご相談に応じ解決に努めますが、責任までは負えませんので、あしからずご了承下さい。



最近ではfacebookよりインスタの方が主流となってきていますが、グループとしての運用のしやすさからfacebookのグループとしています。

こちらをクリック頂くとfacebookページのnano+オンラインサロンに飛びます。

名前だけでは分からないこともありますので、会社名+氏名もしくは、西村までアカウント名をご連絡頂ければ幸いです。

現在のユーザーの動向を見ているとfacebookを使っていない人や、あまり人と繋がりたくないという人も多いかもしれませんので、最初は人数があまり集まらないとも思っていますが、nano+ユーザー同士つながり、ユーザーが増えることによって、メリットは増えていくと思います。
皆様のご参加お待ちしております。
2020年01月05日 14:26

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

昨年のクリーンEXPO2019でも発表させて頂きましたが、
これまでの一般的なメーカー製品が提供するのに対して、
nano+は製品と技術を統合し、清掃システムとして現場の結果を提供することで、メーカーとは一線を画して参りました。
物を提供するだけでは現場の結果が出ないことは、自分自身が現場で作業をしたり管理をしたりする中で一番感じていることで、最大の不安定要因は人であること。
人への依存度が低いものにしていくことで、現場の結果を提供するのがnano+の本質でした。


nano+によって業界の課題
・企業の収益性の向上
・業界賃金の向上
・人手不足の解消
を解決していく中で、その課題を解決していくには現場の結果の提供するだけでは不十分と感じることが多くなってきました。


先日HPを一部リニューアルさせて頂きました通り、nano+は清掃システムから清掃会社・メンテナンス会社におけるプラットフォーム「nano+」としてリニューアル致しました。
まだまだリニューアル途中なのでトップページ以外の具体的な内容はあまり変わっておりませんが。。。
現場のことだけではなく、経営面まで人の依存度が低い仕組みが作れるとしたらもっと多くの業界の人を幸せにできるのではというところに行き着きました。
結局は、会社に高い税引後利益が出る仕組みができることが重要で、それは現場で大きな利益が出たとしても必ず税引きご利益が高くなるわけではありません。
ビルメン業界は目に見えない経費の多い業種、つまり無駄が多い業種なのです。
これまでやってきた、工業製品レベルの均質化、飲食店における同じ味のような現場品質管理を経営に置き換え、経営品質の均質化(ボトムアップ)が誰でもできるような仕組み化された情報を提供できるプラットフォームにしていきたいと思っております。
つまりこの通りにやれば、誰でもこの業種で高い収益を出して、あまり働かず自分の時間を大切にして幸せに暮らせるようになるようなもの。

これまでコラムでは現場以外のことも記述してきましたが、今後はさらにHPのリニューアルを進めて現場以外の内容も充実させていきます。
日々少しずつ変更していくので定期的に当社のHPをご確認頂ければ幸いです。
それに伴い、2日に1回更新しているコラムもしばらくは更新頻度を減らして、HPの内容を充実させていきます。

また「もっとこんな情報も欲しい」、「現場にはこんな問題があるので解決できないか?」などご意見ご要望もお待ちしております。
昨年までと違い今年は様々な形で「nano+を通じてつながる」ことを特に重視し、テーマとしており、その仕組みを構築していきます。
かの有名なサッカー選手である中田英寿氏は引退後、サッカーボールを持って世界を旅しました。
それはボール1個で、言葉は分からなくても世界がつながるという素晴らしいものでした。
nano+も世界までとは言いませんが、nano+を使う人たちが、nano+を通じてつながっていき、業界の幸せになる人が増えればと思っております。
つながることで1社ではできないことができるようになり、全ての人が大きなチャンスを掴む可能性を持つことができるようになります。


そんな幸せな業界を作る為に皆様にご協力賜れれば幸いです。
皆様にとって2020年も良い年でありますように。
本年も宜しくお願い致します。



2020年元旦
株式会社フリーダム
代表取締役 西村 成蔵
2020年01月01日 00:00

競合の弱いところを突く

ビジネスでは当たり前のことではありますが、では競合のことを知っていますか?という話。
競合と一口にいっても、あそこの会社はあれが得意でこれが不得意なんてこともありますが、共通して使える競合の考え方として、今回は先日ユーザーさんからご相談頂いた、競合が
・ドライメンテナンスをしている現場
・剥離ができないコーティングの現場
に対してどう提案するという話です。



 

ドライメンテナンスの特徴は

日常的なバフによって光沢を維持して定期清掃周期を伸ばす、定期清掃でもなるべくバフを使ってワックス塗布をせず剥離周期を伸ばす。
といったもの。
この日常的というのがポイントです。
ドライメンテナンス用のワックスは、バフレスポンスを重視する為、設計上傷やヒールマークに弱くなり、日常清掃も定期清掃も作業時間がかかります。
なので日常的にバフのかけられない現場では6000円クラスのワックスより耐久性はありません。
そして日常的にバフをかけるということは、それだけ日常コストがかかります。
物件規模にもよりますが、日常清掃と定期清掃コストを合わせておおよそ20%〜30%程度ドライメンテナンスの方がコストがかかります。

このドライメンテ用ワックスを、現場の全てに塗る人がいます。(というかほとんどがそう)
階段やトイレはバフが入りませんね。
洗ってバフをかけず塗っているとどうなるでしょう?
ウェット用ワックスでウェットメンテナンスするより早く黒ずんで剥離は発生します。



 

提案のポイントは

・バフによって空気が汚れる(ワックスの粉やパッドのかす)
→ウェットダスターが効果的
・剥離を先延ばしにしているだけで、永久に剥離が無いわけではない
・定期清掃の時間が長い(バフをかけるより塗った方が早い、痛みやすいので洗浄時間がかかる)
・トータルコストがかかる
・ウェット管理してもnano+なら剥離清掃が発生しない
あたりを抑えておけばバッチリですね。
それでもドライメンテナンス!と言われるお客様には、UAコーティングのドライ管理をオススメします。
UAコーティングでドライメンテナンスをすればそもそも光沢の低下も少ないので、バフ頻度を減らすことができるので、ローコストでドライメンテナンスが可能になります。
バフレスポンスは決して良くはないですが、プロパンバフや24インチクラスのバフなら力技で復元してしまいますし、パワーのないバフでも多機能還元水が被膜に柔軟性を持たせてくれるのでバフレスポンスは良くなるのです。



 

コーティングの特徴は

いわゆるガラスコーティングやUVコーティングとか、剥離剤で剥離ができないコーティング剤のこと。
1液や2液のウレタンもこれに含まれます。
ちなみにですが、UAコーティングはここでいうコーティングに含まれません。
UAコーティングは洗浄で剥離ができるようにできていますので。
コーティングは光沢が落ち込みにくいので、バフをなくしてウェット管理ができます。
バフのコストをコーティングの費用に移している感じです。
問題としては、
・床の反り(光沢が出る反面、被膜の引っ張る力が強い)
・被膜の割れ(過度な酸化)
・剥離不可能(剥離剤が効かない)
といった問題があります。

剥離できます!なんていうものもありますが、剥離できなくはないけど、めっちゃ大変という意味ですね。
2、3層塗って半年くらいならまだいいでしょう。
しかし5年も7年も経過して、増膜して酸化が進んだ被膜なんて、普通のアクリルのワックスでも大変です。
そのアクリルのワックスよりはるかに剥離しにくい組成の被膜がそうなったらどうでしょう?
現実的に無理なのです。

今回は製品や管理方法の競合の話でしたが、今後はそれ以外の競合についても話を進めていきたいと思います。
2019年12月27日 13:29

T5-600中古マシンの販売について

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当社の取引先よりT5-600(12インチ×2)の下取り機について販売の依頼がありましたのでアップさせて頂きます。
病院の常駐現場で使用されていたマシンで、アワーメーターは1330.5hとなっています。

修理必要箇所として
・右ヘッドモーター交換
・ウォーターソレノイドバルブ交換
・前後スクイジーゴムー交換
・バキュームホース
などとなっており、バッテリーの交換も必要です。


◯本体125,000円
◯修理費用135,000円
◯バッテリー交換220,000円(触媒付きメンテフリーGELバッテリー×4個)
◯送料10,000円(最寄りの日通トランスポート営業所引き取り)
合計490,000円
(金額は税別)
となっております。

日常清掃だけでなく、定期清掃でも活躍するマシンで、現行のT500に比べかなり使いやすく、定期清掃に向いているマシンです。
尚、運送にはバックヤードが必要となりますが、広島より近県であれば持参することも可能です。
ご興味のある方はお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
2019年12月25日 20:51

正しい比較

安全で環境に優しい洗剤とか、アルコールに強いワックスとか、いう表現ほど抽象的なものはありません。


 

例えば亜鉛フリーワックス

剥離が簡単と書いてありますが、亜鉛フリーになると逆に剥離性は悪くなることは設計している人間はわかっているので、それでも大丈夫ですよという意味で書いています。
亜鉛フリーのワックスにしては剥離しやすいという意味であって、これは普通の樹脂ワックスに比べて剥離が簡単という意味ではありません。
実際に剥離性は悪いのです。



 

アルコールに強いワックス

以前実験したことがありますが、R社の耐アルコール病院用ワックスとY社の高濃度樹脂ワックスを比較しましたが、Y社の高濃度樹脂ワックスの方が良い結果が出ることも。
当社の製品でもアルコールでよく比較されるのはUAコーティング。
そういった病院用のワックスと比較して別物の耐アルコール性を持っています(もちろん限界はありますが)



高耐久性ワックス!とか、環境に優しい!とか書いてありますが、何と比較してどうか?
その比較対象で比較が正しいのかということでその判断が合っているか間違えているかというのは変わるのです。
従来比何%!と書いてあってもその従来のものを使っていなければ分かりませんし、どういった状況下でそれをどのように検証したのかによっても変わってきます。
安全性であれば数値で示したり、nano+の場合は人間が素手で使っても手が綺麗になるレベルの安全性を一つの指標にしています。
人肌で問題なければ多くの建材で問題は起こる可能性は低いのです。

メーカーの言うことや書いてあることをそのまま受け止めず、なぜそうなのかというのを考えてみるとものも見え方が変わってきます。
2019年12月23日 13:05

総合的に考える

ワックスをたくさん減膜させたい時に、きついアルカリ洗剤を使う人がいます。
洗浄の時点では確かにたくさんワックスは取れるかもしれません。
しかしそれにはデメリットも多くあります。

例えば洗った後のワックス表面が荒れますので、ワックス塗布量が多くなります。
結局は、既存被膜 - ワックスの除去量 + ワックス塗布量 = の結果になりますので、思うほど減膜しないのです。
たくさん取れるということだけに着目してアルカリ洗剤を濃くしても結果ダメなのです。
しかしリンス作業は大変。
完全リンスなんて現場の作業では不可能に近いのです。
結果的に、黄変や耐久性の低下、思うほど減膜できていないということが起こります。



 

また反応量が多すぎると

反応した被膜が除去しきれず、反応してダメになった被膜の上にワックスを塗るようになります。
ワックスを塗る際に引っかかり感があるのはそれが原因。
そうなると正しいワックスの密着率が出ないので十分な耐久性を出すことができません。



 

減膜について良くある質問

いつも出る話ではありますが、「ワックスの黒ずみがひどいので多機能還元水とnano+クリーナーを250倍にして洗ってみようと思います」という話。
ダメとはいいませんが、その作業にはリンス作業がついてきますので、500倍で洗って乾かさないよう15分くらい置いて洗ったり、パッドをUS SPPパッドの新品を使ったりした方が、作業工程を少なくできて正解です。
250倍の方が取れるように思えますが、500倍の2回洗いの方が減膜量は大きくなり、リンスの不要。
これを正しく判断できるようにすることがプロの知識であり技術だと思っています。



 

1点だけで判断しない

これは他のことでも同様。
製品を作る時もそうです。
1つのことに捉われすぎて全体のバランスを欠くものは多いのです。
良い製品というのは、全体的なバランスが取れていて「現場で結果の出るもの」と定義づけています。
どれだけ新しい技術であっても、現場で結果の出ないものは作業する立場としては求めていないので。
ワックスなんかでも良くある話で、耐久性を高くしようとした結果、剥離性が悪く黒ずむのも早くなっていく。
耐久性という点で言えば正解かもしれませんが、現場で使うのには不正解ですね。

現場の作業でもこれは同じこと。
なぜその作業をするのか、その結果どうなるのか。
必ずしも洗浄液の希釈を濃くするのだけが正解ではなく、洗浄液の量や、放置時間、洗う回数などで補いをつけることができるのです。
あることをすればその反動で何かは起こります。
それを正しく理解して使えないうちは決まった通りに使うのが一番バランスが取れていることが多いのです。
自分自身がやってもそういう結果になりますので。
2019年12月21日 20:43