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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

汚れにくさと予備洗浄による光沢復元洗浄

前回からの続きです。


前回までカーペットフロアの話をしましたが、ハードフロアでも汚れにくさと耐久性を活かして作業を簡素化できるエリアを増やすことは同じことです。
一般的なビルメンレベルではそこまでの耐久性が出せないから全体を同じように洗って同じようにワックスを塗ってしまうのです。
そうなると傷みのひどい部分と綺麗に部分でより差がはっきり出てしまい、傷みのひどい部分がより強調されてしまいます。


予備洗浄は、まないのきよみずと多機能還元水を使いパッドを何枚か選択することでより幅が広がりました。それをうまく使う事でより短時間に作業ができ、空いた時間だ重点的に作業する部分やfinish+を塗る部分が作れます。
全体を洗って全体にワックスを塗るなんてのはナンセンスです。
汚れも痛みも違うのですから。
それでも全体が傷むのであれば、作業自体に問題があるか、日常管理に問題があるかです。
100㎡もあればその差は出てきますから。


塗り洗いすると時間も手間もかかりますし、ワックスを塗るとさらに時間もかかります。
予備洗浄もスピードや洗浄液の量で結果は全く変わりますし、2回目にパッドを変えてさらに洗うことで光沢復元の幅を広げ、洗浄機2パスで定期清掃を終わらせることも可能なわけです。
当社の現場でもスーパーの真ん中の通路はダスター→洗浄機1パスで良いという結論は出ていて、塗り洗いするのは外周のみとなり、その分人数を減らし、重点ポイントを決めて作業するように変わってきました。


次回へ続きます。
2025年10月06日 00:00

汚れないカーペット管理は時間短縮

前回からの続きです。


前回も書きましたとおり、界面活性剤の残留のないカーペット管理は汚れにくくなりますので、アップライトの時間が短縮できます。
また定期洗浄においても
1 アップライトで終わるエリア
2 さらに多機能還元水噴霧→トレールパッドもしくは白パッドを回して終わるエリア
3 さらにエクストラクションをするエリア
4 さらにトレールパッドもしくは白パッドで仕上げるエリア
と細かく分けると4つのエリアにも分けることができ、作業工程の少ない1や2のエリアをいかに増やすかがカーペット管理における時間短縮と利益率を向上させるポイントと言えます。


それを実現するためには汚れにくい状態を維持するというのはとても大切なことです。
表面積が200倍あろうが、汚れていなければ関係ないのですからいかに汚さないかというのが大切です。
そして汚れのほとんどは乾燥した土砂や埃(ドライソイルと呼ばれます)です。
ハードフロアならダスターで除去するものですね。
アップライトでゆっくり引けば実は洗わなくても良いエリアは増えるのです。


先日もカーペットを2日間洗いましたが、応接室などアップライトだけで綺麗にして洗いませんでした。
カーペット洗浄作業においてアップライトをかける作業が全体に占める時間割合は50%以上です。
ほとんどの方が早く洗って終わりたいのでそこまで時間をかけていなかったり、ひどい会社になるとアップライトではなく、ポッド型掃除機やハンディタイプの掃除機で表面の見えるゴミだけを吸っている会社も少なくありません。
トラックマウントを使う会社なんかは「どうせ吸うのだから一緒!」なんてことを言う会社もあったりして驚きです。


そんなのを見ていると、昭和を感じてしまい、もう令和も7年ですよとい言ってしまいたくなります…


次回へ続きます。
2025年10月02日 00:00

10月ナノプラスセミナーのご案内

10月のセミナー日程のご案内です。


◯セミナー内容:参加される方の課題に合わせたセミナーになります。
導入前のご相談、フロアメンテナンスの基礎の確認、finish+、まないのきよみずのセミナーも人気です。
洗浄機1パス洗浄による定期清掃効率化についても実施します。


◯定員:1社もしくは1グループ4名様まで
課題に合わせたオーダーメイドのセミナーになりますので、限定させていただいております。
多人数でのセミナーをご希望の場合は伺ってのセミナーも対応いたします。


◯セミナー費用:無料


◯日時
・10月10日1000~1200もしくは1200~1400
 東京事務所(日本橋駅すぐ)

先着順とさせていただきます。


 
◯注意事項
・ご参加の方は必ずHPを一読の上、お申し込みください。
・セミナー内容は参加される方の課題により決定しますので、セミナー参加への目的を明確にお願いいたします。
 HPをただ説明するだけのセミナーはいたしません。


上記以外の日程やエリア、オンラインでのセミナーにつきましては、ご依頼を頂いてから別途日程を調整させて頂きます。
いずれもご希望の方はこちらまたはインスタのDM、LINEから申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしております。
2025年09月29日 00:00

定期清掃の人員を0にするテストにご協力いただけるサンプル現場を募集いたします(ロボット洗浄機を稼働されている現場)

洗浄機1パスである程度の定期清掃ができる時代になってきました。
当社の現場でも食品スーパーで面積の半分を1パスで終了(ダスターだけでもほぼ綺麗ではありますが…)するようになってきており、ロボット洗浄機で毎日洗っている現場であれば、週に1、2回もしくは毎日多機能還元水とまないのきよみずを入れて光沢復元洗浄することで定期清掃をなくす(もしくは作業面積を大幅に減らす)ことが可能であるという想定をしております。
理論上可能ではありますが、実際にやってみなければ想定外のことがあったり、新たな発見があるかもしれません。


つきましては、日常清掃もしくは定期清掃でロボット洗浄機をお使いの現場でテストのご協力いただける方を募集いたします。
・ナノプラスを導入されているかどうかは問いません。
・テストにかかるケミカル(多機能還元水、まないのきよみず)やナノバブル2については当社より6ヶ月間すべて支給させていただきます。
・finish+に塗り替えをご希望の場合はfinish+も支給させていただきます。(面積など要相談)
(詳細につきましては相談しながら進めさせていただきます)
・現場の面積に対してすべてでなく一部でも構いません。


テストにご協力いただけるお礼として、
・ナノバブル2はそのまま差し上げます。
・finish+に塗り替えをご希望の場合には訪問し作業に協力させていただきます。


ご興味のある方はお問い合わせフォームもしくはインスタのDM、LINEよりご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
2025年09月25日 00:00

コロイド洗剤の成れの果て…

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前回からの続きで今回はコロイド洗剤の話です。



まずは↑の写真を見てください。
Instagramには動画でアップしています。
昔コロイド洗剤で洗いまくったカーペットを多機能還元水125倍・まないのきよみず125倍を大量に噴霧しポリッシャーに白パッドをつけ洗浄している写真です。
このあと何回もエクストラクター(多機能還元水1000倍・まないのきよみず1000倍入り)をかけました。
界面活性剤を使っていない洗浄液ですから泡立つことはないのですが、よく泡立っていますね。
つまりは蓄積した界面活性剤を抜く作業です。


いわゆる疏水基のナノコロイド洗剤というやつですが、一般的な洗剤に比べ汚れにくいという謳い文句です。
あくまで「一般的な洗剤に比べ」です。
ここを間違えてはいけません。
普通の洗剤が1年で汚れやすくなるところ、コロイド洗剤なら2年くらいになるという程度のことです。
そして疏水基のコロイド洗剤は残留して乾燥すると普通に洗うだけでは除去が難しいのです。
一般的な界面活性剤にも増してガムというか餅のようにねっとりして汚れをひっつけるので、毎月アップライトをかけていてもその違いは一目瞭然で、明らからにアップライトの時間が変わります。


カーペットはPタイルの200倍以上の表面積があると言われ、裏を返せば200倍手間をかければ同じように綺麗にできます。
しかし200倍も手間をかけるなんてなかなかできません。
今回の↑で述べた残留した界面活性剤を抜く作業では、泡が出なくなるまで何度も同じところをエクストラクションしました。
最後の仕上げにはワンドで水を吹いて回収しながら、泡立ちや出てくる水の黒さを確認して仕上げましたので、狭い面積にもかかわらず結構な時間をかけました。
昔、銀行の頭取室のような場所ばかり仕事をしているカーペット職人の話を人伝てで聞いたことがありますが、表面積がそれだけあることを意識して、それだけ手間をかけるのだそうです。


次回へ続きます。
2025年09月22日 00:00

カーペットフロアからワックスフロアへ

前回からの続きです。


まないのきよみずによって多機能還元水の希釈は半分で同等の洗浄力が出せるようになって薄くなりますし、擦らない限りワックスに痕はつきませんから安心して洗えます。
昔は被膜溶解型洗剤を使っていて流れてしまったり、足跡をつけると残ってしまいますから本当に大変でした。
よくスタッフにも「洗剤のついた足で出るなー!」と叫んでいました。
洗わない部分にも養生が必要で時間もかかっていました。
ショッピングモールでも通路とテナントとの間の養生だけで本当に大変なものです。
何百メートルも養生をしないといけませんから。
実際に大昔ショッピングモールを洗った時に養生が剥がれてテナントさんに被膜溶解型洗剤が流れてしまい大変な思いをしたこともありました


これまでの常識では考えられないような養生もせず、タオルもおかず、靴も履き替えずそんなところを出入りするのが普通の作業になってしまったのですから技術の進歩は素晴らしいものです。


なお、カーペットについても同じことです。
昔から洗浄中のカーペットフロアからワックスフロアに出た際に、靴裏についた洗剤によってワックスが溶けて転倒事故が起こるなんてことがありました。
最近ではアルカリ電解水でカーペットを洗う人が増えましたが、20倍や40倍で洗うことが多いようですからワックスも溶けてしまいます。
滑りや靴の痕がついたりなんてこともあるでしょう。
カーペット用洗剤もより汚れを落とそうとして希釈が濃くなりますから、phはよりアルカリに傾きそう同様のことが起こる確率は上がっていきます。
多機能還元水だとそういった心配がありませんので安心して使えます。
(リスクを最小化するため、入口にはタオルを敷きます)



次回はカーペットから見るコロイド洗剤の話です。
2025年09月18日 00:00

作業の順番

病院の通路は先月やったので、今月は病室をやろうとしたら、病室の出入りで洗浄液が通路について足跡が…なんてことがよくありますね。
多機能還元水はワックスを溶かさないのでワックスを塗ったところをまたいで作業できますし、出入りの足跡も気にせず洗えます。
(ワックス硬化前はダメです。)


さらに安心なやり方として、洗浄液がついてしまった物を出すときに通路側へ水養生を行います。
ただ病室を洗って回収した後に出入口手前に水を撒き、ポリッシャーなどのキャスターについた洗浄液を水で洗ってから搬出します。
洗浄機の場合はタンクから綺麗な水が出てキャスターは綺麗になっていますから、最後にその撒いた水を回収しながら外に出れば良いのです。


こういった場面は結構あって、本来は奥から手前が基本なので病室がすべて終わってから通路が基本ですが、実際にはそうはいきません。
当社も学校を管理していますが、新規の現場でもやはり日常清掃が関係してくる通路を前の業者さんの下手に施工されたワックスからfinish+に早く切り替えて日常の時間を詰めたいですし、お客さんには変わってからの違いをアピールしたいですから通路から作業します。
多機能還元水だからできることでこれが被膜溶解型洗剤だと大惨事になりかねません。


次回に続きます。
2025年09月15日 00:00

たかがダスター たかがアップライト 2

前回からの続きです。


これはワックス床の作業でもそうで、洗ってワックスを塗る事が目的になっているのもよくあることです。
ダスターについても1日1回ダスターをかけることが目的になってしまっているから結果の出ないロボット洗浄機という短絡的な発想に繋がってしまうのです。
あれだけ流行ったロボット洗浄機も初期に入れた現場では見るも無惨な結果となり、もう次は買わないという現場をよく見ます。
マシンの設計を知っている人なら使う前からダメなことはすぐにわかってしまいます。
特定の用途の建物で使う分には良いかもしれませんが、それで事が足りるのであればウェットダスターで十分にも思えます。
綺麗に維持管理できないのならやる意味はありません。


さらに拡げて見ると、仕様書どおりにやることが目的にもなってしまっています。
仕様書どおりにやるのは当然なのですが、仕様書の意図を理解して結果を出し、一番はお客さんに満足してもらうのが目的です。
満足いかない結果しか出ないのであれば仕様書と作業方法を修正しなければいけません。


日常清掃における洗浄という作業ですが、ウェットダスターで除去しきれない汚れを除去するものという風に考えた場合、スーパーの魚売り場の塩水や惣菜売り場、食堂や飲食店の油汚れといったところです。
土砂は洗浄機ではなくウェットダスターで除去するものです。
それ以外の現場で必要なのだとしたら光沢復元洗浄を目的として洗浄機を使うことになりますが、毎日洗浄やバフをしないと維持できないほどfinish+はポンコツではありませんから、週1回程度で良いでしょう。
つまりは建物に対して毎日すべての面積をかけるという概念はより薄くなっていき、痛む部分+それ以外の部分(をすこしずつ)に対して、多機能還元水1000倍とトレールパッド(光沢が落ちがひどいようならパープル)で洗浄というのが日常洗浄になってきます。(セラミックタイルの場合はトレールパッドのみ)
ウェットダスターは全面かけるにしても、洗浄を全面かける意味はありませんからその分作業時間は短縮できますし、洗浄機も大きいものを入れる必要もなくなります。


しかしそういったことも正しいウェットダスターができているかということが大切になります。
ベタベタで絞りきれていないトレールモップでいくら頑張っても床は黒すむだけですし、ハンドルを胸に当てて体重をかけていなければ下から微細な土砂は抜けていき、ワックスの光沢も復元することもありません。
年配の女性だと力が足りなくてトレールモップを絞りきれない事があります。
ですので当社では濡らしたトレールモップを洗濯機に入れて脱水をかけてから使うというのを日常清掃の標準としています。
汚れたトレールモップは度々洗うのではなく、水を張ったペール缶に入れて乾燥しないようにして新しいものに替えて使っていきます。
いちいち洗う方が時間がかかってしまいますから。
細かいところでいえばダスターは角や狭いところが苦手で土砂や埃をそういったところに押し込んでしまう人もいるため、先に角や隅、また大きなゴミなどがあった場合には先にソニカルのウォーターブルームで切って取り除いてからダスターをかけます。


どんな仕事でも1流は同じ仕事を2流や3流の何倍を細かい工程でこなしています。
仕事を細分化していくと2流、3流には見えていない仕事がそこには多くあり、それを同じ時間内に処理してしまっているのでその差が外から見ていてはわからないのです。
わたしは営業マンタイプではないので、1流の営業マンと同行営業に行くと本当に驚かされます。
想像以上に細かく、そんなことはやってもやらなくても同じでは無いかと思ってしまうこともきっちりカバーしているからあとあと問題が起こらないのです。
わたしの場合は営業企画だったり営業補佐の裏方の方が向いていますから、プレゼン資料の作成やプレゼンの準備などの方に力を入れますが、フォントひとつ、デザインひとつにも意味があります。
いろんなところから提案も受けますが、いかにもパワーポイントみたいな提案書を受け取ると、使い回しの提案書は論外、デザインに意味やこだわりの無いものも論外、と見る前に破棄なんてこともあります。
より伝えたいからプレゼンやデザインの勉強をしているわけです。


そういった観点から現場作業を見た時にどのレベルでダスターをかけているか、アップライトをかけているかという話なのです。
2025年09月11日 00:00

9月後半 18L製品の出荷業務停止期間についてのご案内

当社製造委託先である株式会社ユシロより棚卸しおよびシステム改修に伴う出荷業務停止期間の案内がありました。
9月27日〜9月30日まで出荷業務が停止期間となります。
また今にはじまったことではありませんが、製品の在庫状況や昨今の路線便の運送事情などもあり、ご注文いただいてすぐの出荷という対応も難しくなっております。


つきましては、当社18L製品5本以上のご注文につきましては、

◯9月26日までの納品ご希望のもの
→9月15日までにご注文ください


◯10月1日出荷のご希望のもの
→9月19日までにご注文ください


※10月1日〜7日納期につきましては、ご注文が集中するため、ご希望の納期に沿えない場合もございますので、お早めのご注文をお願いいたします。


なお、18L製品の本数が少ないご注文および4L製品については通常通り当社事務所の在庫よりヤマトの配送(エリアによっては佐川)で対応させていただきますが、18L製品の在庫については製品のメインが4Lに移っており在庫に限りがございますので、お早めのご注文をよろしくお願いいたします。
当社の現場用在庫にもfinish+4Lの在庫はありますが、18L製品はまったく持っておりません。
UAフィニッシュLやUAコーティングを使うメリットも少ないことからfinish+に切り替えいただければ幸いです。


また明日欲しい!なんてご連絡をいただく方もいらっしゃいますが、1ヶ月分くらいの在庫を持っておきましょう。
ワックスだけでも数種類使おうとするから管理ができず気がついたら足りない!なんてことになるのです。
finish+1本に統一して当社の現場もすいぶんと楽になりました。


以上、よろしくお願いいたします。
2025年09月08日 00:00

たかがダスター たかがアップライト 1

たかがダスター
たかが洗浄機
たかがアップライト(カーペット用アップライトバキューム)


かもしれません。
しかしご飯を炊くのと同じように極めればそれだけでとてつもないこともできたりします。


ダスターで光沢を復元
洗浄機で光沢を復元
アップライトだけでカーペット洗浄よりも綺麗に
なんていうのは信じられないことかもしれません。
しかし実際にそれはできます。


うちの日常スタッフで一番ダスターが上手いスタッフはトレールモップのウェットダスターで光沢を戻してしまいますから、長期で見れば一定の期間バフをかけた現場より維持できてしまうことにもなるのです。
わたしも現場を見ていて、すこしfinish+がいたんできたかなと思っていたら翌週にはウェットダスターだけで綺麗にされていたりなんてこともあります。


そうやって良い方向になれば良いのですが、悪い方向にも事は進むこともあります。
カーペットをアップライトで吸塵するにしても引きながらかけることくらいは常識としてご存知かと思います。
しかしもっと細かいところまで考えてかけられているでしょうか?
一般的見るアップライトのかけ方なんてただのバキュームで吸っているのと変わりがありません。 
カーペットやアップライトの構造を理解すればかけ方も変わります。
ただのバキュームのように表面の目に見えるゴミしか取れないのならマキタのハンディバキュームで良いのです。
そして現場を見ればどのくらいの作業をしたかなんてすぐにわかるので翌日点検に行った時にすべて自分でアップライトをかけなおしたということが先日ありました。
本来手段であるアップライトをかけることが目的になっていて、カーペットを維持管理するという目的が忘れられていますね。
ドライの汚れはアップライト、水性・油性の汚れは洗浄という基本が抜けていますね。
多くの方がドライの汚れも洗浄で取ろうとしているので効率が悪いのです。
アップライトをゆっくり引くだけで下手に洗うくらい綺麗になるのなら、洗う工程を考えればアップライトをゆっくり引く方がはるかに時間は短いのです。
トラックマウントを使うからアップライトはかけなくても一緒に吸えばヨシ!なんて会社もまだたくさんありますね。
トラックマウントは確かに素晴らしいですが、そのように使うものでもありませんし、トラックマウントを準備片づけする時間があれば結構な面積をアップライトをかけて洗浄できます。
トラックマウントまで持ってきてやるんなら、株式会社ワイズ・クルーさんのカーペット丸洗いのアルティメットシステムの方がはるかに綺麗になるのになと思ってしまいます。


作業する人のレベルが高くなればなるほど、武道の達人のように、たかがダスターでも、たかがアップライトでも、それが普通の人の洗浄作業以上の効果になるのです。


次回へ続きます。
2025年09月04日 00:00