4/22出荷業務お休みのご案内
誠に勝手ながら諸事情により4/22(金)は全ての出荷業務(直送手配なども含む)をお休みさせて頂きます。4/21(木)午前中受注分は4/21(木)出荷
4/21(木)午後以降〜4/24(日)受注分は翌週4/25(月)
となります。
尚、製品の在庫状況により納期が変わることもありますので、ご了承のほど宜しくお願い致します。
フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております
毎年アップしておりますが、、、寒くなってくるとウレタンのスクイジーは硬化して追従性が悪くなり、汚水が回収できなくなることがあります。
特に寒い地域だったり、長期間使用して硬化しかけているスクイジーはその傾向が強いですね。
そんな時はひとつ柔らかい赤いライナテックススクイジーゴムに変えてやれば問題解決。
うちの会社はある程度部品のバックアップを準備しており、スクイジー本体がもう一本あるのでスクイジーごと取り替えるだけにしています。
裏技ですが、硬化したウレタンスクイジーゴムは、ペール缶に多機能還元水500倍を作って一晩浸けておくとまた柔軟性を取り戻します。
良い現場は常に良いマシンの状態を維持してこそ。
汚水が残るような洗浄機では良い現場は作れません。
細かいことですが、フロアメンテナンスは細かいことの積み重ねによって品質や耐久性が変わっていきます。
先日多機能還元水を使って頂いているお客様から病院のオペ室の床洗浄で多機能還元水を使って頂いた結果をご連絡頂きました。
これは先日のクリーンEXPOのセミナーでも発表させて頂きましたが、洗浄前と洗浄後でATP拭き取り試験を行った結果は↑の画像の通り。
上段の昨年の別の業者さんが加速化過酸化水素消毒液でやった時の数値とはえらく違いますね。
一般的な除菌洗剤などは生理食塩水と比較されていて、生理食塩水で清掃する人はいませんから何の比較にもなりません。
水道水と比較すると水道水の方が除菌用洗剤よりいいデータが出ることがあるので生理食塩水で取るんだと検査機関の人間が言っていたことがありました。
多機能還元水も開発段階のデータ採りで見事に除菌試験データを取りましたが、見事に水道水に負けました。
本当に悔しかったですが、見方を変えれば菌も殺せないほど水道水より安全なんですね。。。。
これはシャーレで培養した菌で試験するもので、放置してその液体が菌を減らすことができるかどうかの試験です。
5分や10分放置していわゆる化学的に菌にどう作用するかの結果を見ます。
しかし現場で5分も10分も放置するでしょうか?
結局は現場での使用環境に即していないので、同じ結果を現場で出すことはできないんですね。
メーカーさんも様々なデータを取られていると思いますが、その現場で結果が出ていなければそれは意味のないデータ。
多機能還元水は水道水より菌は減らせませんが、物理的に回収する力は高いので、洗浄して回収したり、拭き取ったりすることで結果的に水道水より除菌ができてしまいます。
菌を殺しませんから耐性菌のリスクもありません。
一般的に除菌洗剤は、汚れも菌もということで発想的には○だと思います。
しかしその洗剤で落とせる汚れの種類はどうでしょう?
汚れの種類が合わなければ落とせないので、汚れは残り菌の繁殖の原因になります。
多機能還元水のメリットはそこにもあり、汚れの種類が関係ないので安定的に汚れを回収できるんですね。
と思っていましたが、経営学的に見てそんな会社は大きくなりません。
これは中小企業の経営者に多い考え方ですね。
一人の力に依存する会社はその一人が抜けると本当に弱い会社です。
全員の力を底上げできる会社の方が発展性も高く、継続性もあります。
その全員の力を底上げできる仕組み=nano+と私は考えています。
もちろんご依頼頂ければスペシャリストの教育も対応させて頂きますが、施工する方でなく管理者のスペシャリストを育成して現場での運用をしやすくした行った方が企業としてはプラスが大きいですね。
1人が頑張ってできることは知れています。
しかし多くの人を動かすことのできる人はより大きなことができるようになります。
「除菌をしても菌はすぐに繁殖するので、繁殖しにくい環境を維持しておけばよく、滅菌は消毒は過剰である」
と記載があります。
菌もエサになる汚れ(汚染物資)がなければ繁殖しにくいので、常に清掃しておけばいいという菌の専門家や病院の先生も増えてきましたね。
これまでは感染管理についてアメリカに右へ倣えで、アメリカでEPA登録を受けたものを使おうというものだったのが、結局それでも事故は起こってしまうので、ATPで結果が出れば良しというように変わってきていると感じます。
それには正しく使えているかどうかという問題が存在します。
正しく使えているか教育が大変なので、正しくしか使えないものであるかどうかが重要ですね。
以前知人の医師や看護師にこの話をした時に、そういった専門的な勉強をしていない人にそれを毎日確実にさせることは無理なので期待していないと言われたことがあります。
それだけ勉強されて国家試験をパスされていて、専門の科目でなくてもよくご存知で、そんなものは医療関係者の基礎だと、話を聞けば聞くほど深い知識をお持ちで無理だなと感じます。
決まりだからそれをやるというように作業されている方は多いと思います。
しかしなぜそれを使い、それがどう作用するかまで理解するとなると、現場の方全員にそれを落とし込む教育は本当に困難です。
そういった社内講習行って理解率はどのくらいでしょうか?
全員は100点という訳にはいきません。
そこで事故が起これば全員が0点と同じですね。
現場で正しい作業ができているかの確認できる仕組み作りは難しいです。
どれだけマニュアルを作ってもその通りに運用できていないと効果は出ません。
何か事故があってわかるのは、だいたいマニュアル通りにやっていないスタッフさんがいて・・・
ヒューマンエラーなんですね。
人数が増えれば増えるほど、個人が勝手に判断する確率は上がるので発生する確率は上がります。
時間のない中で作業をしているとそういうことは起こりがち。
だからこそnano+は判断や選択をさせないよう使用するものを絞っています。
実際にうちの現場でも勝手なことをするスタッフがいますので、それでも問題が出ないような仕組み作りを行っています。
頑張って教えてあげればできるようになる!と言われますが、できる人は最初からできている人で、残酷的な見方かも知れませんがある程度教えてもできない人はできないと思います。
できない人に過剰な教育コストをかける訳にもいきませんし。
しかしその人が悪いわけではありません。
その人でもできるようになる仕組みを作れないことが悪いのです。
受注単価が安い現代では時間を短縮しようとして、安全すらも置き去りにされることは現場では日常的に見られます。
経営者層や管理者層では、ちゃんんとマニュアルに書いてある=できていると思いがちですが現場はそんな単純ではありません。
ずっとついて一緒に作業するわけではないのでそれをチェックするのは不可能なんですね。
悲しい話ですが、現場で作業をする人数が増えれば増えるほど難しくなっていきます。
勉強すればなんとかなるなんていうのはある程度仕組みができあがっていなければ50人程度までです。
とある研究では1人がマネジメントできる人数は7人と言われてて、軍隊でも7人+隊長というグループを組んだりするようです。
50人だと7人の管理者は必要になりますね。
90人いる現場の所長をしているよと言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、エリアや時間帯で班に分かれていてリーダーはいるはずです。
名前だけのリーダーなら良いですが、専門的な知識を持つ7人の管理者を育てることは大変です。
そしてそこまで育てると給与も上げる必要もありますし、できる人を1現場のリーダーで置いておく訳にもいかないという会社のが多いのも事実。
だからこそ個人の能力に依存しない教育する必要のないもので組み立てる必要があるんですね。
多機能還元水を使うことで、スプレーヤーの希釈液の使用量だけをチェックしていれば他はチェックをしなくてもできているかどうかは確認できます。
使用量は作業によってだいたいの平均はわかりますので。
そのチェックをなくせば管理者の負担は減るとともに、会社としてのリスクも減っていきますね。
リスクに備えるということはコストですのでコストダウンにつながるというわけです。
何より経営者としては精神的負担を減らすことができます。
その上で数ポイントをATPで試験して効果の測定をするということを現場責任者がやって記録に残すということは必要です。
作業を正しくしたかどうかも重要ですが、最も必要なのは結果がどうなったかですので。
裏を返せば客観的な結果が出るのならそれでいいということです。
最良の結果を出す為に、シンプルに短時間で。
と一言で書けますがビルメン業界の現場ってそうでないものが多いと感じます。
今日はこの辺りで。
先日お客様のところで話題に出た食品スーパーでの油汚れについての話。
がんばって毎日洗浄機をかけても油汚れがなかなか手強いというご相談。
惣菜加工室からどんどん油が出てくるので仕方ないと諦めがちですが、実はそうではないことが多いのですね。
⬆︎写真のスーパーさん(ご相談頂いたお客様の管理物件ではありません)
ここの写真は割と綺麗ではありますが、油汚れの原因は惣菜加工室から出てきた油がマットに蓄積して酸化し取れにくくなったもの。
ひどいのになるともはや粘り気があったりします。
マットが油を吸着しますが、そのマットの油を洗うことはしないでしょうから、短く見ても交換周期の2週間はそのまんま。
非常に雑菌が繁殖しやすい環境で衛生的に危険!です
買い物にいらっしゃるお客様はその菌まみれの取れにくくなった油汚れを含むマットを踏んでから店内を歩かれてレジを通過して外に出られますから、店内は菌に汚染された油が拡散されてしまいます。
その拡散された油はまた菌の餌となり、菌の繁殖を手助けしてしまうのですね。
まず洗浄機をかけるのが大変です。
マットに合わせて洗浄機を直角に曲げるのは大変です。
隅は当たりませんし。
私が常駐現場の管理を始めたての時は、先に隅に中性洗剤を塗ってモップで擦ってスクイジーでかき出したのを洗浄機で吸っていました。
正直面倒でした。
1日しか経っていない1日分の油汚れは簡単に洗浄機で取れてしまいます。
多機能還元水なら2000倍希釈でも余裕です。
しかし日数が経過して酸化し蓄積した油汚れの量が増えていくと洗浄機1パスで除去するのはしんどくなります。
油に対しての洗浄液の量・反応時間・パッドの擦る回数が足りないからですね。
こういう場合はダブルスクラブを行います。
ダブルスクラブとは、スクイジーを上げて吸わずにパッドだけ降ろして洗浄を行った後、さらに洗浄しながら汚水回収をしてやることです。
たっぷりな洗浄液の量があり、2回通るので、汚れの量を多く取ることができます。
その場合洗浄液の量を多くするのがオススメです。
といいますか、洗浄機の洗浄液の量は常に最大が正しい使用方法です。(汚れの多い場所)
給排水が面倒だと減らす人がいますが、汚れが全て回収できず蓄積する原因になります。
本来はモップで還元水を塗ってから洗うというのがベーシックではありますが、モップとバケツの準備が面倒なので、洗浄機1台で1人の作業でこれに替えてしまいます。
痛みや汚れのひどい箇所に有効なテクニックです。
UAフィニッシュLやUAコーティングだと一般的なワックスと違い油に侵食されませんので、ダブルスクラブすれば綺麗な被膜が出てきます。
汚れが乗ると曇って見えるので、ワックスが傷んでいるのかなと思いがちですが、油の影響を受けないので大丈夫です。
※ただし土砂と一緒に押し込まれた場合は、nano+クリーナーも添加して塗り洗いしないといけなくなります。
建物全てを同じように清掃してはいけません!
かならず汚れや傷みによって、清掃頻度と清掃スピード、洗浄液の量を変えて下さい。
全て同じように清掃すると汚れの少ないところは綺麗で、汚れの多いところは汚くなってしまい、汚いところが強調されます。
清掃の美観は減点方式でお客様に評価されることが多いですから、綺麗なところと汚いところの差が大きければ大きいほど汚いところが汚く見えてしまいます。
極端な話ですが、食品スーパーで洗浄機が必要なのは、
・水のあるところ(入口周りの雨の持ち込み、水産売場)
・油のあるところ(精肉売場の出入口、惣菜売場周り)
・ダスターで土砂が取れないところ(入口周り、バックヤード出入口、青果の野菜から土が落ちるところ)
といったところで、それ以外ではトレールモップでのウェットダスターで全て事が済みます。
せいぜい週1回洗浄機をかけていれば十分ですので、ローテーションしていけば洗浄機が必要な面積は半分程度でしょうか。
つまりその半分削減できた時間を汚れの多い場所をゆっくり目に洗浄機をかけたり、ダブルスクラブしたりしていけば全体的なバランスが取れるようになります。
当たり前のことではありますが、この当たり前が現場ではできていないことが多くあり、これだけで現場が改善されることはよくあります。
建物の清掃における無駄なコストの削減=「コストと美観の最適化」だと思っております。
nano+の商品はそれを解決する為の手段でしかありません。
上記の惣菜売場のマットはコストがかかり不衛生で全くの無駄でしかありません。
しかも面積を考えると結構なコストがかかっていますね。
もし私がマットを貼るなら、惣菜加工室の出口(加工室の中)に使い捨て専用のマットを貼り、毎日交換します。
毎日交換しても惣菜売場の壁面に沿って貼っているマットのコストと比べると安いものです。
そしてバックヤードは洗浄機で洗いやすいようマットは敷かず、必ず毎日洗浄機をかけます。
1日1回洗浄機をかけていれば十分に対応できる汚れの量です。
私もこれまで関わってきた食品スーパーの店長にこれを説明するとほとんどマットを撤去頂けました。
むしろコストが下がると喜んで頂いて。
しかも日常清掃はすごく楽になります。
コストが下がって綺麗になるのですから誰も損をしていませんね。
定期清掃をやりたくない場所をマットで隠す。
昔やっていたのはGMS(総合スーパーの屋上駐車場に出る風除室)
道具をスロープでもって上がらないといけない面倒な箇所。
5,000円/月ぐらいかかりましたが、4週に1回交換分のコストをお客様からは費用を頂かず定期清掃費の中でやりくりしていました。
狭いと手間ですし、道具の準備片付けだけでも無駄に時間を喰ってしまいます。
マットに変えることでワックス管理をやめるという割り切りですね。
日常清掃もアップライトだけでいいですし。
今回は惣菜売場の油の管理の件でお客様からご相談を受けましたが、現場でのお困りごとについては、お問い合わせフォームもしくはメールで連絡頂けましたら、nano+をお使いのお客様は無償でサポートさせて頂きますので、いつでもご連絡下さい。
作業自体でお悩みの方は、動画をお送り頂くか、youtubeにアップ頂きリンクをご連絡頂けると赤ペン先生させて頂き返信させて頂いております。
通路1本分をスマートフォンで撮影頂ければ十分です。
nano+を使っていても最初から100点が出ることはありません。
深めれば深めるほど利益率は上っていき、他社との差別化は進んでいきます。
写真は汚いトイレではありません。
床が汚れていると空気が汚れます。
ので、自宅も事務所も毎日水をまいて回収していて、写真はその汚水。
髪の毛やホコリがたくさんですね。
毎日やっていてもこれだけ出てくるんです。
ウェットダスターでもよいですが、この方が回収率は上がりますし、モップを洗うのが面倒なので、スクイジーとちりとりで回収しています。
写真の下半分は料理をして油が散ってしまったので、多機能還元水500倍をまいて回収しています。
その分油で汚水がくすんでいますね。
これをやっていないと油が広がって部屋全体がベタベタします。
毎日の継続というのはすごいもので、水を切るのが上達しますので、ウェットバキュームがなくても十分な回収が手作業でできるようになり、狭い現場では道具を減らすことができ、作業時間の短縮につながるというメリットがあります。
うちの会社は洗浄機はあってもウェットバキュームは不要なので持っていませんが、困ったことはありません。
床からホコリがなくなると舞い上がらず良い空間が保てます。
フロアメンテナンスは良い空気環境を保つ為に行うものと分かっていても、なかなか自宅や会社まできっちりやる人は少ないはず。
他にもいくつか目的はありますが、これは大きな理由の一つです。
実体験の一例ですが、このように綺麗な空間を維持することで睡眠の質が変わります。
目が痒くなることが減ったり、鼻の通りがよくなったり。。。
空気が綺麗な土地に数日いると体調が良くなりますが、それと一緒ですね。
土砂やホコリをコントロールすることで衛生的な空間を維持することができます。
定期清掃で洗浄ワックスを依頼されてその依頼をこなすのももちろん仕事ですが、本来はこの良い環境を保つのも仕事。
だからこそ毎日の清掃は大事なんですね。
とはいえ清掃の素人のお客様にこれをお願いするのはなかなか難しい。
ので、うちの管理物件ではお客様にトレールモップと多機能還元水希釈ポンプを無償貸与して使って頂いています。
そうすることで良い環境を維持することができながら、土砂を確実に除去してくれるので定期清掃でも楽ができるようになるんですね。