ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

アーカイブ 作業効率さらにup⤴︎と必要洗浄液量の話+α

2018年4月27日のアーカイブです。
過去記事はこちら

現場にコードレスポリッシャーを入れた話です。
ポリッシャー自体の洗浄がどうという話ではなく、コードレスポリッシャーによって洗浄機がより活きるようになったという話です。
狭いところが苦手な大型の洗浄機でもこのポリッシャーがあれば、効率よく使えますし、すみこすりも不要になりました。



↓ここから過去記事

最近話題のペンギンワックスから発売されていますリチウムイオンバッテリー搭載のコードレスポリッシャー。
うちの現場にも導入しました。
メインで使うのは、すみ擦りの代わりに使います。
なので店舗の什器の際に入るよう17インチに換装しています。

長年の研究で手作業のすみ擦りは長期的に考えた場合、様々な理由でほとんど意味がないということがわかってきました。(やらないよりはやった方がいいのですが)
すみ擦りの代わりにこのポリッシャーで走ってから洗浄機で洗う段取りにすると隅まできっちり洗えてかなり早い。(そして疲れない‼️)
ポイントになるのは、洗浄機のスピードを落とさないようにターンする場所や入りにくい場所は先にポリッシャーで洗ってしまい、洗浄機を真っ直ぐしか走らせないように段取りすること。
建物が凸凹していたり斜めになっている部分も洗浄機のロスを減らす為に、ポリッシャーで洗ってしまいます。
また狭いところをポリッシャーで洗えることでT5(28インチ)のような大きな機械を使える現場が増えてきます。
そりゃT5-700とコードレスポリッシャーだと見たことがないような速度で作業が終わります。
ちなみにですが、どうしてもポリッシャーが入らない場所は手作業ですみ擦りをします。
クオリティさんのステンレスブラシ「ぴかQ」がオススメ!


 

コード式のポリッシャーでは?

同じことができなくはないですが、コードがあると洗浄機はポリッシャーがいなくなるまで動くことができません。
コードレスポリッシャーなら同時作業をしても問題なく、同じ17インチで同じパッドをつけていれば、洗浄機が遅い場合にはポリッシャーで洗ってしまい、洗浄機は回収作業に回ることもできます。
ポリッシャーの方が回転数が低く、さらにきっちりと洗えるというメリットもあります。
狭い現場なら洗浄機を使わず、ポリッシャー+手作業回収の方が早いですね。
nano+の洗浄機は回転数が低いマシンや摩擦抵抗が高いパッドに相性がいいですから、ポリッシャーとは相性抜群です。


 

機械の特性で得意な動きの方向が違います

ポリッシャーは横の動き(人間に対して)
洗浄機は前進の動き(機械に対して)
洗浄機で隅や角を洗おうとするとゆっくり前後に洗うようになります。
これが大きなタイムロスで、減速→前後に洗う→向きを変えて加速という動きになりますので、10秒はロスします。ポリッシャーならロスは2秒ぐらい。


 

ロス時間を考えてみましょう

8秒のロス差と考えるとします。
角が30箇所ある現場があったとします。
240秒のロス。
1秒あたりどのくらい洗えるでしょう?
T2-430mmで実効200mm×1.2m/秒=0.24㎡/秒×240秒=57.6㎡
まあ小さな現場一つ分違うわけです。
長方形で1フロア50㎡の10階建ての事務所ビルだと角は40箇所。
320秒のロスで面積に換算して76.8㎡なので1.5フロア分違うんですね。
これまで10階建てであったビルが8.5建て分の作業負荷で済むのは大きいですね。


 

洗浄液は先に塗る方が早く洗浄が終わります

ポリッシャーを使う人がタンクから洗浄液を出す人が多いですが、これにはデメリットばかり。
・洗浄液の量が足りないので汚れもワックスも落ちない
・ゆっくり洗浄しないと落ちない
→結果作業時間は遅い‼️


 

先に洗剤を塗るのが手間という人がほとんど

しかしそれではポリッシャーの速度は私が使う1/5ぐらいのスピードで、トータル時間は遅い上に綺麗になりません。
いくら硬いパッドでゴリゴリやっても落としやすい状態でないものは落ちません。
洗浄液を塗布して汚れやワックスが落ちやすい状態にしてしまえば走っても洗えます。
つまり先に洗浄液をまいてしまえば、洗浄スピードは5倍あげられるということです。
それを早く簡単に安全にまくためのトレールモップなんですね。
ワンタッチモップは巾木や壁に洗浄液を散らしてしまうリスクがありますが、フラットなトレールモップ400セイワ用はそのリスクが低くなっています。


 

この写真から見る洗浄液の量

十分な洗浄液の量がまかれているのが分かります。
SNSで洗浄中の写真をあげている人を目にすることがありますが、洗浄液が泡泡になっている人がいます。
ありゃ完全にダメですね‼️
完全に水が足りていない状態。
まあ洗剤が濃すぎるのが原因。
洗剤塗布量が少ないのが原因。
とも考えられます。

水が足りないと、
反応した汚れやワックスが十分回収できない
 ⬇︎
その上をいくらリンスしてワックスを塗ってもワックスが密着しないので、十分な耐久性が出ない。
 ⬇︎
維持ができないので耐久性が高いものを塗ろうとする(耐久性が高いと構造上ワックスは剥がしにくくなる)
 ⬇︎
ビルドアップ・黒ずみになるので、さらに濃い洗剤を使う
 ⬇︎
この現象がさらにひどくなって進む

という無限ループに陥るんですね。
ポリッシャーのタンク出しは当然こうなりますし、洗剤を先にまいていても洗浄液とワックスのバランスが悪いとそうなります。


nano+を使われる場合は、洗浄液を先に塗り(100cc/㎡)ポリッシャータンクに水を入れて水を出しながら洗浄すると何も考えなくてもOKです。
洗浄液とワックスのバランスも考えてシステム化していますので、UAフィニッシュL1層塗布で管理していけば誰でも簡単と施工と管理が可能です。


 

あれこれやりたい考えたい

という方が非常に多い清掃業界。
考えても全体のバランスが悪ければ結果は出ません。
バランスを取るという意味が分からなければ考えても時間の無駄です。
考えること、決断することはもはや無駄なのです。
考えるとすれば、どうやれば作業が早く終わるかを考え準備すること。
基本作業はかわりません。
それを抜くと手抜き作業にしかなりません。
それよりは現場で無駄な時間がないように段取りをするのが1番近道。
昔の人は段取り9割とよく言いましたが、ホントそうです。


 

あれこれやりたいのは他社との差別化?

差別化という言葉に騙されてはいけません。
一般的な差別化はコストアップにしかなりません。
だいたい他社より綺麗にできますと謳うメーカーや会社は多いですが、光沢を出したければ、ワックスを余分に1層塗ればそれなりの光沢は出ます。
しかし、それはワックスを
もう1層分塗り、乾燥する時間がかかることを指します、
しかも光沢が出るのは最初の1週間ぐらい。
誤差の範囲ですね。
コストアップは競争力低下にもなり、収益性の低下につながります。
清掃業の最大の差別化は
・生産性向上=作業時間短縮による原価を抑えること
・シンプルでわかりやすく誰にでもできるようにすること
これは企業の大小を問わず、1人の会社も1000人の会社も同じことです。
nano+はこれの考えを現場でもっとも大事にしています。
もちろん今までより綺麗になります。
ただ綺麗になる以上にこの2つは重要なんですね。


↑ここまで過去記事



実際にうちの現場でも17インチの洗浄機で全て洗っていた頃から比べて、コードレスポリッシャーの導入によりかなりの効率アップとなりました。
最初は隅はポリッシャー、真ん中は洗浄機、途中から汚水回収を始めますから、ポリッシャーで全て洗って洗浄機は回収作業となっていきます。
コード式ポリッシャーでやればいいじゃないかという意見もありますが、コードの上を洗浄機が走ることはできませんから、基本的には同居が不可能なのです。


必要洗浄液量
これは非常に重要な項目です。
洗浄の方程式にも記載していますが、ここが少ないと落ちるものも落ちませんから、機械でゴリゴリやって落とすようになり、作業時間が間延びするのです。
洗浄の方程式は全て掛け算になっています。
これだけ長い間口を酸っぱくして言い続けても、150cc/㎡の塗布量をちゃんと計ったことがない人が多いのです。
逆に言えば可能な範囲で塗布量を増やしてしまえばさらに洗浄スピードは上がります。
うちの現場では200cc/㎡で作業するのが標準量になっていますね。
特に量子フロアメンテナンスに変わって、ちゃんんとした塗布量がまけないと作業できませんから、基本がしっかりできている必要があります。

普段の作業を振り返ってみて、通常まいている量と1.5倍くらいの塗布量にした場合と洗い比べてみるのが1番です。
とくに汚れの多い現場では差が出ます。
あまりに汚れがひどい現場の場合は、洗浄機1パス洗浄による予備洗浄が必要です。
2021年12月23日 10:00

企業の社会的責任を考える

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE019ZY0R00C21A9000000/
↑先日出ていた日経の記事です。
「外国人就労の無期限化」

https://news.yahoo.co.jp/articles/f765f7d9a332291efd683b3267852f0c9e5f7a07
↑そして翌週出ていた記事
「雇用保険料引き上げ」

おそらく最初の記事で喜ばれた会社もあったのではないでしょうか。
しかしこの2つの記事、中身が矛盾していることにお氣づきですか?
日本人失業者が増える中、外国人研修生は増やして、雇用保険料率を引き上げるという矛盾。
我々の業界はこれに対面していますが、本質的な問題は人手不足ではなく、企業の魅力不足であり、技術不足で、経営者の手腕が問われるところです。
日本人の多くが失業しているのに人手不足というのはおかしな話ですね。
色んな支援もあるとはいえ、困っている同じ国民を助けることなく、海外から人を入れるということ、わたしは違和感を感じています。

低賃金で労働条件が悪ければ、人なんて集まる訳もありません。
そして日本は世界的に見れば、研修生制度などの労働条件が悪い為、実は不人気な国なのですよ。
人気なのは中東やカナダなどになっていますね。
実際には日本人が働きたくない仕事を押し付けている状態ですから、奴隷労働になるという見方をする人もいます。



その根底には
利益が出て自分だけが潤えば、働く人は低賃金でも良いという利己主義から脱出するという良い勉強の時期にきています。
以前にも話に出しましたが、UBI(ユニバーサルベーシックインカム)によって、毎月最低限の生活ができるお金が支給されれば、悪い労働条件で働く人はほとんどいなくなりますから、その会社は社会的に不要になっていきます。
つまりは遅かれ早かれ、その対応を迫られているのです。


まだまだ先の話と思わず、企業として社会的責任を考えて事業を展開していく時期に来ています。
その前提として、それだけの収益が出せる事業構造にしておく必要があったり、日常清掃という概念も無くなっていく中でどうやって対応していくのか。
など考えることは様々です。
これまでのこのコラムの中で、収益性の向上というテーマで何度も伝えてきましたが、最終的にはここに行き着くのです。
それをクリアした上で、先日のコラムにも書いた社会的生産性を重視していく必要があるのです。
今すぐそれに対応するのは難しいでしょう。
しかし変わる努力をしていなければ、将来的にそれに対応していくのも難しいと思います。
2021年12月20日 10:00

アーカイブ カーペット洗浄汚水の比較

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2018年4月24日のアーカイブ記事です。
元記事はこちら

前回のアーカイブに引き続いて、カーペットの話です。
カーペットの洗浄も、ワックスの洗浄も汚水によるデータは多いものです。
カーペットの場合は、アップライトの掛け方が不十分だと土砂が溶けてしまい、思うように汚れが溶けないという現象が起こります。
また洗剤自体が水の飽和を早くしてしまうので、汚れが十分に取りきれません。
多機能還元水だと飽和を防ぎながら洗えるので、↑の写真の(黒い方)のようにペール缶の底に数センチしか貯めていない汚水でもそこが見えないほど色が濃い黒になりますね。
その分だけ汚れを回収できているということで、同じ1Lの水でも回収量が高くなるということを示しています。


↓過去記事はこちらから

フロアメンテナンスは汚水から様々な情報を得ることができます。
このカーペットの洗浄汚水はこの数日うちの現場のカーペットを洗浄して撮った汚水。
上半分は洗剤分が残渣した汚水。
下半分は洗剤分が残渣していない汚水。

まぁ、よく洗剤が蓄積したもんです。
洗浄液というのは、水温によって溶かせる量が変わります。
アイスコーヒーとホットコーヒーではホットコーヒーの方が砂糖が溶けますが、我々はアイスコーヒーで床を洗っているようなものです。


洗浄液は、既に洗剤が溶けているので、アイスコーヒーに砂糖を溶かした状態です。
特に洗浄液が濃くなればなる程、汚れやワックスは溶けるスペースがなくなります。
しっかりアップライトをかけても汚れや洗剤が残っていれば洗浄で回収するものの量が増えます。
→同じアイスコーヒーにより多くの砂糖を溶かす必要がある。
 洗剤がたくさん残渣し、汚れが多くついていると、回収しきれないので、汚れを落としきれない状況に。

結局は残渣した洗剤がバランスを崩しているんですね。



 

ちなみに・・・

ワックス床の汚水ですが、黒い汚水は主に土砂汚れですね。
油とかもありますが。。。
しかしワックス定期洗浄した時の色は基本灰色です。
ワックスを塗る前の色は白+土砂の黒
→灰色というわけで、剥離汚水も灰色ですね。
正しくダスターをかけていてもワックスには土砂が刺さっていますので、黒が混じり灰色になります。
しかしダスターをかけずに洗って土砂の量が多いとワックスが落とせず汚水は灰色になりません。
その状態はワックスが落とせずに塗り込むので、ビルドアップの原因にもなりますね。



ドライの汚れはドライで取ることで、汚れの回収率を上げることができます。
ハードフロアはウェットダスターを正しくかける。
カーペットはアップライトを丁寧にかける。
この基本中の基本が確実なメンテナンスを支えます。

特にアップライトのブラシと床の接地はざっくり言うと面ではなく、線です
面で接地していませんので、ブラシの回転数で稼ぐのですがこいつがくせもの。早いので滑って食いつきません。
滑るということは効果が十分でないんですね。
そのあたりはテナントのアップライトのブラシはよく考えてまいます。
とはいえ線で接地しているので、綺麗にしようと思っても、ササっとアップライトを引いたのでは十分な効果は出ません。
汚れのひどい場所はゆっくりかけないといけないんですね。

↑過去記事ここまで


どのような洗剤であれ、界面活性剤が入って入れば、その種類を問わず汚れる原因となり、蓄積によってガムのように粘り、接着剤のように汚れを引っ付けるようになります。
そうやって引っ付いた汚れはアップライトを除去するのはなかなか難しいのです。
汚れやすいカーペットは定期清掃頻度を短くして、さらに洗浄作業にかかる時間が長くなります。
アップライトで取りきれない汚れの量が多いということは、水の量が多く必要になりますね。
そして多くの人が汚れが取れないから洗浄液を濃くしていきます。
そうなると洗剤の残留が増え、さらに汚れにくくなっていくというループに入っていきます。

蓄積した界面活性剤の除去には、それに見合う量の水が必要です。
①アップライト
②多機能還元水250倍噴霧
③10分放置後、ポリッシャーで白パッド洗浄
④多機能還元水250〜500倍希釈を入れてエクストラクション
※ウールのカーペットを除く


これで↑のような泡のすごい汚水を出て回収できることがわかります。
作業のポイントとしては、水の絶対量が必要なので、通常の2〜3倍の噴霧量でタイルカーペットをベタベタにして、エクストラクターもゆっくり引きます。
そうすると片側から水が漏れて回収できない状態になりますので、半分ずつ被せて洗っていきます。
最初の半分で汚れた汚水をしっかり回収して、次の半分でしっかりとリンスをするようなイメージです。
それだけの量の水を使えばカーペットは24時間経っても完全に乾燥することはありません。
なので、乾燥不良のところに土砂を持ち込んで汚れてしまうことには、界面活性剤を抜き切るまである程度目を瞑ります。
また乾燥時間が長くなることで衛生面の心配もあり、お客様の健康に配慮して作業後翌日まで空調を除湿や冷房にしておきたいと事前に打ち合わせをしておきます。
「お客様の健康に配慮」というキーワードを出せば断られることもないでしょう。
この空調を一晩つけるというのは大きなポイントになります。

これまでのカーペット管理では界面活性剤の蓄積を防ぐことは、アルカリ電解水ぐらいしかありませんでしたが、カーペットの繊維が傷んでしまうので不十分な結果しか出ませんでした。
多機能還元水だけで管理できるようになると、カーペットが汚れにくく、白パッドで回すだけで終わることが増え、作業時間もかなり短くなります。
ショッピングモールでは、入り口のような土砂の多い場所は別として、それ以外の場所は、高性能なバキュームやスイーパーでも十分対応可能になり、コストを大幅に圧縮できますから、ぜひお試しください。




 
2021年12月16日 10:00

年末年始の配送について

毎年のことではありますが、年末年始は製造や発送などが止まりますので、お早めの発注をお願い致します。
特に、洗浄機などのパーツ類、UAフィニッシュLやUAコーティングの多めの発注については、今週12/17くらいまでの発注をお願い致します。
年末はもちろんのこと、年始1週間分の在庫の確保をお願い致します。
当社事務所から出荷のものにつきましては、年内は12/30まで出荷を行い、年始は1/4からの出荷を開始予定です。

お早めの発注を宜しくお願い致します。
2021年12月15日 13:23

心の筋トレしていますか?

筋トレの種類は?
と聞かれて筋肉の部位を答える人がほとんどでしょう。
しかし脳に汗をかく、脳の筋トレというのもあります。
つまりは勉強ですね。
さらに拡げると、心の筋トレなんていうのもありますし、さらにさらに拡げると魂の筋トレなんてものもあります。
心はまだしも魂となってくると、そもそもどう認識できるかが人によっても異なるので難しい部分があるので、ここでは一旦置いておきます。



抽象度
(分からない人は以前のコラムを検索窓から「抽象度」で検索してみてください)で言えば、身体→脳→心となっていきます。
実際にどういった思想で生きていったり仕事をしていくのかということですね。
この部分の訓練ってされていますか?
多くの人が、それなりに何も考えず、それなりに仕事をして生きていないでしょうか?
はい、それはGHQ戦後教育の賜物です。
悪意があってそう教育されてきた歴史があります。
「3S政策」で検索されるとそういったことも一緒に出てくるかもしれません。
ここでは多くを語りませんが、それだけ日本人の潜在能力は高く、世界から恐れられてきたのです。
戦前生まれと戦後生まれの1番大きな差はそこであったりします。
そして明治と江戸にも大きな違いがあります。
昨今のマッドフラッドの話によって、それも定かではないという見方もありますが。。。



では、どうすれば良いのか?
なぜそうなったかを脳の筋トレをして知り、自分自身の意識を変えていくことが「心の筋トレ」だったりします。
心の筋トレを行うことで、脳の動きも変わり、実際の行動が変わり、現実世界が変わってきます。
習慣が変われば行動が変わると言いますが、習慣を変えるには意識(振動周波数)を高くする→抽象度の高い考え方ができるようになるという筋トレが必要なのです。
振動周波数が高くなれば、これまで見えなかったものが見えてきます。
抽象度が高いということはそれだけ多くの情報が見えてくるようにもなりますが、様々な感覚も敏感になっていきます。
量子フロアメンテナンスというのは、まさに周波数を高くして、空間エネルギーの調律をしていくというものなのです。
中二病的な表現をすると、聖闘士星矢でいうところの小宇宙を燃やせというのと同じといえば同じですね。
アニメなのでみんな間に受けませんが、なかなかどうして作者はあの時代から宇宙の仕組みというものを分かって書いていて、周波数を上げることで第6、7、8感に覚醒していくということですね。
2021年12月13日 10:00

アーカイブ nano+のカーペット洗浄は

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2018年3月26日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

ナノプラスのカーペット洗浄は至ってシンプルです。
界面活性剤を使わないことで、汚れにくい状態を維持して管理を楽にしていきます。



↓ここから過去記事

 

①簡単

(1)アップライト
(2)多機能還元水噴霧
(3)ポリッシャーやオーボットに白パッドを装着して洗浄のみ。

白パッドは汚れを吸い上げる効果で汚れを回収していきます。
マイクロファイバーパッドと違い、白パッドは1枚あたりの作業面積が広く、また簡単に洗えて早く乾かすことができるので、少ない枚数で洗浄作業が可能です。
また作業上失敗する可能性が低いので、オーボットなどの誰でも使える機械を使ってしまえば、日常清掃作業の中でカーペット洗浄がこなせていきます。
もしくはテナントR3にトレールR3を取り付けて使用するかですね。


 

②道具と工程が少ない

アップライト、洗剤噴霧機、ポリッシャーやオーボットしか必要ありません。
それでも汚れがひどければエクストラクションという選択肢もありますが、基本的にエクストラクションはオススメしません。
乾燥に時間がかかり、再汚染の可能性があったり、作業者の技術の差が出やすいですし、OAフロアの凹凸があった場合にはきっちりと回収できません。
作業効率も悪いですし。
エクストラクションする時は蓄積した洗剤分を除去していく場合のみですね。
むしろ表面を白パッドでメンテナンスしていく方法で管理をしていく体制を組んでしまった方が、年間のトータルコストは安くすみます。
道具が少ないと、準備片付けが早く、工程も少ないのでトータルの作業時間を短縮できます。


 

③ベタつきなしでワックスも溶けず痕にならない

一般的なカーペット洗剤を使用中にワックス床へ出た場合、洗剤がワックスと反応し足跡がついてしまいます。機材の出し入れの際も心配ばかりです。
多機能還元水はワックスを溶かしませんので、痕にならないだけでなく、ベタつきも出ませんので、安心して使えます。


 

④汚れにくい

界面活性剤を含みませんので、汚れやすい状態になりません。
ワックス床やセラミックタイルでも同様ですが、カーペットはその差が顕著に出ます。
一般的に汚れにくいと言われているナノコロイド界面活性剤でさえも、洗剤としての構成はそれ単体だけで構成されているわけではありません。
結局は一般的な界面活性剤が含まれている訳で、その絶対量が少ないだけです。
その為一般的な洗剤と比較すると汚れにくいですが、汚れない訳ではありません。
カーペットに洗剤分が蓄積していくと、結局は同じように汚れていくんです。

元々私もその汚れないという謳い文句を信じていましたが、結局は汚れてしまうという結果に。。。(ただそれまでの期間がこれまでより長いというだけでした。)
多機能還元水で洗えば洗うほど洗剤が抜けていき汚れにくくなりました。
特に多機能還元水は汚れや洗剤が洗浄液に溶け込みやすいので、
残渣している洗剤の回収率も上がります。

 

⑤カーペットの油分を過剰に抜かない

洗剤による汚れを気にされる方はアルカリ電解水を使われてきました。
しかしアルカリ電解水はカーペットの保持する油分を過剰に抜いてしまいます。
カーペットは鉄やステンレス、人間の肌と同じように適度な油分が必要な素材です。
アルカリ電解水を素手で使っているとどうなるでしょうか?
油分が抜けて手は荒れてカサカサになります。
人間の肌がそうなるということはカーペットも同じような状態になっています。
人間はハンドクリームで油分を補います。
カーペットはハンドクリームで油分を補えませんので、洗剤や汚れで油分を補います。
→結局汚れやすいカーペットになってしまうんですね。

多機能還元水はアルカリや酸で汚れを落としておらず、素材を保護して洗浄できるので、カーペットの油分を保持したままメンテナンスができ、バランスが崩れないので、汚れやすいカーペットになりません。

 

⑥ケミカルコストが安い

一般的なカーペット洗剤希釈液液1L:35〜50円程度
アルカリ電解水希釈液1L:20〜30円程度
多機能還元水500倍希釈液1L:7円
多機能還元水1000倍希釈1L:3.5円
※アルカリ電解水生成機械の場合、20L100円程度で作れますが、機械のリース代とその後のメンテナンスコスト(半透膜の交換など)も含めると決して安くはありません。

カーペットの洗剤は、ワックス床の洗剤と比較して割高なものが多いので、多機能還元水のコストの安さは引き立ちます。

 

作業のポイントは、

①アップライト
ゆっくり丁寧に引くこと。
アップライトの構造を考えてみましょう。
ブラシは結構な回転数で回ってはいますが、あくまで接地面は線接地です。
面接地ではありませんので、汚れがひどいところではゆっくり引いてやらないと、1㎡あたりをささっと引いているとブラシは一瞬しか当たっておらず、落ちるべきものが落ちるわけがありません、
それを補う為にnano+ではアップライト専用のステンレスブラシもラインナップしています。
その効果は写真の1枚目の通り。
アップライトだけでこれだけ差が出ます。


②多機能還元水噴霧
基本1000倍(ウールの場合も)、汚れがひどい場合500倍で希釈します。
噴霧の注意点は真上から吹くことと、縦横両方から吹くこと。
斜めから吹くと反対面は洗浄液が当たりません。
また霧の状態で多めに吹くこと。
汚れの量に対して洗浄液の量が足りないと汚れは落ちません。
かといってカーペットの下まで打ち込むと、下の汚れを吸い上げます。


③洗浄
白パッドで洗浄する際は水は出しません。(たまに水を出される方がいらっしゃいます)
洗浄中、白パッドが汚れを落とす理効率が落ちていきます。
洗浄していればわかりますので、その際はパッドの反対面を使ったり、綺麗なパッドにどんどん交換し効率的な作業を行っていきましょう。

 

管理面のポイント

①ゾーニング
全ての面をこれで管理できる訳ではありません。
どうしてもエクストラクションが必要なエリアもあります。
ですので、全体を1〜4のエリア分けした上で作業します。

1.アップライトのみのエリア
丁寧にかければ差は出ます。
洗う必要のないところは洗わない方が得策です。

2.洗剤噴霧のみのエリア
多機能還元水は乾燥過程である程度シミが抜けます。
乾いたらワントーン色が明るくなります。
アップライトをかけた上で洗剤噴霧するだけで変わります。

3.白パッド洗浄のエリア
これだけで十分汚れは落ちます。
しかしこの作業は汚れを落とすという作業だけでなく、
エクストラクションした際に回収率を上げる為のアジテーション作業にもなります。
繊維から汚れを剥がし、回収しやすくします。

4.エクストラクション
汚れや残渣洗剤の量が多い場合、エクストラクションで回収します。
汚れや残渣洗剤に見合った水の量が必要です。
その為にアップライトで極力回収し、白パッドで回収できるだけ回収を行います。
そのおかげでエクストラクションしカーペットの汚れや洗剤の回収率があがり、より綺麗なカーペットになります。

この4つのエリアでできるだけ、1、2、3までのエリアが増えるようにすることで作業工程を減らすことが可能です。


②最初から土砂を入れないこと
1.土砂取りマット
 3Mのノーマッドマッドエキストラデューティーを玄関に敷くことで、土砂の流入量を半分に抑えられます。
土砂の量が減ればアップライトの時間は短縮でき、また汚染エリアも小さくできるので、作業範囲を減らすことができます。


2.アスファルトの土砂抜き
アスファルトは結構な土砂回収容積を持つマットのようなものです。
しかしそこに土砂が溜まっていると砂場の前の現場を管理しているようなものです。
アスファルトの土砂を高圧洗浄機で流すことで、土砂を回収できるようになり土砂の流入量を半分に抑えられます。
これは簡易的にやろうとするとスイーパーで回収するという手段もあります。

コイルタイプの土砂取りマットと合わせ、土砂流入量を1/4まで抑えることができ、カーペットだけでなく、ワックス床でもワックスの痛みを抑えることができるメンテナンスの基本の管理技術となります。


こういったことを組み合わせカーペットメンテナンスでもより効率的に管理と作業を行い、高い収益性を出すことが可能となります。
 
↑過去記事ここまで



昔は汚れにくいという理由から疎水基のコロイド洗剤なんかも使ったことがありましたが、一般的な陰イオン系の界面活性剤より汚れにくいというだけで、汚れない訳ではありません。
そして疎水基なので蓄積した後に、それを抜くのは本当に大変です。
ドライカプセルなんかもそうですね。
作業後のパッドに張り付いたものを除去する苦労を考えると、それがカーペットから100%吸着できていない訳ですから恐ろしくなります。

残留した界面活性剤を抜くのには250倍の多機能還元水が1番効率的です。※ウールは除く
エクストラクターの清水にも多機能還元水を1000倍希釈くらいで入れてきましょう。
本当に抜きたい時は同じ250倍にすることもあります。
コスト的な面もありますが、希釈が近いほど回収率は上がります。
そしてある程度残留することで、乾燥過程でカーペットのくすみも抜けていきます。
白パッドだけで抜けますか?と質問頂くこともありますが、白パッドは表面のものしか回収できませんから、しっかり水を打ち込んで回収するエクストラクターほどの回収率はありません。


洗う作業については白パッドだけなら非常に簡単で時間がかかるものではありません。
その分の時間をしっかりアップライトに回しましょう。
作業全体の時間の半分くらいアップライトを使っても良いくらいです。
アップライトは縦型シリンダブラシの機械です。
床との接地面はパッドのように面ではなく線でしかありません。
一瞬で引いて使うと、いくら高速回転していてもほとんど落とせていないのです。
高速になればなるほど、表面を滑ってしまいますし。
アップライトが不十分だったり、そもそもただの掃除機で吸塵して洗うような作業は、ハードフロアで例えるなら、ダスターをかけずに洗っているのと同じで、土砂ばかりが水に溶けて、落としたい汚れを除去することはできないのです。

時間配分をうまくしていきましょう。
2021年12月09日 10:00

2022年1月〜 浸透剤(仮)のラインナップ変更のご案内

浸透剤(仮)のリリースから1年以上経過し、現在のお試し用であったラインナップを変更させて頂くこととなりました。

これまでのラインナップは、
・18L:45000円
・2L:7500円
・スターターセット(2L、2L容器、ポンプ、ナノバブルアダプターリビルド):20000円

でしたが、今後は、

・18L:45000円
・4L:14500円
・300cc:3800円
・スターターセット(ポンプ300cc+ナノバブルアダプター新品):19800円
※ナノバブルアダプターリビルドも廃番

とさせて頂きます。
変更時期は2022年1月受注分より、以降浸透剤(仮)2LはBASEで在庫限りの販売となります。
合わせて価格表も変更致します。

以上、宜しくお願い致します。
2021年12月07日 10:00

量子フロアメンテナンスシステムの目的

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ナノプラスのインスタをご覧頂いている方は既にご存知ですが、↑の画像。
11月中旬に作業した新規のお取引をはじめた某美容院さん。
とりあえず今回はお試しの作業を行いました。

その後でSNSに画像をアップして意見を聞いてみたのですが、わたしのネットのつながりにはいわゆる能力者が多いのです。
能力者って何?という声が出そうでですが、見えないものを見る能力を持つ人だったり、いわゆる神の啓示を下ろしたり、氣を使える人だったり、さまざま能力が人それぞれにあります。
ちゃんと訓練すれば誰でも使えるものではありますが、そんなものは迷信だ、非科学的と言われてアタオカ扱いされて来た人も多いですね。
実はわたしもそういう訓練をしたので、氣は結構使え、人を治療したりすることもあります。
そんなものがあるはずがないと思う人はこれ以上読まずに、古い文明レベルのままでも、それも一つの選択ですから宜しいと思います。
そんなものもあるんだと受け入れる人は、ぜひ一緒に次の時代に歩き出しましょう。



話を戻しますが
作業内容は床の洗浄。
界面活性剤ゼロで使えるようにした多機能還元水をまいて髪の毛を回収
同じ洗浄液をまいて黄パッドで洗浄回収
という通常の作業内容+空間エネルギーの調律とエネルギー的な結界をつくりました。
分かる人には具体的でなくても、空間の黒いものがなくなり、透明感のある空間に変わっていることがなんとなく分かるかと思います。
画像の加工をしている訳ではありませんし、光の加減でそう見えている訳ではありません。
現場では重たかった空気が軽くなっていました。
最近のスマホでは人間の目に見えないものが写ることはことは既に実証されています。
わたしはこういった目に見えないエネルギーの研究もしますから、よく神社にいきますが、ある由緒正しい神社のエネルギーの高い場所で写真を撮ると、「カッパとカマキリがいるね」というのを複数の人に言われたことがあります。
そういったことが分かる人は増えてきています。



これだけを読むと空間エネルギーの調律?結界?
もしかして中二病?
という感じた人は多いと思います。
100人いれば99人はそういう反応をするでしょうね。
しかし現在界面活性剤ゼロの洗浄液を使っている人達は、もしかしたらあり得る事だと感じるはずです。
実はこれ学問的には量子フロアメンテナンスという文字が示すよう、量子力学で解説ができる科学的なことなのです。
ただし、現代文明では不可能でしょうね。


これで起こることは、↑の画像の上に書いてあるように、
・客層が良くなる
・お客さんに人気が出る
の他に、お店の雰囲気がよくなったり、働く人の体調がよくなったりなど、様々な効果があるのです。
一言で言うと、


「パワースポットをそこに作った」


のです。
これまで空間をきれいにする為に床をきれいにするという話をしてきましたが、これは目に見えないものまでもきれいにしてしまっている訳です。
そしてこれは人間が知覚できないだけで、目に見えないものは存在するということを信じる人なら誰にでもできる技術です。
まだまだ社会全体はそういった風潮にはなっていませんが、これからの時代はそういった価値観にシフトしていきます。



業態の変化
量子フロアメンテナンスよって空間エネルギーの調律ができ、清掃だったり、メンテナンスだったものが、パワースポットを創造するという事業に変わります。
業界では理解されませんが、業界以外の人にはこれを理解できる人は多くいます。
つまりは競合が少なくて、市場は開かれている訳です。
これを理解できる人は、業界全体がこの新しいスタンダードに追いつくまで圧倒的優位な立場で事業活動を行えるのです。



先日より色々と考えていましたが、徐々にこういった内容の発信も増やしていく予定で、時期を見てその詳細も公開をしていこうかと思っております。
2021年12月06日 10:00

アーカイブ nano+のドライ管理と仕様に合わせる柔軟性

2018年3月15日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

ドライメンテで使えないの?と聞かれることがこれまでも多々ありました。
ナノプラスでは空気を汚さない為にドライダスターやバフを使うことはありません。
しかしお客さんのドライで致し方なくやるのだけど、その際にどうやれば良いかと相談を受けます。



↓ここから過去記事

昨日仲間とお酒を飲んでいる席でのこと、当然業界人が集まると現場の話になることが多い訳で、nano+を使ったらこんなことがあったとか、これはできないかとかといった話になり、そういった情報をすごく重要なものが多かったりします。

nano+は基本的にウェット管理でもドライ管理でも運用は可能です。
ただ、私自身バフをかけるとワックスの粉が舞うので嫌なのと、塗った方が早いからという理由でドライ管理を現在では自分の現場では行っておりません。昔は結構ドライ管理をやっていたので、もちろんそのノウハウも持っています。


 

運用は使う方の状況に応じて

また仕様や、どうしてもドライ管理が好きなお客様は、バフを使うリスクを理解した上で、お客様の責任の中でドライ管理されれば、昔のように絶対剥離がいけないとか、バフがいけないと言うのはもういいのかなとも感じています。
剥離についてももちろん良くはないです。
が、剥離をした方がいい現場もあるのも事実。
それを剥離剤が悪いからと、濃い洗剤で剥離をするのは自己満足の世界の話。
それだけの㎡単価が出せる現場ならいいですが、そんな現場はありませんので、nano+では一度に剥離するか(多機能還元水によって剥離剤を200倍程度で使用し、溶かすのではなく、多機能還元水を浸透させて取ってしまう裏技)、毎月の洗浄作業でだんだん除去して数ヶ月に分けて剥離を行うかのいずれかを推奨します。
毎月の作業でやってしまった方が人員体制を変えなくていいですが、事務所ビルの通路のように痛まない場所なら、面積を絞って剥離を行い、3回ぐらいリンスを行った後にきちんとした被膜を作って3年程度定期清掃をしない方が利益率は高くなります。
うちの会社も管理させて頂いている事務所ビルは、毎月の定期で無理をせず1フロアだけを剥離して塗り替える作業を行い、5月に通路の塗り替えが終わりますが、それ以降通路は3年間以上ワックスを塗らずに管理します。
20年ぐらい剥離をしていない現場なので、毎月の洗浄でとやっていてもラチがあかず、希釈を濃くしてもリンス作業が同じならいっそ剥離してしまった方が早くて、何よりコストが安いんですよね、


 

nano+をドライ現場で運用すると

◯被膜に柔軟性が出る為、バフレスポンスが良くなる。
多機能還元水が他の還元洗剤と違い被膜表面だけでなく、下地被膜まで柔軟にできます。
表面が柔軟になればバフレスポンス向上。
下地被膜が柔軟になれば密着率=耐久性UPに繋がります、

◯洗浄で傷を消し込んで光沢が復元できるので、あまりバフをかけなくていい。
バフで光沢を戻せない原因は、バフの研磨より傷が大きい場合です。
大きな傷はそれ以上大きな傷で消し込む必要がありますが、nano+では傷がない部分まで被膜を平滑に除去してしまいます。※資料集ページの被膜管理を参照
大きな傷を洗浄で整えて、細かい傷はワックス塗布かバフで整えます。
厳密に言うとワックスの方が細かいレベリングが取れますね。


理論上そうなることはわかっていますが、現場で運用された方からの意見で、結局は作業時間短縮になっていることは嬉しいことです。


昨年はスケジュールの関係でできませんでしたが、今年は5月より定期的なnano+セミナーを始めようと思っています。
詳細はまたご案内致します。

↑過去記事ここまで


UAコーティング+多機能還元水で一般のドライメンテナンスよりはるかに簡単で長期の定期清掃を不要にします。
最初に被膜を10層くらいで作れれば、10年以上はリコート不要でしょうね。
しかも普通のドライメンテナンスに比べ、日々のバフ頻度も1/10くらいのものです。
そもそもドライワックスのような弱い被膜ではありませんから、バフを光沢を戻す必要がありません。
ドライワックスに比べバフレスポンスが悪い点については、多機能還元水で被膜が柔軟性を維持することで解決できますし、長期的な被膜の酸化に伴う密着率の低下も、UAコーティングと多機能還元水であれば解決できます。

大型のドライメンテナンスの物件では、単価が非常に安く、それなりのノウハウを持たない会社がやれば赤字を出すだけのような状態になっています。
しかしそれでもこういった知識を持つ会社はそんな現場でもしっかりとした利益を出しているのが現実です。
知識は大きな武器になります。
2021年12月02日 10:00

社会的生産性という価値観

今月は勉強の話ばかりでしたので、月末最後の記事は少し趣向を変えます。


これまで生産性というキーワードを散々使ってきましたが、この生産性という言葉には


・貨幣価値的な金額の生産性

      と

・何かを生み出している生産性


の2通りがあります。
貨幣価値的な生産性といえば、投資であり、株やFX、暗号通貨、プロ向けだとデリバティブだったりします。
しかしそれは資本の移動でしかなく、誰かが誰かのお金を巻き上げているだけで、実際に何かが増えている訳ではないのです。
以前コラムに書いたピラミッド型社会で、ピラミッドの頂点にお金を集めているようなものです。
世界の仕組みを学べばすぐに分かりますが、投資というのは全てやらせです。
今から起こることを知っていれば誰でも勝てるでしょう。
そしてそれは難しいことではありません。
増えているとしたら実態がないものが増えているだけですね。
一つのリンゴが二つになることは永久にありません。

その貨幣的生産性については、何が問題かというと、物を産み出しているかどうかではなくて、社会的な生産性がないことが問題であり、現代の社会的価値観の変化によって淘汰されていきます。
つまりは今から貨幣価値的な生産性の時代は終わりを迎えます。
社会的生産性というのは、一言で言えば社会の役に立っているのかという意味。
この社会的生産性をどうやって大きくしていくかがこれからのポイントになります。



一言で言えば
すごく簡単な話ですが、どれだけ社会に役立っているかという話です。
本来はこれを評価するものが貨幣であったのですが、いつからかそれが変わってしまいました。
日本は昔から元々そうだったので、それに戻るだけですが、お金を追うのではないのです。
誰かの役に立つ事が大切で、その結果お金が集まってくるのです。
今は貨幣がありますが、未来は貨幣がなくなり別のものが流通します。
暗号通貨などではありません。
今もありますが、流通していても認識できていません。
その時に貨幣に重点を置いているとすぐにオワコンになります。
貨幣は補助輪のようなものと昔言われたことが今なら理解できます。



業界の社会的生産性とは
今の作業を普通にこなすだけでも悪くはないですが、少ない人数でより多くの現場や面積がこなせれば1人あたりの社会的生産性は上がっていきますね。
まぁこれ、ナノプラスがこれまでやってきたことそのものなのです。
作業の効率化だったり、耐久性を上げて年回数を減らしたり、少ない人数で業界を維持できれば、それだけ1人あたりの社会的生産性は上がっています。
で、これを綺麗にするという切り口だけでなく、建物の目に見えないエネルギーのコントロールまでしてさらに社会的生産性をあげようというのが、量子フロアメンテナンス(QFS)なのです。
フロアメンテナンスの本質は床を綺麗にする事でなく、空間を綺麗にして良い環境を維持する事です。
これまでの目に見える物理的なものだけでなく、目に見えないものも整える事ができます。
霊能力なんてないという人がほとんどでしょう。
わたしも皆無です。
しかしそれでもできるやり方はあるのです。
我々の仕事はもっと幅が拡がり、業界の他の清掃会社やメーカーがやっていることとかけ離れていきますから非常に楽しみですね。
2021年11月29日 10:00