ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

アーカイブ 作業方法の改革

2018年9月6日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

作業方法の変更によって、作業時間を詰めるという話。
この回はコードレスポリッシャーによってすみ擦りをやめたという話。
ポリッシャーの当たらないところはワックスを塗りません。
そもそも階段以外でポリッシャーの入らないところは、歩行頻度が高いわけでないので、洗ってワックスを塗る必要はなく、多機能還元水を塗ってモップで擦り回収するだけで良いのです。



↓ここから過去記事


ペンギンワックスのリチウムイオンバッテリーのコードレスポリッシャー
最近はよく見かけるマシンです。
うちの会社も17インチにして導入しました。
実際に使ってみると本当に本当に良いマシンです。
カーペットの洗浄は厳しいですが、洗浄ワックス作業なら同サイズの洗浄機以上の作業面積をこなします。


これまでバッテリータイプのポリッシャーは現場レベルでは全く使えず、コード式のポリッシャーがメインでした。
しかしコードがあると洗浄機の動きが制限されて実用的ではありませんでした。
コードレスなら問題なく洗浄機と同時作業が可能になります。
その結果作業スピードは飛躍的に向上しました。


 

すみ擦り作業の廃止

まずスプラッシュホルダーなどの道具を使った手作業によるすみ擦りは、現実的には思うような減膜はできていません。
手でスコッチも持ってゴシゴシすれば別ですが、体力が持たないでしょうし、今時そんな作業は剥離作業でも無い限りやらないでしょう。
道具を使ったすみ擦り、これは長期にわたり検証を行いましたが、労力の割に気休めでしかありませんでした。
この原因として1㎠あたりにどれだけ力をかけて何回擦っているかということです。
だいたい軽く擦っているし、回数はほとんど擦られていないですね。
キッチリキッチリ何度も力を入れて擦っていたのでもはや修行です。。。

それをポリッシャー作業に置き換え、すみ擦りを極力やめます。
その時間と体力消費量の削減たるやかなりのものです。
コード式のポリッシャーの場合は、ポリッシャーで先に洗浄機が走りにくい部分を洗って、洗浄機がまっすぐ走れる状態を作ります。

どうしてもポリッシャーの入らないところだけは手作業で対応します。
ただし人が歩かないところにわワックスを塗る必要はありません。
塗らなければきちんと擦られていなくてもどどうということはありません。
当社の現場は隅から10センチは開けて塗っています。
擦る場合のツールは、使い古しのUS SPPパッドをすみ擦りのホルダーにサイズに切ったものを使います。


 

洗浄機の弱みの消し込み

洗浄機で定期清掃ができれば作業効率は上がると思われがちですが、必ずしも上がるとは言えません。
洗浄機は直進方向には絶対的な強みがあります。使い手の技術の差も出にくいですし。
しかし横方向の動きは非常に弱いです。
道具を増やさないように17インチの洗浄機1台で作業すると、隅の部分はヘッドを入れて後ろに引いて横にこじってという動きになります。
綺麗な長方形の現場であればそれは4カ所で済みます。
しかしそそんな建物ばかりではありません。
柱の出っ張りやエレベータ周り、建物の壁面は凸凹しています。
その度に洗浄機を止めてこじっていたのでは遅く、ポリッシャーでやってしまった方が早いんですね。

逆にポリッシャーの弱点は洗浄機より真っ直ぐには押しにくい点と作業者による差が出やすいこと。
まっすぐ押せない問題は自分が横になれば解決します。
あとは回転方向によってパッドのどの部分が洗えているかを理解できていれば、nano+なら走っても洗えます。
実際の動画はこちら
※スピードが速すぎて信用してもらえないので、撮影用にスピードを落としてあります。
UAフィニッシュLで正しく被膜を作れば、これ以上のスピードでも被膜を除去できます。

どの部分が洗えているか理解しにくい場合は、
こちらの資料をご覧下さい。
もしくは何も考えず、動画の通りポリッシャーを動かして下さい。正しく回すと洗浄液は中に集まってきます。洗浄液が集まって洗えることがポイントです。

洗えている部分は自分を中心にして左に進む場合、反時計回りのポリッシャーなら回転しているパッドの前側です。右に進む場合は、パッドの後側になります。


 

上手く使えば大幅な時間短縮に

現場によっては洗浄機をなくして手作業での回収に変えて、3人で半日の現場が1人で半日になりました。1/3の人件費です。
さらにnano+以前は3人で1日かかっていた現場でしたので、それと比べると実に1/6の人件費で施工できるんですね。

急速充電器と大型バッテリー、17インチ換装で30万円しましたが、人件費を考えるとすぐに元がとれます。
急速充電が可能なので、休憩時間に充電したり、移動中に車で充電すればバッテリー1個でも十分に運用できますね。
不安な方は充電替えに小さいバッテリーがひとつあってもいいかもしれません。


 

もう一つのポイントは

「洗浄液の先塗り」に尽きます。
先に塗るのは面倒なのでとポリッシャーのタンクから洗浄液を出して洗われる方がいらっしゃいますが、ワックス塗布前の洗浄では絶対にNGです。
洗浄液の量と反応時間が足りませんので、剥離が発生する原因になります。
そして最大の理由として、ポリッシャーをゆっくり動かさないと汚れすら落ちないこと。
洗浄液を先塗りしておけば、ポリッシャーを早く動かしてもそれ以上に綺麗に洗うことができます。

当社でも時間を計ったことがありますが、同じレベルの洗浄だと先に洗浄液を塗ってから洗った方が早く洗えるというデータも出ています。
もちろん、nano+のケミカル、ワックス、パッドという前提はありますが。


作業時間の短縮はこういった道具の使い方一つで大きく変わります。
普段それを考えながら作業されてみてはいかがでしょうか?


↑過去記事ここまで


いまだに洗浄液を塗ってから洗わず、タンク出しで洗う人もいるようですが、99%ではなく、100%失敗します。
それに洗浄スピードが遅いのです。
洗浄スピードは非常に重要です。
ワックス塗布前の洗浄で、SPPパッドでなく黄パッドで洗浄する実験(減膜量は十分出している状態)もしたことがありますが、取れにくいヒールマークなどもあり、SPPパッドの方がはるかに洗浄スピードが早いのです。
同じ光沢にするには、SPPパッドの方が+ワックス1層必要になりますが。

作業の中で1番時間がかかるのは戦場の時間です。
さまざまな工夫によって洗浄時間を短縮していきましょう。


 
2022年02月17日 10:00

建物のアンチエイジングと量子技術

建物も経年劣化によって痛みは出てきます。
それを劣化させない為にメンテナンスが本来必要なのですが、作業方法や使用する資機材によって自らが劣化させてしまっているということがこの業界は多いのです。

以前当社の現場を見学に来られた人に「このトイレは本当に10年以上経過しているのですか?」と尋ねられたことがありました。
結構な頻度で使用されているトイレですが、10年経過とは思えないレベルで、新品レベルで綺麗なのです。
ちなみに改装していないトイレは30年くらい経過していますが、一般的なトイレのレベルで見れば、使われているものは古いですが、綺麗かどうかで言うと5年も経過していないほど綺麗です。
便器も洗面台も床もスタッフが頑張ってくれているので綺麗なもので、床で寝ても大丈夫そうなレベルです。

うちの日常現場では素材に傷を入れるものは使いません。
トレールモップの端切れがメインで、どうしてもひどい汚れがあった場合のみ黄パッドの端切れを使います。
洗剤も酸は使いません。
多機能還元水のみで、基本は500倍、ひどい汚れ(カップラーメンの汁を洗面台に流されたり、カップ焼きそばの湯切り)があった場合には、250倍や100倍希釈ですることがあります。
界面活性剤を使用することはありません。
そうすることで素材が痛むことはありませんね。
ここでいう痛むというのは、物理的な話だけではなく、化学的、量子的な意味も含みます。

衛生陶器に酸を使用すれば、わずかでも表面は痛みます。
弱アルカリの還元だけで汚れを落とせば表面が痛むどころか、酸化した部分は還元されてアンチエイジングされます。
実はこの酸化還元によるアンチエイジングは、多機能還元水を使って様々な分野で研究を行っています。
金物は錆びにくくなりますし、樹脂のパネルは過度に硬化して脆くなって割れていくのが柔軟性が戻ったり、嫌な匂いが出る原因も抑えられます。



量子的な意味
還元することで波動を上げることができます。
波動というのは目には見えませんが、一言で言うとエネルギーです。
熱エネルギーのことではありません。
エネルギーと一口に言っても色々あります。
普通の人はこれを近くできませんが、中にはこれを近くできる人もいるのです。
その量子的な波動をもコントロールするのが量子フロアメンテナンスです。
波動というのは現代科学でも十分に解明されていませんが存在はしており、高いエネルギーには高いエネルギーが、低いエネルギーには低いエネルギーが集まるようになっています。
汚れは穢れ(気枯れ)とも書き、低いエネルギーですから汚れやすくなります。
逆に多機能還元水でメンテナンスすることで高いエネルギー場がそこに作れますから、量子レベルで汚れにくいということが言えるのです。

おそらくこんなことを言っても信じない人が99%以上でしょう。
波動関係は怪しいものも多いですからね。
しかしその知識を得ることで認識して使っている人たちはいるのです。

来週のコラムでは、実際にそれを使っている大手企業の話に触れていきます。
2022年02月14日 10:00

アーカイブ 削減するコスト(数字)は嘘をつきません

2018年8月28日の記事のアーカイブです。
過去記事はこちら
この頃は不定期に思い付いた時にコラムを書いていたようで、1日2本書いていたようです。
その代わり1ヶ月で2、3本の時もあったようですね。
1週間に普通の記事1本とアーカイブ記事の追記1本を書くのもなかなかネタが大変だなと思うこともありますが、可能な限り継続していきたいと思います。

普通の記事は未来のこと、アーカイブ記事は現時点でも必要な内容になっています。
過去の記事なので、多少異なる部分がでることはありますが。



↓ここから過去記事

 

今日は経営的な話。
といっても経営者以外の方にも将来や収入に直結する話なので重要な話です。

 

 

私の経営の師匠のいつも言う言葉ですが・・・

売上は100%コントロールできません。
経費は100%に近いくらい経営者がコントロールできる数字です。


考えたら当たり前のことではあるのですが、この業界かかるものはかかるよねと気にしている人は少ないのも現実。
だからこそnano+はここを重要視しています。

 

 

多機能還元水に入れ替えるだけで利益は出ます

1番てっとり早いのが、洗剤を多機能還元水に変えること。
特にトイレ洗剤は希釈が濃いですから、大きなコストダウンです。
nano+導入のお客様でも日常清掃現場を多くお持ちのお客様は全ての現場を入れ替えを進めてらっしゃいます。
1現場の削減額は少額でも、全社の現場のケミカルコストを80%カットすると社員さん1人分の人件費ぐらい捻出できてしまいます。

現在業界では希釈後1Lあたりの単価で比較した場合、多機能還元水より安い洗剤はありません。アルカリ電解水生成機でも、本体価格+メンテナンス費用(半透膜交換など)まで考慮すると5年で見ても月に20,000円前後でしょうか。

 

 

経営で利益率は最も重要な指標

会社経営の仕組み(特に金融)を勉強すればすぐにわかること。
そのルールを知らずに経営を行うことは、ゲームでルールを知らずにプロとギャンブルするのと同じ行為。

利益率(額ではなく率)が上がれば財務面で見ると経営にはいいことばかり。
金融機関や信用調査機関の点数が上がります。
その結果、調達金利が下がりさらに点数は上がります。
大手企業の取引口座開設がしやすくなるのでチャンスが増えます。
→結果どんどん収益性の良い会社になっていくんですね。
また運転資金も少なくて済むので、一気に売上が上がっても慌てることはありません。

 

 

どんなビジネスでも

利益率が高くなる仕組みを作ってからビジネスを展開していかないと、大きくなってから修正するのは本当に大変なんです。
特にビルメン業は、規模が大きくなればなるほど利益率は落ちていき、運転資金は増大し経営者はしんどくなります。
営業を増やせば車が増える、作業スタッフを増やせば作業者と機械が増える。。。
利益額は増えても利益率は増えません。

 

 

利益が出ない会社は給与も上がりません

非常にドライな考え方ではありますが、利益が出ない状況で給与を上げる経営者など現代では天然記念物です。
最初の給与が安くてあげる余力があるか、社長が身を切って昇給させているのでしょう。
長い目で見るとどちらも良い会社ではありませんね。

あまり大きな声で言う経営者はいませんが、うちの会社では、改善により収益性が良くなった分を評価として給与を上げることをスタッフに経営計画発表会で宣言しています。
裏を返せば何もしないと給与は上がらないよと。

お客様からの受注金額は下がることはあっても上がることはありません。
下がった利益を補う為にたくさん仕事をします。
会社全体で見ると、今までよりたくさん働いて今までの給与水準が保てる。
けど経営者も労働者も機材も疲弊するという悪循環へ。

無駄なコストは早くカットしてしまえばそれだけ会社に現金が残り選択肢が増え、ビジネスにおけるチャンスが増えます。

こうしたことからnano+は企業経営にも貢献していきます。



↑過去記事ここまで


起業しようという人に多いのは営業マンタイプの人が比較的に多いのですが、売上を上げることには強いのですが、経営的な面で弱い人が多い傾向にあります。
どんなビジネスもそうですが、大切なのは売上ではなく、どれだけ利益を効率よく残せるか。
この効率よくというのが非常に大切です。
この効率を上げようとする人は少ないのです。
ある程度の売上高になったら設備投資して利益率を上げるんだという人も多いですが、広げる前から効率の良い形にした方が成長スピードは早いですし、来年やるのと今やるのでは、今やった方が1年分の成長スピードが異なります。

経営の勉強はなかなか大変です。
正解はありませんから。(ダメなものの方が多いです)
わたし自身の経験上でも、その教えてくれる人によって成長も大きく変わります。
このホームページの情報はそういった素晴らしい方の意見やそうでない方の経験も踏まえて記述しています。

単純な話ですが、売上を増やしてそこの利益を増やすより、既存の管理している物件の作業原価や管理原価を下げてしまった方が、確実に数字になり、そして下がった原価は新規の物件にもそうなるということ。
ナノプラスは高品質というだけでなく、現場コストを下げることで、仕事をする時間を減らすことも提供します。

 
2022年02月10日 10:00

知識がないものは認識できない

学ぶことが嫌いな人が多いこの業界。
以前セミナーをやっていた時に、「勉強したくないからこの業界に入ったのに」と言われたことがありました。
勉強しなければ勉強しなくても構いません。
しかしそれだけ視野が狭くなり、収入はいつまで経っても増えることなく、体力の限界と共に動ける量が落ちてきて、収入も落ちていくという話を前回のコラムに書いた通りです。

知識を得ることは情報社会だからではなく、昔から必要なことなのです。
1番分かりやすい話で行くと、ワックスの密着率という意味がわからない人がこの業界の99%です。
つまり密着率が耐久性とリンクし、収益性に直結することが理解できないのです。
理解できないというよりは認識できていないというのが正しい表現かもしれません。



セミナーをした時に
質問を受け付けると、「分からないことが分からない」という声が上がります。
歩いたことのない道の風景は見えません。
なのでセミナーは既に使われている方に限定しているのです。
分からないながらでも自分自身の道で歩いてみて、見えた風景で疑問に思うことはあるでしょう。
そこから知識を深めていく



知識のレベルによって
作業動画や図解を見た時に受け取る情報量も異なります。
知識のレベルが上がれば上がるほど受け取る情報量は増え、より詳細な部分に目が行くようになります。
学べば学ぶほど見えていなかった部分が見えてくるということです。



量子フロアメンテナンス(QFS)は
そもそも目に見えない量子技術を使いますから、学ばないと使うことができません。
耐久性だけでもこれまでのナノプラスと比較して3〜5倍程度の耐久性や汚れにくさの差が出ますから、一般のワックスや洗剤を使うものと組み合わせると数十倍の差が出ると言えるでしょう。
これは圧倒的な戦力差です。
とはいえ全てを理解することは不可能です量子技術と一口に言っても量子物理学や量子力学だけで全てが説明できる訳ではありませんから。
現代は何か専門分野を持つことは当たり前で、それに加えて他の分野の知識を持たないと社会全体が見えない世界になってきました。
政治、金融、医療、歴史、ITなどなど、これらは自分自身の身を守る為に最低限ある程度の知識を持つことが必要な時代ということは、もはや言うまでもありません。
狭いところから全体を見るのではなく、より広いところから全体を見るのです。
そうすると医師免許を持っている医師が言っていることが間違えていることも多々出てきます。
その業界では正解とされていても、社会全体からするとおかしいということはどの業界でもある話で、我々の業界はそれが非常に強い業界です。



負のスパイラル
以前「負のスパイラル」という言葉を使っていましたが、
・汚れるワックスを塗って
・汚れる洗剤で黒ずませ
・間違えた定期作業でビルドアップさせて
・黒ずんだワックスを危険な剥離剤で剥離し
・また大量のワックスを塗りこむ
これをずっと繰り返して得をしているのは誰でしょうか?
そう、メーカーだけで、顧客する得をしていないのです。
そしてこんな馬鹿らしいことは、他の業界の人に聞いてみると「改善すれば良いだけ」と返ってきます。
それを「これはこんなものだ」と勉強も努力も工夫もせず繰り返してきたのが我々の業界なのです。

できるのにやろうとしないというのは怠慢と顧客はとらえます。
認識できていないだけで、学べば認識できるのです。
色んなお手伝いはできますので、一緒に業界を良くする為に取り組んでいきましょう。
2022年02月07日 10:00

アーカイブ 統一される仕様書の仕組み

2018年8月28日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

先月のコラムでワックスの耐久性をコントロールするという記事を書きましたが、それには仕様書による要因を考慮しないといけない場合があるのです。
そして統一される仕様書というのには、今時そんなことをしなくてもという「毎月洗浄ワックス2層塗布」仕様。
これには大手の管理会社さんになればなるほど、全国の品質を担保するのに必要な仕様だったりします。


↓過去記事はこちら

毎月洗浄ワックス2層塗布 & うち年1回剥離清掃
という仕様書を見かけることがあります。
特に大手管理会社さんにある仕様ですね。
洗い屋という職業をしていると?マークがいっぱいになります。
今の技術では、毎月塗る必要もなければ、年1回の剥離清掃も必要ありません。
nano+を使う必要もなく、どこにでもあるものでそのような管理はできるようになっています。
もちろん使い方によりけりという条件がつきますが。。。
その使い方によりけりという条件がポイントなんですね。


 

この誰がやっても、どの現場でもが重要

その仕様ができたのは・・・
バフで戻したものの十分に光沢が戻らない、洗わずにモップで拭いてワックスを塗ったり、洗浄が不十分でワックスを上に被せるなどなど、
その結果お客様からクレームが出てしまい、誰がやってもどの現場でもある程度(レベルは低くなっても)のラインで品質が担保できるようこのような仕様になっています。
管理現場が多くなり、外注先さんも多くなってくると、作業する人も不特定多数になりますので、様々なクレームが生まれるんですね。
これをまとめて平均化するのがこの仕様。
この仕様があるから割り切って作業して技術が向上しないという問題はありますが、大きな目で見ればこの仕様が、不特定多数で多くの現場を管理するのには1番理にかなっていたりするんですね。


 

ただそれではいけないので・・・

nano+はそれにも合わせて作っております。
それに合わせるには少しポイントがありますが。。。
導入の効果として、
リンスしなくても密着するので、耐久性が向上し、ヒールマークが減り、ワックスに油もつかないので、日常清掃も楽になります。
UAフィニッシュLは速乾タイプのワックスで洗浄で剥離も可能。
剥離剤を使う必要がなくなります。
500倍の洗浄液を先塗りというのがポイントですが、それを徹底するのが難しければ、US SPPパッドを片面500㎡ずつで使って頂けば、減膜量が増えるので剥離周期も伸ばすことができます。
US SPPパッドとパッド台の間には必ず、使い古しの白パッドか赤パッドを挟んで使って下さいね。
これを挟まずに使うと凹凸を拾いませんので。
最後に、年1、2回は洗浄液を先塗りで洗って頂くと剥離作業の代わりになます。
ここを押さえておけば多くの現場に水平展開頂いても品質レベルを上げることができ、剥離作業から解放されます。
パッドと洗浄液とワックスを変えるだけで品質レベルは上がり、施工会社さんにも作業に余裕が出ますので収益率が上がるだけでなく、余裕が出ることでクレーム発生率を抑えることが可能になります。

 
 
もちろん技術を磨き、耐久性を出しながら利益率を改善していくのにもnano+は使えます。
誰にでも使えるシステムでありながら、作業性の良さと利益率の改善だけでなく、短時間でこれまで以上の品質も出せるので、意外にマニアックな洗い屋さんに使って頂いております。
先日も日本でトップクラスの洗い屋さんにご評価頂いたのは本当に嬉しかったですね。

↑過去記事ここまで



最近では大手の会社でも、剥離無しだったり、2液性のウレタンは、シリカ系のコーティング剤を使った仕様も増えてきました。
とはいえ、剥離できない被膜というのはより難易度が上がり、長期で見た場合に破綻してしまう可能性が高いのです。
傷はいらない現場なら良いかもしれませんが、そもそもそんな現場ならワックスでも同様に維持が可能なのです。
昔ある大手管理会社さんの仕様や使っているワックスなど聞いたことがありましたが、それは頭の良い人が全体を統一する為によく考えているなと感心したことがあります。

ここでは大手の管理会社さんの〜という話でしたが、誰でもできる=自分でも使うのが楽ということなのです。
そして自社スタッフに作業させるにしても、外注先に頼むにしても、品質のばらつきが少ないということ。
とはいえ、現場が良い状態でなければ意味はありません。
ナノプラスはそれを誰でも維持しやすく、UAフィニッシュLを使ってメンテナンスしていくことで、もし剥離が必要になっても、浸透剤(仮)と多機能還元水で大幅に減膜が可能ですから安心です。(SPPパッドを新品で洗うだけでもかなり減膜量は増やせます)

特に毎月ワックスを塗る現場では、ナノプラスの特徴でもある光沢復元洗浄によって被膜表面を整え、UAフィニッシュLを薄めに塗布することができるようにすることで、増膜を防止することが可能です。
つまりは毎月塗る場合は、薄く2層塗っておけば良いですし、1層でよければ1層でもこれまでの2層分の光沢は出せるのです。
※新品のSPPパッドを使った場合は2層必要。


そのポイントだけ押さえていれば大きな失敗をすることもないでしょうし、これはまずいと思った時点で簡単にリセットすることもできるのです。
2022年02月03日 10:00

自然体と頭脳労働の話

人間は自然体でない時は動作がぎこちないものです。
新人さんが動きが悪いのは何をして良いか分からず自然体で入れないからですね。
これまで慣れてきた作業方法というのは習慣になり、自然体になっていき日々その作業をしていることでしょう。
それが正しい作業であれば良いのですが、そうでない場合もあります。



はじめる時に
ナノプラスをはじめる際に作業動画や作業の図解を確認頂き、それに取り組んでみたもののなかなかうまくできないという声を聞くことがあります。
まさに自然体ではない状態ですので、急にそれは身につかないでしょう。
人の習慣は平均66日という研究結果がありますが、毎日やっても平均66日なのです。
プロ野球選手でも素振りを日々行って身体に覚えさせるということを続けますが、我々の業界でどのくらいそれを行っている人がいるでしょうか?



理論を理解する
まず最初は真似てやってみます。
66日かかりますから、おそらくすぐにはできないでしょう。
そこで有効なのは、なぜその作業がその動きになっているかという理論です。
ナノプラスでは、全ての動きや使う資機材には意味があります。
一度に全体を理解して、急に変えることができる人というのは最初からそういう思考回路だったり、元々できているところが多いので、修正が少ない人です。
ほとんどが間違っている人の方が99%ですから、急にたくさんのことを変えるのは不可能です。
なので作業をダスターをかけるところから1つずつ変えていきましょう。
少しずつなら変えていけるものです。



変わった分だけ
早い話変えることができた分だけ、作業は楽になっていき、収益性も上がっていきます。
ナノプラスの理解度は収益性の高さに比例します。
下手にたくさんの仕事をこなすより、今ある物件の利益率を上げる方が簡単ですね。
今月のコラムにも書きましたが、売上を上げることが利益を残すことに必ずしも直結しないのです。
減価率をどうやって下げるかが重要で、低い減価率を出せる仕組みを作ってから規模を拡げることが重要です。
拡げてから変えようとするのはなかなか大変で、拡げてから変えるのは機械の大型化などの設備投資になります。

すごく簡単な表現をすれば、勉強して現場で実行した分、つまり自然体でできるようになった分だけ利益が増えるのがこのホームページには詰まっています。
この仕事は間違いなく肉体労働ではなく頭脳労働です。
肉体労働で仕事をしている間は、ただの役務提供であり、いわゆる人材派遣のようなものであり、そこに付加価値が創造されないので利益率が上がることはありません。
素人や他の人ではできない付加価値創造ができた分だけ利益率が上がるのです。
付加価値の創造に必要なのは学ぶことしかありません。
勉強は嫌いという人が多い業界ですが、体力は年々落ちていきます。
何歳まで肉体労働を続けますか?
2022年01月31日 10:00

アーカイブ 現場ではない部分のコスト削減

2018年8月1日のアーカイブです。
元記事はこちら


我々の仕事は目に見えない経費が非常に多い業界です。
見積に行く経費だったり、巡回に回る経費だったり、日常現場であれば資材の補充だったり。
資材に関しては多機能還元水によってほとんど補充の必要もなくなり、年1、2回の定期清掃の際に補充すれば十分になってきました。
いわゆる決算書上見えない経費ですが、ここをどう押さえるかというのがビルメン会社の経営ではポイントになります。



↓ここから過去記事

コストダウンと言うと、作業コストを下げることを考えがちですが、清掃業にはそれ以外のコストもかなりかかっています。
例えば見積の中に、社内での作業の準備にかかる時間は入っているでしょうか?
大体は入ってなく、利益の中から出していることが多く、コストと意識されたことのない方も多いでしょう。
しかし現実コストはかかっているのです。
ならばそのコストをどうやって詰めていくか。というのが今日のお話です。


 

モップを洗うコスト

いわゆるワンタッチモップは洗うのが難しく、脱水した後に絡まった糸を伸ばさなければなりません。結構時間がかかりますね。そして意外に拭けていない問題も。
そもそも綿のモップで清掃すること自体が間違いです。
用途が違いますので。
フラットなモップにすればすぐにその問題は解消されるのですが、
「まだ使えるから」→本来の性能が出る状態ですか?
「これに慣れているから」→個人の思いは現場には不要。
「困ってないから」→困っていることに気がついていない。
これはビルメン業界でよく聞く話ですね。
まだ使えても、慣れていても、綿のモップでは現場は綺麗にならないし、確実にムダなコストとして会社は困っているのですよ。
人件費が一番高いのですから。

うちの現場では人件費削減で新しいものを入れた時は、それまで使っていたものはもったいなくても現場から引き上げて使えないようにしています。


 

ちなみに当社のトレールモップですが、

作業時間自体も早くなりますが、モップのメンテナンス時間はかなり時間短縮が可能です。
使った後は、水道のホースで汚れを飛ばして洗濯機に放り込むだけ。そして洗濯機から出して干すだけなので、ワンタッチモップと比べても1枚あたり1〜3分程度時間短縮になります。
1枚で日常清掃される人はいないでしょう。
1枚あたり1分短縮できたとして10枚あったとしましょう。
1日10分→365日で60時間49分ムダにしているんですね。
時給900円だと54750円の利益が生まれてきます。
それに対する投資はトレールモップ600幅@1100円×10枚で2年程度使えます。
なんだたったの約50000円かと言う人もいますが、モップが10枚しかいらない小さな現場の売上に対する50000円の利益率はバカになりません。
特に利益率の低い日常清掃では。
そしてこれが100現場ある会社では500万円になります。
これはもはや社員1人分の人件費に相当しますね。

今回はモップの話でしたが、nano+は道具が少なく運用できるシステムなので、現場での道具の積み降ろしや作業場所までの移動時間も減らすことができるんですね。
それが毎日の作業での積み重ねでどうなるか一度計算されてみるのもいいかもしれません。
また時間の短縮もそうですが、体が楽になったという声もよく聞きます。作業は決して楽ではないですが、疲れにくい作業は疲れてからの品質低下も起こりにくければ事故も起こりにくいのです。
 
綺麗だけを追究しないのがnano+です。


↑過去記事ここまで


わたし自身の話ですが、重要になる現場では毎月請求書を郵送せず持参し、現場の状況や顧客の顔を見たり、現場の雰囲気や、顧客の会社の雰囲気を観察します。
特に最近は量子の研究を行っていることもあり雰囲気というのは非常に分かるようになりました。

それは削減するコストではないの?という指摘を受けそうですが、これは必要なコストです。
全てをコストカットしてしまうと大切なものを失ってしまうこともあるので注意が必要です。
逆にタイムカード回収や給与明細配布などは別の形で置き換えが可能で、当社でも古くから会計ソフトfreeeの労務管理を使用し、スマホアプリで勤怠管理や給与明細の確認ができるようになっています。

この仕事で1番コストがかかるのは現場の管理を行う管理スタッフです。
物件数が多ければ1現場ごとの負担は減りますが、1人で管理できる現場が少なくなればそれだけコストは圧迫されます。
とはいえ管理担当がいないと収益性に頭打ちが出ることも事実。
つまりは1人の管理担当がどれだけの物件を担当できるかが鍵なのです。
2022年01月27日 10:00

思考の認識範囲とお金に対する価値観の変化

以前、抽象度についてという記事を書きましたが、「抽象度」について認識不足の人もいるのでは?という指摘を受けましたので、今日はこちらのネタ。
以前にもこの言葉を使う際に説明はしていますが、復習と思って読んでみてください。

よく、あの人の話は抽象的だからもっと具体的に言って欲しいねなんて会話がありますが、それは少し本質が違っていて、それは話の焦点がボケているという意味です。

より具体性の高いところから抽象度を上げていきます。
↓の例を参考にしてみてくださ。

三毛猫のメス→三毛猫→猫→哺乳類→動物→生物
どんどん情報の範囲が広くなり,対象の数が増えていっていますね。
猫だと具体的な方がいいかもしれませんが、仕事においては対象の広いところから絞り込んでいく必要があります。
抽象度はどのくらいの視野の広さや時間の長さ(過去から未来まで)のことを言います。

自分が向かいたい方向に対して2つ道があるとします。
まっすぐで平坦な道や山に登って降りてくる道。
今立っているところから見れば,まっすぐで平坦な道の方がいいに決まっています。
しかしその道はゴール寸前で崖になっており、迂回もできず戻らないといけなかったり、そもそもそこからは戻れないということは仕事でもあるのです。
もう少し抽象度を高くして遠くまで見れていたらそんな道は歩みません。
非常にあたりまえのことなのですが,仕事でも人生でもそうなっていないことは多いのです。



現実の仕事では
洗剤がどうとか、ワックスがどうとか、そんなことは目の前しか見えておらず崖のに落ちる道を選んでいるのです。
会社の現場のことをざっくり表すと、
資機材→現場→管理→営業→経営
になっていきます。
経営をどうしたい、現場をどうしたいというところから考えた上で洗剤やワックス、作業の方法や管理の方法も決まってきます。
考え方が逆になりましたね。
ゴールから見ているので,崖のある道を回避することができます。
この思考回路になるとレベルアップです。

もっと広げるといくら自社のことを考えていても、業界全体がなくなってしまうと意味がありません。
なので、業界の為というのはあながち綺麗事でもなかったりするのです。
ある程度業界全体や世界の未来を知っている人は、その変化にどうするべきかを考え悩んでいます。

抽象度を上げて考えると、地域→日本→世界→宇宙と広がっていきます。
それぞれの立場によってどの抽象度で仕事をしていくかは異なりますが、より高い抽象度で仕事をする方がファンは増えますし、それだけ世の中の役に立ちますね。
この「世の中の役に立つ」ということがこれからの時代は結構大切なキーワードになっていきます。
お金よりこちらの方が重視される価値観のシフトが起こります。
自社のことだけでなく、地域や業界全体、社会全体を考えている会社の方が交換が持てますね。
その逆は、自分さえ良ければいいというやつです。
そんな人と関わりたい人はいません。
これまではお金の力によってそれもまかり通っていた時代ではありましたが、今からの時代はお金に対する価値観が変わり、お金に力がなくなっていきます。

仕事や経営を見る視点を短期ではなく長期で見る時代に変わっていきます。
これまではそういったものがあまり表立って出ることはありませんでしたが、世界の変化によって要らない会社にならないよう思考パターンも変えていかなければいけません。
その価値観の変化を理解して仕事をやり方を変えることができる人が生き残りやすい世界に変わっていきます。
2022年01月24日 10:00

リチウムイオンバッテリー回収のお知らせ

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ペンギンワックス社のリチウムイオンバッテリーLV925およびLV14につきまして、一部回収交換のお知らせが出ています。
↑の画像はペンギンワックスのの通りですが、詳細はペンギンワックスのホームページよりご確認ください。

12月の案内は出ており、もう知っているよという方も多いかと思います。
当社には案内がなかったので対象外だと思って氣にしていませんでしたが、シリアルを確認したところ交換対象でした。
おそらくバッテリーのシリアルまでメーカー側で出荷時に確認が取れていないと思われますので、対象のバッテリーをお持ちの方は確認された方が良いかもしれませんね。

尚、バッテリーを落としたり衝撃を与えたりするとバッテリーを損傷し、充電時に発火の原因となることがあります。
これはどんなバッテリーでも同様です。
逆に工事現場でも使われているマキタのバッテリーやテスラや電動自転車で使われていたパナソニックのバッテリーはすごいですね。
我々の使用環境から判断するに、落としたりするのは論外として、ポリッシャーに入れたままアスファルトなどを転がしていくことでバッテリーへのダメージが発生しているとも思えます。
また車に積む時もクッションのあるところに固定して置くことを心がけることでバッテリーの損傷を減らします。

これはバッテリー以外の洗浄機も含めた機械物は同じです。
日常清掃で使用する洗浄機も、フラットなワックス床の現場の洗浄機とバーナー仕上げの石材の床の現場の洗浄機とでは、バーナー仕上げの石材の床の方が基板などの痛みがかなり速くなる傾向にあります。
スーパーのバックヤードからの出入り口のコンクリートがガタガタというだけでもかなり変わるのです。
現場について車から機械を降ろす場合は、洗浄機やポリッシャーなどの機械物だけでも近い場所で降ろすことを心がけましょう。
テナントの洗浄機の場合、床の状態が悪い現場では、ウレタンフォームやエアクッションのタイヤに変更することで被害を抑えることも可能です。
2022年01月21日 10:00

アーカイブ 希釈ポンプの管理にご注意を!

2018年6月25日のアーカイブです。
過去記事はこちら


今の時期はさほど暑くはありませんが、希釈ポンプの定期的な洗浄は必要になります。


↓過去記事ここから


この暑い季節多機能還元水の希釈ポンプを車内に置いていると、途中まで出かかった多機能還元水が白く結晶化してしまうことがあります。
成分的にはなんら問題はありませんが、多機能還元水の通る経路が塞がれてしまうので、正しい1ccを吐出することができなくなってしまいます。

詰まってしまった際は、ペール缶に水を貯めてその中に外したポンプを入れ、何回かプッシュして水を吸わせてやることで綺麗に元通り。
多機能還元水やnano+クリーナーなどのポンプは、通常2週間に1回程度この作業をして頂きたいですが、これからの暑い時期の車内は異常な温度になりますので、1週間に1回程度の点検をお願いします。
正しく洗浄できたかどうかは、メートルグラスを使えば簡単に測れます。
モノタロウで「メートルグラス」と検索すれば  ↑ の商品が出てきます。
 
正しい希釈は正しいポンプの管理があってこそ!


↑過去記事ここまで


ペール缶であれば取手のついている1段下の部分が15Lです。
500倍希釈なら30ccですね。
2Lボトルのキャップは40ccですから3/4になります。
希釈ポンプではプッシュ数が多いですので、うちの定期現場ではキャップ希釈が基本となっています。
小さなスーパーでも60L以上洗浄液を作ることとなり、量子フロアメンテナンスでは多機能還元水を250倍希釈にしますから、60Lでは240ccになります。
プッシュしていると腕がつりそうですね。
うまくキャップを活用ください。
また希釈ポンプも使わなくても詰まりが出ますから、定期的なメンテナンスを行っていきましょう。



 
2022年01月20日 10:00