ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

美容院の髪の毛②

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前回、美容院の髪の毛をいかに回収しておくかという話をしました。
シャワーヘッドなどを使って大量を水を撒いて手作業で回収しますが、それをどうやってうまく回収するのかという話です。


洗浄機やウェットバキュームを使う人もいるでしょうが、美容院くらいのサイズでは、その洗浄機やウェットバキュームを積み下ろしする時間や機械自体を洗う時間の方がかかってしまうので、剥離などの作業を行う場合だったり、吸い込みの多い床材以外は基本的に手作業です。


答えは非常に簡単で↑のようなザル100円ショップのダイソーに売られていてペール缶にピッタリです。
そのまま使うと後が大変ですから、これもダイソーにある排水溝のネットをザルに被せて使い、ここに排水することで前回のような細かい髪の毛だけの汚水に近づきます。
髪の毛が大量に排水管に入るとつまりの原因になることもありますので、注意が必要です。
塗布用の洗浄液と汚水のペール缶をそれぞれ1台の平台車に載せておくのがちょうど良いですね。


このネットやザルも含め、髪の毛がついた道具は一つのペール缶に入れて持ち帰ってから洗います。
ネットの乾燥させて捨てるだけです。
ワックス塗布する場合は、髪の毛が後で出てくるとワックスにサンドイッチになってしまいますからこういったところにも注意が必要ですが、普段の光沢復元洗浄のみの作業からこれをやって標準としておくことで要らぬクレームの発生を防ぐことができます。
何より道具に髪の毛がたくさんつくとモップやパッドを洗うのが大変で、そこに無駄な時間がかかってしまいますから。
2023年09月04日 05:55

アーカイブ 評価の基準

2020年7月9日の記事のアーカイブです。


現場で作業する人は差別化をするために過剰品質を出しがちです。
その結果、そこまでしなくていいから減額してくれと言われるのはよくある話で、わたしも昔、総合スーパーや食品スーパーのメンテナンスをしていた頃、「こんなに綺麗にしなくていいから20%減額してくれ」と店長や総務課長によく言われたものでした。


20年近く前の技術レベルでは、品質を落とさないから原価を安く管理できるという状況で、品質を落とすと逆に手間がかかるのでそれは難しいことでした。
しかし今はそうではありません。
光沢をさほど出さなくて良いのであれば、ワックス塗布はワックスの層がなくなる寸前まで塗らずに、ずっと光沢復元洗浄で管理することで、作業原価をかなり抑えることができ、管理も非常に楽になるので、10%くらいならコストダウンしても逆に毎回塗らなくて良いのであれば逆に利益率は高くなります。


つまりは多機能還元水によって光沢復元洗浄の復元幅が昔より大きくなり、そういったことも可能になったのですね。
またガラス清掃についてもそうです。
多機能還元水によってこれまでのようにガラスが汚れなくなるので、年1、2回程度のメンテナンスでも十分になっていきます。
その分単価を上げれば良いだけですね。


品質はそこそこで良いので、年間コストを削減する提案をしてくれることが顧客の評価基準になっているのです。
ナノプラスはそれを実現する為の手段。
業界の他メーカーや他のビルメンさんがどれだけそれを理解し実行できているでしょうか?
つまりはほとんどやっていないのならやってしまえば良いのです。


昨今、特に首都圏では人手不足が顕著です。
年間回数を減らしたり、作業時間を削減しなければもはやメンテナンス自体が成り立たなくなっているのです。
これは地方でもそのうち同じことが起こってきます。
それなのに単価は上がらないという経済学では謎の現象が起こるのがビルメン業界ですが、そうやって単価を上げていく方法も知っておかなければ取り残されてしまいます。



↓ここから過去記事

以前経営の勉強会で取り上げられたMoney Ball。
Netflixにもありますが、財源に乏しい球団が、これまでのスカウトの常識を無視して、野球を統計学で分析してチーム作りをしていき勝利するというもの。
打率や打点、ホームランの数は無視するのです。
打点は運、投手の勝ち負けも運

 
評価基準は出塁率


この話メジャーリーグの実話を映画化したもので、メジャーリーグでも日本のプロ野球でも非常識のような話なんですが、実際に結果を残していて、勝敗には打率や打点、ホームランの数ではなく、出塁率が一番勝率の関わる要素だったのです。


 

現場品質もそう

光沢度計とか汚染度計というのはビルメン業界が勝手に言っていること。
ビルのオーナーさんがそんなこと求めているでしょうか?
黒光するワックスなんて不衛生極まりない価値のない状態。



 

お客様の求めるものは?

建物の用途によって色々あるかもしれませんが、見た目の問題や衛生面の問題から判断すると、経常的に汚れていないことを求められている傾向にあります。
常に汚れがあれば、見た目の汚さに加え、菌の繁殖、害虫の発生につながります。
それを防ぐには、常に綺麗にすることだけでなく、汚れにくい状態を維持することが重要。
化学的にも物理的にも汚れにくく汚れが除去しやすい被膜、汚れを呼ばない洗浄液というのは地味ではありますが、管理面では非常に重要です。


びっくりするほど綺麗でなくても汚れていなければ良いというのがビルオーナーによくある意見。
そしてコロナショックによってコストを削減していく必要があります。
そうなると、光沢を抑え気味で毎回ワックスを塗らず、光沢復元洗浄で管理する提案ができる方が強くなっていきますね。

清掃会社は自己満足の人が非常に多い業界です。
過剰な品質は過剰なコストがかかっているのです。
過剰なコストは無駄でしかありません。
お客様にちゃんとヒアリングして、評価を受けていきましょう。
2023年08月31日 05:55

美容院の髪の毛①

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うちのインスタで人氣なのは、美容院の床を洗う前にシャワーヘッドから水を大量の水を撒いて髪の毛を回収する動画ですが、↑の画像はそれをやってから美容院の床を洗って汚水回収した汚水を捨てた後にそこに残った微細な髪の毛です。(100円ショップにあるキッチンの排水溝につけるネットで大きな髪の毛は濾しています)
最初にドライバキュームを使うとこのくらいの細かい髪の毛が舞い上がってしまって、ワックスを塗る時に落ちてくるのです。
大きな髪の毛は最初に回収できていても、まだこのくらい細かいのも洗っているうちに出てくるものですね。


どうせあとで回収するから除塵なんてという人もいますが、除塵を行っていないと汚れやワックスが洗浄液に溶ける前に土砂や埃が溶けてしまい、肝心の汚れが落ちなかったり、ワックス被膜の減膜ができないのはもちろん、道具が髪の毛だらけになって、その道具を綺麗にする時間の方がかかってしまうのです。


洗う前に水を撒いて回収する作業ですが、わたしは毎日事務所でペットボトルに入れた多機能還元水500倍をまいてスクイジーで引っ張って回収することで除塵を行っています(モップより綺麗になるのとモップを洗うのが面倒な為)が、このやり方は土砂や埃の多い現場では結構有効です。
(回収する際にウェットバキュームや洗浄機ではゴミだらけになってしまって大変なのでソニカルのチリトリを使っています)
トレールモップでウェットダスターをかけても汚れが多い現場ではすぐに目詰まりしてモップを交換したり、洗ったりと作業が捗りません。
多機能還元水を撒いて回収しておけばモップより高い回収率を出すことができます。


②に続きます。
2023年08月28日 05:55

アーカイブ 慣れや感情でなく事実で判断

2020年7月27日の記事のアーカイブです。


先週のアーカイブ記事ともすこしリンクすることですが、ナノプラスを最初にはじめる際に、ワクワクとか楽しみとかそういった感情は良いのですが、これまでの経験則のように「今までがこうだったから」という感情を一旦なしにしておいた方が良いという話です。
剥離作業が発生するメンテナンスをしていたり、それを防ぐ為に空気を汚すバフ作業で逃げている時点で失敗な訳ですから、失敗の経験則で判断しても仕方ありません。
特に作業方法などがそうですが、時間の余裕のある現場でじっくり作業の図解をスマホで見ながらポイントを抑えて作業されることをお勧めします。


色んな現場の訪問させて頂きますが、ナノプラスを1年以上使われている会社でも、どうしてそんな作業方法にしてしまったのだろうということはよくあるのです。
それはこれまでの経験や慣れでそうなっているのですが、その経験や慣れが性能を十分に発揮することを妨害しているのです。
まずはしっかりと図解通りに作業されてみてください。
それでも結果が出ない場合は、通路1本で良いのでスマホで作業の動画を撮影頂きお送り頂ければ、改善点を説明させて頂き、結果が出るまでお付き合いさせて頂きます。
ナノプラスを正しく使うことで結果が出ているというのは事実としてありますからそこまで言い切れるのです。




↓ここから過去記事


新型コロナウイルス騒動での気付きがあったことですが、


 
「人は事実でなく、感情で判断し、行動しているということ」


感染者が増えている〜
感染したらどうしよう〜
自粛しないと〜
            などなど

しかしそれはテレビや周りの人達のポジショントークに振り回されて、正しい情報、つまり事実を把握せずに極度の緊張状態によって思考停止となり、感情の赴くままに事実に基づく冷静な判断ができずに行動しているに過ぎません。
そういった状態ではIQが下がり、冷静な判断ができなくなるというのは、脳科学でも証明されているそうです。
例えば、感染者が200人増えましたと報道があったとします。
東京都内の市町村で全てで数人ずつ感染者が増えるのと、ある1箇所の施設や病院などの院内感染で100人増えるのとではまったく意味が変わってきますので、正しく情報を把握せねばなりません。
なので、コロナ発生から数ヶ月の私の日課は、地元で管理業をやっている広島市(広島県は除外)の感染した人を全員感染ルートを毎日確認することとなっています。
管理物件の閉鎖などによる影響や、顧客に対するアドバイスなどもありますので。
(このコラムを書いたのは3月くらい)
正しい統計を見ると、結局のところはインフルエンザより致死率は低く、あまり騒ぐ必要はないようですね。


これは新型コロナウイルス 騒動だけに限った話ではないのです。
現場で作業する時にも、思考停止のまま作業をされていて、考えながら作業している人は少ないと思います。
毎日の作業を毎日のルーティンで作業をしているといわゆる思考停止の状態。
今やっていることに何の疑問も持たずに作業をしてしまっている状態ですね。
感情で判断しているのではなく、感情すらない状態になっているのです。
この状態はメーカーにも販売店にも一番都合の良い状態なのです。
たくさん洗剤を使ってもらって、たくさん汚れてワックスを黒ずませ、しっかり洗ってたくさんワックスを塗る、ビルドアップしたら剥離剤をたくさん使って剥離してたくさんワックスを塗る。
こんな負のスパイラルの中にいてもらわないと売上は伸びていきません。
ビルメン業界はこんなことを何十年も繰り返してきました。




結果が出せない人の決まり文句
メーカーから色々提案があってやってみても、メーカーが言うような結果は出ないので、「また騙された!」と思ったことがあるのは私だけではないはずです。
しかしそこで思うような結果が出ないのは、全てメーカーに責任があるわけではありません。
作業する側にも、それに合わせた作業ができておらず、結果が出ないのです。


 
「nano+を試してみて結果が出たらまた購入します」


なんてことを言われる方もいらっしゃるのですが、nano+みたいにユーザビリティに優れて使いやすいもので結果が出せない人は、何を使っても結果など出せるわけがないのです。
つまりこのセリフを言う人は、nano+をまた購入しない人確定なんですね。。。
どんなものを使っても、そのものの特性を理解していればある程度の結果を出すことはできます。
その結果までの時間やコスト、最大品質などを詰めていくとnano+になるのです。
業界のトップクラスの人から言わせれば、


 
「こんなに全て書いてあって、動画まであり、使いやすい物で結果が出ない人なんているの?」


そう、いるんです。
ちゃんと書いてあることを読まない人、動画を見ない人が。
そして現場で自分の思考停止したまま作業する人は、感情を持って作業する人が。
そしてそして結果が出なかったのに、なぜ出なかったかを追究しない人が。
聞いてくれればすぐに答えがあるのに。

nano+で結果を出す近道
これはすごく簡単です。


 
自分の経験則を無視して、感情も消して、ホームページの作業動画を完全コピーするだけ
そして分からないことは聞く!


 
これだけで結果は出ます。
変な癖や経験のない素人の人を教えるとすぐにある程度の結果が出ることがそれを示しています。

現場ではそういった感情による品質やコストのブレが発生しますが、現代社会では感情や立場によって情報の変化を見られる時代になりました。
一番嫌われるのはポジショントーク。
入ってくる情報をそういった目で見てその情報の裏をとっていると、また社会が違った見え方になっていきます。
情報も感情を立場を抜いた正しい事実だけで判断していきましょう。
2023年08月24日 05:55

人生の転機にチャンスを掴む行動と意識②

前回からの引き続きで、人生の転機にチャンスを掴む行動と意識の話です。


極端と言われることも多いのですが、それをすることももちろん大切なのですが、そこまで意識して行動するということが大切なのです。
その意識が「ここまでやったから絶対に大丈夫!」という自信となり、実際に成功を引き寄せやすくなります。
これは現場で見積に行ったり、作業をしたりする時もそうですが、事前にその会社や経営者の情報をどれだけの調べたり準備ができているかということです。
7月のセミナーに参加された方々の反応で1番多かった意見が「そこまで細かいことまで考えて現場で作業されているのですか!」だったことが非常に印象的でした。
これから起こることがどれだけ想像できているかで、発生するトラブルとその事前の対処法がわかってくるのです。


ナノプラスでは資機材を極力減らして現場で使うものの選択肢を限りなく限定していくこと発生するトラブルを未然に防いでいます。
洗浄液にしかりパッドにしかり、選択肢が多ければ多いほど現場では出てくる結果の数が多くなります。
教育してできる人たちばかりならこの業界はそれほど苦労してきませんでした。
なので、選択肢すら与えないことがヒューマンエラーを防止するのに1番良い方法だと結論づけています。
正しく理解した人が正しく判断して選んで使う分には良いのですけどね。
つまりは様々な会社が使う現場の状況も想像して組み立てているのです。


その昔わたしが作ったシステムは勉強しないと使えないシステムでした。
使える人だけが使えるのですが、そんなことをしていたら会社は成長しません。
その人が現場から抜けたら終わりなので、2番手の人がそれに近いレベルに育つまでいつまでも現場を抜けられず、経営や営業や管理に集中できません。
現場で作業をしてそれらも同時進行させるのは、できなくはないですが、すごくしんどいですし、内容も深いものになっていきません。
そして外注することもできませんね。


だからこそ誰でもできて、ある程度の幅の結果に収める仕組みは重要で、平均70点を作っていくのです。
それなりに自分自身で100点を出すのはそれに見合う単価の仕事で、その時は学んだことは100%発揮してすごい結果を残せば良いのです。
ワックス現場でいえば、ワックスを塗る時は100点の仕事をしておいて、あとの定期清掃は光沢復元洗浄で70点の仕事でも良いわけです。
その最初の100点をしっかり押さえておけば高収益物件のチャンスを掴んだとも言えます。
だからこそその100点を作る時の作業は時間や人員に余裕をもって臨んでいる会社もあるのです。
2023年08月21日 05:55

9月ナノプラスセミナーのお知らせ

9月のセミナー日程のご案内です。
大人数のセミナーではなく、1社のみ(4名様まで)のセミナーになり、参加される方の課題に合わせたオーダーメイドのセミナーとさせて頂きます。
導入前の方も申し込み頂けます。
セミナー費用は無料です。

○9月8日
①1400〜1600京都もしくは大阪

○9月12日
①1100〜1300京都もしくは大阪

○9月21日
①1230〜1430東 京
②1500〜1700東 京

 
○9月22日
①1300〜1500
東京・名古屋・大阪でいずれか1枠


また以下の点、お願いいたします。

・先着順とさせて頂きます。
・ご参加の方は必ずHPを一読の上、お申し込みください。
・セミナー内容は参加される方の課題により決定しますので、セミナー参加への目的を明確にお願いいたします。

上記以外のエリアにつきましては、ご依頼を頂いてから別途日程を調整させて頂きます。
いずれもご希望の方はこちらから申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしております。
2023年08月18日 05:55

アーカイブ アップデート必要です

2020年8月10日の記事のアーカイブです。


ナノプラスも毎月毎月細かいところではアップデートしていまして、多機能還元水に至っては量子技術によって発売当初のものとは別物となっています。
そしてその進歩もごくシンプルな方法で進歩させていますから、限りなく無限に進歩は可能となっています。
まぁ化学の世界ではあり得ないことですが、量子の世界ではあり得ることなのです。


アジャイル
元々、IT業界の用語でしたが、現在はトヨタ自動車のような製造業ですらアジャイルで開発が進められています。
アジャイルとは、いわゆるPDCAの速度のリアルタイムで行っていくということです。
ナノプラスは最初からアジャイルでしたので当たり前とも思うのですが、我々の業界はアジャイルとは程遠いですね。
理系の研究分野では、基礎研究と応用研究(詳細は検索ください)がありますが、清掃会社さんは基礎研究をあまり行わず応用研究に目が行きがちです。
どちらが良いかではなく、両方重要なことです。
基礎研究を怠ると応用研究で得る成果も十分なものになりませんから。


これは床を洗う技術でもそうですが、基礎が完全にできている人なんて、ナノプラスを1年以上使われている人でもそんなにいないのです。
つまりはやればそれだけ伸び代がまだあると言えますね。
ある程度のレベルになれば、1週間、1ヶ月では見えない差になっていきます。
これまでよりレベルが上がって周りよりすごいぞと喜んでいても、1年、3年、5年、10年と拡げて見ていった時には大きな差となり、引き出しの数が増えそれが利益率に反映されていきます。
その見えない差の中に本当の重要なものがあったりするのです。


使う人がアップデートする速度とナノプラスがアップデートする速度、もちろんゼロからイチを生み出すのは大変なことなので、ナノプラスがアップデートする速度の方が遅くなりはしますが、使う人もアップデートしなければ「それはいつの時代のナノプラス?」なんてことにもなりかねません。



↓ここから過去記事

ナノプラスは日々技術も進歩しています。
現場の研究も継続していて、使う製品だけが結果を決めている訳ではないのです。

元々そのエリアでは有名な洗い屋さんに多い傾向ですが、ナノプラスは導入したものの、このコラムやHPを見ておらず、技術的に数年間でまったく伸びていない会社を見かけることもあります。
中途半端に自分に自信があって自己流が抜けないパターン。
話を聞いたり、現場を見るとそれはすぐに分かります。
元々そのエリアでは技術的にNo.1だったのに、ナノプラスを導入して1年くらいの熱心な人にいとも簡単に差をつけられてしまっていること。
最新の技術を確実に再現できる方が結果は出ます。
最新の物が全ていいとは言いませんが、バージョンアップしていった場合、最新の情報はいいに決まっていますね。
物と情報は性質が違いますから。
Macであれ、iPhoneであれ、OSが新しくなれば処理する効率が上がったり、できなかったことができるようになったりしますね。
ナノプラスもできることが増えたり、耐久性が伸ばせるようになったりと進化しているのです。



アップデートは続きます
HPにも書いていますが、ナノプラスは日々アップデートしています。
当社の経営はリアルタイム経営になっていて、経営計画もリアルタイムで変わっていきます。
ナノプラスでもその考え方は共通していて、リアルタイムで変わっていきます。
毎日とは言いませんが、新しいトピックスには目を通して頂ければ、アップデートも十分かと思います。

 
2023年08月17日 05:55

人生の転機にチャンスを掴む行動と意識①

人生の中ではその人の人生を大きく左右するイベントのようなものがあります。
それは進学だったり、就職活動だったり、転職だったり、重要な商談だったり、さまざまなものがありますね。


例えば大学受験や就職試験前日。
試験会場まで自宅から車で1時間半、公共交通機関で2時間かかる場所だったとしましょう。
翌日の朝移動しようと普通の人は思うかもしれません。
しかし車の渋滞や寝坊、大雨が降って通行止めなどあって受験できなければそのチャンスは2度とやってきません。
(天気予報や雨雲レーダーまでちゃんと見ているかという話です)
100歩譲って、徒歩15分20分くらいの距離なら何があっても辿り着けるでしょうが、車で1時間以上かかる場所は無理です。
それなら1番近いホテルに前泊した方がよいと思いませんか?


例えば就職活動で無事内定をもらい内定承諾書が送られてきて返送をする時。
1週間以内に返送くださいと返送用の封筒が同封されていればそれで返送する人がほとんどでしょう。
しかし会社を長くしていると郵便事故というのは結構あるもので、届かなかったり、届くまでに時間がかかったりなんてことはよくあることなのです。
そして最近は土日は普通の郵便は配送がなく時間がかかってしまいます。
なので、普通の郵便ではなく受領の確認や荷物の追跡ができるレターパックプラスや宅急便で送るというのが安心ですし、1番安心なので自分自身で持参して手渡しすることです。
その書類を受け取った側はどう思うでしょう?
万が一届かないといけないので持参しました!という人は「そこまで考えて普段から行動しているから仕事も大丈夫だな」と思い、それだけで評価は上がるでしょうね。


実は本当にあった話だったりするのですよ。
そんなことくらいでなんていう人もいますが、そんなことすら想像して行動できない人はもっと大きなことが想像できないので、小さなチャンスは掴めても大きなチャンスを取りこぼしてしまうのです。
そんなちょっとしたことで足元をすくわれて頑張ってきたことが台無しになるのはもったいないですね。
ここぞという時は万が一のことが起こらないように対処しておく慎重さも必要で、それがチャンスを掴むのに必要な意識だったりします。
わたし自身も、仕事で移動する場合は、スケジュール上可能な限り前泊します。
電車を乗り継いで移動する場合、一つの電車が遅れると、到着する時間は大きくずれるもので、それだけで間に合いません。
また長距離を移動し疲労が溜まってからの仕事は十分なパフォーマンスも出せません。
会社の運命を大きく分ける仕事の場合は、前日にその場所を訪問し確認しておくこともあります。
毎日それを継続することは時間やコスト面から無理はありますが、ここぞという人生の転機には必要なことだったりします。


長くなったので、次回に続きます。
2023年08月14日 05:55

アーカイブ 会員?全社導入?

2020年7月8日の記事のアーカイブです。


この仕事をしていてよく感じるのは、

「5000円からスタートできるのだからとりあえずやってみてから決めた方が良い」

ということです。
またスタートした後も、

「我流をやめて基礎をしっかり身につけるのが先決」

ということです。
なぜか自己流をやりたがる人が多いのです。
差別化を図りたいなんて意見もありますが、それができるレベルの人はほとんどいませんし、それができる人ほど、最初は基本のシステム通りやって全体を理解するのです。
そして「システムとしてバランスが取れているから下手に触らない方が良い」という結論に達します。


ワックスだけ、洗浄液だけ、というように使っている人はナノプラスの本質がまず理解できていませんし、どうやっても100点の結果には辿り着きませんから、UAフィニッシュLで3年間ワックス塗布なしなんてレベルには永久に辿りつきません。
一般的なメーカーやビルメンさんと違って、圧倒的な現場経験や知識・技術から全体の調和を取っていますから、何か一つを変えることで失われることも多いのです。
一見、ここをこっちに変えれば…なんて見えるものでも、それをしたことによって思わぬ逆効果が出るのをわかっていてあえてやっていないのです。


またセミナーが無料ということで来られた方には驚かれますが、その場所で無理矢理高額なものを購入させようとすることもありません。
フロアメンテナンスにおけるコンサルとしてお金が取れるだけの情報を無料で公開しているのもそうですが、自社が儲かれば良いという低レベルな概念で事業を行っていません。


量子フロアメンテナンスについては世界初の先端技術であり、研究開発にもそれなりにコストがかかっていますから、その技術の提供を月額の会費制とさせて頂きましたが、それでも月額ベースで見れば、使用資材のコスト削減分と人件費削減分で元が取れるどころか逆に利益が増える構造になるよう設定させて頂きました。
そうしないとこれがすべて拡がると使用資材が少なすぎてうちの会社は潰れますw


これからの時代は、お金のために働くのが終わる時代になることは既に既定路線となっており、世界全体はその方向に向かって動いています。
企業は存続できればさほど利益を出す必要も無くなり、これまでできなかったこともできるようになっていく訳ですが、当社は既にそれの実践し、普段から行動しています。
たくさん利益を出すことが目的なのであれば、汚れる洗剤、汚れるワックスを作れば多くの売上が見込めることは分かっているのですからそれをやっています。


やはり取り組んで頂く以上は、みんながうまくいって幸せになって欲しいもので、それが業界全体を良くしていくことにつながると思っています。


↓ここから過去記事

nano+では、導入する際に会員になって会費を払ったり、一度に全社導入しなければいけないことはありません。
そもそもメーカーが会費を取る理由がよくわからず、オープンにできない情報を発信する場合は、クローズ空間でできるわけで、会費を取るのはそれを収益としなければ経営できない体質だからなんでしょう。
当社では経営に関してコストがかかっていないので、さほど売上を必要としていませんし、そもそもコストダウンを謳う会社が、コストのかかることをする訳にはいきませんし、その会費は誰の為?
少なくともユーザーさんの為ではないですね。
ということは必要のないものなのです。




 

事業所ごとの導入もできますか?

nano+では、全社でなければ導入できないということはありません。
それぞれの現場で担当の方の考え方もあるでしょうから、事業所ごとの導入や、日常清掃だけ、定期清掃だけという導入からスタートされる方もいらっしゃいます。
ただ、日常と定期がちゃんとリンクしている方が現場での結果は出ますし、全社導入すれば管理する人員が半分でもできるようになり、管理コストが大幅に下がっていきます。
つまり導入した深さがコストダウン幅にリンクしていきます。
そこを理解されている会社では定期的に社内の勉強会を開催され、毎回テーマを決めて現場の課題を解決することで改善が進んでいます。

nano+だけを使って欲しいなんて、ヤンデレのように重たいことを言うことはありません。
使うも使わないも選択されるのは現場を管理される方が決めることです。
「nano+どうですか?」なんていう旧世代の営業のようなことをする時間もないですから、nano+に興味をもって連絡頂いた方の対応や、既にお使いの方のフォローに時間をかけています。


先日のコラムで制約があるから進歩するというテーマがありましたが、制約とは「そういった営業をしないこと」でもあります。
グイグイ営業に来られて気持ちいい人なんていないのです。
そしてその話を聞く時間ももったいないですし。
ネットのない時代では、情報源がそこしかなかったので仕方のないことでした。
今はネットで見ることもできれば、メールで提案書を送ることもできるようになりました。
だから不要なことなのです。
そしてこの業界の凄いところは、多くの業種でコロナによる変化を求められ対応している中、まだまだ頑固に変わらないこと。
この変わらない業界はまだまだそのまま進むでしょうが、変わらない人と変われる人とでは、この先大きく差が出てきます。
今の業界の会社の仕組みだと間違いなく、顧客の要望に応えることができなくなってしまいます。


nano+は綺麗になるとかそういったレベルではなく、社会情勢やそれに対しての経営的に必要なものまで考えた上で、情報を提供できるプラットフォームとしてこれからも機能していきます。
2023年08月10日 05:55

技術や製品の熟成と継承

ビンテージという成熟 熟成
今の世の中、古いものだったり、古い技術だったりはあまり評価されないものです。
しかし一部では逆に古いものの方が評価が高いものもありますね。
それはビンテージだったり、アンティークと表現されますね。


アメリカの関税に関する法律では
・「ヴィンテージ」・・・製造されてから30〜99年経過しているもの
・「アンティーク」・・・製造されてから100年以上経過しているもの
と定義されているようです。


近年の日本、とりわけ我々の業界では最新技術こそ素晴らしいという感覚を持つ方も多いようですが、基本的なことをしっかりと熟成させていくことも大切だと思っています。
新たな製品が出てきても、その基本的なことができていないので、どうにもならない製品が非常に多いと感じます。
後から出すのだから、徹底的にそれを研究して真似ればいいのに、見よう見まねで同じようなものを作って出しているレベルでしかありません。


たとえばトレールモップですが、15年ほど前に発売開始でしたが、当初のものから色々変わって今の形に落ちついています。
また多機能還元水(やUAフィニッシュLなどの他のケミカルも含む)も化学的な成分が同じでも、最初のものは化学という概念でできているもので、現在のものはそれに量子という概念が付いて、別物になっていると言えます。
実際に最初から使われている人の中で「中身が変わりましたか?」と仰る方もいらっしゃいます。
非常に鋭敏な感覚をお持ちの方ですね。


新しい概念で今ある製品をブラッシュアップしていくというのは大切です。
あっちがあれを出して売れているかたこっちも同じようなものを出すんだ!という見た目の真似事では進歩がありません。
逆に悪いものなのに、改善されず残っているものもありますね。
この業界ではビルクリなんかもそうですね。
さすがに最近は「隅こすり10年」なんて話はなくなりましたが、他にも意味のわからない業界独特の風習なども残っていますね。


良いものをしっかりブラッシュアップし熟成させて行くことは非常に重要で、それをせずに時代が進んでも、薄っぺらい素人に毛の生えたレベルのものしか次世代へ伝わっていかず、結果業界が陳腐化したというのがこれまでの歴史とも言えます。
たかがダスターでも、ダスターですら極めれば光沢復元すら行えます。
そういったことの積み重ねと、それを次世代へ伝えていくことが必要です。
(その為にこの事業をしているというのもHPには書かせて頂いています)
今、自分だが良ければ良いという低い意識ではなく、業界全体のこと、次の世代のことも考えていきましょう。
業界が良くならないと、素人同然の会社が原価計算もできず安い金額で仕事を取るからおかしな業界になり、単価が下がっていくのです。
2023年08月07日 05:55