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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

法人化の質問①

先日いつの段階で法人化したら良いのかという質問を受けました。
少し長くなるので2回に分けて解説していきますね。
ここで述べるのはあくまで一般常識であったり、わたし自身の経験ということで認識ください。


その答えはすごくわかりやすくて「最初から法人」が正解です。
そこまで売上がないから〜という声はよく聞きますが、確かにそれは理由の一つかもしれませんが、1番大切なところはお金ではなく、会社の運命を分けるところだと考えています。



個人事業:無限責任
法人:有限責任
ここが最大のポイントです。
例えば何か事故を起こしてしまい、損害を賠償することとなりました。
当然保険には入っていますので、普通は保険で対応することとなりますが、保険の補償金額を超えてしまったり、免責自由、告知義務違反など、ざまざまな理由で損害を賠償しなければならなくなった場合に、1億円くらいなら頑張れば長期で返済できるかもしれませんが、5億円となると我々の業種ではそれなりの規模の会社でなければ厳しい金かもしれませんね。


個人事業主:無限責任の場合
個人の資産を売り払ってでも払いきれない損害賠償額→自己破産


法人:有限責任の場合
法人の資産を売り払ってでも払いきれない損害賠償額→法人が倒産
→個人は自己破産する必要がありません。
法人をもう1社創ってしまえば…なんてことにもなったりします。
ミナミの帝王ではこの有限責任の仕組みを使った手形詐欺という話もありましたね。


人を雇い入れした場合
業務中に従業員が起こした不法行為は使用者責任によって雇い主は損害賠償義務を追う可能性があります。
統計的に1000人に1人犯罪者がいて、10000人に1人殺人犯がいると言われていますが、意図して犯罪を起こすつもりがなくても結果的にそうなってしまう場合もあります。
人がいないと事業になりませんが、人を雇い入れるというのはそれだけ大変なことなのです。


お金の面より大切な話をしましたが、次回はお金に関わる話です。
2023年05月25日 05:55

nano+東京セミナー

すこし先にはなりますが、公開のセミナースケジュールをご案内させて頂きます。

日時:6月21日
①13時〜15時
②15時〜17時

場所:当社東京事務所(日本橋)

人数:最大5名まで

費用:無料

既にセミナーの申し込みを頂いている方につきましては、決定している日程で実施致します。
上記が埋まった場合は個別に日程を調整させて頂きます。
参加ご希望の方はこちらより申し込みください。
2023年05月24日 05:55

見るべき本質

エアコンにしても、床にしても、ガラスにしても、何にしても汚れているから綺麗にしないといけないと言われるのですが、見るべき本質は、綺麗にする以前になんで汚れているのかであって、汚れるような環境で生活していることが1番の問題なのです。


例えば、汚れたエアコンは空気が汚れるので洗わないとなんて営業をされる話も多いですが、洗うことは大切ですが、天ぷら屋さんや焼肉屋さんならともかく、一般家庭やオフィスのエアコンがそこまで汚れてしまっていることが問題ですね。


当社が管理している物件でも、お客さんがちゃんと日常的な清掃をしている物件とそうでない物件(同じ会社で別の建物の同じ用途の同じような立地の物件)ではエアコンフィルターや換気扇のフィルターの汚れ方は大きくことなります。(しかも汚れがひどい方が外調機にフィルターがついていて外から埃は入りにくい)
そんなにフィルターが汚れる空間で生活していて良いはずがありません。


その原因は日々の清掃に問題があり、エアコンや床(エアコンが汚れるのは空気が汚れていて、空気が汚れているのは床が汚れているから)を清潔に保っていないからです。
エアコンフィルターの状態は空間の汚染度であり、床の汚染度から来ています。
また洗剤を使うことによって汚れるということもポイントです。
多機能還元水だけで普段から清掃するのと、洗剤を使って清掃するのとでは汚れの付き方が大きく違います。
そして清掃の方法も箒やドライバキュームなどで埃を巻き上げていたのでは本末転倒です。
ナノプラスではバフを使用しないというのもここが理由です。
正直プロパンバフを使って良いのなら、リコート周期は30〜50年とかにすることもできるのですが、空気を汚して床を綺麗にしても意味がないのです。
現在のナノプラスの技術水準であれば、事務所ビルならリコートは10年に1回でも可能で、それでも十分だと思いますが…


原因から押さえていかないといたちごっこにしかなりません。
建物のメンテナンスにおける環境保全という分野ではそういった目線が必要なのです。
2023年05月22日 05:55

nano+セミナーのご案内

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しばらくの間、研究開発であまり時間も取れませんでしたが、ようやく時間が取れる様になったこともあり、nano+セミナーを再開したいと思います。
これまではスターターセットを既にお使いの方向けで行ってきましたが、今後はこれから導入される方向けのものも行っていきます。
既にお使いの方向けのセミナーも行いますので、ご希望の方は申し込みください。
セミナー費用は無料です。


尚、開催についてですが、内容を濃くしたい為、定員を5人程度で考えていますが、参加人数が多い場合には会社に伺って行う場合もあります。
外注先やお仲間を集めてのセミナー開催はそれにあわせての実施も可能です。


開催場所は、東京・名古屋・大阪・広島・九州とその他希望の多いエリアを予定しています。
各エリアで申し込み多数の場合は大きな会場を借りて公開での開催も検討します。


つきましては、↑の画像にありますようHPトップのメニューにnano+セミナー申し込み用のページを作成しましたので、こちらより申し込みください。

確認後、返信させて頂き、日程や開催場所など調整をさせて頂きます。


※スターターセット導入前の方向けのセミナーも実施しますが、あくまでHPを一読されている方に向けての概略の説明と質疑応答タイプのセミナーです。
まったくHPを読まれていない方のは対象外ですので、参加頂く方々には必ず一読をお願い致します。

申し込みはこちらよりどうそ。
以上、宜しくお願い致します。 
2023年05月18日 05:55

排水の配慮③ 洗浄液でなく汚れは?

排水の話の続きですが、洗浄液だけ見ていてもダメなのです。


多機能還元水だから流しても良いのだという1点しか見ていない人もいらっしゃいます。
油汚れだったり、ワックスを減膜させて汚水があった場合は、汚水のそのまま流して良いわけではありませんね。
つまりは排水先がどうなっているのか、洗浄液側と汚れ側の両方を見てそのまま流すか、回収するのかを考えなければなりません。


排水先は街中だと下水になっているところも多いですが、新幹線のひかりやこだまが止まるような駅のあたりの古民家でも、トイレは汲み取りでそれ以外は浄化槽と見せかけて浄化槽なんてなく、そのまま川に排水というところもあったりします。
以前訪問した地域では、その川の周りの家にはそんな家が多く、断水になって水が使えなくなると川が綺麗になるのだそうです。
排水先も水回りの排水がなぜか下水でなく川に流れてしまっていて剥離汚水を河川放流して事故という事例もあります。
写真を見ましたが、どう見ても下水に流れていそうな排水なのですけどね。
1番間違いないのはトイレに流すことです。


また汚水回収のアイデアとして、
18Lのポリペール缶は蓋を外した後でもその蓋は再度ペール缶にはめて使うことができます。
排水ができない現場だったり、ワックスモップが現地で洗えない(ワックスを塗るとモップがすぐに洗えない現場)などではペール缶に入れて蓋をして持って帰るのです。(ワックスモップの場合は水を1/3くらい水を入れて乾燥しないように)
ちゃんと蓋をはめれば、よほどひっくり返したりしなければ漏れて出てくることもありません。
こういった知恵があれば、洗浄汚水をあらぬところに流出させてしまうこともなくなりますね。


この業界に長くいると世代も変わってきていて、SNSを見ていても正しい教育を受けていないのに作業されている方も多いのだなと最近感じる様になりました。
排水のことは知っておかなければならない最低限のルールのようなものです。
その最低限ができていないのは車を無免許で乗っているのと同じで、交通ルールを知らない訳ですから非常に危険です。


そういったこともあり、これまでnano+セミナーはスターターセットを使って頂いた上で希望の方対象に行っていましたが、今後はスターターセット導入前の方も対象に行っていく予定です。
2023年05月15日 05:55

排水の配慮② エアコン洗浄

前回はマンションの共用部の床洗浄の汚水の話でした。


今回は話が床からエアコンに変わりますが、エアコン洗浄でもドレンパンすら外さずに洗うのがこの業界の慣習になっている会社もあるようです。
そもそも完全分解できる技術を持たないのにエアコン洗浄をすること自体、全て綺麗にしている訳ではないのですからプロではありません。
そして金額が安いからと完全分解をしないのもプロの仕事ではないですね。
中途半端なものを提供してしまうのなら、回数を減らしてもちゃんとした作業をする方が結果的に良いですよね。
汚水をどうするのかって、金額の話とは別の話なのです。


ちなみにですが、空調の管理までやる会社やダイキン工業のようなメーカーは、業務用エアコン洗浄の際に消耗品パーツの交換も同時に行います。
完全に分解するから同時にやっておいた方が良いのですよね。


ドレンパンを外さないとどうなるかというと、ドレンホースをつたって外に流れていきますね。
その先はマンションなら通路だったり、一戸建てなら庭だったり、下手をすれば雨で流れて畑や河川へ流出なんてことも想像できます。
子供が触ったり、ペットがその上を踏んだりしたらどうなるでしょう。


環境に良い洗剤だから流しても良いのだという人もいますね。
その洗剤飲めますか?
飲めないということは流してはいけないということです。
わたしは多機能還元水はお風呂に入浴剤として入れたり(Bath+という別ブランドではそうやって使っています)、希釈して飲んでいます(メーカーとしての立場では推奨していません。)
これにもちゃんとした理由や裏付けはありますが…


自分自身が仕事で楽にしたいからといって、そこまでの配慮がなく排水してしまうのって、非常に自分勝手ではないでしょうか?
なんでもありで仕事をやっている訳ではないのです。
この地球で生きているということは最低限守るべきルールがあり、守れない人は退場頂くしかありません。


洗剤についても思うことがあるのですが、その汚れはその洗剤でなければ落ちませんか?
お湯を使ったり、やり方を変えて工夫してみましたか?
自分の知識や能力の無さを過激な洗剤でうやむやにしていませんか?
汚れを落とすのがプロなのではなく、いかに水に近い自然なもので汚れを落とし、その後も汚れないようにするのがプロなのです。


気がついていない方が多いですが、体に良い洗剤なんてものはないでしょう。
つまりは少しずつですが、使っている人の体を蝕んでいるのです。
それは年齢を重ねてから出てきますから、この道30年なんて人は喘息の人が多かったですね。
ワックス床で剥離剤を使うか使わないかだけでもかなり違うのですよ。
それは作業者だけでなく、その空間でその後生活するお客さんも影響を少なからず受けています。


自分のことしか考えない仕事をやっていると、結果自分自身に返ってくるのです。
③へ続きます。
続きは月曜日に更新します。
2023年05月11日 05:55

排水の配慮① マンションの共用部

先日排水についての記事を書きましたので、もう一つ前から気になっていた排水の話です。
正直個人的には考えられないことが当たり前に起こっていることに驚くことがあります。
プロである以上は最低限の正しい知識を身につけた上で仕事をして欲しいと1人の業界人として思っています。


排水で以前から目についているのは、
・マンションの共用部やエントランス
・エアコン洗浄
などの排水についての認識です。


洗浄後の汚水をそのまま流していませんか?
まぁ、水と土砂汚れなんかだと元々流れているものだから流しても良いのですよ。


しかし洗剤を流すのはいかがなものかと…
建物内の床の洗浄汚水であればほとんどの人はトイレに流していることでしょう。
コンビニ関係の仕事で、外の側溝に流していたり、その側溝のあたりでワックスモップを洗っているなんてのを見てことがありますが、ダメだと言ってもそういったことを続ける方々は地球や業界の為になりませんから、お辞め頂くのが宜しいと思います。


その汚水が流れていった先はどうなっているか考えられたことはありますか?
どうなっているかわからない、どうしようもないから流しているなどというのは論外です。
汚水は回収して下水の流すのが地球環境に対して最低限のマナーであり、そんなこともできない人はプロとして仕事をする資格はありません。


そもそもマンションのノンスリップシート程度で洗剤を使って洗うという選択肢をなんとなくしていることが問題です。
極細のステンレスブラシ(うちの現場でも長年使っているクオリティさんのキューサスなど)水だけで十分メンテナンスできるのは10年以上前から当たり前のことなのです。
わざわざ水で落とせるものにリンス性の悪い洗剤を使うこと自体が?マークです。
そういった洗剤を作るメーカーにも責任があると感じますね。
最近はそもそも汚れないので、水を流して終わりなんてこともあります。
部分的に多機能還元水を使ったりしますが、多機能還元水の場合は希釈によってはむしろ環境に対して良いものです。


長くなるので、②と③に続きます。
続きは木曜日に更新します。
2023年05月08日 05:55

価格表改訂のご案内

スクリーンショット 2023-05-01 18.43.00
先般よりご案内しておりました送料の改定に伴い価格表を改訂致しました。
これまで販売してきました白パッドについては、現在庫を持って販売を終了致します。
※スターターセットに付属する白パッド15/17インチは継続します。

価格表から白パッドは抹消になりますが、残り在庫はショッピングサイトBASEよりご確認頂けます。
在庫処分の特価となっています。
価格表は税別送料別となっていますが、BASEの価格表は税込送料込みとなっています。
全体的にBASEでのご購入がお得になっているものが多くなっています。

価格表はこちらから


以上、宜しくお願い致します。
2023年05月01日 18:36

FAX復旧しました!

FAXが不通となっており大変ご迷惑をおかけしました。
本日夕方FAXが復旧致しました。
宜しくお願い致します。
2023年04月28日 21:09

工場の現場における排水の対応

先日工場の現場における排水について相談を受けることがありましたので共有させて頂きます。


内容としては排水を中性域で排出したいとのことでした。
とはいえ、中性の洗剤で洗っていたり、多機能還元水やnano+クリーナーをph7になるまで希釈して使ったのではメンテナンスは成り立たず、剥離が発生して大量の剥離剤を排出してしまいますから本末転倒です。
ナノプラスのケミカルであれば元々他のケミカルに比べてphは低いですし、水を出しながら洗浄することによって薄まりますからphは下がっていき、水で薄めながら排水をすれば問題のないレベルです。


とはいえ最初から汚水を中性域にしておきたい場合は、洗浄機や汚水タンクにクエン酸を水に溶かしたものを100ccくらい入れておけば作業中にしっかりと混ざってくれて中性域の汚水になります。
入れる量によっては逆に酸性に傾きますから、汚水を捨てる段階でph試験紙などで確認し、ご自身の洗浄にあった量を見つけてくださいね。
酸性に傾いてしまったものは多機能還元水を1プッシュずつ足しながらphを見ていきます。


ここでポイントになるのは、
・クエン酸を水に溶かすこと
・汚水はネットで濾しながら汚水を抜くこと
です。


クエン酸そのものを汚水タンクに投入すると、ワックスの樹脂分が凝集してガムのようになり、取るのが大変になります。
水に溶かしてから入れておくことでガムのようにならずある程度取るのが難しくない状態のままネットで濾して回収することができます。


ph値自体が問題ではないのですが、法律上の問題ですのでクリアの仕方を持つことで作業の幅も広がります。
2023年04月19日 05:55