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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

アーカイブ 考えることをやめていくこと

コラムのイラスト.001
2019年3月19日の記事のアーカイブです。

考えると言ったり考えるなと言ったりどっちなんだという意見もあると思います。
つまりは考えるべきところは考え、そうでないところは考えること自体が時間や品質のロスなので考えるなという意味なのです。
考えるということはそれだけ選択肢があり、考える人数が増えればそれだけ選択肢が増えます。
そして経験や知識のある人が全体を見て考える選択肢とそれが不十分で一部しか見えていない人が考える選択肢は大きく異なります。
例えば大手さんになると本社でそれなりの経験がある人が仕様を考えるのですが、現場で勝手に変えるということがこの業界のあるあるです。

わたしも経験がありますが、現場目線で見れば「なんでこんな中途半端な仕様にしているんだ」と勝手に仕様を変えて作業したこともあります。
しかしそれは現場単位で見れば正解なのですが、全体の均質化を狙った仕様であることもあって、100点を出せるけど、全国全てでそれができるわけではないので、あえて70点平均にして均質化するという意図が隠されていたりします。
その中で120点とか出してしまうとそれがクレームの原因になってしまうのです。


↓ここから過去記事

nano+の目指すことは考えることをやめること。
最初の話は管理面での考えないということ。

洗剤の希釈をどうしよう、どのパッドで洗浄しよう、ワックスを塗るのかバフをするのか、現場では考えることがたくさんあります。

使用する資機材と作業内容を考えていくと選択肢は無数となり、導き出される仕上がりは無数になってしまいます。

それが品質のバラツキとなり、クレームの原因にもなります。

実際にはそれらのバラツキ×季節や天候×建物の環境による掛け算で結果の数が出てきます。

地域による気候差なんかは冬になるとかなり大きな差が出ます。

雪が積もる地方の1階の店舗だと、そういう時期はワックス塗布をせずに光沢復元洗浄で終わるようにした方が良いことが多いですね。
そしてさらに作業する人が多ければ多い程ありえない結果が出てくることがあり、クレームが発生してしまうこともしばしばというのはこの業界のあるある。

 


 

 

謎な仕様書の意味

大きな会社になればなるほどそのズレをなくしていく仕様書というのが必要になるんですね。

なのでよくあるのは毎月洗浄ワックス2層塗布、年1回剥離。

ご自身で作業される方には、今時そんな仕様は無いだろうと言われる方も多いと思います。

私も以前はそう思っていました。

しかし全国に展開する企業さんだとこの仕様は一番間違いないという結論に行き着くこともあります。

その現場で作業している人は数え切れないレベル。

資機材が違い人数も数えられないくらいだと現場で出てくる答えは無数。

意味のわからないクレームが上がってきたりするんですね。

なのでせめてワックスを指定したり、洗剤を指定したりと対策をする訳です。

この仕様書を分かりやすく分解すると、

・ワックス2層塗布⇨光沢面のクレーム防止

・1年で剥離⇨黒ずんだ床のクレーム防止

を抑える為の仕様書という意味なんです。

作業している人が多いと勝手に判断して、バフで逃げたり、洗剤の希釈を守らなくて黒ずんだり、色々とやってしまいクレームが起こるんですね。

 

選択肢を設けない

選択肢とは分岐点。

nano+だと選択肢がないので、現場品質の差というのは極力少なくて済みます。

そして万が一ビルドアップしたかなと感じた時は、新品のUS SPPパッドを使ってやればかなり減膜してリセットできます。

計画的にやるとすれば毎月洗浄UAフィニッシュL1層としいておいて、比較的気候の良い時期は新品のUS SPPパッドで洗浄して大幅に減膜する月を設けておけば多少作業が悪かったとしても年間を通じて剥離剤を使わずに良い状態を平均化することが可能になります。

もちろんその後は光沢が落ちますので、塗り込みが必要となります。それもあって気候の良い時期にというのがポイントになるのですね。

現場で作業される方のコンディションによってもある程度左右されはしますが、これはまた別の話で。

 

毎月の仕様書をnano+に置き換えると

年6回洗浄UAフィニッシュL1層、うち1回はUS SPPパッド新品で洗浄UAフィニッシュL2層で耐久性がこれまでより高くなりますので、十分に管理は可能になります。

もし飲食関係のように油汚れを洗浄する必要のある現場では、ワックス塗布の間の月は、多機能還元水500倍希釈と3Mの黄色パッドで洗浄のみの作業を入れて管理するとワックス塗布の時間分短くなるのでコストを抑えることができます。
nano+はフロアメンテナンスの基礎ですので、掘り下げれば掘り下げるほど耐久性も品質も上がっていきます。
当社でも、一般の清掃会社さんが毎月やっている物件を、年1回の洗浄だけで管理しています。
しかし、。広く展開していく場合、必ずしも100点を出す必要はないのです。
100点・50点・0点の3チームがいたとしたら、50点・50点・50点の方がクレームにならず正解なんです。
それをnano+のようなシステムを使って75点・75点・75点と平均点を上げていくというのがシステムのメリット。


 

作業中に考える・・・

次に現場の作業中に考えないという話。
作業中次は何をやるのだったかなと考えながら動いている方は多いと思います。

また現場の責任者から指示が出て動いたりとか。

それすらも無駄な時間。

それをなくすことは作業時間の短縮につながります。

これをなくす為には、同じ作業を継続して行っていくのが一番。

うちの現場の話にはなりますが、最大500㎡程度を1セットに2人1組で、

①ダスター作業・作業準備

②洗剤塗布機で洗剤を塗る・トレールモップで洗剤を伸ばす(距離が離れないように)

 全て塗り終わって塗布機を片付ける。

③ポリッシャーで隅を洗浄・洗浄機で真ん中を洗浄

 干渉しないよう反対側から作業する

 全て洗浄してポリッシャーを片付ける

④隅の汚水をかき出す・洗浄機でバキューム

⑤道具の片付け・吸水ラーグで残った水分を除去

⑥道具の片付け・ワックス塗布

という風に、道具の持ち替えを減らしたり、行ったり来たりを減らすこともありますが、作業を単純化(製造業ではセル化といいます)し、考えなくてもいいように作業を組み立てることで作業時間は大幅に減らすことができます。


「人数が多ければ極端な話、1人1作業しかさせない。」

当社の作業を見学頂く際に、作業が仕組化できていると言われることが多いのですが、仕組化しているのではなくて単純化しているだけなんですね。

2人1組ですが、4人になればさらに作業が早くなります。

3人だと・・・バランスが悪く1人やることがなくなってしまいます。

ウェットバキュームがあると3人目がやることがあるかもしれません。。。

 

 

2人1組の作業班が組めます

だいたい洗浄ワックス作業は3人1チームで行われることが多いですね。

nano+導入で考えるロスがなくなり、2人1チームで同じ作業面積をカバーできるようになりますので、単純に1名分人件費を削減できるようになります。
2人1チームは非常に効率がいいですね。
軽の箱バンでも、nano+なら道具が少ないので17インチの洗浄機資機材1セット積んで現場へ行けます。
3人になると積めないのでハイエースが必要に・・・(一気にコストが上がります)

 

 

 

考えないことで思うこと

ポリッシャーを回す時に考えながら回すでしょうか?
回し方があるので、最初は考えるかもしれません。
しかしそれは身についていきます。
これはスポーツと一緒で、反復練習=毎日の現場の作業の繰り返しで身につくものですね。
だからこそ間違えたやり方で反復練習をたくさんしているベテランさんの方が、nano+を導入しようとしてもなかなかnano+にシフトできなかったりします。
正しいやり方で反復練習することでさらに作業時間を減らすことが可能です。



↑過去記事ここまで


上記では大手さんの例えでしたが、大手さんでなくても一緒なのです。
自分にしかできない仕事をやりがちですが、それをやるといつまで経っても自分自身が現場をこなさないといけませんから、病気も怪我もできませんし、仕事が増えても外注先に頼んでもそんなことはできないのです。
物件の中には自分自身が最高のものを提供し、それに見合った単価を取ったり、研究材料としては必要ですが、全てでそれをやるとかなりきついです。

こちらのコラムでも何度か書いていますが、なるべくシンプルに統一するのがお勧めです。
うちの現場でも大きく二つに分けていて、
・一度被膜を作ったらひたすら洗う現場
・洗ってUAフィニッシュLを1層塗布
一度ベースになる被膜を作る時以外は、いずれも自分自身が行く必要ができませんね。
そしていずれも品質もコストも選択肢がないので振り幅が小さくなります。

あまり意識されていませんがナノプラスの本来の使い方はこういった全体をうまくシステム化して管理する為の仕組みだったりするのです。
2022年10月13日 05:55

リンスの深掘り①

コラムのイラスト.001
前回は洗浄液のリンスの話でした。
今回はそのリンスの話をもうすこし深掘りします。
長いので2回に分けていきます。


「リンス不要!」なんて洗剤や機能水がありますね。
その洗浄液自体はリンス不要だったとしても、その汚れを洗い流すのか、拭き取るのかによって残留率は変わるわけで、残留するのなら残留しないようリンスするなり、もう一度別のもので拭き取るなり回収しなければ残留したものは洗浄液と反応した後で乾燥し、洗浄前よりもやっっかいになってしまいます。
このやっかいになるというのは、カーペット洗浄を毎月やっていると分かります。
一般的な洗剤だと1年洗っていれば汚れがどんどん取れなくなります。
還元タイプのナノコロイド洗剤でも同様で1年が2年に伸びるだけです。
多機能還元水のように汚れ落ちが悪くならないなんてことはありません。
※実際にこれまでそういったものを使ってきた経験ですから事実です。


そして洗浄液は本当にリンス不要なのでしょうか?
リンス不要の定義ってなんでしょうか?
メーカーごとに勝手に言っているだけで定義なんてないのですよ。
定義はありませんが、理論上必要なことはあります。
・残留によって洗浄対象を変質させることがないか
・ベタつきが残らないか
・ワックス塗布前の洗浄であればワックスの密着率に影響がないか
などなど
ワックスの密着についていえば、どれだけリンスをしても界面活性剤ゼロには到底及びませんし、汚れにくさについても同様です。
これは界面活性剤ゼロを量子フロアメンテナンスによって実現し実験を継続していますが、被膜の耐久性の差として明らかな違いが出ており、逆立しても及ばないレベルでの違いが出ています。
日常清掃のないスーパーでも毎月定期清掃が不要に思えるレベルになってしまいますから。
日常清掃でもやはり多機能還元水だけで管理する方がオススメです。


今日はこのくらいにして来週の②へ続きます。
2022年10月10日 05:55

アーカイブ 洗浄液のリンス

コラムのイラスト.001
2019年6月5日の記事のアーカイブです。
ナノプラスになってリンス作業を不要な洗浄液となりました。
とはいえ、剥離剤を使う場合にはリンス作業が必要です。
クエン酸などで中和しないといけないなんて人がいますが、それは大きな間違いです。
以下に書いてある酸を使った中和の話も、海外の製品を輸入する会社がよく言う話ですが、現実的に現場の床ではそのようなことが起こっていませんから、水を使うだけで問題ありません。
また多機能還元水でリンスすることで回収率も高くなります。


↓ここから過去記事

先日お客様と話をしている中で剥離剤を使った時に、水ではphを中和するのは物理的に不可能なので中和剤(酸)を使う必要があるというように言われたことがあるという話しがありました。
中和するには1㎡で1tの水が必要と。
ph11の1Lの剥離剤を薄めてphを10にするには10L、ph9にするには100L、ph8にするには1000Lとなっていくわけです。


 

ですが・・・

床にある剥離汚水を水で薄めるでしょうか?
汚水は回収してからリンスする水を撒きますね。
それだけの水の量は必要はないのです。
回収率を上げて残る水を少なくした上で、多めに水を撒いてリンスすることでリンス率を上げることができます。
例えば100cc/㎡撒いたところを90cc回収して、10ccのところに90cc撒いて95cc回収すると、残ったのは1cc。
最初の1/100になっていて、100倍に薄めたのと同じですね。
実際に現場でもphは2下がります。
nano+カスタマイズのT2だと回収率が上がりますので、さらにリンス率は上がります。


 

中和剤を使うと

床面全てが一定のphにリンスできるかという問題があります。
必ずにも一定にならず、また全体が酸に傾くこともあります。
賛成に傾いた床面でワックスを塗布するとパウダリングし、ちゃんとした被膜ができません。
そういったことから中和剤を塗布して回収し、もう一度水を撒いて回収することで中和します。
phだけでなく剥離剤に含まれる界面活性剤についても1回のリンスで中和することは不可能です。
また酸とアルカリの反応で残った塩(「しお」ではなく「えん」)
※説明はグーグル先生でどうぞ。
も残りますので、それを回収する為に結果、もう一度水で洗浄が必要です。



 

nano+の洗浄液は

多機能還元水500倍希釈→ワックスへ悪影響なし
nano+クリーナー→濃度的にワックスへの悪影響なし
汚水の抱き込みによる被膜のくすみは脱色できます。
一般的な洗剤で3回くらいリンスしたのと同じぐらいの状態です。
なのでリンスしなくても問題ありません。
リンス作業するということになると、2倍の面積を洗うということになりますので、実質的な作業面積が少なくなるわけですね。


作業面積が減ることで作業効率が高くなります。
多く減膜したいから250倍希釈とかを使われる方もいらっしゃいますが、リンス作業を入れるなら500倍希釈で2回洗う方が表面の荒れも少なく、塗布機が1台でも作業できますね。
もしくは1回洗浄してそのまま回収せずに数分放置して、除去した被膜の下をもう一度反応させてもう一度洗うことで減膜量を増やすことも可能です。
普通の洗浄液だと乾燥したり、水が足りずにうまく落ちないということになりますが、nano+の洗浄液は洗剤が薄く水が多いので、洗浄液が飽和せずサラサラのまま効率よく作業することが可能です。

今日はこの辺りで。


↑過去記事ここまで


よくある話ですが、リンス作業をする際に、パッドやモップを変えられない方がいらっしゃいます。
そんな状態でリンスしてもリンスになりません。
作業的に面倒なのであれば、一度全ての面積を剥離して、道具を洗った後、水洗浄を2回行えば良いだけです。
度々道具を洗ったり交換するのは面倒ですから、道具を持っている会社は2セット使ったりすることもありますね。
パッドドライバーを2枚用意して、モップや塗布機をもう1セット準備しておけば良いのです。
2022年10月06日 05:55

パッドとワックス被膜の滑り

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前回パッドの回転数と洗浄の話をしました。
今回はその際に出たパッドとワックス被膜の滑りの話です。
パッドの外周速度(単純にポリッシャーや洗浄機の回転数ではない)が早くなると滑りが発生するという話でした。
滑りによって汚れが取れなかったり、反応したワックス被膜が除去しきれないことが問題になってきます。


また滑りには単位加重(1㎠にどのくらいの荷重がかかるか)も関わってきます。
いくら重量がかかってもパッドの接地面が広くなると荷重が分散されてしまいますから単位荷重は小さくなります。
そういったことからプロパンのトラッカーは重量とパッドの外周速度、抵抗が高くても回し切れるトルクなどからよく洗えるので、剥離作業で重宝されてきました。


そういったこともあってナノプラスでは洗い切ることを重視して、白パッドではなく黄パッド、青パッドやSPPファインでなくSPPパッドを標準の設定をしてきました。
滑りが大きなパッドで比較するとわかりますが、洗い上がり自体もそうですが、汚水の色がはっきりと変わります。
※被膜の状況によってはあえて白パッドで洗うこともあります。


例えば量子フロアメンテナンスでは界面活性剤ゼロですが、nano+クリーナーを添加して洗うものと比べて界面活性効果を同等レベルにして使いますが、nano+クリーナーを入れた時のように滑らなくなります。
滑らなくなるだけで様々なメリットが生み出せ、洗浄スピードのアップや光沢復元洗浄の復元幅、耐久性の向上など様々なメリットを生み出すことができ、全体のレベルの大きな底上げができるようになっていくのです。
これは既に長期間テストを行って出ている結果で、実はパッドの選定も変わり、光沢復元洗浄の復元幅を広くすることもできているのです。
2022年10月03日 05:55

アーカイブ パッド回転数と洗浄の話

コラムのイラスト.001
2019年6月6日の記事のアーカイブです。
ポリッシャーや洗浄機のパッドの回転数ですが、あまり氣にされていない方も多いのですが、回転数が高い方が良いと勘違いをされている方もいらっしゃるようです。
またサイズによっても回転数の適性は変わるのですが、その辺りも認識されていない方が多いようです。
何を言っているかというと、洗浄中もパッドと反応したワックス被膜の間で滑りが起きているのです。
そして滑っているということは洗い切れていないということ。

なので、パッドの回転数とパッドのサイズ→外周速度というのは非常に重要なのです。


↓ここから過去記事

今日は少し短めのコラム。
セミナーでは必ず話をするこの話題。

パッド回転数は180~300rpmと幅広くありますが、重要なのはパッド回転数でなく、実質的なパッドのスピード。
例えば12インチと20インチでは、同じ220rpmでもパッドが設置している外周の床を擦っている速度は20インチの方がはるかに早くなります。
早くなると滑ってしまって十分に洗うことができないこともあり、nano+でのパッドサイズは20インチは外してきた経緯があります。
洗浄にこだわる方は、180rpm程度でないといけないと言われます。



 

ただしこれは一般的な話!

一般的な洗剤だと滑るのでそうなってしまいますが、nano+の場合はこの限りではありません。
洗浄の研究も継続して色々とやっていますが、nano+の洗浄液では滑りにくいのに加え、US SPPパッドは摩擦抵抗値が高いので、17インチ240rpm(ペンギンのリチウムバッテリーのポリッシャー)でもちゃんと洗うことができ、回転数が高い分擦る回数が増える分、ワックスも汚れもよく落ちてくれますので作業時間の短縮が可能となります。



 

正しく洗えると

洗浄液に反応したワックスが確実に除去しやすくなるので、上にワックスを塗った時の密着率が上がります。
またワックスを塗らない場合も、ヒールマークが入りやすくなるということが起こりにくくなります。
長期的な管理においては、耐久性の向上や、耐久性が向上したことにより洗浄のみでメンテナンスを行っていくことが増えていきますので、この差が大きな差になっていきます。


低速・高速でどう変わるか是非お試し下さい。

↑過去記事ここまで


またこの滑りの話には盲点が一つあり、洗浄液によっても異なります。
次回はこちらの話を進めていきます。
2022年09月29日 05:55

ワックスを塗る前に

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うちの現場ではエアコンがあることが普通ですし、ワックスを塗ること自体があまりないので、送風機を持っていくことはほとんどありませんが、それでも一年に数回使うこともあります。
ワックスを塗ったら送風機を回すのが当たり前なんていう会社もまだまだ多いようです。
しかしワックスを塗ってすぐ乾かすのに送風機を使うのはおすすめできません。
また直接ワックスに吹くのも論外です。


ホームページの図解にもありますが、ワックスは塗ってから10分経過しその間にワックスがレベリングして乾燥するのがまず理想的なレベリングですで、平滑になるから汚れにくく傷にも強くなります。
そしてそこからさらに10分以内に乾燥するくらいが1番ワックスの性能を引き出せるところです。
それ以上長くなると耐久性が落ちていき、塗ってから30分以上経過するとまともな被膜ができません。


ポイントになるのは↑にもありますが、ワックスを塗る前に換気して湿度を下げておくことです。
洗浄作業で空間の湿度は上がっていますから、その上がった湿度の空間でワックスを塗って空間に水分を吸わせようとしても吸わないのでワックスが乾かないのです。
また床面もしっかり乾燥していないのに塗るわけですから密着も悪いのです。


しっかり換気させた上でワックスを塗って7、8分経ったところくらいで送風機で空気を動かします。
換気をするという意味から言えば送風機ではなくダクトファンの方がおすすめです。
圧倒的な換気量で換気できるので、湿度が上がった空気を外に排出することで乾燥を早くできます。
階段ではダクトファンをうまく使って下から空気を抜くことで上から湿度の低い空気を入れることができます。


良いメンテナンスは良い被膜があってこそです。
2022年09月26日 05:55

アーカイブ 全ては自分が使う為

コラムのイラスト.001
2019年6月12日の記事のアーカイブです。
農家さんで売る為の作物の畑と自分で食べる作物の畑が違うなんて話を聞いてことがありますでしょうか?
すべての農家さんがそうであるという話ではありませんが、これは我々の業界でも同じことが起こっています。
ひどい話ですが、自社で使うものと売るものが違うなんていう会社があるのも事実です。

我々の業界ではその製品やシステムがどういったコンセプトで作られているか、明確でないものが多いのが実情です。
「〇〇用と書いてある!」という声も出そうですが、それは単品の用途であって、思想ではないのです。
メーカーとしてどういう業界にしたいのか、管理会社・施工会社としてどういった業界にしたいのかということが重要なのです。
売れればいいなんて会社は社会的価値を創造できない会社であって、本来は会社としての思想があって製品やサービスが存在するはずなのです。



↓ここから過去記事

そこまで細かいことをやるのですか?とよく言われます。
先日洗浄ワックス作業の図解もupしましたが、おそらくそれも見て細かい!という人は結構いると思います。
別に細かいのではなく当たり前のことを当たり前にやっているだけで、大変ではありません。
仕事ですし、細かいことの積み重ねが結果に反映されることなのできっちりやるというだけ。
逆に結果に反映されないことはやりません。


 

ワックスメーカーさんで例えてみましょう

洗剤やワックスというのは基本水ですので、生ものなんですね。
なので海外から何ヶ月もかけて60度を超えるコンテナの中に詰められて運ばれてくるなんていうのは論外。
野菜だったら腐ったり、凍ったり。
真夏の車内に放置なんてのもあまりよくはありませんので、現場に着いたら陽の当たらない室内へ移動します。

 
ワックスを作るその水を、いわゆる美味しい水と言われる名水と汚い川の水で作っているメーカーさんのどちらを選ぶでしょう?
流れている水をそのまま使うわけではないのですが、水の持つ酸化還元電位には差がありますから、傷みやすいか傷みにくいか違いはあります。
もちろん名水の方が!と思いますが、そこまで考えてケミカルを選定する人はいませんね。
しかしそこまで気にして生産するメーカーと、そうでないメーカーでは品質管理の精度にも大きな違うが出ることは言うまでもありません。
またそれが現場でどのように差になるか?
ほとんどの人がそれだけではあまり結果は変わらないでしょう。
その違いがわかるレベルで作業しているかどうかという問題もありますが。。。



 

この話の趣旨というのは

そこまで気にして作業をしている人とそうでない人は明らかに差が出ると言う話です。
直接的な品質に差が出るのはもちろん、作業全ての精度が違うので丁寧でクレームが発生しにくいということにつながります。
たかがワックス、たかがマシン、たかが一つの作業。
車が汚い、マシンが汚い、こんな会社は大体現場を見るまでもなく、汚いですね。
車やマシンが綺麗にできない会社が、それよりもっと難しい現場を綺麗にはできません。
この仕事をしていますと、業界の1流の方に会うことも多いですが、1流ほど車もマシンも綺麗です。
本当にすごい会社は洗浄機も新車状態です。
そのたかがを積み重ねていくことが目に見える明らかな差(品質・耐久性・作業時間)に出てくるのです。

nano+と他のシステムや資機材を比べた場合、nano+は圧倒的に優位でしょう。
そのように研究して作っておりますので。
しかし競合他社もnano+を使う可能性はゼロではありません。
その時はそういった細かい積み重ねが差に出てしまいます。
(もちろん営業的な面などもあるので現場の品質だけで決まりませんが。。。)
もし現場で施工のコンペとかがあったり、競合する会社の作業が見れれば、どのくらいのレベルでというのは丸裸なので対策を講じることはできます。
SNSなんかで作業をupしている会社がありますが、それだけでだいたい分かってしまいます。
あーあ、こりゃダメだとか、これは本当に素晴らしい思うことも色々。
もっと良くなって欲しいと思うので、メールやインスタにコメントさせて頂くことも。



 

全ては自分で使う為

これが他のメーカーさんの商品とnano+の一番大きな違い。
売る為の清掃システムではなく、自分自身が、自社のスタッフが現場で使う為を第1の目標としていますので、自分が使う為に理想を追求しています。
売る為、利益を得る為だと洗剤の希釈が濃いシステムを作ります。
そして洗剤が濃くなれば、ワックスもたくさん必要になります。
20倍希釈ぐらいの洗剤と500倍希釈の洗剤では、売れる本数は比較になりませんから。
なので、nano+はなかなかリオーダーが来ません。
ワックスの密着率も高く、既存ワックスでもそれが改善されていくので、ワックスの消費量もどんどん減ります。
実際に1年にUAフィニッシュLを120本使われていたお客様が1年で20本程度になってしまうことも。。。
うちの現場でさえ、月に18L1本を消費しなくなってしまいました。。。

自分で使うからこそ、短時間で高い品質が出せるよう、コストがかからないよう設計をしているということです。
そして使うもの全てに細かいところまで気を使って製品が出来上がっています。

↑過去記事ここまで



これまで色んなメーカーさんと話をしてきましたが、良い洗剤って何ですか?と聞くと、「スプレーした瞬間に汚れが簡単に落ちる洗剤」とよく返ってきていました。
なぜ?と返すと「それが1番売りやすいから」と。
確かに言っていることは間違っていないのだけど、色んな意味で間違っていますね。
多機能還元水はどんな汚れにも対応はできますが、どの洗剤よりも劇的に落ちるなんてことはありません。
まったく別の部分に重きを置いていますから。

これまでの業界は売る側都合でできてきた業界でした。
しかし使う側がそれを使って現場を作るのですから、もっとそういった本質的なことを学ばねばなりません。
「落ちてナンボ!」なんて言っているのではなく、いかに安全なもので汚れを落とすのか、いかに汚さないようにしていくのか、これはその人本人の知識や技量です。
知識や技量を置いておいて簡単に落とせる危険なものに走るというのは成長になりませんし頂けません。

この洗剤は安全です、とかアルカリ電解水だから安全ですとか、よく聞きますがではそれを飲めますか?
つまりは安全ではないのですよ。
何を持って安全を判断していますか?メーカーが言ったから?
天然素材だから安全ですか?トリカブトは天然ですが危険ですよ。
天然素材だから必ずしも安全なんてのは安易なのです。

そういったことがあるからこそ、作っている自分自身が使うものというのは意味が大きいのです。
2022年09月22日 05:55

未来から現在を視る

コラムのイラスト.001
「目標達成の方法は色々」というアーカイブ記事を再編集しましたが、どこに視点を設定するか、つまりテレビやラジオと同じようにをチャンネル(周波数)をどこにセットするかで見えるものは変わります。
大変な時代では目の前のことをこなすのが大変だから、明日のことしか考えられないという声も多いかもしれません。
しかし明日のことだけやっていれば大丈夫なのかというとその選択肢の先に断崖絶壁があっても直前まで氣がつかず、引き返すことができないところまで行ってしまう人も見ることがあります。


もちろん目の前のことをこなして最低限生活に必要な収入を得ることは現代では必要でしょう。
それに執着しすぎて遠い先のことを見ていないとそのままで良いのかという話です。
同じ仕事をこなしていればそれなりに収入は入る仕事であることは間違いありません。
しかし違うスキルをつけることができればもっと色んな展開も行えますね。
それはメンテナンス業界には何も関係ないことかもしれませんが、わたしのようにまったく関係なさそうな量子エネルギーの研究が仕事に生きることだってあるのです。
目の前のことは80%くらいにして、20%くらいは将来のことをやっておかないと、現状維持するのがいっぱいいっぱいになります。
体力は年齢と共に衰えていきますから、現状維持すら大変になっていきますという話は以前にもしたことがありますが、その為には視点を遠くに設定して、もっと広い視野で視ることが必要になってきます。


これは現場と同じで、現在から未来を見るのではなく、未来から現在を視るのです。
そうすれば普段の行動も自ずと変わってきます。
わたしの視点では、宇宙の為に何ができるだろうかという視点で仕事をしています。
おそらく「何を意味のわからないことを」と思う人が多いでしょうが、その視点を持てば宇宙のことも色々情報が入ってくるからこそ、地球の現代文明では解明できないことを実用化することもできるのです。
まさに宇宙の視点にチャンネル(周波数)を合わせるということですね。
2022年09月19日 05:55

アーカイブ UAコーティングでなくUV照射コーティング光沢復元洗浄の話

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2019年6月13日の記事のアーカイブです。
春先のこの写真の物件は建物の用途が変わり改装され、床のデザインが変わりましたが、結局10年以上綺麗な状態で光沢復元洗浄のみで管理してきました。
ワックスより耐久性があるのは確かですか、傷の補修は大変なものです。


まず被膜の種類を大きく分けると、

◯剥離できるワックスと言われるグループ
・アクリルワックス→一般的なワックス

・アクリル&ウレタンワックス→ウレタンが入っているので密着率が高くなるが剥離性が悪くなる。
※某メーカーの昔あったワックスは、その作ったメーカーですら剥離ができないという伝説も残っていますね。


◯剥離できないコーティングと言われるグループ
・水性ウレタン系
→頑張れば濃い剥離剤で剥離は可能とも言われるけど、現実的には難しい。
 ナノプラスの洗浄液で光沢復元洗浄可能。

・UV照射系
→剥離剤不可、ナノプラスの洗浄液で光沢復元洗浄可能。

・シリカ系(ガラスコーティングとも呼ばれる)
→ベースにウレタンを使い、トップにシリカ系を使うもので、大きな傷を入れてウレタンを剥離してなんとかしようというタイプ。
 現実的にそれを施工できる人はほとんどいない。

※アクリル系によっても剥離できないものも存在しますが、概ねこう言った分類になります。

 

↓ここから過去記事

コラムを書いてアップを忘れていたネタ。
うちの会社も10年以上前はUV照射タイプのコーティングにはまっていた時代がありました。

しかし、

・UV照射による作業者へのダメージ

・メンテナンス性の悪さ(剥離不可能)
・床材の反り

・被膜の割れ

・照射時間にムラによる被膜品質のムラ

・ノンワックスタイルに密着できない

などなど、いろいろな理由がありやめました。

それでもいくつかの現場には塗った場所が残っているんですね。

UV照射機などは売却したのでリコートはしていません。

nano+だと洗浄で被膜を減らして光沢復元ができるので管理は可能です。

しかし、これまでの技術では大きな傷が入る前に手を入れる必要がありました。

そして最近気になっていたのですが、これはそろそろやばいなと。。。

 

このUVコーティングは覚えていないぐらい洗っておらず、太陽光がよく当たる部分は過度に酸化して割れが出ていました。
またリコートする度に下に塗っている被膜はUVの照射を何度も受ける為、さらに酸化が進みます。

こうなってしまうと割れの下まで削るしかありません。

本来はその前に多機能還元水で洗浄して被膜の柔軟性を維持してやらないといけないのですね。

ワックスの場合はUV照射しないので割れるのはかなり先ですし、剥離もできますので問題ありませんが、コーティングの場合は剥離ができないので割れてしまいます。

 


 

洗浄前の写真を撮り忘れていましたが・・・

過度に効果して被膜の耐久性が落ちてきているので、傷が多くなっていました。

そして被膜の汚れもひどいものでした。

多機能還元水とnano+クリーナーをそれぞれ100倍希釈、使い古しのUS SPPパッドで傷の入った部分を除去して平滑に洗浄するので光沢が復元できます。
それでも光沢をさらに上げたい場合は、3Mのダイヤモンドパッド(紫)と500倍希釈の洗浄液で再度洗浄をかけて細かいレベリングを取ります。

となれば、管理には高いレベルが要求されますが、UVコーティングでも被膜のメンテナンスが実用的になるんですね。

実際にうちの現場の一部に残ったUVコーティングの部分は、洗浄だけで光沢を復元して管理をしています。
コーティング剤はケミカルコストが高いですから、リコートがなくなればケミカルコストが下がるだけでなく、照射までの溶剤の揮発待ち時間も短縮でき作業時間も短縮に。
さらに光沢復元洗浄ができますから、コーティング剤の薄塗りも可能となり、リコートする場合も作業時間が短縮が可能。


 

そしてこれはまだ序の口。

さらに研究は続きます。。。

↑過去記事ここまで


ワックスを傷はワックスを塗って消すものだと思っている方もまだ多いようですが、それは間違えた認識であって、目で見えるレベルでは傷の入ったところをワックスを塗っても、傷のないところは光沢が上がりますが、傷のないところは光沢は上がらないので、結果傷が目立ってしまうという現象が起こります。
傷を消すのは被膜を減膜するのが1番簡単で、光沢復元洗浄の理論というのは傷がないところまで平滑に減膜しましょうねというものです。
つまり減膜性(剥離性)の良さ=光沢復元洗浄の良さになっていく訳で、UAフィニッシュLをそれが良いので光沢復元性が良くなるのです。

耐久性の高い被膜を使っても基礎技術レベルが低い人では、レベルが高い人がUAフィニッシュLを塗った方が耐久性が出せるのです。
食品スーパーで1年びくともしないコーティングなんてなかなかありません。
そして剥離ができないのはただのリスクでしかありません。
ちゃんと作業手順や理論にそって作業すればそれは簡単なことなのですから、下手にリスクを負うことなく、知識や技術を磨いてリスクを負わず、初期投資もかけずに現場管理を進めて頂くことをお勧めします。

2022年09月15日 05:55

現場での視点

コラムのイラスト.001
先日ちょうど前回のコラムで書いた理容院の定期清掃でした。
洗った感じだと洗って終わりで良さそうな感じでした。
それは今回の作業としては良いのですが、この先を見た時にどうでしょう。

作業は9月と3月の年2回。
現場は1階で床温も低いので、良い被膜を追求すると3月に塗りたくありません。
そして1年後の作業の日に気温や湿度がどうかも分かりません。
かと言って2年後の9月は?マークです。

今回は気温・湿度・床温が非常に好条件でした。
つまりは塗らなくても良いのですが、塗るのにはベストな条件だったのです。
この先1、2年のうちに塗らないといけないかもしれないのなら、良い時期に塗ってしまった方が良いですよね。

この視点が非常に重要で、目の前だけ見て毎回洗って塗っていれば簡単かもしれませんが、
洗浄→乾燥→ワックス塗布→乾燥→物の移動→反対側も同様に作業ですが、
光沢復元洗浄のみでいけるのなら、
洗浄→物の移動→洗浄→物の復旧
で終われます。
そして5年や10年などの長期のスパンで何回塗布作業を入れないのかが収益率向上のポイントになります。

収益率向上のポイントで1番重要なのは「良質な被膜を作ること」というのはこれまでも記載している通りです。
ただ光れば良いなんて話ではありません。
5年楽ができるなら今回多少時間をかけてでも良い被膜を作った方が良いのです。

この視点こそが未来から現在を見ている視点ですね。
早く終わればいいというのは現在しか見ていない視点です。
収益率は別としても、作業自体が早く帰れて楽なのか、作業時間が長くてしんどいかという違いも出てきますね。
2022年09月12日 05:55