ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

洗浄液の余力

先日とある案件で、セラミックタイルの定期清掃を洗浄機1パスで終わらせて欲しいという依頼を受け、実際に現場で微調整を行い十分な結果を出すことができました。
詳細はここではまだ触れることができませんが、多機能還元水をうまく使って、洗浄液を先に塗布すらしない、そして転倒事故の発生も防止するというチートなものです。
コンペした某大手メーカーの洗浄液ではそもそも転倒事故が起こりますし、洗っても汚れが落ちない、洗剤が残留して照明がぼやけて見えるという想像通りの結果でした。


よく考えたら多機能還元水500倍や250倍でも十分ワックス管理ができている訳で、それより濃い部分になっていったらどうなんだという質問も頂きます。
実際に上記の案件で色々と調整しましたが、予想の希釈より濃い希釈でも実験しましたが、濃すぎると良い結果は出ませんでした。


普段は500倍や250倍でワックスを減膜して光沢復元洗浄(ワックス塗布前の洗浄はnano+クリーナーを添加)をしている訳ですから、それと同じ希釈でカーペットを洗っていると考えると、それより汚れの落ちる洗浄液というのもなかなかないのではないでしょうか?
ワックス床でもちゃんと減膜ができているだけで結構な洗浄力があると言えます。

phをあげればカーペットの油分が抜け過ぎます。
これと同じことがよくわかるのは中華鍋です。
料理で使った後に水で流して洗いますが、鍋の汚れを水を流し大体落とし、少したまった水に多機能還元水を1プッシュして洗うと良い感じに油分が鍋に残った状態で洗い上がります。
鉄の中華鍋ですから、適度な油分を含む状態がちょうど良い状態で、これはカーペットと同じなのです。
同じようにアルカリ電解水も添加してそれをやると油分が全て取れてしまうのです。
カーペットの場合は汚れで不足した油分を補充しようとしますから汚れやすくなると言えますね。
油汚れが多い現場では多少のアルカリ電解水を入れた方が良い場合もありますが、わたしは重曹を使っています。
どちらも100円ショップで入手可能ですから安上がりですね。
界面活性剤を含むアルカリ洗剤を論外と言えるでしょう。


実際に大型ショッピングセンターでも多機能還元水でカーペットのメンテナンスをされていますから、そのスペックとしては十分と言えます。
カーペットを洗う時は多機能還元水250倍に重曹をすこし添加するとなかなか仕上がりが良いですよ。
今の時期は重曹は溶けにくいので、先にお湯で溶くのがコツです。
2023年12月11日 05:55

年末年始の配送のご案内

年末年始の配送についてのご案内です。

12月19日以降は在庫がないものについては、納期が年明けになることがありますので、12月18日までのご注文をお願いいたします。
在庫があるものについては、19日以降年末年始は通常通り出荷業務を行います。

尚、年末年始の出荷量の増加の関係や交通渋滞により遅配もありますので、1月2週目までの在庫の確保をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。


 
2023年12月09日 22:27

見た目は重要

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2020年9月21日の記事のアーカイブです。


人を見た目で判断してはいけないと言いますが、実際には見た目だけでも多くの情報があり判断材料になってしまいます。

そこに固執してはいけませんが、それを無視してもマイナスになるだけで良いこともありません。
長く仕事をしていますと、見た目や文字、コメントなどでもその人がどういう人かおおよそ判断できるようになります。
うちの会社で採用する時も、履歴書で9割決まります。
文字や写真、記入されていることなど、そこで採否はほとんど決まっており、面接の際にはおかしいところがないか確認するくらいです。
もっと言えば、会ってしまえばその人の作り出す空間によってわかるものもあったりします。



仕事柄色んなビルメンさんと現場で会いますが、その服装を見た瞬間にここの現場はだめだなんて感じることも多くあります。
服装に清潔感がない→車も道具も清潔感がない→現場にも清潔感がないのは当然の結果と言えます。
自分自身のことが綺麗にできない人が現場を綺麗にできません。
ナノプラスのユーザーさんでもすごいところは10数年以上前の洗浄機をいまだに新品のように管理されている会社もあります。
倉庫もマシンも本当に綺麗なものです。
現場に行かなくても綺麗なのは分かりますが、現場ももちろん綺麗に管理されていて、しっかりと高い収益を出されています。


我々の業界は当たり前に浸かりすぎて他の業界の目線や常識からかけ離れていることが多いです。
清潔感のない会社に清潔感や衛生面を気にされる高級な美容院や高級な飲食店は仕事を頼みません。
たまには自分自身の見た目の判断でなく、他の業界の人の意見も聞いてみることが必要です。
実際うちの会社の制服も、元々この記事を書いた時のベージュのチノパンはセンスが悪いとの指摘を受け、パンツも黒で統一になりました。




↓ここから過去記事

髪型とか制服とか見た目って重要だと思います。
髪の色も少し明るめの方がオシャレに気を遣っている意識高い系に見えるかも。。。という意見もあります。
確かに!
ちなみに某チェーンストアのヘアカラーのルールは、「ビゲンの3番」までの明るさとされています。



この業界の制服は
「いかにも清掃の人です!」「いかにも作業着です!」という会社が多いのではないでしょうか。
もう見るからにビルメンだなと。
たまに工事関係の人かな?という会社の制服もあります。
服と雰囲気でだいたい同業者と分かってしまうというのも業界あるあるですね。
私はそういういかにもビルメンです!とか工事業です!っていうのが大嫌いなのです。
当社のお客様では、日常清掃のスタッフさんに可愛い制服を揃える会社が!
10数年前からそうされていたので、大きなインパクトでしたね、。
私も最初はスラックスとワイシャツで統一して高級感を出そうと思ったこともありました。
いちいちアイロンを置くのが大変なのと、作業しにくいという問題から諦めましたが、最終的に行き着いたのはユニクロ。
夏であれば、黒のポロシャツとベージュのチノパンを制服として制服規定を作りました。
どこでも買えるのが素晴らしい👏
日常のスタッフについては、お客様のカラーに合わせてポロシャツを変えていいということにしています。
事務所ビルだとそうでもないかもしれませんが、店舗の場合だと来店される一般の買い物をされるお客様から見ると、清掃会社の人ではなく、お店の人と一緒なのです。
なので、商品の棚の位置まで聞かれて案内できなければならないので、店舗の日常清掃は清掃をしていれば良い訳ではないのです。
お客様はお店の人と思うのは当たり前のことなので、どんな業務であれそこで働く以上はそのお店の人として働かなければなりません。
その時に自社のカラーを押し出してしまってお店との調和を乱すような色を使う訳にいかないのです。
(結局現在はみんな黒になってしまいました)



この制服ユニクロ作戦は
出勤して着替えなくてもいいというメリットがスタッフにウケました。
いかにも作業服でござるという格好で電車やバスに乗るのは嫌なのです。
そして自分自身にも良い面が。
作業着兼普段着兼ゴルフウエアなどなど、常に同じ服。
事実毎日仕事なので経費なのです。
毎日着る服を悩むこともなくなります。



清潔感
服が汚いという会社は論外として、清潔感があるのは当たり前のことだと思います。
よれた制服や、色あせた制服をずっと使い回すのは嫌ですし、他の人が着た制服をクリーニングしたからといって着るのも嫌。
なので毎年買い替えてもいいと思っています。
特にユニクロだと機能性を重視して商品開発されているので、年々素材が良いものになっていき、快適になっていきます。(そして安い)



機能性も重要です
作業中に快適かどうか、パンツのストレッチが効いて動きやすいかなど。
ユニクロの回し者ではありませんが、EZYアンクルパンツ(ウルトラストレッチドライEX)なるものが最近ありまして、柔らかいのでしゃがんだり動くのが非常に楽で、快適に作業ができます。(2980円と安いし)
そしてベルトが要らない!
ベルトがないだけでかなり軽い。
お腹周りが開くのが動きやすい。
などなど、オススメなのです。
ベルトを通すところはありますがが、内側に紐があるので、そちらで十分です。



人は見た目で判断してはいけません
という言葉があるということは、人は見た目で判断している裏返しなのです。
実際に7〜9割(諸説あり)は見た目で判断していると。
男の顔は経歴書、女の顔は請求書なんて言ったりする昭和の言葉もありますが、多く人に会う仕事をしていると(最近は全く会いません・・・)顔や見た目である程度人間性や、品格など分かる情報量は多くなります。
大手のスーパーさんでは、バックヤードから出る前に鏡があって服装や髪の乱れの点検、笑顔のチェックをされているところもあります。
まずは現場に出る前にチェックする習慣をつけてもいいかもしれませんね。
2023年12月07日 05:55

技術の前に安全性や法令を

前回多面的な洗浄液の安全性について書きました。


先日ちょうど安全性の話をする機会がありましたので今回はその話題に触れていきます。
最近ではこの業界の流行のようなものでフランチャイズビジネスから協会ビジネスに主流が移ってきたように思えます。
基本的には加入金や入会費を取って技術を教える、場合によっては仕事を斡旋するというビジネスですね。
わたしもナノプラスでそれをやればいいのになんて話もいただきますが、技術や情報など最低限のことは無料にして業界全体がよくなれば良いと思っているのでそこではお金を取る必要はないと思っています。


今回はそれが良いかどうかはやっている内容なので個別にどうという話ではないのですが、人に物を教える以上は正しいものを教えることはもちろん最低限技術云々の前に教えるべきことは教えて欲しいと思っています。
技術だけ教えて関係する法令や安全に関すること、最低限のルールを教えないというのは、運転免許を取りにいく教習所で、運転技術でドリフトなどだけを教えて交通法規を教えていないというようなどこから聞いたことのあるような豆腐屋さんの漫画のようですね。


例えば脚立ですが、天板の上に立って作業するのはNGです。
調べれば出てきますが、結構細かいことがかかれていますね。
またなぜかヘルメットもつける人がいないのがこの業界の特徴です。
これはゼネコンの建築の現場で仕事をされたことのある方はご存知なことでしょうが、こんなことも守れていないと現場から叩き出されます。


次に先般からよく話に出る洗浄液の扱いについてですが、上向きで使う場合はゴーグルやマスク、長袖、手袋など対策をされていますでしょうか?
一般的な洗剤論外として多機能還元水であっても濃い希釈のものが目に入れば結構痛いのです。
上向きでなくても洗剤塗布機に希釈する時にうっかりメガネを外していてはねた洗浄液が目に入って痛い思いをしたことがありました。


排水についてもそうですが、下水道への排水ができているのか確認する必要があります。
わからない場合はトイレに排水すれば間違いありません。
洗浄液がどれだけ安全であっても流して良い汚れかどうかという問題もあります。
家庭用の洗剤もそうですが、我々が扱っている業務用の洗剤というのは、作る側から言わせればちゃんとゴム手袋をして扱うべきものなのですよ。
多機能還元水のように逆に手が綺麗になったり、流した先が綺麗になるなんてものはほとんどないのです。
「安全!」「環境にやさしい!」「生分解性が高い!」などど謳ってあっても、そもそもの基準が違ってそれを人が飲んで良い物でなければ水性生物や自然環境に取って良い物ではないのですから、「仕方がない」などという言い訳は通用せず、流して良い状態で放流するために下水道への排水を行うのがプロとしての責任です。
余談ですが、わたしは多機能還元水をずっと希釈して飲んでいます。(飲むために作ったものではありませんからメーカーの立場として飲用可能とは言いません)
近年ではデトックスで重曹クエン酸水なども流行っていますが、その効果がわかっているからこと自己責任でそうしていますし、身をもって安全性をアピールしているとも言えます。
多機能還元水は池の浄化などにも使えるくらいですから。


話は逸れましたが、プロなら最低限仕事に関わる法令は勉強するべきです。
サブスクがブームになったからそういった会費が発生するビジネスがどんどんできていくのですけど、人に教えるフランチャイズや協会、コンサルタントであればビジネスとして儲かる儲からないというお金の算段をする前に教えるべきことは責任をもって教えてもらいたいものです。
管理会社さんではこのあたりはちゃんとされているところも多いですが、それ以外では実際にそうでない会社も多く、いわゆる免許を持っていないドライバーが運転しているような業界になってしまっていますね。
新規事業などでこの業界に入られる方がそういったところを利用されるという話もよく聞きますが、まずは業界のそこそこの規模の会社で半年くらいアルバイトでもして実務経験をされてから起業される方がよいと思います。
例えば飲食店経営もしたことがない人が蕎麦を打つのが好きだからとお店を出されて失敗しているお店を結構見ます。
蕎麦を打つのと、蕎麦つゆを作るのはまったく技術が別ですし、それ以上に店舗の採算が取れるようにお店を日々回す技術も別で、外食する時は客単価×何回転し、ついつい1日の売上を計算してからこの店は収益が取れているのか計算してしまいます。
そして集客だったり、経営的に利益を残す技術もまた別です。
経営ですら技術ですから。
そう考えるわたしも起業して17年経ちますが、まだまだ学ぶことはたくさんあるのだと思います。




 
2023年12月04日 05:55

経営者目線と株主(オーナー)目線

2020年7月2日の記事のアーカイブです。


オーナーである株主と執行者である代表取締役とでは価値観は大きく変わり、その視点も変わります。
多くの会社の場合は株主=代表取締役(業務執行者)、個人事業主=業務執行者という場合が多い業界です。
それが同じであるからどうしても業務執行者目線で見てしまうことが多いのですが、オーナーとしての株主目線も持っておかないと判断を誤ることも多いのです。


今経営している会社もしくは事業自体の価値について考えたことはあるでしょうか?
人間の命が有限である以上、将来的に家族や他のどなたかに事業継承していくことになります。
その際に事業価値というのが計算されます。
お子さんに相続されるのでしたら、事業価値は小さい方が相続税は少ない方が良いかもしれませんが、他の方に会社もしくは事業を売却される場合には事業価値が高い方が良いですね。
事業価値が高い=事業の内容が良いということですし、事業内容が良いということは資金調達しやすく金利も低くなります。


これは個人に置き換えても同じ話です。
今自分がやっている仕事や自分自身のスキルはどのくらいの価値があるでしょうか?
その価値を上げるのは、今やっている仕事を深めるのも一つですが、それ以外のスキルを得たり、得たスキルで新しいものを創造するというのも一つです。
前回のアーカイブでも書きましたが、量子フロアメンテナンスというのはまさに建物の管理と量子力学の組み合わせで新しい建物のエネルギー管理という分野を創造したとも言えます。
まだ理解できる人がいないので、何ら評価されませんが、これからの時代は主流になっていくことは明白で、このようなことができる人がいないのですから、同じような仕事でも単価が非常に高くなっていきます。
日本どころか世界で同じことができるのはわたししかいないのですからこれ以上の希少性はないと思います。
1人でやるのも限界があるので、多くの人に取り組んでいただければもっと良い世の中にもなりますし、この業界の無用な価格競争からも解放されて取り組む方が幸せになってくれればと思っています。



↓ここから過去記事

大企業になると経営者と株主は別であることは多いですが、中小企業の場合、経営者=株主の場合がほとんどと思われます。

法人なら、代表取締役=株主
個人事業なら、代表者=事業主
ちょっと見方を変えてお店であれば、オーナー=店長
ということが一般的だと思われます。

つまり所有者と業務執行者が一緒になっていて、1人の人が両方の仕事を行っているわけです。
本来経営者は株主に雇われるものですが、自分自身が自分自身を選ぶということになっています。
「それって普通じゃん?」と言われそうですが、普通と思う感覚が普通ではないのです。

自分の会社だからと思う経営者は会社を私物化する傾向があります。
これは当然の考え方で、ワンオーナーの中小企業の特権とも言えます。
経費であれもこれも処理してたくさん役員報酬を取る。
もちろん自分自身のものですからそれもいいでしょう。
しかし株主から見てそういう経営者はどうでしょう?
株主の希望は株価を上げること、株式の配当金額を上げること。
つまり会社の価値を上げることですね。

短期的に見れば経費で色々やって節税する方が良いかもしれません。
しかし長期的に見ますと会社の価値を上げる方が、株主にとっても経営者にとっても良い方向に進みます。
成長しない会社はチャンスを掴むことはできません。
どういうことかというと、企業は大きくなればなる程取引を始める際に審査が厳しくなります。
成長しない会社は毎年利益が出ておらず、自己資本比率が低く、金融機関の評価も低くなるので、その審査に耐えることはできないのです。
また現在の日本の税制は、個人に厳しく、法人に優しい方向性になっていて、個人だと年金保険料もかなり高いものになるので、出た利益をストックするのであれば、法人にストックする方が効率が良いと言えます。
また個人の所得も社会保険料を払って所得税を払って役員報酬を受け取るより、で株式の配当の方がトータルで見ても所得税より安いですね。


判断基準を株主(オーナー)目線に
物事を判断するときに株主目線で判断するようになると経営は変わってきます。
つまり代表者としての自分は1人の労働者であると。。。
経営計画にしてもそうです。
代表者としての計画と、株主としての計画は大きく異なります。 
サッカー日本代表の本田選手の言った言葉でリトル本田が言ったからという言葉があります。
第3者目線で自分を俯瞰的に見れる視線を持つということですね。


目の前のことを見れば代表取締役としての目線でもいいでしょう。
しかし将来的な株主目線を持っておいた方が、後々事業は楽に展開できるのです。
2023年11月30日 05:55

多面的な洗浄液の安全性

先日、都内某所で打ち合わせをしていましたが、ケミカルメーカーの営業であってもそのケミカルの危険性を正しく認識できていないということに驚きました。
令和の時代になってもよく落ちるからという理由でそんな危険なものを危険性を理解していない人達に使わせるものだなと思ってしまいました。
すべてに優先されるのは安全です。
その安全はケミカル自体の安全性も去ることながら、それを使って作業した時の安全性にしかりです。
だからこそナノプラスのケミカルはあえて安全性の高いものばかりです。
その上で環境負荷を考えたり、メンテナンス性を考えたりしますが、汚れを落とせるかどうかはケミカル云々以前に落とす知識や技術でカバーできる部分です。


特に不特定多数の人に使わせる場合には、取り扱いを間違えて事故なんてことがあってはいけませんから、大きな仕事になればなるほど、それを考える必要がありますが、作業する人が増えれば増えるほど、管理する側が想像していない事故は起こるのです。
わたしの常識ではありえませんが、ロードサイドの店舗の駐車場の側溝近くでワックスモップを洗ったり、道具を洗ったり、洗剤を流したりなんていうのを見たことがあります。
これを読んで恐ろしいと感じない人は認識が足りていません。
そのワックスモップから出たワックスや洗剤はどこに流れていくでしょうか。
その先が下水道に流れていくことをわかっているならまだしも、知らないけど流している人はすぐに改めた方が良いです。


管理会社さんによっては汚水の持ち帰りまで仕様に入れられている会社もあるかもしれません。
それでも途中で捨てて帰るなんていうとんでもない業者さんを見たことがあります。
いくらちゃんとした指示を出していてもそんな会社もあって、結局建物のオーナーさんや管理会社さんの責任になるのです。
また汚水を持ち帰る場合はペール缶に蓋をして持ち帰りますが、倒れない対策であったり、バキュームや洗浄機に入れたまま持ち帰る場合はバキュームモーターの口をテープなどで塞いでいるかなど気にするべきことがたくさんありますね。


今回の打ち合わせではセラミックタイルの洗浄の話でしたが、一般的なアルカリのきつい物や界面活性剤を洗浄で使えばいくらリンスをしたところで転倒事故の原因になってしまいます。
またその汚水を外で流したりすると非常に危険です。
しかし多機能還元水とアルカリ電解水ph13.1をそれぞれ100倍希釈にして洗った場合(状況によりnano+クリーナー500倍添加)には転倒事故が発生する原因そのものがありませし、排水も一般的なセラミックタイル洗剤に比べ危険度は低いです。
油汚れがあった場合にはその油汚れが流れるのは良くありませんから、何しても下水道への排水を推奨です。
そして界面活性剤を使わないことで汚れにくいというポイントがあり、メンテナンスの手間を減らしたり、転倒事故も減らすことが可能になるのです。


洗浄液の安全性と一口にいっても、色んな視点から見ておかないと、汚れが落ちるか落ちないかだけでは本末転倒なのです。
床を洗ったその時にはわからなくても、1ヶ月、2ヶ月と経過して初めてわかることもあるのですから。
2023年11月27日 05:55

続 白い床の話

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2020年9月14日の記事のアーカイブです。

実はここの店舗ですが、紆余曲折を経てFC店から直営店となり、9月から当社に管理が戻ってきました。
その間メンテナンスをしていなかった期間があり真っ黒になっていましたが、一度のメンテナンスで同じ状態に戻しました。
新品のSPPパッドで予備洗浄して、洗ってUAフィニッシュLを2層入れて元に戻しました。


FC店の頃、経費削減ということでFC店の社長からメンテナンスの終了を言い渡されその際に「うちがメンテナンスをやめたら2年以内にこのお店はなくなるけど大丈夫ですか?」という話をしたことがありました。
結果8ヶ月でFC店が撤退し、直営に戻ったようです。
何が言いたいかというと、量子フロアメンテナンスによって見えないエネルギーの管理も行っており、それをしないと集客の維持ができないお店でした。
非科学的だという人も多いと思いますが、現代文明で解析できないだけで、どんな飲食店が入ってもなぜか潰れてしまうテナントというのがありますね。
今回の件はまさにそれと同じなので、量子フロアメンテナンスというのはただ界面活性剤ゼロでワックスの耐久性を飛躍的に上げるだけでなく、集客も科学的なロジックに基づいた見えないエネルギー管理できるのです。
人が住まなくなった家が古くなるのではなく、なぜか朽ちていくというのも見えないエネルギーによるものです。


見えない世界の概念では、汚れ→穢れ→気枯れ→土地でいう気枯地(エネルギーの低い土地)となります。
以前にも書きましたが、気枯地の逆は弥盛地(イヤシロチ)として農業でも実際に弥盛地化の技術があり、収穫量が増えたり、虫がつきにくくなったりと効果が上がることは昔から知られています。
この物件は表通りは非常に良いのに、裏通りまで繋がっていて裏通りが非常によくない物件でした。
床だけでなく空間のエネルギー状態も調律し、下がらないようにした上で管理することで集客は上がりますし、客単価も上がります。
これはこの数年美容院でも実際の数字として出ている実証データです。


現在この記事を書いているのは2023年10月4日ですが、メンテナンスから2週間経過したので状況確認にいったところまだメンテナンス後そのままの状況で非常に良い状態でした。
まさに白い床を白いまま維持できている状態です。
日常できちんとトレールモップのウェットダスターをかけてくれている効果と入り口の土砂取りマットの効果が大きく出ていました。
(店舗の入り口周りも全て水を流して土砂を除去してあります)


被膜がどれだけ汚れても汚れたUAフィニッシュL(そもそもUAフィニッシュLは汚れにくいですが…)を剥がしてしまえば綺麗な被膜は出てくるのですから、汚れた被膜が残っているかどうか見えやすい白いタイルというのは非常に管理がしやすいですね。
万が一ビルドアップして新品のSPPパッドでザクザク削ってしまえば良いだけと思えば管理は簡単ですね。



↓ここから過去記事

従来白いタイルは敬遠されてきました
すぐに床を黒ずませ、それが目立つので、設計士や内装屋さんが使いたくても後でクレームになるそうで、使いにくいのだそうです。
ナノプラスなら日常清掃がない食品スーパーで運用して1年経っても↑の写真の通り。
普通なら剥離が必要な状態になるでしょう。
そして色の濃い床材と比べて、小傷が目立たず、汚れも見えやすいので非常に管理が楽なのです。
設計士さんに、仕様で入れてもらえると、もれなく定期清掃がひっついてくる確率が高くなるという営業の仕方もあります。


ワックスやコーティングの変遷
手間のかかるドライメンテに限界がきて世の中はコーティングにシフトしました。
しかし剥離ができないコーティングは後々問題が多々出てきます。
そういったコーティングももう10年以上前からあり、何度もそんなトラブルを起こしているのに、どうしてそれを導入するのだろうかと、不思議で仕方ありません。
剥離ができない被膜ということは、それだけレベルの高い施工と管理が要求されますが、自分でもやったことはありますが、現実的に不可能です。
UAコーティングは洗浄で減膜していくワックスとコーティングの中間。
某メーカーさんもようやくそういったものを昨年リリースされていましたが、UAコーティングはもう5年以上も前からあるのです。
5年間の現場でのデータ蓄積は大きな差です。
おそらく管理が始まって5年くらい経過すると、剥離ができない状態になっていくでしょう。
UAコーティングは剥離ができるからこそ、不特定多数の人が施工して管理するという前提をクリアできるのです。
UAフィニッシュLはさらに剥離性が良いので、不特定多数の人が作業するのに向いています。

白い床であっても、洗浄で毎回UAフィニッシュLが剥離ができれば黒ずむことは永久にありえませんね。
必ずしも強い被膜が良いというわけではありません。
現場の状況や作業する人のレベルに合わせた管理を。
分からなければ洗浄してUAフィニッシュLを塗る管理をしておけば間違いありません。
2023年11月23日 05:55

被膜の使い分けとレベリング

前回UAフィニッシュLとUAコーティングの比較を書きましたが、よくある勘違いとして、痛みの激しい場所にUAコーティングを塗った方が良いという認識をされる方が多くいらっしゃいます。
まったく逆です。
傷や汚れの多いところはUAコーティングの上にUAフィニッシュLを塗ってそれを塗ったり剥がしたりして傷を消し込んで、傷まない場所にUAコーティングを塗ってダスターや洗浄機を押すくらいしか手をかけないというのが正解です。

GMS(総合スーパー)でいえば、UAコーティングを使うのは2階の売り場部分です。
歩行は少なく痛みません。
しかし荷物が多くで移動が大変ですから、なるべくやらないことが収益につながります。
UAコーティングを塗ってもはや手をつけません。
逆に人が多い通路部分で特に痛む場所にはUAフィニッシュLを塗っておきます。

病院だと外来はUAコーティングの上にUAフィニッシュLを塗りますが、病棟はUAコーティングだけで十分です。
うちの現場でも総合病院の外来部分(通路と待合ホール)をしていますが、最初にちゃんと被膜を作ってしまえば、1年後に行ってもまだ綺麗です。
UAフィニッシュLでもそのくらい持たせることが可能なのです。


塗るワックスのレベリング
平滑に洗ってしっかり乾燥させてUAフィニッシュLなりUAコーティングなり塗るのですが、1番理想的なのは10分から20分の間に乾燥するくらいの量で塗ることです。
10分未満だとレベリングがしっかり取れない。
20分以上になると被膜の耐久性が落ちる。(30分以上は論外)
なので、春から秋の間の天気の良い日に換気をよくして、午前中に洗ってお昼1時間を塗る前の乾燥時間、休憩から帰ってきて20〜30cc/㎡塗布というのがうちの現場のスタンダードです。
2層目は必要のないくらいの仕上がりになり、そこから当分は光沢復元洗浄のみで逃げられます。


ホームページでも解説していますが、このレベリングは非常に重要で、これを理解できていないと他のところを100点満点で仕上げても1年以上保たせる被膜は作れません。
そしてこのレベリングをちゃんと取れるからこそ少ない層のワックスでも美観をしっかり出すことが可能となり、同じ美観を出すのにより短時間の少ない工程で出すことだったり、維持することだったりが可能になっていきます。
2023年11月20日 05:55

nano+は白い床が得意

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2020年9月7日の記事のアーカイブです。


歩行密度がコンビニより高いスーパーの床の管理。
土砂の持ち込みも多く、ケースや段ボールなどを引きずられて古傷が入ってしまいます。
白いタイルは汚れが目立つから苦手なんていう人も多いと思います。
汚れが目立つということは、洗浄する時に見えやすいので楽だと言えます。


これまでのメンテナンスだと、汚れたワックス被膜を除去せずに上に塗り重ねるからワックス被膜は黒ずんでしまい剥離というパターンでした。
ナノプラスだと毎回ワックスを塗っても剥がす量の方が多いですし、いざとなれば新品のSPPパッドで大幅に減膜してリセットも可能です。
洗浄液も濃くする必要もあまりありませんので、作業的には非常に楽ですね。


また毎回ワックスを塗らなくても洗浄で終わることが増えていきます。
特に作業や管理に対する知識や技術の習熟度が上がれば上がるほどそれは増えていきますので、狭い店舗で物の移動があったとしても、ワックスの乾燥を考えずに洗った端から物を移動できるので、その時間短縮は非常に大きいものです。
最初からそれをできる人は少ないでしょうが、経験が浅い人でも真面目に学んでいけば1年もしないうちに結構なレベルでそれができるようになるのがナノプラスの良いところです。


わからないことはメールやインスタのDMの常時受け付けていますので、一緒に頑張っていきましょう。




↓ここから過去記事

一般的にフロアメンテナンスにおいて白い床は汚れが目立つので管理したくない人は多いと思います。
毎月ワックスを塗っていたら1年も経たずに黒ずんでいき剥離というのが一般的ですね。
それを回避する為に、ワックスを毎回塗らずにバフで光沢を復元するドライメンテナンスが流行ったのはもう10数年前の話。
もう現代ではコスト面から過去のものに成り果てていますね。
日常清掃でバフのない現場で、ドライメンテナンス用のワックスを塗っても、維持できず手間がかかるのです。
逆にnano+でドライメンテすると、できる人は1年以上定期清掃ゼロでも管理できると先日聞きました。
ワックスの粉が舞うのでお勧めしませんが・・・



↑の写真は
食品スーパーで、オープンからちょうど1年経ったところ(このコラムは7月中旬に書いています)
このタイルは30cm角のタイルなので、歩行密度は非常に高いですが、1年で店舗全体をまだ70%程度を1回しか塗っていません。
本当なら1回も塗らずに管理できるのですが、タイル自体まで入るような野菜のケースのひこずり傷のような非常識な使い方をされると致し方なく部分補修している状態です。
まぁそれは食品スーパーではあって当たり前のことなので仕方ないのですが、メインの通路でさえこのくらいの通路幅のお店で通常の歩行の傷は全く問題ないので、一般的な建物であれば十分に可能と言えます。



毎月の作業は
多機能還元水と3Mの黄色パッドで洗浄・回収をしているだけです。
表面に載った汚れと被膜にも多少刺さった土砂をUAコーティングのわずかな表面を除去しながら洗浄していきます。
痛みがひどい場合は、多機能還元水500倍を250倍で洗浄することも。
せまく床に直置きのものが多く、洗剤塗布機が使えず、物が多いのでワックスを塗るにしても物をかわして置く場所もほとんどなく、リコートできる面積はかなり限られます。
洗浄するだけでも多少物を移動しなければいけないので、洗浄したら寄せておいた物を戻して、また次を洗浄という作業。
ワックスを塗らないドライメンテの時代はその間にバフという工程が入るものの、ワックスを塗って乾くまで待って物を戻すのと比べれば楽な作業でした。
ナノプラスでは、光沢復元洗浄でバフすら省いてしまいますから、非常に作業も楽ですね。


長くなるので、次回に続きます。
2023年11月16日 05:55

BASEにおけるインボイス対応のご説明

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BASEにおけるインボイス対応につきましてご質問いただきましたので、こちらで説明させていただきます。


ご注文いただき当社より発送が終わり送り状番号を入力した段階で上記のようなメールがご購入の際に登録されたアドレスへ送信されます。
上記は当社にも届く写しとなっています。


2024年1月より電子取引の電子保存義務化につきましては、こちらのメールと決済方法による裏付けになるものの(銀行振込、クレジットカード決済、コンビニ払いetc)保存を行っていただければよろしいということで税務署の確認が取れています。
つまりはわかるようになっていれば良いということなので、元々ちゃんとやっている会社なら何も変わらないという結論でした。
当社でも既に保存を開始しており、メールソフトのルール付で「インボイス」を含むメールはインボイスのメールボックスへ自動的に入るようになっており、後で検索する際もわかりやすくなるようにして対応を行っております。


当社にて写しも保存してありますので、後にわからなくなってしまった場合は購入日時をご連絡いただければメールにて写しをお送りさせていただきます。


量子コンピューターによる管理になればこのあたりもうまく機能しもっと効率的に回っていきますから今はその準備段階といったところでしょうか。
またご不明な点がありましたら、お問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
2023年11月14日 05:55