ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

アーカイブ 統一される仕様書の仕組み

2018年8月28日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

先月のコラムでワックスの耐久性をコントロールするという記事を書きましたが、それには仕様書による要因を考慮しないといけない場合があるのです。
そして統一される仕様書というのには、今時そんなことをしなくてもという「毎月洗浄ワックス2層塗布」仕様。
これには大手の管理会社さんになればなるほど、全国の品質を担保するのに必要な仕様だったりします。


↓過去記事はこちら

毎月洗浄ワックス2層塗布 & うち年1回剥離清掃
という仕様書を見かけることがあります。
特に大手管理会社さんにある仕様ですね。
洗い屋という職業をしていると?マークがいっぱいになります。
今の技術では、毎月塗る必要もなければ、年1回の剥離清掃も必要ありません。
nano+を使う必要もなく、どこにでもあるものでそのような管理はできるようになっています。
もちろん使い方によりけりという条件がつきますが。。。
その使い方によりけりという条件がポイントなんですね。


 

この誰がやっても、どの現場でもが重要

その仕様ができたのは・・・
バフで戻したものの十分に光沢が戻らない、洗わずにモップで拭いてワックスを塗ったり、洗浄が不十分でワックスを上に被せるなどなど、
その結果お客様からクレームが出てしまい、誰がやってもどの現場でもある程度(レベルは低くなっても)のラインで品質が担保できるようこのような仕様になっています。
管理現場が多くなり、外注先さんも多くなってくると、作業する人も不特定多数になりますので、様々なクレームが生まれるんですね。
これをまとめて平均化するのがこの仕様。
この仕様があるから割り切って作業して技術が向上しないという問題はありますが、大きな目で見ればこの仕様が、不特定多数で多くの現場を管理するのには1番理にかなっていたりするんですね。


 

ただそれではいけないので・・・

nano+はそれにも合わせて作っております。
それに合わせるには少しポイントがありますが。。。
導入の効果として、
リンスしなくても密着するので、耐久性が向上し、ヒールマークが減り、ワックスに油もつかないので、日常清掃も楽になります。
UAフィニッシュLは速乾タイプのワックスで洗浄で剥離も可能。
剥離剤を使う必要がなくなります。
500倍の洗浄液を先塗りというのがポイントですが、それを徹底するのが難しければ、US SPPパッドを片面500㎡ずつで使って頂けば、減膜量が増えるので剥離周期も伸ばすことができます。
US SPPパッドとパッド台の間には必ず、使い古しの白パッドか赤パッドを挟んで使って下さいね。
これを挟まずに使うと凹凸を拾いませんので。
最後に、年1、2回は洗浄液を先塗りで洗って頂くと剥離作業の代わりになます。
ここを押さえておけば多くの現場に水平展開頂いても品質レベルを上げることができ、剥離作業から解放されます。
パッドと洗浄液とワックスを変えるだけで品質レベルは上がり、施工会社さんにも作業に余裕が出ますので収益率が上がるだけでなく、余裕が出ることでクレーム発生率を抑えることが可能になります。

 
 
もちろん技術を磨き、耐久性を出しながら利益率を改善していくのにもnano+は使えます。
誰にでも使えるシステムでありながら、作業性の良さと利益率の改善だけでなく、短時間でこれまで以上の品質も出せるので、意外にマニアックな洗い屋さんに使って頂いております。
先日も日本でトップクラスの洗い屋さんにご評価頂いたのは本当に嬉しかったですね。

↑過去記事ここまで



最近では大手の会社でも、剥離無しだったり、2液性のウレタンは、シリカ系のコーティング剤を使った仕様も増えてきました。
とはいえ、剥離できない被膜というのはより難易度が上がり、長期で見た場合に破綻してしまう可能性が高いのです。
傷はいらない現場なら良いかもしれませんが、そもそもそんな現場ならワックスでも同様に維持が可能なのです。
昔ある大手管理会社さんの仕様や使っているワックスなど聞いたことがありましたが、それは頭の良い人が全体を統一する為によく考えているなと感心したことがあります。

ここでは大手の管理会社さんの〜という話でしたが、誰でもできる=自分でも使うのが楽ということなのです。
そして自社スタッフに作業させるにしても、外注先に頼むにしても、品質のばらつきが少ないということ。
とはいえ、現場が良い状態でなければ意味はありません。
ナノプラスはそれを誰でも維持しやすく、UAフィニッシュLを使ってメンテナンスしていくことで、もし剥離が必要になっても、浸透剤(仮)と多機能還元水で大幅に減膜が可能ですから安心です。(SPPパッドを新品で洗うだけでもかなり減膜量は増やせます)

特に毎月ワックスを塗る現場では、ナノプラスの特徴でもある光沢復元洗浄によって被膜表面を整え、UAフィニッシュLを薄めに塗布することができるようにすることで、増膜を防止することが可能です。
つまりは毎月塗る場合は、薄く2層塗っておけば良いですし、1層でよければ1層でもこれまでの2層分の光沢は出せるのです。
※新品のSPPパッドを使った場合は2層必要。


そのポイントだけ押さえていれば大きな失敗をすることもないでしょうし、これはまずいと思った時点で簡単にリセットすることもできるのです。
2022年02月03日 10:00

自然体と頭脳労働の話

人間は自然体でない時は動作がぎこちないものです。
新人さんが動きが悪いのは何をして良いか分からず自然体で入れないからですね。
これまで慣れてきた作業方法というのは習慣になり、自然体になっていき日々その作業をしていることでしょう。
それが正しい作業であれば良いのですが、そうでない場合もあります。



はじめる時に
ナノプラスをはじめる際に作業動画や作業の図解を確認頂き、それに取り組んでみたもののなかなかうまくできないという声を聞くことがあります。
まさに自然体ではない状態ですので、急にそれは身につかないでしょう。
人の習慣は平均66日という研究結果がありますが、毎日やっても平均66日なのです。
プロ野球選手でも素振りを日々行って身体に覚えさせるということを続けますが、我々の業界でどのくらいそれを行っている人がいるでしょうか?



理論を理解する
まず最初は真似てやってみます。
66日かかりますから、おそらくすぐにはできないでしょう。
そこで有効なのは、なぜその作業がその動きになっているかという理論です。
ナノプラスでは、全ての動きや使う資機材には意味があります。
一度に全体を理解して、急に変えることができる人というのは最初からそういう思考回路だったり、元々できているところが多いので、修正が少ない人です。
ほとんどが間違っている人の方が99%ですから、急にたくさんのことを変えるのは不可能です。
なので作業をダスターをかけるところから1つずつ変えていきましょう。
少しずつなら変えていけるものです。



変わった分だけ
早い話変えることができた分だけ、作業は楽になっていき、収益性も上がっていきます。
ナノプラスの理解度は収益性の高さに比例します。
下手にたくさんの仕事をこなすより、今ある物件の利益率を上げる方が簡単ですね。
今月のコラムにも書きましたが、売上を上げることが利益を残すことに必ずしも直結しないのです。
減価率をどうやって下げるかが重要で、低い減価率を出せる仕組みを作ってから規模を拡げることが重要です。
拡げてから変えようとするのはなかなか大変で、拡げてから変えるのは機械の大型化などの設備投資になります。

すごく簡単な表現をすれば、勉強して現場で実行した分、つまり自然体でできるようになった分だけ利益が増えるのがこのホームページには詰まっています。
この仕事は間違いなく肉体労働ではなく頭脳労働です。
肉体労働で仕事をしている間は、ただの役務提供であり、いわゆる人材派遣のようなものであり、そこに付加価値が創造されないので利益率が上がることはありません。
素人や他の人ではできない付加価値創造ができた分だけ利益率が上がるのです。
付加価値の創造に必要なのは学ぶことしかありません。
勉強は嫌いという人が多い業界ですが、体力は年々落ちていきます。
何歳まで肉体労働を続けますか?
2022年01月31日 10:00

アーカイブ 現場ではない部分のコスト削減

2018年8月1日のアーカイブです。
元記事はこちら


我々の仕事は目に見えない経費が非常に多い業界です。
見積に行く経費だったり、巡回に回る経費だったり、日常現場であれば資材の補充だったり。
資材に関しては多機能還元水によってほとんど補充の必要もなくなり、年1、2回の定期清掃の際に補充すれば十分になってきました。
いわゆる決算書上見えない経費ですが、ここをどう押さえるかというのがビルメン会社の経営ではポイントになります。



↓ここから過去記事

コストダウンと言うと、作業コストを下げることを考えがちですが、清掃業にはそれ以外のコストもかなりかかっています。
例えば見積の中に、社内での作業の準備にかかる時間は入っているでしょうか?
大体は入ってなく、利益の中から出していることが多く、コストと意識されたことのない方も多いでしょう。
しかし現実コストはかかっているのです。
ならばそのコストをどうやって詰めていくか。というのが今日のお話です。


 

モップを洗うコスト

いわゆるワンタッチモップは洗うのが難しく、脱水した後に絡まった糸を伸ばさなければなりません。結構時間がかかりますね。そして意外に拭けていない問題も。
そもそも綿のモップで清掃すること自体が間違いです。
用途が違いますので。
フラットなモップにすればすぐにその問題は解消されるのですが、
「まだ使えるから」→本来の性能が出る状態ですか?
「これに慣れているから」→個人の思いは現場には不要。
「困ってないから」→困っていることに気がついていない。
これはビルメン業界でよく聞く話ですね。
まだ使えても、慣れていても、綿のモップでは現場は綺麗にならないし、確実にムダなコストとして会社は困っているのですよ。
人件費が一番高いのですから。

うちの現場では人件費削減で新しいものを入れた時は、それまで使っていたものはもったいなくても現場から引き上げて使えないようにしています。


 

ちなみに当社のトレールモップですが、

作業時間自体も早くなりますが、モップのメンテナンス時間はかなり時間短縮が可能です。
使った後は、水道のホースで汚れを飛ばして洗濯機に放り込むだけ。そして洗濯機から出して干すだけなので、ワンタッチモップと比べても1枚あたり1〜3分程度時間短縮になります。
1枚で日常清掃される人はいないでしょう。
1枚あたり1分短縮できたとして10枚あったとしましょう。
1日10分→365日で60時間49分ムダにしているんですね。
時給900円だと54750円の利益が生まれてきます。
それに対する投資はトレールモップ600幅@1100円×10枚で2年程度使えます。
なんだたったの約50000円かと言う人もいますが、モップが10枚しかいらない小さな現場の売上に対する50000円の利益率はバカになりません。
特に利益率の低い日常清掃では。
そしてこれが100現場ある会社では500万円になります。
これはもはや社員1人分の人件費に相当しますね。

今回はモップの話でしたが、nano+は道具が少なく運用できるシステムなので、現場での道具の積み降ろしや作業場所までの移動時間も減らすことができるんですね。
それが毎日の作業での積み重ねでどうなるか一度計算されてみるのもいいかもしれません。
また時間の短縮もそうですが、体が楽になったという声もよく聞きます。作業は決して楽ではないですが、疲れにくい作業は疲れてからの品質低下も起こりにくければ事故も起こりにくいのです。
 
綺麗だけを追究しないのがnano+です。


↑過去記事ここまで


わたし自身の話ですが、重要になる現場では毎月請求書を郵送せず持参し、現場の状況や顧客の顔を見たり、現場の雰囲気や、顧客の会社の雰囲気を観察します。
特に最近は量子の研究を行っていることもあり雰囲気というのは非常に分かるようになりました。

それは削減するコストではないの?という指摘を受けそうですが、これは必要なコストです。
全てをコストカットしてしまうと大切なものを失ってしまうこともあるので注意が必要です。
逆にタイムカード回収や給与明細配布などは別の形で置き換えが可能で、当社でも古くから会計ソフトfreeeの労務管理を使用し、スマホアプリで勤怠管理や給与明細の確認ができるようになっています。

この仕事で1番コストがかかるのは現場の管理を行う管理スタッフです。
物件数が多ければ1現場ごとの負担は減りますが、1人で管理できる現場が少なくなればそれだけコストは圧迫されます。
とはいえ管理担当がいないと収益性に頭打ちが出ることも事実。
つまりは1人の管理担当がどれだけの物件を担当できるかが鍵なのです。
2022年01月27日 10:00

思考の認識範囲とお金に対する価値観の変化

以前、抽象度についてという記事を書きましたが、「抽象度」について認識不足の人もいるのでは?という指摘を受けましたので、今日はこちらのネタ。
以前にもこの言葉を使う際に説明はしていますが、復習と思って読んでみてください。

よく、あの人の話は抽象的だからもっと具体的に言って欲しいねなんて会話がありますが、それは少し本質が違っていて、それは話の焦点がボケているという意味です。

より具体性の高いところから抽象度を上げていきます。
↓の例を参考にしてみてくださ。

三毛猫のメス→三毛猫→猫→哺乳類→動物→生物
どんどん情報の範囲が広くなり,対象の数が増えていっていますね。
猫だと具体的な方がいいかもしれませんが、仕事においては対象の広いところから絞り込んでいく必要があります。
抽象度はどのくらいの視野の広さや時間の長さ(過去から未来まで)のことを言います。

自分が向かいたい方向に対して2つ道があるとします。
まっすぐで平坦な道や山に登って降りてくる道。
今立っているところから見れば,まっすぐで平坦な道の方がいいに決まっています。
しかしその道はゴール寸前で崖になっており、迂回もできず戻らないといけなかったり、そもそもそこからは戻れないということは仕事でもあるのです。
もう少し抽象度を高くして遠くまで見れていたらそんな道は歩みません。
非常にあたりまえのことなのですが,仕事でも人生でもそうなっていないことは多いのです。



現実の仕事では
洗剤がどうとか、ワックスがどうとか、そんなことは目の前しか見えておらず崖のに落ちる道を選んでいるのです。
会社の現場のことをざっくり表すと、
資機材→現場→管理→営業→経営
になっていきます。
経営をどうしたい、現場をどうしたいというところから考えた上で洗剤やワックス、作業の方法や管理の方法も決まってきます。
考え方が逆になりましたね。
ゴールから見ているので,崖のある道を回避することができます。
この思考回路になるとレベルアップです。

もっと広げるといくら自社のことを考えていても、業界全体がなくなってしまうと意味がありません。
なので、業界の為というのはあながち綺麗事でもなかったりするのです。
ある程度業界全体や世界の未来を知っている人は、その変化にどうするべきかを考え悩んでいます。

抽象度を上げて考えると、地域→日本→世界→宇宙と広がっていきます。
それぞれの立場によってどの抽象度で仕事をしていくかは異なりますが、より高い抽象度で仕事をする方がファンは増えますし、それだけ世の中の役に立ちますね。
この「世の中の役に立つ」ということがこれからの時代は結構大切なキーワードになっていきます。
お金よりこちらの方が重視される価値観のシフトが起こります。
自社のことだけでなく、地域や業界全体、社会全体を考えている会社の方が交換が持てますね。
その逆は、自分さえ良ければいいというやつです。
そんな人と関わりたい人はいません。
これまではお金の力によってそれもまかり通っていた時代ではありましたが、今からの時代はお金に対する価値観が変わり、お金に力がなくなっていきます。

仕事や経営を見る視点を短期ではなく長期で見る時代に変わっていきます。
これまではそういったものがあまり表立って出ることはありませんでしたが、世界の変化によって要らない会社にならないよう思考パターンも変えていかなければいけません。
その価値観の変化を理解して仕事をやり方を変えることができる人が生き残りやすい世界に変わっていきます。
2022年01月24日 10:00

リチウムイオンバッテリー回収のお知らせ

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ペンギンワックス社のリチウムイオンバッテリーLV925およびLV14につきまして、一部回収交換のお知らせが出ています。
↑の画像はペンギンワックスのの通りですが、詳細はペンギンワックスのホームページよりご確認ください。

12月の案内は出ており、もう知っているよという方も多いかと思います。
当社には案内がなかったので対象外だと思って氣にしていませんでしたが、シリアルを確認したところ交換対象でした。
おそらくバッテリーのシリアルまでメーカー側で出荷時に確認が取れていないと思われますので、対象のバッテリーをお持ちの方は確認された方が良いかもしれませんね。

尚、バッテリーを落としたり衝撃を与えたりするとバッテリーを損傷し、充電時に発火の原因となることがあります。
これはどんなバッテリーでも同様です。
逆に工事現場でも使われているマキタのバッテリーやテスラや電動自転車で使われていたパナソニックのバッテリーはすごいですね。
我々の使用環境から判断するに、落としたりするのは論外として、ポリッシャーに入れたままアスファルトなどを転がしていくことでバッテリーへのダメージが発生しているとも思えます。
また車に積む時もクッションのあるところに固定して置くことを心がけることでバッテリーの損傷を減らします。

これはバッテリー以外の洗浄機も含めた機械物は同じです。
日常清掃で使用する洗浄機も、フラットなワックス床の現場の洗浄機とバーナー仕上げの石材の床の現場の洗浄機とでは、バーナー仕上げの石材の床の方が基板などの痛みがかなり速くなる傾向にあります。
スーパーのバックヤードからの出入り口のコンクリートがガタガタというだけでもかなり変わるのです。
現場について車から機械を降ろす場合は、洗浄機やポリッシャーなどの機械物だけでも近い場所で降ろすことを心がけましょう。
テナントの洗浄機の場合、床の状態が悪い現場では、ウレタンフォームやエアクッションのタイヤに変更することで被害を抑えることも可能です。
2022年01月21日 10:00

アーカイブ 希釈ポンプの管理にご注意を!

2018年6月25日のアーカイブです。
過去記事はこちら


今の時期はさほど暑くはありませんが、希釈ポンプの定期的な洗浄は必要になります。


↓過去記事ここから


この暑い季節多機能還元水の希釈ポンプを車内に置いていると、途中まで出かかった多機能還元水が白く結晶化してしまうことがあります。
成分的にはなんら問題はありませんが、多機能還元水の通る経路が塞がれてしまうので、正しい1ccを吐出することができなくなってしまいます。

詰まってしまった際は、ペール缶に水を貯めてその中に外したポンプを入れ、何回かプッシュして水を吸わせてやることで綺麗に元通り。
多機能還元水やnano+クリーナーなどのポンプは、通常2週間に1回程度この作業をして頂きたいですが、これからの暑い時期の車内は異常な温度になりますので、1週間に1回程度の点検をお願いします。
正しく洗浄できたかどうかは、メートルグラスを使えば簡単に測れます。
モノタロウで「メートルグラス」と検索すれば  ↑ の商品が出てきます。
 
正しい希釈は正しいポンプの管理があってこそ!


↑過去記事ここまで


ペール缶であれば取手のついている1段下の部分が15Lです。
500倍希釈なら30ccですね。
2Lボトルのキャップは40ccですから3/4になります。
希釈ポンプではプッシュ数が多いですので、うちの定期現場ではキャップ希釈が基本となっています。
小さなスーパーでも60L以上洗浄液を作ることとなり、量子フロアメンテナンスでは多機能還元水を250倍希釈にしますから、60Lでは240ccになります。
プッシュしていると腕がつりそうですね。
うまくキャップを活用ください。
また希釈ポンプも使わなくても詰まりが出ますから、定期的なメンテナンスを行っていきましょう。



 
2022年01月20日 10:00

2月 ナノプラスお茶会のご案内(東京)

しばらくお休みしていましたが、ナノプラスお茶会と銘打った、リラックスして質疑応答をセミナーを開催致します。
ナノプラスを1ヶ月以上継続的に使用されている方が対象になります。
※まだ使われていない方のご質問はお問い合わせフォームより受け付けております。


◯場所
株式会社フリーダム 東京事務所
東京都中央区日本橋2丁目1-3-10F地図はこちら
JR東京駅日本橋口より徒歩5分
東京メトロ日本橋駅B7出口から徒歩1分


◯日時
2月19日(土)14時〜16時 
2月21日(月)11時〜13時 
※いずれも定員4名まで


◯セミナー内容
参加される方のご希望のテーマで行います。
現場のことから経営のことまで幅広く対応致します。
力の入った勉強する為のセミナーというより、リラックスしたお茶会のイメージです。


参加ご希望の方はお問い合わせフォームもしくはインスタのメッセージより、ご希望の日程を記載の上、申し込みください。
セミナー料などは無料になっております。
お気軽にご参加ください。
2022年01月19日 10:00

3M製品値上げのご案内

スクリーンショット 2022-01-18 14.25.27(2)
本日3M製品につきまして、↑の画像の通り2月出荷分よりの値上げの案内がありました。
1月まであと2週間もないところであり、常識では1ヶ月前の案内だろうというのが正直な気持ちです。
とはいえ、当社にも在庫があり、本日追加の発注をかけたこともあり、当社の販売するものとしては、4月1日からの出荷分を対象とさせて頂く予定です。
十分な在庫は手配済みですが、注文があまりに集中して在庫がなくなるようであれば、前倒しになる可能性がありますことをご理解頂ければと存じます。


こちらには具体的な金額の案内は来ておりませんので、詳細は改めてご案内させて頂きます。
㎡あたりの単価ではわずかではありますが、コストアップになってしまうことを大変申し訳なく思います。
宜しくお願い致します。
2022年01月18日 14:27

寒い時期のケミカル管理

IMG_2117
寒い時期になってきましたが、以前から何度も申し上げているように、ケミカルは生ものです。
極端に暑かったり寒かったりして良いものではありません。
そういったこともあり、海外からの輸入は、数ヶ月の間暑かったり寒かったりなので論外なのです。
コンテナの中でワックスが凍って、ワックスを塗っても塗ってもパウダリング(粉になって被膜ができない)という現象が起こる原因になります。


↑のペール缶が並ぶ写真はうちの倉庫ですが
地面に直接置かず、空間のある一段高いところで保管しています。
4Lボトルはさらに別の棚の上です。
あるワックスメーカーさんから教えてもらったことがありますが、寒冷地用として、ペール缶を段ボールで梱包して出荷することもあるのだそうです。
底冷えするなんていう言葉もありますが、床から伝わってくる寒さはかなりのもので、床までに隙間があるだけでもその温度差はかなりのようです。
人間で例えれば、靴を履いているか履いていないというところでしょうか。
そのダンボールだけでワックスが凍ってしまうか凍ってしまわないかという差が出るとのことでした。



当社の事務所では
自分自身が1番過ごす時間が長いこともあり、室内の温度に対する対策は一通りやってはいますが、それでも雪の降りそうな日は暖房をつけたままにして帰るようにしています。
ケミカルが凍るか凍らないかという話ではなく、生ものであるのなら極端な温度変化などしない方が良いのです。
人間ですら、灼熱や極寒という状態に長時間放置されればおかしくなってしまいますし、食品でも味が落ちるという現象になって現れます。
それはそのほとんどが水で構成されているからともいえます。
それが変化するかというのは現代科学では今の所明確な結論は出せないでしょう。
しかし量子フロアメンテナンスでは、その水を量子的にコントロールするかということに重点をおいてあります。
その結論から言えば、ケミカルに長旅をさせり、音がうるさいところや、振動が続くようなところに長時間置きっぱなしにしない方が良いのです。
裏を返せば、うちの事務所から出荷するケミカルについてはその逆のことも然りなのです。



大雪の降りそうな日は、ワックスや洗剤のボトルを空調のある場所へ移すという気遣いも必要かもしれません。
『そんなことまでするのか!」と言われそうですが、そんなことに気が配れない人は、現場でも大切なことに気を配れないと思います。
我々な素人ではなくプロですから、やるべきことはやるべきこととして正しく行い、プロの仕事をしていきましょう。
素人かプロか分からないような仕事をしていると、顧客の方が「誰でも一緒」と感じ、良い仕事に巡り会うチャンスも少なくなっていきます。

作業動画や作業の解説の図解もホームページにアップしていますが、なかなか見ていない人も多いようです。
お問い合わせを頂く際に、読んでいればその質問は出ない質問も出てきます。
読んだけど理解できていないと読んでもないは全く違い、メールでの会話でもそれはわかってしまいます。
一般的なケミカルメーカーのもののように、「購入して使う」のではなく、ナノプラスは「読んで理解して購入して使う」ものです。
設計思想というものがあり、それに基づいて使わなければ結果など出ることはありません。
プロとして大切なので、顧客に対して満足頂ける結果を出すこと。
わたしは使って頂く方に満足頂ける結果を出してもらう為に、嫌な顔をされても言い続けると思います。
結果の出せないプロがいる業界なんてあまりなく、プロ野球なら結果の出せない選手は2軍落ちか自由契約になってしまいます。
2022年01月17日 10:00

アーカイブ ワックスの耐久性をコントロールする技術

2018年6月20日の過去記事です。
過去記事はこちらから


耐久性を極限まで引き上げることで収益性を上げていこうというのがナノプラスの基本的な考え方ではありますが、それがオーバースペックということもあったりします。
大手の管理会社さんになると、全体の品質管理の関係から、仕様ということで洗ってワックスを塗ることを強制することがあります。
これはこれで全国でレベルの違う施工会社さんの品質をある程度の範囲でコントロールする為には理にかなっているのです。
できる会社もあれば、できない会社、そもそもやる気のない会社なんてのもありますから。
意図的に耐久性を落とすことで作業時間を短縮するという話です。


↓ここから過去記事

ワックス清掃においてワックスの耐久性を引き出すことだけが技術だと思いがちですが、耐久性をコントロールすることも技術の一つ。
下手に耐久性を出しすぎるとお客様によっては年間の作業回数を間引かれることも。。。
なので、耐久性をコントロールして、作業前に意図的に作業に入らないといけない状態をコントロールすることも技術なんですね。
作業工程のどの部分をどうすれば耐久性が変化するかは、一つずつの工程でどの工程をどうすれば耐久性がどう変化するかが決まります。
その工程を間引くことで時間を短縮します。


 

過剰品質と無駄なコスト

総合的に考えると、必要のない耐久性は過剰品質になります。
過剰な部分にかかるコストは無駄なコストなので、そこには利益の損失があるんですね。
契約上綺麗でも洗ってワックスを塗らないといけないという現場がないわけではありません。
大手さんの現場になればなるほどそういう傾向にあります。
というか、大手さんなのでそういう契約になる理由があるんですね。
個人的には無駄な作業だと思います。しかしその契約の根本は、多くの現場を管理するのに、ある程度最低限の品質を管理しやすいように仕様として決めたものなんですね。
それぞれの勝手な判断で、何もせず帰ったり、バフで逃げたりして、お客さんからクレームが入ることがありますので。
綺麗かどうかの判断は人それぞれで、10人いれば10通りの見え方がありますので。


 

無駄なコストは競争力の低下に

耐久性をあげてやらなくても管理費を頂ける美観契約(当社の契約は基本こちら)であれば、丁寧な作業で耐久性を出すことが利益を生みます。
しかしそうでない場合は。企業の競争力低下につながります。

作業工程での耐久性変化についてはセミナーでお話ししています。

↑過去記事ここまで



毎月ワックスを塗らないければいけないのであれば、汚水回収後床面をしっかりと乾燥させる必要もなく、すぐに塗布しても良いのです。
もちろんどのレベルで維持させるかにもよりますが。
毎月塗って剥がしてを繰り返す感じですね。
それには簡単に剥がせるUAフィニッシュLは非常に便利です。
UAコーティングはそれほど簡単ではありません。
UAコーティングの場合は、光沢復元洗浄を繰り返し、3、4回に1回塗り直すというイメージです。

もちろんちゃんとした作業を行い、洗浄のみで管理していくのが理想的ではありますが、状況によっては必要な作業の引き算を行ってオーバースペックをカットしていくことも必要なこともあるのです。
2022年01月13日 10:00