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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

アーカイブ リセット(剥離)の方法の話①

2018年10月15日のアーカイブ記事です。
元記事はこちら


剥離剤で剥離するにしても、洗浄で剥離するにしても、まず最初に一手間加えてからやった方があとが楽ですよという記事。
ホームページのトップにも図解で入れていますね。


↓ここから過去記事


 

今日の話は少し長くなってしまったので、2部構成です。

 

剥離の方法といえば剥離剤をまく!というのが一般的でしょう。

しかし剥離剤は危険で、人体に対する負荷も床材に対する負荷も大きく、できればやりたくないところ。

これを濃い洗剤を用いて落とそうとする人もいますが、希釈が濃ければ安全な物でも危険な物になっていきます。

物によっては危険なものを薄く使う方が安全だったり。

またお財布への負荷が一番ダメージが大きかったりします。

最近では希釈が3倍だ5倍だという話も聞くことがありますが、その洗剤のコストはいくら?という話。

どれだけ安全で落とせたとしても、利益が出ないのであれば、綺麗になっても修行でしかありません。

精神論で仕事はできません。

洗剤メーカーの言われるままに、メーカーを儲けさせているだけなんですね。

昔、負のスパイラルという話をしたことがあります。

濃い希釈の洗剤→ワックスが黄ばむ黒ずむ→定期清掃が増える→ワックスがビルドアップする→剥離がある

→結局ワックスと洗剤が売れる

と希釈が濃い洗剤がそもそもいかんですね。

 

 

それではどう剥離するのかという話

nano+では洗浄作業を繰り返していればそのうち勝手に剥離ができるので剥離作業をしませんが、お客様から頼まれたり、仕様なのでと言われると致し方ない部分もあるかもしれません。

剥離に必要な洗剤や剥離剤、そして水の量は、そこにあるワックスの量と経過した時間と水温と床温によって決まります。

ワックスは立体の被膜なのでどれだけの容積があるかというのが一番大きなポイントなんですね。

ワックスが2層しかないところと20層あるところでは、2層のところの方がケミカルも水も少なく済みます。

剥離しなければならない状態というのは、洗浄2層×年12回→24層と最低でもこのライン。

10年ものだと240層ですね。

昔30年ものを剥離したことがありますが、720層です。。。しかも階段で手強かった。。。

ただし1層あたりの塗り厚によっても異なりますので、あくまで1層というのは目安です。

そしてそういった黒ずむ現場は毎回の洗浄でワックスは減っていません。

減るワックス>塗るワックス だと勝手に剥離ができますが、黒ずみビルドアップするということは洗浄でワックスが減っていないということ。

 

 

剥離するには容積をいかにゼロにするか

24層を剥離するのか240層を剥離するのか

24層の方が楽ですし、24層ぐらいなら剥離剤などなくても剥離は可能ですね。

なので洗剤なり剥離剤なり、まく前にそれを減らします。

どんなパッドであれワックスを減膜(全体を均等に減らす)のは不可能です。

同じ場所を15分回し続ければ別ですが。

しかし普通のポリッシャーや洗浄機でもワックスの容積を減らすことは可能です。

ワックスは立体的な被膜なので、剥離するには容積をいかにゼロにするかという仕事です。

技術資料集の洗浄関連資料にありますが、ここで重要になるのは単位荷重。

20キロしか荷重がかからないポリッシャーでも12インチと20インチでは単位荷重は12インチの方が大きくなります。

20インチだと荷重が分散する面積が大きくなりますので。

そしてパッドサイズだけではありません。

接地面が少ないパッドを使えば荷重は少なくても単位荷重が増えるのでざっくりワックスに大きな傷を入れられます。

 

目が開いているパッド(ハイプロパッド)と開いていないパッド(一般的なパッドで白パッドやSPPはこちら)とでは床に接地する面積が異なります。

ハイプロパッドの方が目が開いているので接地面積は少ないですね。(白パッドは設置面積が大きいですね)

その分単位荷重が上がります→縦にざっくり傷を入れてくれます。

ザックリザックリと傷を入れてくれると→ワックスの容積は減っていきます。

そうするとケミカル使用量が減りますね。

ただワックスはそう簡単に削れるものではありません。

なので、多機能還元水500倍希釈を洗浄機やポリッシャーに入れてワックスを柔軟にしてゆっくり洗います。

そうすると写真のように真っ黒なワックスが取れていきます。

当然これで剥離はできません。

しかし汚水の色を見てください。

剥離剤で洗ったような色が出ています。→容積を減らした!

単純にこれだけの剥離剤を使わずに済んだということですね。

剥離剤のケミカルコストはもちろんですが、剥離剤を塗って回収することを考えると、洗浄機をゆっくり押していればいいのなら作業コストはかなり安くなります。

時間がかかると言われる方もいらっしゃいますが、ダスターをかけた後に押していればいいのです。

他の人は車から荷物を降ろしたり水を汲んだり他の準備をしていればいいのですから。

10年以上経過したワックスはこれをやってからでないと剥離はしんどいと思います。

 

長くなってしまったので、続きは次回。



↑過去記事ここまで


カーペットメンテナンス専業の人は、ワックス床は2次元、カーペットは3次元なんて言い方をしますが、ワックス床も立体的にできたワックス被膜ですので3次元的に考える必要があるのです。
3次元的な面から見れば、剥離剤なり、洗浄液なりをどれだけの表面積に反応させるか、そして物理的に削れるものは化学的に剥がす前に物理的に削っておくのが1番なのです。
そして量子フロアメンテナンスになった今では、メンテナンスは5次元であると自信を持って言うことができます。
理解できる人もほとんどいないとは思いますが、その辺りの空間認識についても今後は触れていきます。
2022年03月10日 10:00

隠された量子技術③

これまでに2回に渡って、土地・建物の波動の話をしてきました。
今回は3回目の「人」の部分。
土地・建物・人のエネルギーによって、その空間のエネルギー(波動)が決まります。

これが高ければ、客層が良く、客数も増えます。
客層が良いと万引きは減り、客単価も上がります。
客単価×客数で売上が決まりますから、これは結構重要なところです。



人の波動の高い低いは、
・ポジティブな考え方や発言→高い波動
・ネガティブば考え方や発言→低い波動
と非常に簡単です。
注意をしないといけないのは、お金が欲しくて売上を上げたいという波動は低い波動になります。
本来やりたいことがあるので、お金を必要という思考パターンが高い波動で、神社でお金が欲しいとお参りすると叶いません。
社会の役に立つ事業をするのに、これだけお金が必要なのでお願いしますというのがポジティブな思考ですね。



実はうちの顧客の中でもいるのです
経営者が変わったことによって、本来の目的でなくお金を追いかけはじめ、社内がギスギスして波動の高い優秀な人間がどんどんやめていくという会社が。
そしてそのやめた人達はことごとく独立して成功していっていますね。(この業界ではありません)
波動の高い人は高い人で集まります。
つまりはそこにいる人の考え方によって、どんな人が集まるのかが変わってくるのです。
良い運気も波動の高いところに集まります。


これは自社の社内のことでも変わるのですよ。
愚痴ばかり言っている人達のところにはそういう人しか集まりません。
そして自分さえ良ければ良いと、安い金額で発注するばかりの会社には碌な外注先は集まりません。
これかれの時代はそれをも理解して仕事をしていく必要があるのです。

さて次回はこの件についての最終回。
実際にどうなったのか非常に氣になりますね。
2022年03月07日 10:00

弊社製品価格改定のご案内

20200401価格改定のご案内
昨今の市況変化に伴い、既に1月から価格改定が行われた企業もありましたが、当社ではある程度一時的なものと考え、価格改定についてはしばらく様子を見ることとしてきました。
しかしその間にも調達原価やコストも増加してきており、これ以上は当社でも高騰分を吸収できる状況ではないことから、当社製品も心苦しながら価格改定をさせて頂くこととなりました。
詳細につきましては、上記の通りご案内させて頂きます。
改定につきましては、原油高騰のような1つの要因ではなく、様々な要因から事業全体として判断し決めさせて頂いていることから全製品及び送料が対象となっています。
ご理解のほど、宜しくお願い致します。

尚、新しい価格表についてはこちらになります。
価格表の更新は3月31日に行います。
BASEおよびAmazonにつきましては、3月31日午前10時以降(3月31日出荷対象以降)に改定致します。


以上、宜しくお願い致します。
2022年03月03日 10:00

隠された量子技術②

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前回は保険会社は弥盛地(いやしろち)というパワースポットにビルを建てるという話をしました。
今回は2つめの対象で建物です。
ここが我々の仕事をして改善する部分です。


建物
前々回のビルのアンチエイジングの時にも話をしましたが、
・酸化=低い波動=低いエネルギー
・汚れ=穢れ(気枯れ→低いエネルギー)
※完全に気枯れした状態は死のことですね。

人が住まなくなった家はどんどん崩れていきますね。
いわゆる建物の気枯れ→死なのです。
人がいることで氣(本来は気ではなく氣です。違いをネットで検索されてみてください。)が入るので、建物の気枯れが防げます。
なかなかこれを科学的に説明できる人はいないかもしれませんね。

なので、低い波動になってしまうような建物のメンテナンスを行っていてはいけないのです。
そして汚れた状態が続くと波動が下がりますから、汚れないようにメンテナンスしていく必要があり、汚れない被膜や汚れない洗浄液、汚さないメンテナンス手法が大切になるのです。



参考画像
↑の画像をみてください。
以前管理していたフランチャイズのスーパー(元々うちは直営しかやっておらずFCは初めて)がコスト削減がどうのと宣うので、メンテナンスをやめた現場です。
うちが入らなくなると2年もせずになくなるよという話をしていましたが、2年も持ちませんでしたね。
結局別のフランチャイズオーナーが継続することになり、またうちでメンテナンスすることになったのです。
↑の画像は、改装が終わりオープン前日の床です。
あまりに汚れて、穢れているので新品のSPPパッドを洗浄機につけて予備洗浄しました。
まさに気枯れた店舗になってしまっていた訳です。
そして気枯れた店舗は波動が低いですから、波動が低いものや人が集まってくるのです。
土地+建物のメンテナンスの状態で今度は来店する客層や人数にも変化があるのです。

次回は、実際にこの店舗で量子フロアメンテナンスを行ってどうなったかという話です。
「人」について触れていきます。


※尚、隣に廃屋や幽霊屋敷のようなもの、その他エネルギーが低い建物があるとその影響を受けるので、対策が必要だったりします。
 実際の個々の店舗は、表通りと裏通り両方から入れる店舗で、裏側の波動が低かったので対策を行っています。
2022年02月28日 10:00

アーカイブ 綺麗なだけではダメなんです

2018年10月4日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

洗ってワックスを塗ったり、バフをかければ誰だってパッと見は綺麗にできるのです。
重要なのはそこではないのです。
その時に綺麗というだけでは収益性につながっていきません。



↓ここから過去記事


 

新たに実験したいことがあったので、事務所の床を洗浄してUAフィニッシュLを2層塗布。

nano+の光沢復元洗浄は被膜を平滑にするので、エンボスの床であっても平滑にすることが可能で、光沢を出してメンテナンス性を良くします。

ベーシックに洗浄してワックスを塗るという基本作業の質を上げることは地味ではありますが、どの現場でも使えるので1番会社の利益率改善に役立ちます。

そのワックスの耐久性をどれだけ最大限に引き出せるかは、完全密着させる仕組みだけでなく、正しく増膜させることができるかも大きなポイント。

どうすれば1番良い被膜を作ることができるかを詰めていけば、現場環境が変化してもそれに合わせて調整ができます。

 

 

良い被膜とは

先日社内のミーティングを行いましたが、日常スタッフの認識も、見た目の綺麗さでなく、実際の汚れにくさやヒールマークの入りにくい被膜が日常作業時間短縮に繋がるというのは共通認識。

残念ながら綺麗なだけではダメということですね。(汚いのは論外)

光っていても、研磨洗浄やバフのように表面にキズを入れてしまうとそういった作業時間短縮ができる被膜にはなりません。

研磨洗浄もバフも表面に微細な傷を入れて大小の傷を均等な傷に整えることで写像性を出しています。

 

 

傷を入れずに被膜表面を整えましょう

ヒールマークが入るなと感じてきたら、そういったことをせず洗浄で光沢を戻すのが簡単。

ちなみに洗剤を併用した研磨洗浄を昔からやっていましたが、作業後に耐ヒールマーク性が落ちて日常が大変という問題がありました。

多機能還元水はその原因を解決しているので、500番希釈の多機能還元水と3Mのスクラバー用の黄色パッドで光沢復元できます。

白パッドだとより平滑に仕上がりますが、洗浄スピードが落ちるので黄色をオススメします。

 

ともあれ、色々と重要なデータが取れたので、また現場へフィードバック。

明日はさらに新しいものを試す日。新しいものは楽しみですね〜

また明日は研修で九州から広島にいらっしゃるお客様が。

午後から座学と夜に現場で作業研修を行います。

これまで広島での研修はご希望の方に合わせてという形で行ってまいりましたが、12月からは第1火曜日、第1水曜日で座学と現場での技術研修も定例で行う予定です。

詳細は時期が来ましたらご案内致します。



↑過去記事ここまで


日常清掃がやりやすい被膜ができているかどうかというのはかなり重要です。
日常清掃があるにしてもないにしても、次回の定期清掃の洗浄作業の時間にかかわることですから。
ここまで追究していくとわかりますが、日常でバフを使っていると汚れやすかったり、ヒールマークが入りやすくなるのです。
細かい傷を入れるから当然ですよね。
日常清掃で洗浄機がある場合、痛みのひどい部分は多機能還元水250倍を塗布して洗浄機で洗うだけで光沢の復元を傷を入れずにできます。
この作業は定期清掃でやっていることと同じですが、1日100㎡くらいずつでもやっていけば定期清掃は、ワックスを塗らなければならないところまで不要になるだけでなく、日常清掃がやりやすい被膜を長期に渡って維持することが可能なのです。
2022年02月24日 10:00

隠された量子技術①

前回量子的な波動の話をしました。
今回はその続きの話です。
ナニヲイッテイルノカヨクワカラナイヨ的な話です。
読むと怪しさ満載ですが、既にある程度解明して、理解できている部分まで書くことにしました。


よくある話で、どんな飲食店が入っても、なぜか潰れてしまうテナント物件って見たことはありませんか?
どこの地域にも必ずありますね。
その経営方法が悪いわけではないのに、なぜか続かないのです。
実はこれにはちゃんとした理由があるのです。

今回は、量子フロアメンテナンスの本質的なところに触れていきます。
以下の3つの項目が関わっているとわたしは研究しています。
・土地
・建物
・人
これによって建物の空間エネルギーを左右されています。



土地
土地による違いがあるのかどうかという話ですが、これは間違いなくあるのです。
生命保険会社はそれに基づいて、良い場所に建物を建てています。
以前少し書きましたが、弥盛地(いやしろち)と気枯地(けがれち)のことですね。
実際に磁場や酸化還元電位などによって決まるのですが、ちゃんとエネルギーが高い弥盛地に建てています。
日本の昔の人は良いものを残してくれました。
それは「神社」です!
わたしの個人のインスタを見られている方は、この2年くらい神社ばかり行って仕事をしていないと思われたかもしれませんが、実はこの研究の為でした。
神社や弥盛地に建てられていて、Googleマップで見てもわかるように、その隣に生命保険会社が建てられていることが多いのです。
※神社以外の弥盛地(つまりはパワースポット)にある場合も多いです。
実際にそれを担当する人がいるのも事実です。
表向きには隠しており、そんなものは迷信だ!と言って、みんなには使わせず自分だけ使うのです。

エネルギーの研究をしていますと、感覚的に良い土地・悪い土地が分かるようになっていきます。
この悪い部分がなぜ悪いか分かれば、それに対する対策もできていくので、前述した潰れる飲食テナントも潰れる確率が減っていくようになります。

話が長くなっていきますので、次回に続きます。
2022年02月21日 10:00

アーカイブ 作業方法の改革

2018年9月6日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

作業方法の変更によって、作業時間を詰めるという話。
この回はコードレスポリッシャーによってすみ擦りをやめたという話。
ポリッシャーの当たらないところはワックスを塗りません。
そもそも階段以外でポリッシャーの入らないところは、歩行頻度が高いわけでないので、洗ってワックスを塗る必要はなく、多機能還元水を塗ってモップで擦り回収するだけで良いのです。



↓ここから過去記事


ペンギンワックスのリチウムイオンバッテリーのコードレスポリッシャー
最近はよく見かけるマシンです。
うちの会社も17インチにして導入しました。
実際に使ってみると本当に本当に良いマシンです。
カーペットの洗浄は厳しいですが、洗浄ワックス作業なら同サイズの洗浄機以上の作業面積をこなします。


これまでバッテリータイプのポリッシャーは現場レベルでは全く使えず、コード式のポリッシャーがメインでした。
しかしコードがあると洗浄機の動きが制限されて実用的ではありませんでした。
コードレスなら問題なく洗浄機と同時作業が可能になります。
その結果作業スピードは飛躍的に向上しました。


 

すみ擦り作業の廃止

まずスプラッシュホルダーなどの道具を使った手作業によるすみ擦りは、現実的には思うような減膜はできていません。
手でスコッチも持ってゴシゴシすれば別ですが、体力が持たないでしょうし、今時そんな作業は剥離作業でも無い限りやらないでしょう。
道具を使ったすみ擦り、これは長期にわたり検証を行いましたが、労力の割に気休めでしかありませんでした。
この原因として1㎠あたりにどれだけ力をかけて何回擦っているかということです。
だいたい軽く擦っているし、回数はほとんど擦られていないですね。
キッチリキッチリ何度も力を入れて擦っていたのでもはや修行です。。。

それをポリッシャー作業に置き換え、すみ擦りを極力やめます。
その時間と体力消費量の削減たるやかなりのものです。
コード式のポリッシャーの場合は、ポリッシャーで先に洗浄機が走りにくい部分を洗って、洗浄機がまっすぐ走れる状態を作ります。

どうしてもポリッシャーの入らないところだけは手作業で対応します。
ただし人が歩かないところにわワックスを塗る必要はありません。
塗らなければきちんと擦られていなくてもどどうということはありません。
当社の現場は隅から10センチは開けて塗っています。
擦る場合のツールは、使い古しのUS SPPパッドをすみ擦りのホルダーにサイズに切ったものを使います。


 

洗浄機の弱みの消し込み

洗浄機で定期清掃ができれば作業効率は上がると思われがちですが、必ずしも上がるとは言えません。
洗浄機は直進方向には絶対的な強みがあります。使い手の技術の差も出にくいですし。
しかし横方向の動きは非常に弱いです。
道具を増やさないように17インチの洗浄機1台で作業すると、隅の部分はヘッドを入れて後ろに引いて横にこじってという動きになります。
綺麗な長方形の現場であればそれは4カ所で済みます。
しかしそそんな建物ばかりではありません。
柱の出っ張りやエレベータ周り、建物の壁面は凸凹しています。
その度に洗浄機を止めてこじっていたのでは遅く、ポリッシャーでやってしまった方が早いんですね。

逆にポリッシャーの弱点は洗浄機より真っ直ぐには押しにくい点と作業者による差が出やすいこと。
まっすぐ押せない問題は自分が横になれば解決します。
あとは回転方向によってパッドのどの部分が洗えているかを理解できていれば、nano+なら走っても洗えます。
実際の動画はこちら
※スピードが速すぎて信用してもらえないので、撮影用にスピードを落としてあります。
UAフィニッシュLで正しく被膜を作れば、これ以上のスピードでも被膜を除去できます。

どの部分が洗えているか理解しにくい場合は、
こちらの資料をご覧下さい。
もしくは何も考えず、動画の通りポリッシャーを動かして下さい。正しく回すと洗浄液は中に集まってきます。洗浄液が集まって洗えることがポイントです。

洗えている部分は自分を中心にして左に進む場合、反時計回りのポリッシャーなら回転しているパッドの前側です。右に進む場合は、パッドの後側になります。


 

上手く使えば大幅な時間短縮に

現場によっては洗浄機をなくして手作業での回収に変えて、3人で半日の現場が1人で半日になりました。1/3の人件費です。
さらにnano+以前は3人で1日かかっていた現場でしたので、それと比べると実に1/6の人件費で施工できるんですね。

急速充電器と大型バッテリー、17インチ換装で30万円しましたが、人件費を考えるとすぐに元がとれます。
急速充電が可能なので、休憩時間に充電したり、移動中に車で充電すればバッテリー1個でも十分に運用できますね。
不安な方は充電替えに小さいバッテリーがひとつあってもいいかもしれません。


 

もう一つのポイントは

「洗浄液の先塗り」に尽きます。
先に塗るのは面倒なのでとポリッシャーのタンクから洗浄液を出して洗われる方がいらっしゃいますが、ワックス塗布前の洗浄では絶対にNGです。
洗浄液の量と反応時間が足りませんので、剥離が発生する原因になります。
そして最大の理由として、ポリッシャーをゆっくり動かさないと汚れすら落ちないこと。
洗浄液を先塗りしておけば、ポリッシャーを早く動かしてもそれ以上に綺麗に洗うことができます。

当社でも時間を計ったことがありますが、同じレベルの洗浄だと先に洗浄液を塗ってから洗った方が早く洗えるというデータも出ています。
もちろん、nano+のケミカル、ワックス、パッドという前提はありますが。


作業時間の短縮はこういった道具の使い方一つで大きく変わります。
普段それを考えながら作業されてみてはいかがでしょうか?


↑過去記事ここまで


いまだに洗浄液を塗ってから洗わず、タンク出しで洗う人もいるようですが、99%ではなく、100%失敗します。
それに洗浄スピードが遅いのです。
洗浄スピードは非常に重要です。
ワックス塗布前の洗浄で、SPPパッドでなく黄パッドで洗浄する実験(減膜量は十分出している状態)もしたことがありますが、取れにくいヒールマークなどもあり、SPPパッドの方がはるかに洗浄スピードが早いのです。
同じ光沢にするには、SPPパッドの方が+ワックス1層必要になりますが。

作業の中で1番時間がかかるのは戦場の時間です。
さまざまな工夫によって洗浄時間を短縮していきましょう。


 
2022年02月17日 10:00

建物のアンチエイジングと量子技術

建物も経年劣化によって痛みは出てきます。
それを劣化させない為にメンテナンスが本来必要なのですが、作業方法や使用する資機材によって自らが劣化させてしまっているということがこの業界は多いのです。

以前当社の現場を見学に来られた人に「このトイレは本当に10年以上経過しているのですか?」と尋ねられたことがありました。
結構な頻度で使用されているトイレですが、10年経過とは思えないレベルで、新品レベルで綺麗なのです。
ちなみに改装していないトイレは30年くらい経過していますが、一般的なトイレのレベルで見れば、使われているものは古いですが、綺麗かどうかで言うと5年も経過していないほど綺麗です。
便器も洗面台も床もスタッフが頑張ってくれているので綺麗なもので、床で寝ても大丈夫そうなレベルです。

うちの日常現場では素材に傷を入れるものは使いません。
トレールモップの端切れがメインで、どうしてもひどい汚れがあった場合のみ黄パッドの端切れを使います。
洗剤も酸は使いません。
多機能還元水のみで、基本は500倍、ひどい汚れ(カップラーメンの汁を洗面台に流されたり、カップ焼きそばの湯切り)があった場合には、250倍や100倍希釈ですることがあります。
界面活性剤を使用することはありません。
そうすることで素材が痛むことはありませんね。
ここでいう痛むというのは、物理的な話だけではなく、化学的、量子的な意味も含みます。

衛生陶器に酸を使用すれば、わずかでも表面は痛みます。
弱アルカリの還元だけで汚れを落とせば表面が痛むどころか、酸化した部分は還元されてアンチエイジングされます。
実はこの酸化還元によるアンチエイジングは、多機能還元水を使って様々な分野で研究を行っています。
金物は錆びにくくなりますし、樹脂のパネルは過度に硬化して脆くなって割れていくのが柔軟性が戻ったり、嫌な匂いが出る原因も抑えられます。



量子的な意味
還元することで波動を上げることができます。
波動というのは目には見えませんが、一言で言うとエネルギーです。
熱エネルギーのことではありません。
エネルギーと一口に言っても色々あります。
普通の人はこれを近くできませんが、中にはこれを近くできる人もいるのです。
その量子的な波動をもコントロールするのが量子フロアメンテナンスです。
波動というのは現代科学でも十分に解明されていませんが存在はしており、高いエネルギーには高いエネルギーが、低いエネルギーには低いエネルギーが集まるようになっています。
汚れは穢れ(気枯れ)とも書き、低いエネルギーですから汚れやすくなります。
逆に多機能還元水でメンテナンスすることで高いエネルギー場がそこに作れますから、量子レベルで汚れにくいということが言えるのです。

おそらくこんなことを言っても信じない人が99%以上でしょう。
波動関係は怪しいものも多いですからね。
しかしその知識を得ることで認識して使っている人たちはいるのです。

来週のコラムでは、実際にそれを使っている大手企業の話に触れていきます。
2022年02月14日 10:00

アーカイブ 削減するコスト(数字)は嘘をつきません

2018年8月28日の記事のアーカイブです。
過去記事はこちら
この頃は不定期に思い付いた時にコラムを書いていたようで、1日2本書いていたようです。
その代わり1ヶ月で2、3本の時もあったようですね。
1週間に普通の記事1本とアーカイブ記事の追記1本を書くのもなかなかネタが大変だなと思うこともありますが、可能な限り継続していきたいと思います。

普通の記事は未来のこと、アーカイブ記事は現時点でも必要な内容になっています。
過去の記事なので、多少異なる部分がでることはありますが。



↓ここから過去記事

 

今日は経営的な話。
といっても経営者以外の方にも将来や収入に直結する話なので重要な話です。

 

 

私の経営の師匠のいつも言う言葉ですが・・・

売上は100%コントロールできません。
経費は100%に近いくらい経営者がコントロールできる数字です。


考えたら当たり前のことではあるのですが、この業界かかるものはかかるよねと気にしている人は少ないのも現実。
だからこそnano+はここを重要視しています。

 

 

多機能還元水に入れ替えるだけで利益は出ます

1番てっとり早いのが、洗剤を多機能還元水に変えること。
特にトイレ洗剤は希釈が濃いですから、大きなコストダウンです。
nano+導入のお客様でも日常清掃現場を多くお持ちのお客様は全ての現場を入れ替えを進めてらっしゃいます。
1現場の削減額は少額でも、全社の現場のケミカルコストを80%カットすると社員さん1人分の人件費ぐらい捻出できてしまいます。

現在業界では希釈後1Lあたりの単価で比較した場合、多機能還元水より安い洗剤はありません。アルカリ電解水生成機でも、本体価格+メンテナンス費用(半透膜交換など)まで考慮すると5年で見ても月に20,000円前後でしょうか。

 

 

経営で利益率は最も重要な指標

会社経営の仕組み(特に金融)を勉強すればすぐにわかること。
そのルールを知らずに経営を行うことは、ゲームでルールを知らずにプロとギャンブルするのと同じ行為。

利益率(額ではなく率)が上がれば財務面で見ると経営にはいいことばかり。
金融機関や信用調査機関の点数が上がります。
その結果、調達金利が下がりさらに点数は上がります。
大手企業の取引口座開設がしやすくなるのでチャンスが増えます。
→結果どんどん収益性の良い会社になっていくんですね。
また運転資金も少なくて済むので、一気に売上が上がっても慌てることはありません。

 

 

どんなビジネスでも

利益率が高くなる仕組みを作ってからビジネスを展開していかないと、大きくなってから修正するのは本当に大変なんです。
特にビルメン業は、規模が大きくなればなるほど利益率は落ちていき、運転資金は増大し経営者はしんどくなります。
営業を増やせば車が増える、作業スタッフを増やせば作業者と機械が増える。。。
利益額は増えても利益率は増えません。

 

 

利益が出ない会社は給与も上がりません

非常にドライな考え方ではありますが、利益が出ない状況で給与を上げる経営者など現代では天然記念物です。
最初の給与が安くてあげる余力があるか、社長が身を切って昇給させているのでしょう。
長い目で見るとどちらも良い会社ではありませんね。

あまり大きな声で言う経営者はいませんが、うちの会社では、改善により収益性が良くなった分を評価として給与を上げることをスタッフに経営計画発表会で宣言しています。
裏を返せば何もしないと給与は上がらないよと。

お客様からの受注金額は下がることはあっても上がることはありません。
下がった利益を補う為にたくさん仕事をします。
会社全体で見ると、今までよりたくさん働いて今までの給与水準が保てる。
けど経営者も労働者も機材も疲弊するという悪循環へ。

無駄なコストは早くカットしてしまえばそれだけ会社に現金が残り選択肢が増え、ビジネスにおけるチャンスが増えます。

こうしたことからnano+は企業経営にも貢献していきます。



↑過去記事ここまで


起業しようという人に多いのは営業マンタイプの人が比較的に多いのですが、売上を上げることには強いのですが、経営的な面で弱い人が多い傾向にあります。
どんなビジネスもそうですが、大切なのは売上ではなく、どれだけ利益を効率よく残せるか。
この効率よくというのが非常に大切です。
この効率を上げようとする人は少ないのです。
ある程度の売上高になったら設備投資して利益率を上げるんだという人も多いですが、広げる前から効率の良い形にした方が成長スピードは早いですし、来年やるのと今やるのでは、今やった方が1年分の成長スピードが異なります。

経営の勉強はなかなか大変です。
正解はありませんから。(ダメなものの方が多いです)
わたし自身の経験上でも、その教えてくれる人によって成長も大きく変わります。
このホームページの情報はそういった素晴らしい方の意見やそうでない方の経験も踏まえて記述しています。

単純な話ですが、売上を増やしてそこの利益を増やすより、既存の管理している物件の作業原価や管理原価を下げてしまった方が、確実に数字になり、そして下がった原価は新規の物件にもそうなるということ。
ナノプラスは高品質というだけでなく、現場コストを下げることで、仕事をする時間を減らすことも提供します。

 
2022年02月10日 10:00

知識がないものは認識できない

学ぶことが嫌いな人が多いこの業界。
以前セミナーをやっていた時に、「勉強したくないからこの業界に入ったのに」と言われたことがありました。
勉強しなければ勉強しなくても構いません。
しかしそれだけ視野が狭くなり、収入はいつまで経っても増えることなく、体力の限界と共に動ける量が落ちてきて、収入も落ちていくという話を前回のコラムに書いた通りです。

知識を得ることは情報社会だからではなく、昔から必要なことなのです。
1番分かりやすい話で行くと、ワックスの密着率という意味がわからない人がこの業界の99%です。
つまり密着率が耐久性とリンクし、収益性に直結することが理解できないのです。
理解できないというよりは認識できていないというのが正しい表現かもしれません。



セミナーをした時に
質問を受け付けると、「分からないことが分からない」という声が上がります。
歩いたことのない道の風景は見えません。
なのでセミナーは既に使われている方に限定しているのです。
分からないながらでも自分自身の道で歩いてみて、見えた風景で疑問に思うことはあるでしょう。
そこから知識を深めていく



知識のレベルによって
作業動画や図解を見た時に受け取る情報量も異なります。
知識のレベルが上がれば上がるほど受け取る情報量は増え、より詳細な部分に目が行くようになります。
学べば学ぶほど見えていなかった部分が見えてくるということです。



量子フロアメンテナンス(QFS)は
そもそも目に見えない量子技術を使いますから、学ばないと使うことができません。
耐久性だけでもこれまでのナノプラスと比較して3〜5倍程度の耐久性や汚れにくさの差が出ますから、一般のワックスや洗剤を使うものと組み合わせると数十倍の差が出ると言えるでしょう。
これは圧倒的な戦力差です。
とはいえ全てを理解することは不可能です量子技術と一口に言っても量子物理学や量子力学だけで全てが説明できる訳ではありませんから。
現代は何か専門分野を持つことは当たり前で、それに加えて他の分野の知識を持たないと社会全体が見えない世界になってきました。
政治、金融、医療、歴史、ITなどなど、これらは自分自身の身を守る為に最低限ある程度の知識を持つことが必要な時代ということは、もはや言うまでもありません。
狭いところから全体を見るのではなく、より広いところから全体を見るのです。
そうすると医師免許を持っている医師が言っていることが間違えていることも多々出てきます。
その業界では正解とされていても、社会全体からするとおかしいということはどの業界でもある話で、我々の業界はそれが非常に強い業界です。



負のスパイラル
以前「負のスパイラル」という言葉を使っていましたが、
・汚れるワックスを塗って
・汚れる洗剤で黒ずませ
・間違えた定期作業でビルドアップさせて
・黒ずんだワックスを危険な剥離剤で剥離し
・また大量のワックスを塗りこむ
これをずっと繰り返して得をしているのは誰でしょうか?
そう、メーカーだけで、顧客する得をしていないのです。
そしてこんな馬鹿らしいことは、他の業界の人に聞いてみると「改善すれば良いだけ」と返ってきます。
それを「これはこんなものだ」と勉強も努力も工夫もせず繰り返してきたのが我々の業界なのです。

できるのにやろうとしないというのは怠慢と顧客はとらえます。
認識できていないだけで、学べば認識できるのです。
色んなお手伝いはできますので、一緒に業界を良くする為に取り組んでいきましょう。
2022年02月07日 10:00