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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

「ケミカルは生もの」 とお詫び

UAフィニッシュL

まず最初にお詫びから

昨日よりUAフィニッシュLのご注文が急に増えており、在庫が不足していることから、数件のご注文が発送待ちとなっています。

すぐに増産の段取りを行っておりますが、準備出来次第順番に発送させて頂いております。

10/9の今現在でご注文頂いたものは12日(金)もしくは15(月)発送予定となりますので、大変ご迷惑をおかけしますが、ご注文際はご了承頂ければと存じます。

 

 

今日の本題ですが

ケミカルの管理はどうされていますか?

きっちりされたお客様は必ず直射日光の当たらないところで保管されており、真夏の現場でも必ず車から降ろして日陰に置かれています。

私も同様に倉庫でも1番奥のシャッター開けても日が入らない場所で保管していますし、現場についたら必ず建物の光が当たらない場所に移動します。

真夏の車内は考えられない温度になり、車内に放置された子供が熱中症にという、ひどいニュースが夏にはありますが、何も暑い時期だけではありません。

寒すぎてワックスが凍ってしまったらどうでしょう?もう使えません。パウダリングを起こしてちゃんとした被膜になりません。

暑くても寒くてもワックスにはいいことはありません。

 

 

ワックスや洗剤は生もの扱い

ワックスも洗剤も大半は水でできています。

野菜や人間と一緒ですね。

野菜を炎天下の中、直射日光が当たる締め切った車に入れておいたらどうなるでしょう?

しかも1日ではなく数日ですから、悲惨な結果が見えています。

だからこそワックスや洗剤もなるべく直射日光の当たらない暑すぎず、寒すぎないところで保管する必要があります。

セミナーをするとそんな細かいことまで気にするのかと言われますが、ある程度より上のレベルを目指すには必要なことです。

PM2.5やワックス1層の厚さが2ミクロン前後(2/1000ミリ)のものを扱っている我々の仕事は細かくあるべきなんです。

その細かさや高い精度の積み重ねが耐久性につながり、耐久性=利益率に直結しますから。

 

 

そういったことから私は海外のケミカルを使用しません

昔は結構好きで使っていた時期もありましたが、遠い遠い海を数ヶ月かけてコンテナに積まれ渡ってくれば、どれだけ素晴らしい商品でも性能は落ちます。

それが日本に到着し、通関され販売会社の倉庫に入り在庫となり出荷、現場で使うまでどれだけの時間が経つでしょう?

入ったものがすぐに出荷されて在庫がなくなると困るので、余裕を持って在庫しますから数ヶ月は在庫になります。

日本で生産すればもっと性能が上がるんだろうなと思うこともあります。

太平洋を数ヶ月コンテナの中で生活をと思うと恐ろしいものがありますね。

野菜や果物のように冷蔵庫のような定温管理されていれば別だと思いますが、ケミカルにそんなコストをかけていると高くなって大変です。

 

 

やはり鮮度命

特にワックスは酸化が進むと、伸びが悪い・乾燥が悪いなどの症状が出てきますね。

耐久性も当然のことながら・・・

いつの塗っているワックスで同じ現場なら、塗り比べると目をつむっていてもモップの重たさが変わるのでわかります。

一般的なレベルだとそれでも現場品質には大差は出ないでしょう。

nano+の場合、密着率が正しく出ますので、そういった誤差のようなものを詰めていくと明らかな耐久性の変化が出ます。

だからこそnano+のケミカルは常にフレッシュです。

一度にたくさん生産して在庫を積めば、1本あたりの単価は下がります。

がそれとは裏腹に鮮度が落ちてしまうのでそれはしたくないんです。

いくら安くてもダメな製品は、結局現場コストが上がりますので欲しくありません。

鮮度が関係ない製品は一度に材料をたくさん購入してなるべく安くするようにしています。

 

 

現場コストにかかわるケミカルコスト

当社の現場管理では、新開発の洗剤やワックスが製品化されますと、これまでの用途が被る古いケミカルは洗車用や洗濯用に転用となります。

そういった転用が効かないものは容赦無く廃棄となります。

先日とある魔王様がブラック企業の経営者になったらというマンガに、

「戦いに行くのに十分な装備で行かないと勝てないだろうから、勝つ為にできる限りの装備を持たせてやる」

という経営者になったら魔王様の言葉がありました。(前社長の人間の方が魔王より超ブラックという、最近流行りの悪魔正しいマンガです)

人事を尽くす=できることは全てやるからこそ結果も出るのであって、できる限り最高の状態で勝負しなければ、勝率は上がりませんし、お客様にも失礼です。

だからこそ洗浄機やポリッシャーなどのメンテナンスも普段からしっかりとし、万が一故障した場合のバックアップも必要だったりします。

nano+導入先でよく言われますが、「まだ前に買ったケミカルがあるからなかなか切り替えが進まない。。。」と。

確かにケミカルを捨てるのはもったないと思います。

しかし経営者としてみれば、コストが一番大きな人件費を削減(ケミカルコストは金額が人件費に比べて小さい)したくてnano+を導入したのに、

以前のケミカルを使用すると人件費が削減できたはずなのに、残ったケミカルを使い切るまでは削減できないのですね。

この辺りはそれぞれお考えがあると思いますので、私個人の意見ではありますが。。。

 

 

 

話は戻りますが、ケミカルは生ものですから、大事に保管下さいね。

特に洗剤に比べワックスは洗剤ですので。

2018年10月09日 20:48

綺麗なだけではダメなんです

IMG_5204

新たに実験したいことがあったので、事務所の床を洗浄してUAフィニッシュLを2層塗布。

nano+の光沢復元洗浄は被膜を平滑にするので、エンボスの床であっても平滑にすることが可能で、光沢を出してメンテナンス性を良くします。

ベーシックに洗浄してワックスを塗るという基本作業の質を上げることは地味ではありますが、どの現場でも使えるので1番会社の利益率改善に役立ちます。

そのワックスの耐久性をどれだけ最大限に引き出せるかは、完全密着させる仕組みだけでなく、正しく増膜させることができるかも大きなポイント。

どうすれば1番良い被膜を作ることができるかを詰めていけば、現場環境が変化してもそれに合わせて調整ができます。

 

 

良い被膜とは

先日社内のミーティングを行いましたが、日常スタッフの認識も、見た目の綺麗さでなく、実際の汚れにくさやヒールマークの入りにくい被膜が日常作業時間短縮に繋がるというのは共通認識。

残念ながら綺麗なだけではダメということですね。(汚いのは論外)

光っていても、研磨洗浄やバフのように表面にキズを入れてしまうとそういった作業時間短縮ができる被膜にはなりません。

研磨洗浄もバフも表面に微細な傷を入れて大小の傷を均等な傷に整えることで写像性を出しています。

 

 

傷を入れずに被膜表面を整えましょう

ヒールマークが入るなと感じてきたら、そういったことをせず洗浄で光沢を戻すのが簡単。

ちなみに洗剤を併用した研磨洗浄を昔からやっていましたが、作業後に耐ヒールマーク性が落ちて日常が大変という問題がありました。

多機能還元水はその原因を解決しているので、500番希釈の多機能還元水と3Mのスクラバー用の黄色パッドで光沢復元できます。

白パッドだとより平滑に仕上がりますが、洗浄スピードが落ちるので黄色をオススメします。

 

ともあれ、色々と重要なデータが取れたので、また現場へフィードバック。

明日はさらに新しいものを試す日。新しいものは楽しみですね〜

また明日は研修で九州から広島にいらっしゃるお客様が。

午後から座学と夜に現場で作業研修を行います。

これまで広島での研修はご希望の方に合わせてという形で行ってまいりましたが、12月からは第1火曜日、第1水曜日で座学と現場での技術研修も定例で行う予定です。

詳細は時期が来ましたらご案内致します。

2018年10月04日 23:33

クリーンEXPO2018に出展致します

クリーンEXPO.001

今年の11月20,21,22日に東京ビックサイトで開催されるクリーンEXPOにnano+ブース出展致します。

今回の出展では、出展者セミナーで多機能還元水について40分の講演を行うこととなっています。

11月20日12:10〜12:50で開催予定です。

こちらのセミナーにご参加頂いた方には特典も準備しております。

また今回は物を展示というよりは、ゆっくりと導入や運用についてご相談に乗れるようなブースづくりにしています。

多くの方とお話しすることは難しいですが、事前の時間を指定頂ければ予約頂い方を優先で時間を取っていこうと思っております。

ご希望の方は、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡頂ければと存じます。

当日は多機能還元水のサンプルの配布を予定していますので、ぜひご来場頂ければと存じます。

また入場が無料になる招待状もお送りしております。

こちらも合わせてご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

2018年09月27日 23:05

10月のnano+セミナーのお知らせ

nano 講習会申込書

10月のnano+セミナーのお知らせです。

11日(木)12日(金)15日(木)16日(金)

にそれぞれ13〜15時で開催させて頂きます。

詳細とお申し込みはこちらの申込書をFAX頂くか、お問い合わせフォームよりお申し込み下さい。

 

 

また上記日程以外や東京以外の地域でもというご連絡を頂くこともあります。

個別に対応させて頂きますので、ご要望ありましたらお問い合わせフォームよりご連絡頂ければと存じます。

ご参加お待ちしております。

2018年09月22日 22:09

作業方法の改革

リチウムポリッシャー
ペンギンワックスのリチウムイオンバッテリーのコードレスポリッシャー
最近はよく見かけるマシンです。
うちの会社も17インチにして導入しました。
実際に使ってみると本当に本当に良いマシンです。
カーペットの洗浄は厳しいですが、洗浄ワックス作業なら同サイズの洗浄機以上の作業面積をこなします。


これまでバッテリータイプのポリッシャーは現場レベルでは全く使えず、コード式のポリッシャーがメインでした。
しかしコードがあると洗浄機の動きが制限されて実用的ではありませんでした。
コードレスなら問題なく洗浄機と同時作業が可能になります。
その結果作業スピードは飛躍的に向上しました。



すみ擦り作業の廃止

まずスプラッシュホルダーなどの道具を使った手作業によるすみ擦りは、現実的には思うような減膜はできていません。
手でスコッチも持ってゴシゴシすれば別ですが、体力が持たないでしょうし、今時そんな作業は剥離作業でも無い限りやらないでしょう。
道具を使ったすみ擦り、これは長期にわたり検証を行いましたが、労力の割に気休めでしかありませんでした。
この原因として1㎠あたりにどれだけ力をかけて何回擦っているかということです。
だいたい軽く擦っているし、回数はほとんど擦られていないですね。
キッチリキッチリ何度も力を入れて擦っていたのでもはや修行です。。。

それをポリッシャー作業に置き換え、すみ擦りを極力やめます。
その時間と体力消費量の削減たるやかなりのものです。
コード式のポリッシャーの場合は、ポリッシャーで先に洗浄機が走りにくい部分を洗って、洗浄機がまっすぐ走れる状態を作ります。

どうしてもポリッシャーの入らないところだけは手作業で対応します。
ただし人が歩かないところにわワックスを塗る必要はありません。
塗らなければきちんと擦られていなくてもどどうということはありません。
当社の現場は隅から10センチは開けて塗っています。
擦る場合のツールは、使い古しのUS SPPパッドをすみ擦りのホルダーにサイズに切ったものを使います。



洗浄機の弱みの消し込み

洗浄機で定期清掃ができれば作業効率は上がると思われがちですが、必ずしも上がるとは言えません。
洗浄機は直進方向には絶対的な強みがあります。使い手の技術の差も出にくいですし。
しかし横方向の動きは非常に弱いです。
道具を増やさないように17インチの洗浄機1台で作業すると、隅の部分はヘッドを入れて後ろに引いて横にこじってという動きになります。
綺麗な長方形の現場であればそれは4カ所で済みます。
しかしそそんな建物ばかりではありません。
柱の出っ張りやエレベータ周り、建物の壁面は凸凹しています。
その度に洗浄機を止めてこじっていたのでは遅く、ポリッシャーでやってしまった方が早いんですね。

逆にポリッシャーの弱点は洗浄機より真っ直ぐには押しにくい点と作業者による差が出やすいこと。
まっすぐ押せない問題は自分が横になれば解決します。
あとは回転方向によってパッドのどの部分が洗えているかを理解できていれば、nano+なら走っても洗えます。
実際の動画はこちら
※スピードが速すぎて信用してもらえないので、撮影用にスピードを落としてあります。
UAフィニッシュLで正しく被膜を作れば、これ以上のスピードでも被膜を除去できます。

どの部分が洗えているか理解しにくい場合は、
こちらの資料をご覧下さい。
もしくは何も考えず、動画の通りポリッシャーを動かして下さい。正しく回すと洗浄液は中に集まってきます。洗浄液が集まって洗えることがポイントです。

洗えている部分は自分を中心にして左に進む場合、反時計回りのポリッシャーなら回転しているパッドの前側です。右に進む場合は、パッドの後側になります。



上手く使えば大幅な時間短縮に

現場によっては洗浄機をなくして手作業での回収に変えて、3人で半日の現場が1人で半日になりました。1/3の人件費です。
さらにnano+以前は3人で1日かかっていた現場でしたので、それと比べると実に1/6の人件費で施工できるんですね。

急速充電器と大型バッテリー、17インチ換装で30万円しましたが、人件費を考えるとすぐに元がとれます。
急速充電が可能なので、休憩時間に充電したり、移動中に車で充電すればバッテリー1個でも十分に運用できますね。
不安な方は充電替えに小さいバッテリーがひとつあってもいいかもしれません。



もう一つのポイントは

「洗浄液の先塗り」に尽きます。
先に塗るのは面倒なのでとポリッシャーのタンクから洗浄液を出して洗われる方がいらっしゃいますが、ワックス塗布前の洗浄では絶対にNGです。
洗浄液の量と反応時間が足りませんので、剥離が発生する原因になります。
そして最大の理由として、ポリッシャーをゆっくり動かさないと汚れすら落ちないこと。
洗浄液を先塗りしておけば、ポリッシャーを早く動かしてもそれ以上に綺麗に洗うことができます。

当社でも時間を計ったことがありますが、同じレベルの洗浄だと先に洗浄液を塗ってから洗った方が早く洗えるというデータも出ています。
もちろん、nano+のケミカル、ワックス、パッドという前提はありますが。


作業時間の短縮はこういった道具の使い方一つで大きく変わります。
普段それを考えながら作業されてみてはいかがでしょうか?
2018年09月06日 17:10

削減するコスト(数字)は嘘をつきません

今日は経営的な話。
といっても経営者以外の方にも将来や収入に直結する話なので重要な話です。

 

 

私の経営の師匠のいつも言う言葉ですが・・・

売上は100%コントロールできません。
経費は100%に近いくらい経営者がコントロールできる数字です。


考えたら当たり前のことではあるのですが、この業界かかるものはかかるよねと気にしている人は少ないのも現実。
だからこそnano+はここを重要視しています。

 

 

多機能還元水に入れ替えるだけで利益は出ます

1番てっとり早いのが、洗剤を多機能還元水に変えること。
特にトイレ洗剤は希釈が濃いですから、大きなコストダウンです。
nano+導入のお客様でも日常清掃現場を多くお持ちのお客様は全ての現場を入れ替えを進めてらっしゃいます。
1現場の削減額は少額でも、全社の現場のケミカルコストを80%カットすると社員さん1人分の人件費ぐらい捻出できてしまいます。

現在業界では希釈後1Lあたりの単価で比較した場合、多機能還元水より安い洗剤はありません。アルカリ電解水生成機でも、本体価格+メンテナンス費用(半透膜交換など)まで考慮すると5年で見ても月に20,000円前後でしょうか。

 

 

経営で利益率は最も重要な指標

会社経営の仕組み(特に金融)を勉強すればすぐにわかること。
そのルールを知らずに経営を行うことは、ゲームでルールを知らずにプロとギャンブルするのと同じ行為。

利益率(額ではなく率)が上がれば財務面で見ると経営にはいいことばかり。
金融機関や信用調査機関の点数が上がります。
その結果、調達金利が下がりさらに点数は上がります。
大手企業の取引口座開設がしやすくなるのでチャンスが増えます。
→結果どんどん収益性の良い会社になっていくんですね。
また運転資金も少なくて済むので、一気に売上が上がっても慌てることはありません。

 

 

どんなビジネスでも

利益率が高くなる仕組みを作ってからビジネスを展開していかないと、大きくなってから修正するのは本当に大変なんです。
特にビルメン業は、規模が大きくなればなるほど利益率は落ちていき、運転資金は増大し経営者はしんどくなります。
営業を増やせば車が増える、作業スタッフを増やせば作業者と機械が増える。。。
利益額は増えても利益率は増えません。

 

 

利益が出ない会社は給与も上がりません

非常にドライな考え方ではありますが、利益が出ない状況で給与を上げる経営者など現代では天然記念物です。
最初の給与が安くてあげる余力があるか、社長が身を切って昇給させているのでしょう。
長い目で見るとどちらも良い会社ではありませんね。

あまり大きな声で言う経営者はいませんが、うちの会社では、改善により収益性が良くなった分を評価として給与を上げることをスタッフに経営計画発表会で宣言しています。
裏を返せば何もしないと給与は上がらないよと。

お客様からの受注金額は下がることはあっても上がることはありません。
下がった利益を補う為にたくさん仕事をします。
会社全体で見ると、今までよりたくさん働いて今までの給与水準が保てる。
けど経営者も労働者も機材も疲弊するという悪循環へ。

無駄なコストは早くカットしてしまえばそれだけ会社に現金が残り選択肢が増え、ビジネスにおけるチャンスが増えます。

こうしたことからnano+は企業経営にも貢献していきます。

2018年08月28日 23:22

統一される仕様書の仕組み

毎月洗浄ワックス2層塗布 & うち年1回剥離清掃
という仕様書を見かけることがあります。
特に大手管理会社さんにある仕様ですね。
洗い屋という職業をしていると?マークがいっぱいになります。
今の技術では、毎月塗る必要もなければ、年1回の剥離清掃も必要ありません。
nano+を使う必要もなく、どこにでもあるものでそのような管理はできるようになっています。
もちろん使い方によりけりという条件がつきますが。。。
その使い方によりけりという条件がポイントなんですね。



この誰がやっても、どの現場でもが重要

その仕様ができたのは・・・
バフで戻したものの十分に光沢が戻らない、洗わずにモップで拭いてワックスを塗ったり、洗浄が不十分でワックスを上に被せるなどなど、
その結果お客様からクレームが出てしまい、誰がやってもどの現場でもある程度(レベルは低くなっても)のラインで品質が担保できるようこのような仕様になっています。
管理現場が多くなり、外注先さんも多くなってくると、作業する人も不特定多数になりますので、様々なクレームが生まれるんですね。
これをまとめて平均化するのがこの仕様。
この仕様があるから割り切って作業して技術が向上しないという問題はありますが、大きな目で見ればこの仕様が、不特定多数で多くの現場を管理するのには1番理にかなっていたりするんですね。



ただそれではいけないので・・・

nano+はそれにも合わせて作っております。
それに合わせるには少しポイントがありますが。。。
導入の効果として、
リンスしなくても密着するので、耐久性が向上し、ヒールマークが減り、ワックスに油もつかないので、日常清掃も楽になります。
UAフィニッシュLは速乾タイプのワックスで洗浄で剥離も可能。
剥離剤を使う必要がなくなります。
500倍の洗浄液を先塗りというのがポイントですが、それを徹底するのが難しければ、US SPPパッドを片面500㎡ずつで使って頂けば、減膜量が増えるので剥離周期も伸ばすことができます。
US SPPパッドとパッド台の間には必ず、使い古しの白パッドか赤パッドを挟んで使って下さいね。
これを挟まずに使うと凹凸を拾いませんので。
最後に、年1、2回は洗浄液を先塗りで洗って頂くと剥離作業の代わりになます。
ここを押さえておけば多くの現場に水平展開頂いても品質レベルを上げることができ、剥離作業から解放されます。
パッドと洗浄液とワックスを変えるだけで品質レベルは上がり、施工会社さんにも作業に余裕が出ますので収益率が上がるだけでなく、余裕が出ることでクレーム発生率を抑えることが可能になります。


 

 
もちろん技術を磨き、耐久性を出しながら利益率を改善していくのにもnano+は使えます。
誰にでも使えるシステムでありながら、作業性の良さと利益率の改善だけでなく、短時間でこれまで以上の品質も出せるので、意外にマニアックな洗い屋さんに使って頂いております。
先日も日本でトップクラスの洗い屋さんにご評価頂いたのは本当に嬉しかったですね。


 
2018年08月28日 21:51

9月nano+セミナー申し込み開始

9月のnano+セミナーの申し込みを開始致しました。
セミナーでは、HPに公開していない技術や情報も説明致します。
これから導入の方から、すでに導入されている方まで得るもののあるセミナーになるかと存じます。
参加料は無料となっていますので、お気軽にお申し込み下さい。




2018年08月21日 13:37

研究中の水

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研究中の水の話。
常に色々なものは研究していますが、新しい発想のこの水。
しばらく使っており分析を続けており、いろんな効能はありますが、それはまた後日。
アルカリ電解水のように危険ではなく、飲用できるレベルの安全性で単体でも使えるものの、多機能還元水と合わせると効果はかなりのもの。現場でいくらでも作れるこの水。
多機能還元水にある程度の希釈のクリーナー添加レベルまでカバー出来てしまいます。
洗濯の水で実験すると、洗濯洗剤は不要に。。。

写真はその洗浄汚水。
左側は水と白パッドで汚れたワックスが取れて光沢が復元。
右側は多機能還元水500倍と併用しワックスの減膜と光沢復元。
被膜へのダメージがより少なく、微細なレベリングが取れるので、仕上がりもずいぶんと良くなります。
うまく日常清掃で運用できれば、バフはおろか定期清掃も大幅にカットが可能に。


問題はこれをどどう運用するか
光沢復元もそうですが、完全に界面活性剤を使用しなければ、ワックスの密着率は格段に上がります。(ちなみにアルカリ電解水だけで洗浄する方がいらっしゃいますが、ワックスも密着しなければ減膜もできないので、メンテナンスとしては成立しません。)
この辺りが長期的にどうなるかが楽しみですね。
ただ安易に新しいものを珍しがって取り入れるのではなく、ベーシックな技術を追究する為に、より高いレベルを追究する方の為に、研究を進めたいと思っています。

2018年08月14日 11:31

施工レベルをあげるコツ

「コツは余裕のある施工!」

きちんとした施工をすると言えばそれだけですが、それをするには時間に余裕を持った施工をすることが重要です。
1日で作業できる面積をあえて70%ぐらいの面積にして作業負荷を減らして時間に余裕を持たせることで被膜の内容は良いものになります。時間に余裕があればしっかりとした乾燥時間も取れるので耐久性を出すことが可能ですし。
これまで私が見てきたお客様で素晴らしい耐久性を出しているお客様は、ほとんど施工時間の余裕を持って施工をされているので、スーパーでバフなしで2年間リコートなしという管理ができていたりします。
最初の施工に人数をかけて余裕を持って塗り込みをされていますね。
時間がない中で急いでやったり、疲れてきて作業をしたところは被膜の状態が違うのですぐにわかります。

無理して作業して十分でない被膜を作って年間の作業回数を増やすぐらいなら、最初に時間をかけてでもキッチリ余裕を持ってやった方がコストは下がるということですね。



チンタラやっていたのでは終わりません

耐久性を上げる為に手間暇かけて時間を喰われるのは自己満足であり愚の骨頂。。。
最初は手間はかかるけど後で楽ができるんですというシステムはたくさんあります。
昔、私もよくそういっていました。
あくまでの話です。
時代は進んでいますので、そんなものは時代遅れです。



nano+は初期導入からスピード重視

だからこそnano+のように作業スピードが上がるようなシステムは余裕が出るので結果も出やすいのです。
一度UAフィニッシュLを既存ワックスの上にでも塗ってしまえば、次回の定期清掃からはさらに洗浄スピードも上がりますしね。
nano+の場合、下地にワックスがあれば、
・確実な洗浄
・確実な乾燥
を行い、UAフィニッシュL1層を15〜20分で乾燥するぐらいの塗布量で塗ってやればだいたいの現場で維持することは可能です。

やることはたったそれだけなのです。
それ以外の部分はnano+がカバーしてくれますから考える必要はありません。

状況によっては薄塗りもすることはありますが、高いレベルと耐久性を目指す場合は、薄塗りは絶対してはいけません。
多少厚めに入れてもUAフィニッシュLは洗浄での剥離作業は簡単ですし。
2層目を入れなければ失敗することも少ないでしょう。
1ヶ月後のその被膜を見てみて下さい。
汚れが乗っているのでそうでもないかと思いがちですが、トレールモップでウェットダスターをかけて汚れを除去してやると、だいたい被膜は綺麗なままです。
毎日ダスターが正しくかけてある現場ならバフ管理しているように管理も可能です。

これはダスター掛けの技術の差が大きく出るところで、当社の現場でも担当者によって耐久性に確実に差が出ています。

とりあえず今日はここまで。


2018年08月07日 16:15